巻の裏側「教えろ! 山田さんっ!!」 ※今回の話は、ネタ発言とメタ発言に溢れたエセQ&Aコーナーです。 タイトルですでにイヤな予感がした人や、設定とか特に気にしない方はスルーしてください。 タイガー道場、でピンときた方はそのノリでお願いします。晶「うーん……うーん……人間噴水……」???「ほーら起きろ起きろ―(げしげしっ)」晶「げふぅ!? 和やかな言い方に反して暴力的な起こし方っ!?」??「早く起きなさい。貴方の覚醒シーンで無駄に時間を消費する暇はないのです」晶「身も蓋もないなぁ……ってここ、どこ?」??「あの世一歩手前です」晶「さらっと衝撃の事実!?」???「はいはい、オーバーリアクションはいいから、座った座った」晶「……ノリが軽いなぁ。何なんですか、これ」??「貴方の悩みを白黒ばっさり、世界の裏側教えます。「教えろ! 山田さんっ!!」のコーナーです。私はメイン進行の山田と申します」???「あたいは、アシスタントの死神Aだよ」晶「……本編に登場する予定のキャラを、こんなメタ話でフライング登場させちゃうの?」山田「私はあくまで山田であり、東方projectに登場する某閻魔とはあんまり関係ありません。テリーマンと二代目グレートぐらい関係ありません」死神A「あたいも、東方projectに登場する某死神とは全然関係ないよ? カメハメと初代グレートくらい関係ないね」晶「……左様ですか」死神A「あんたの言いたい事は分かるよ。幾ら適切な渾名が見つからなかったからって、死神Aはないよなぁ」晶「―――『きゃん』とか名づけられる寸前だったくせに」山田「私とセットだからという理由で招集されたアシスタントの呼称問題はどうでもいいんです。説教しますよ?」晶「それだけで前後編になりそうなので止めてください」山田「物分かりが良くて結構。そうやってマンボウのごとく話の流れに乗ってください。それが貴方にできる善行です」晶「言っとくけど、アイツら世間の人たちが思ってるほど流れに流されてるワケじゃないよ?」死神A「このコーナーは電子の海に漂う数々の疑問をあたいが掬いあげ、山田様が答えていくという……まぁ、ぶっちゃけQ&Aコーナーだね」晶「ぶっちゃけるの早いよっ!? しかも世界観すら投げ捨てたっ!?」死神A「200件以上ある感想さかのぼって個人宛の返信に書かれてある設定拾うのは誰だって面倒だろ?」晶「お願いだから畳みかけないでっ! しかもそれ、気遣ってるようで凄い自分勝手な発言だしっ!!」山田「では、最初の疑問を。――なお今回の疑問は全て、電子の海より適当に拾い集めたモノです。主に死神Aが」晶「……もう好きにしてください」 Q1:晶君って何歳?山田「これは本人に聞いてみましょう。さぁ主人公、本編中で明言しなかったツケをここで支払うのです」晶「年齢言わなかっただけで酷い言われようだ……」死神A「いやでも、複数の人から「晶君は何才ですかー」って聞かれてるよ? 後、年齢わかってる人も「とても○○才に見えない」と……」晶「十六才ですっ! 一話から十六才設定で頑張ってますっ!!」死神A「意外と過去設定の時間軸は明確に決められてるんだよなー、アンタ」山田「六才の頃から祖父の世話になり、それから八年後――十四才の時に祖父が死去、八雲紫が後見人になっている……というのが現在までに明かされている事項ですね」晶「さすが世界の裏側……人の過去設定をあっさりと」山田「いえ、今のは「浄玻璃の鏡」で貴方の過去を覗いただけですが」晶「半端に設定を生かさないでくださいっ!」山田「では、問題も解決したところでサクサク次に参りましょう」晶「……これって本当にお悩み解決コーナー?」 Q2:晶君は、○○の能力を覚えないんですか?山田「相手の技を覚える主人公になんてなるから……キャラが増えるたんびに言われてますね」晶「いや、設定にツッコミいれられても」死神A「宿業だなぁ……で、どうなんだよ。登場キャラの全能力を獲得なんつー無茶はやる気なのかい?」晶「十徳ナイフって実際のところ、使ってせいぜい二、三徳ぐらいだよね」死神A「うん、言いたい事は何となくわかった」山田「徳は増やせばいいというわけではありません。己が身の丈を無視してかき集められた徳は、その者が持つ功徳を引きずり下ろす恐れすらあります」死神A「はい! もっと噛み砕いて説明して欲しいです!!」山田「全職業コンプさせた後のドラクエⅥはただの作業ゲーでしょう?」晶「別人を自称してるからって、何を言っても許されるワケじゃないと思うんですが」死神A「何言ってるんだい。名前が変わればキャラも変わる、遊戯だって頭に闇がつけば別人みたいになるじゃないか」晶「それは本当に別人になってるからっ!」山田「そういうワケですので、彼が覚える能力はその場のノリ取捨選択されます。上記の質問をされても作者はお為ごかしな回答しかできませんのでご注意を」晶「もう解決コーナーに見せかけた注意書きじゃん、これ」山田「では、続いての質問です」晶「……無視される事は分かってたけどね」 Q3:晶君は、何で狂気の魔眼を自分にしか使わないの?