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No.8576の一覧
[0] 東方天晶花 (東方project+オリ主)【完結+未来語りⅡ追加】[ラリアー](2011/04/19 08:33)
[1] 巻の起「はじまり はじまり」 ~Welcome the beginner of the fantasy~[ラリアー](2009/11/06 15:52)
[2] 東方天晶花 巻の一「百聞は一見に如かず」[ラリアー](2009/11/06 15:51)
[3] 東方天晶花 巻の零点五「口は災いの元」[ラリアー](2009/11/06 15:51)
[4] 東方天晶花 巻の二「女心と秋の空」[ラリアー](2009/11/06 15:51)
[5] 東方天晶花 巻の三「人の振り見て我が振り直せ」[ラリアー](2009/11/06 15:51)
[6] 東方天晶花 巻の四「袖振り合うも多生の縁」[ラリアー](2009/11/06 15:51)
[7] 東方天晶花 巻の五「芸は身を助く」[ラリアー](2009/11/06 15:51)
[8] 東方天晶花 巻の五点五「知らぬが仏」[ラリアー](2009/11/06 15:52)
[9] 東方天晶花 巻の六「帯に短し襷に長し」[ラリアー](2009/11/06 15:52)
[10] 東方天晶花 巻の七「暗がりに鬼を繋ぐ」[ラリアー](2009/11/06 15:52)
[11] 東方天晶花 巻の八「鬼が出るか蛇が出るか」[ラリアー](2009/11/06 15:53)
[12] 東方天晶花 巻の九「親しき仲にも礼儀あり」[ラリアー](2009/11/06 15:53)
[13] 東方天晶花 巻の十「身から出た錆」[ラリアー](2009/11/06 15:53)
[14] 東方天晶花 巻の十点五「親の心子知らず」[ラリアー](2009/11/06 15:53)
[15] 東方天晶花 巻の十一 「縁は異なもの味なもの」[ラリアー](2009/11/06 15:53)
[16] 東方天晶花 巻の十二「玉磨かざれば器を成さず」[ラリアー](2009/11/06 15:53)
[17] 東方天晶花 巻の十三「藪を突突いて蛇を出す」[ラリアー](2009/11/06 15:53)
[18] 東方天晶花 巻の十四「精神一到何事か成らざらん」[ラリアー](2009/11/06 15:54)
[19] 東方天晶花 巻の十五「竹馬の友」[ラリアー](2009/11/06 15:54)
[20] 東方天晶花 巻の十五点五「呉越同舟」[ラリアー](2012/01/16 10:42)
[21] 東方天晶花 巻の十六「鷺を烏」[ラリアー](2009/11/06 15:54)
[22] 東方天晶花 巻の十七「無用の用」[ラリアー](2009/11/06 15:54)
[23] 東方天晶花 巻の十八「羹に懲りて膾を吹く」[ラリアー](2009/11/06 15:54)
[24] 東方天晶花 巻の十九「上に交わりて諂わず下に交わりて驕らず」[ラリアー](2009/11/06 15:54)
[25] 東方天晶花 巻の二十「用心は勇気の大半なり」[ラリアー](2009/11/06 15:55)
[26] 東方天晶花 巻の二十一「烏に反哺の孝あり」[ラリアー](2012/01/30 18:40)
[27] 東方天晶花 巻の二十二「子は三界の首枷」[ラリアー](2009/11/06 15:55)
[28] 東方天晶花 巻の二十三「立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花」[ラリアー](2012/01/16 10:47)
[29] 東方天晶花 巻の二十三点五「画竜点睛」[ラリアー](2009/11/06 15:55)
[30] 東方天晶花 巻の二十四「情けは人の為ならず」[ラリアー](2009/11/06 15:55)
[31] 東方天晶花 巻の二十五「コチョウノユメ」[ラリアー](2009/11/06 15:55)
[32] 巻の承「それから それから」 ~The world of extending fantasy~[ラリアー](2009/11/21 02:27)
[33] 東方天晶花 巻の二十六「その日その日が一年中の最善の日である」[ラリアー](2009/11/06 15:56)
[34] 東方天晶花 巻の二十七「真の友愛においては、 私は友を自分のほうにひきつけるよりもむしろ自分を友に与える」[ラリアー](2009/11/06 15:56)
[35] 東方天晶花 巻の二十八「青春は短い。宝石の如くにしてそれを惜しめ」[ラリアー](2009/11/06 15:57)
[36] 東方天晶花 巻の二十九「時というものは、 それぞれの人間によって、 それぞれの速さで走るもの」[ラリアー](2009/11/06 15:57)
[37] 東方天晶花 巻の三十「不幸な人間は、いつも自分が不幸であるということを自慢しているものです」[ラリアー](2009/11/06 15:57)
[38] 東方天晶花 巻の三十一「食卓は、最初の間は人々が決して退屈することのない唯一の場所である」[ラリアー](2012/01/30 18:41)
[39] 東方天晶花 巻の三十二「軽信は大人の弱点であるが、子供にとっては力である」[ラリアー](2009/11/06 15:57)
[40] 東方天晶花 巻の三十三「怒りは他人にとって有害であるが、憤怒にかられている当人にとってはもっと有害である」[ラリアー](2009/11/06 15:57)
[41] 東方天晶花 巻の三十四「進歩とは、価値の置換によって生ずる錯覚にほかならない」[ラリアー](2009/11/06 15:58)
[42] 東方天晶花 巻の三十四点五「雨は一人だけに降り注ぐわけではない」[ラリアー](2009/11/06 15:58)
[43] 東方天晶花 巻の三十五「主よ、助けてくれとは申しません。私の邪魔をしないで下さい」[ラリアー](2015/01/19 22:38)
[44] 東方天晶花 巻の三十六「命と引き換えに金を欲しがるのは強盗であるが、女はその両方とも欲しがる」[ラリアー](2009/11/06 15:58)
[45] 東方天晶花 巻の三十七「苦痛には限度があるが、恐怖には限度がない」[ラリアー](2009/11/06 15:58)
[46] 東方天晶花 巻の三十八「成功する人は錐のように、ある一点に向かって働く」[ラリアー](2009/11/06 15:58)
[47] 東方天晶花 巻の裏側「教えろ! 山田さんっ!!」[ラリアー](2009/11/06 15:59)
[48] 東方天晶花 巻の三十九「事を行うに当って、いつ始めよう等と考えている時には、既に遅れをとっているのだ」[ラリアー](2009/11/06 15:59)
[49] 東方天晶花 巻の四十「善良な性格は法律よりもさらに信頼ができる」[ラリアー](2013/05/27 22:17)
[50] 東方天晶花 巻の四十一「人間が幸福であるために避けることのできない条件は勤労である」[ラリアー](2012/02/06 13:03)
[51] 東方天晶花 巻の四十二「良い判断は無分別な親切に勝る」[ラリアー](2013/05/27 22:20)
[52] 東方天晶花 巻の四十三「病気は千もあるが、健康は一つしかない」[ラリアー](2009/11/16 01:55)
[53] 東方天晶花 巻の四十四「この瞳を、どうしてにごしてよいものか」[ラリアー](2009/11/21 02:31)
[54] 東方天晶花 巻の四十五「公にされることを望む慈善はもう慈善ではない」[ラリアー](2013/06/10 19:50)
[55] 東方天晶花 巻の四十六「報酬への期待を行動のバネとする人にはなるな」[ラリアー](2013/04/22 19:40)
[56] 東方天晶花 巻の四十七「言葉で説教するよりも、あなたの生き方そのものがより良い説教となろう」[ラリアー](2013/05/06 23:58)
[57] 東方天晶花 巻の四十八「真実には特定の時などない。真実はどんな時代にも真実である」[ラリアー](2012/02/06 13:06)
[58] 東方天晶花 巻の四十九「正義は永遠の太陽である。世界はその到達を遅れさせることはできない」[ラリアー](2012/02/06 13:07)
[59] 東方天晶花 巻の五十「希望に満ちて旅行することは、目的地にたどり着くことより良いことである」[ラリアー](2010/01/07 20:28)
[60] 東方天晶花 巻の五十一「人間の真の性格は、彼の娯楽によって知られる」[ラリアー](2010/01/14 13:33)
[61] 東方天晶花 巻の五十二「恋愛は人を強くすると同時に弱くする。友情は人を強くするばかりである」[ラリアー](2013/05/06 23:58)
[62] 東方天晶花 巻の五十二点五「不思議なものは多い。しかし人間ほど不思議なものはない」[ラリアー](2010/01/24 18:04)
[63] 東方天晶花 巻の五十三「最強者の理屈が、いつも最も良いとされる」[ラリアー](2013/06/10 19:50)
[64] 東方天晶花 巻の五十四「怒りの結果は、怒りの原因よりはるかに重大である」[ラリアー](2010/02/07 06:05)
[65] 東方天晶花 巻の五十四点五「自負は常に他人の感嘆によって強化される」[ラリアー](2010/02/14 09:54)
[66] 東方天晶花 巻の五十五「友情は最初、残酷なほど明確にものを見る」[ラリアー](2012/02/18 15:06)
[67] 東方天晶花 巻の五十六「至上の処世術は、妥協することなく適応することである」[ラリアー](2010/02/24 21:21)
[68] 東方天晶花 巻の五十七「あまり道徳的になるな。自分を欺いて人生を台無しにしてしまう」[ラリアー](2010/03/03 17:18)