晶「なんか、急に最近のモノになったね」山田「昔のモノに遡ると、話の中で答えが出されているものが大多数をしめてしまいますからね。仕方ありません」晶「……本編中で明らかになるなら、このコーナーいらないじゃん」山田「このコーナーは、「本編では周知だったり機会が無かったりで描写できない事実」を明らかにする目的のモノですから、一応意義はあります」死神A「まさか、「その答えは○○件前の感想返答で書いたから戻って探して」とは言えないしね。作者だって無理だし」晶「そろそろ、貴方達は疑問解決人なのか大宇宙の意思の代弁者なのかをはっきりさせておきたいんだけど」山田「さて、今回の問題も本人に答えてもらいましょう。はい、白黒はっきりお願いします」晶「いやその……出来るっちゃ出来るんだけど、今のところ僕って自分にしか使った事ないんだよね、魔眼」死神A「確かに、自分の波長を戻すために使って以降、面変化にしか使ってないね」晶「うん、だからまだちょっと慣れてないんだよ、魔眼自体に」山田「理解した事と使用できる事はまた別、という事ですね。貴方にとっては月の兎の使用法の方が異端である、と」晶「自分の方を弄る事に慣れちゃった、とも言うかな。他人の波長弄るよりずっと楽だし……」山田「なるほど、良く分かりました」死神A「でもこの疑問って、本編でも描写されそうだよね」山田「…………」晶「…………」死神A「じゃ、じゃあ次の疑問行ってみようかっ!」 Q4:皆、晶君の性別に関してはどう思ってるんですか?晶「これは僕も聞きたい。すっごく聞きたい」死神A「外見が外見だもんなー」山田「まさしく私の出番ですね。お望み通り白黒はっきりつけましょう!」晶「キャーヤマダサンステキー!!」山田「―――はぁっ!」 白(男):幽香、レミリア、にとり、小悪魔、永琳、輝夜、アリス、紫 黒(女):うどんげ、てゐ、妹紅、慧音 その他:文、咲夜、美鈴、パチェ、チルノ、大妖精晶「白黒はっきりされてないっ!?」山田「その他の部類に含まれている方々は、さらに二種類に分けることが可能です」晶「聞きたくないけど、どう分かれてるんですか?」山田「性別を気にしていない方々と、「性別:晶」と認識している方々です」晶「「性別:晶」って何さっ!? あ、ごめん、やっぱり聞きたくない、内訳も聞きたくない」山田「前言を翻すのは閻魔的にどうかと思いますが」晶「地獄に落とされることになっても聞きたくないんです」死神A「現実逃避に全力出すなよ」山田「……まぁ良いでしょう。今の私はグレー的な遊び心もある山田ですから、ノリでバッドエンド迎えた主人公の改造手術をやるくらいの余裕はあります」晶「イヤな余裕だ……」死神A「まーまー、山田様も今回のノリに合わせようと努力してるんだよ。だから次の疑問を……」山田「いえ、今ので終わりですよ」晶「え? もう終わり?」山田「はい、今回はあくまでサンプルみたいなものです。すでに答えが出ているものをもう一度答えているだけなので、ネタ切れも早いんですよ」死神A「そもそも、大した疑問があるようなモノでもないしね」晶「……その場のノリで、話に伏線入れたり引っ込めたり筋を変えたりしてる作品だからなぁ」山田「それゆえに状況が混沌化する事もあります。そのために「教えろ! 山田さんっ!!」は存在しているのです」死神A「つまり、Q&Aコーナーであり総集編でもある、アバウトなコーナーだって事さ」晶「アバウトにも程があるなぁ……」山田「作者としても、ある程度まとめておかないとうっかり設定を矛盾させかねませんからね。こうしてメモっておけば一安心です」晶「酷い話だ」山田「次回予定は未定ですが、○○どうなってるの? 的な質問を多く頂けると、再登場が速くなって山田感激です」晶「W○RKING!ネタとか何人に伝わると思ってるのさ」死神A「……小鳥ちゃん?」晶「泣くよ? マジ泣くよ?」山田「さて、お約束ネタも挟んだところで、今回の「教えろ! 山田さんっ!!」は終了です」死神A「じゃあ、そろそろ主人公には生き返ってもらいますかー」晶「……やっぱり僕って死んでたの?」死神A「大丈夫、瀕死の重傷だよ。あたいが勤勉だったら死んでたけど」晶「今後は無茶しないよう心がけます」山田「閻魔的に嘘はどうかと」晶「本気の反省を嘘扱いされたっ!?」死神A「まぁ、ここでの事は泡沫の夢扱いだから、あんまシリアスになるのもどうかと思うよ?」山田「ぶっちゃけ無駄ですね」晶「挙句の果てに無駄扱い!?」死神A「じゃあ山田様、現世に帰れるほどきっつい一撃、お願いしまーす」山田「ええ、任せてください。魂を歪める程派手にぶったたきます」晶「え、ちょ、何それ、なんでそんなに暴力的な戻し方を選択するわけ?」山田「それが世の中の流れです」死神A「生き返れるんだからガタガタ言うなって」晶「死んでもそんな流れなのーっ!?」死神A「だから死んでないって、死にかけ一歩手前だって」山田「では行きますよ。歯を食いしばってください」晶「……あ、僕ちょっと用事思い出した」山田「問答無用! 死ねぇぇぇぇぇぇぇぇえぇぇぇええええっ!!」晶「え、今死ねってへぶぅぅぅうぅうぅぅぅぅぅっ!?」死神A「じゃーまったねー」 教えろ! 山田さんっ!! 第一部 完