[69] 東方天晶花 巻の五十八「慣習とは反対の道を行け。そうすれば常に物事はうまくいく」[ラリアー](2010/03/10 21:29)
[70] 東方天晶花 巻の五十九「自尊心は美徳ではないとしても、それは多くの美徳の両親である」[ラリアー](2010/03/30 01:45)
[71] 東方天晶花 巻の五十九点五「まず事実をつかめ。それから思うままに曲解せよ」[ラリアー](2010/03/23 17:54)
[72] 東方天晶花 巻の六十「活動的な馬鹿より恐ろしいものはない」[ラリアー](2010/03/30 01:46)
[73] 東方天晶花 巻の六十一「行動するためには、いかに多くの事に無知でなければならぬ事か」[ラリアー](2012/02/26 08:32)
[74] 東方天晶花 巻の六十二「勇敢な行為は、決して勝利を欲しない」[ラリアー](2010/04/20 00:01)
[75] 東方天晶花 巻の六十三「忍耐とは、肉体的な小心と道徳的勇気の混じり合いである」[ラリアー](2012/02/26 08:56)
[76] 東方天晶花 巻の六十四「神の存在を立証しようとするあらゆる試みは、すでに神に対する冒涜である」[ラリアー](2012/02/26 08:57)
[77] 東方天晶花 巻の六十五「行動はいつも幸せをもたらすものではないが、行動なくしては幸せはない」[ラリアー](2012/03/03 12:21)
[78] 幻想郷うろ覚え童話「モモタロウ」[ラリアー](2010/05/08 00:56)
[79] 東方天晶花 巻の六十六「運命は我々の行為の半分を支配し、他の半分を我々自身にゆだねる」[ラリアー](2012/03/03 12:25)
[80] 東方天晶花 巻の六十七「王国を統治するよりも、家庭内を治めることのほうが難しい」[ラリアー](2010/05/20 10:28)
[81] 東方天晶花 巻の六十八「常識の有無は教育の有無とは関係ない」[ラリアー](2010/05/27 01:01)
[82] 東方天晶花 巻の六十九「不正の存在を前にして黙する人は、実は不在の共犯者にほかならない」[ラリアー](2010/06/02 00:17)
[83] 東方天晶花 巻の七十「馬は死ぬ前に売ってしまうことだ。人生のコツは、損失を次の人に回すこと」[ラリアー](2012/03/15 18:46)
[84] 東方天晶花 巻の七十一「人間は自分の知っていることなら半分は信じるが、聞いたことは何も信じない」[ラリアー](2013/05/12 23:50)
[85] 東方天晶花 巻の七十二「友人の失敗には目をつぶれ、だが悪口には目をつぶるな」[ラリアー](2012/03/15 18:47)
[86] 東方天晶花 巻の七十三「今が最悪の状態と言える間は、まだ最悪の状態ではない」[ラリアー](2012/03/26 23:52)
[87] 東方天晶花 巻の七十四「学校での成績がよいからといって、社会で認められるとは限らない」[ラリアー](2010/07/07 00:16)
[88] 東方天晶花 巻の七十五「神はあらゆる人間のうちに住むが、すべての人間は神のうちに住まず」[ラリアー](2010/07/21 10:29)
[89] 東方天晶花 巻の七十六「苦しんで強くなることがいかに崇高なことであるかを知れ」[ラリアー](2012/03/26 23:53)
[90] 東方天晶花 巻の七十六点五「家庭はどこで始まるか? 若い男と若い娘が恋愛に陥ることから始まる」[ラリアー](2010/07/28 01:23)
[91] 東方天晶花 巻の七十七「長いこと考え込んでいるものが、いつも最善のものを選ぶわけではない」[ラリアー](2010/08/04 00:06)
[92] 東方天晶花 巻の七十八「男に惚れられるような男でなければ、女には惚れられない」[ラリアー](2012/04/10 09:56)
[93] 東方天晶花 巻の七十九「二人の女を和合させるより、むしろ全西欧を和合させる事の方が容易であろう」[ラリアー](2010/08/25 00:02)
[94] 東方天晶花 巻の八十「友情は瞬間が咲かせる花であり、そして時間が実らせる果実である」[ラリアー](2010/09/07 22:54)
[95] 東方天晶花 巻の八十一「文学は商売と芸術が半々であるとき最も栄える」[ラリアー](2010/09/08 00:07)
[96] 東方天晶花 巻の八十一点五「さすらいと変化を愛するものは生ある者である」[ラリアー](2010/09/13 00:07)
[97] 東方天晶花 巻の八十二「絶望とは、闘う理由を知らずに、しかもまさに闘わねばならないということだ」[ラリアー](2010/09/27 01:22)
[98] 東方天晶花 巻の八十三「真の勇気というものは、極端な臆病と無鉄砲との中間にある」[ラリアー](2010/09/27 01:23)
[99] 東方天晶花 巻の八十四「今日は堂々と勇ましく、そして明日は墓の中」[ラリアー](2012/04/15 23:09)
[100] 東方天晶花 巻の八十五「賽は投げられた」[ラリアー](2012/04/23 22:15)
[101] 巻の転「むかし むかし」~the end of fantasy~[ラリアー](2010/10/20 23:50)
[102] 東方天晶花 巻の八十六「未知になるって言うのは、死んじゃうのと同意義なのさ」[ラリアー](2010/10/30 18:11)
[103] 東方天晶花 巻の八十七「宴には上等の酒と上等の肴があれば充分よ」[ラリアー](2012/04/23 22:24)
[104] 東方天晶花 巻の八十八「幻想郷は、宴会も自由だなぁ」[ラリアー](2010/11/06 11:22)
[105] 東方天晶花 巻の八十九「溜まったツケを払わないと、新しい事は始められないでしょ?」[ラリアー](2010/11/13 00:39)
[106] 東方天晶花 巻の九十「世間から必要とされない音楽はこうやって消えていくのね~」[ラリアー](2010/11/20 00:02)
[107] 東方天晶花 巻の九十一「この幸せ者共め! お代は聞いてのお帰りだよっ!!」[ラリアー](2010/12/02 00:44)
[108] 東方天晶花 巻の九十二「他人のペースに合わせて自分を見失ってはダメなの」[ラリアー](2010/12/09 00:03)
[109] 東方天晶花 巻の九十三「人や妖怪と一緒、家にも色んな形があるの」[ラリアー](2010/12/16 10:51)
[110] 東方天晶花 巻の九十四「まるで、巌流島の決闘みたいね」[ラリアー](2010/12/23 00:57)
[111] 東方天晶花 巻の九十五「きっと貴方自身ですら知らない秘密を教えてくれるわよ」[ラリアー](2010/12/30 00:21)
[112] お正月特別変「フタマルイチイチ、ヲトシダマ異変」[ラリアー](2012/05/14 17:48)
[113] 東方天晶花 巻の九十六「正直で結構! あたいも生きてる奴を運ぶほど暇じゃないからね」[ラリアー](2011/01/13 00:03)
[114] 東方天晶花 巻の九十七「半端な智慧は時として、無知よりも罪深き業となります」[ラリアー](2012/05/29 01:47)
[115] 東方天晶花 巻の裏側弐「スキマ妖怪が教えてア・ゲ・ル♪」[ラリアー](2011/01/26 10:35)
[116] 東方天晶花 巻の九十八「やがて辿り着く結果までは、この閻魔にも見通せません」[ラリアー](2011/02/02 00:55)
[117] 東方天晶花 巻の九十九「胸を張れとは言わないけどさ、お礼くらいはちゃんと受け取りなよ」[ラリアー](2011/02/09 00:02)
[118] 東方天晶花 巻の百「譲れないモノがあるなら死んでも守り切りなさい」[ラリアー](2011/02/16 00:20)
[119] 東方天晶花 巻の裏側参「もう一度教えろ! 山田さんっ!!」[ラリアー](2011/02/23 02:18)
[120] 東方天晶花 巻の百一「幻想郷らしく、力尽くで居場所を‘奪って’きます」[ラリアー](2011/03/01 00:02)
[121] 東方天晶花 幕間「誰が為に鐘は鳴る」[ラリアー](2011/03/08 11:09)
[122] 東方天晶花 巻の百二「つまりはいつも通り、一か八かの出たとこ勝負をするワケね」[ラリアー](2011/03/15 01:59)
[123] 東方天晶花 幕間・弐「久遠の空に舞い踊る風花」[ラリアー](2011/03/22 00:01)
[124] 東方天晶花 巻の百三「―――切り札ならありますよ。最低最強、とっておきの一枚がね」[ラリアー](2011/03/29 08:04)
[125] 巻の結「めでたし めでたし」~The fantasy continues~[ラリアー](2011/04/11 23:50)
[126] 東方天晶花 キャラ紹介(第九十五話まで[ラリアー](2012/05/29 01:48)
[127] 天晶花・昔語り①「晶と隙間とお茶会と」[ラリアー](2009/11/26 19:11)
[128] 天晶花・昔語り②「晶と隙間とお袋の味と」[ラリアー](2009/12/17 01:51)
[129] 天晶花・昔語り③「晶と巫女とカラオケと」[ラリアー](2010/08/18 04:29)
[130] 天晶花・昔語り④「早苗と神と悪戯メールと」[ラリアー](2010/11/27 00:04)
[131] 天晶花・未来語りⅠ「次代のユウウツ」[ラリアー](2012/06/04 21:40)
[132] 天晶花・未来語りⅡ「賢人のわりといつも通りな一日」[ラリアー](2012/06/04 21:41)
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[8576] 東方天晶花 巻の二十四「情けは人の為ならず」
Name: ラリアー◆536635cd ID:9d10842d 前を表示する / 次を表示する
Date: 2009/11/06 15:55

巻の二十四「情けは人の為ならず」




 静謐な空気がこの場を支配していた。
 等間隔に並んだ本棚は視界の及ばぬ彼方まで続き、均等であるがゆえに歪んだ光景を映し出す。
 それもまた必然。目の持つ正確さなど、せいぜいその程度のモノだ。
 五感より仕入れた情報は必ず歪む。
 精神が、肉体という異なる感覚よりもたらされた情報を正しく理解できていないが故に。
 それは心に比重を置いている妖怪ですら逃れられない、絶対の法則だ。
 知識の探求者である私ですら、その事実は曲げられない。
 否、私であるからこそ、魔法使いであるからこそ、歪んでいく情報を正す事は出来ないのだ。
 魔法とは、自己の世界より引き出した異なる秩序で構成された力。
 それを操る魔法使いにより無限に分岐する、同じ名称を持ちながら違う力を持つ能力。
 故に私――パチュリー・ノーレッジ――が扱う魔法は、私にしか扱えないのだ。
 そう、本来なら。
 魔理沙のように他人の魔法を‘真似る’事ならまだ出来よう。だが、他人の魔法を‘覚える’事は不可能なはずである。

「……だというのに」

 久遠晶。外より現れた異邦人は、その不可能を可能にした。
 【相手の力を写し取る程度の能力】――その力を、花の妖怪は「惰弱な能力」と称したらしい。
 力のみに主体を置く、あの妖怪らしい考え方だ。
 私は最初に彼の力を聞いた時、自らの浅い考えを死ぬほど後悔したと言うのに。
 ……相手の能力を知った時にはすでに手遅れだった。
 私のスペルカードは、すでにあの人間に覚えられてしまっていたのだ。

「あれ、どうしましたパチュリー様? 苦虫を噛み潰したような顔をして」

「少し忌々しい事を思い出していただけよ」

 先ほども言ったが、魔法は同じ名称を持ちながら個々によって完全に異なる力を顕現させる。
 それは魔法使いがそれぞれ、自らの知識や力を使って独自に術を組むからだ。
 あの色んなものを盗んでいく魔理沙でさえ、そのルールに則って‘術を真似る’のだけれど。
 久遠晶はその概念を、あっさりとひっくり返してくれた。
 生まれつき能力を身につけている鴉天狗や、能力を重要視しない花の妖怪には、この衝撃を理解する事は出来ないだろう。
 私が、多くの時間と研究を重ねて編み出したスペルカードを、ああも簡単に……。

「今思い出しても腹立たしいわ。奥の手で無かった事はせめてもの救いだけど、それでもやっぱり」

 もし私が、美鈴のように能力を丸ごと盗まれたら?
 ……その時は、「七曜の魔法使い」パチュリー・ノーレッジの存在意義全てを賭けて、久遠晶を滅していたはずだ。
 それほどまでにあの能力は恐ろしい。
 レミィの客人でなければ、迷わず追い払っているのだが……。

「そういうワケにもいかないわよね」

「パチュリーさまぁ、そんな飛び飛びに話されても何の事だか」

「独り事よ。いちいち相槌を打たないで」

「ううっ、会話の相手がいるのに独り言ですか」

 少なくとも、レミィが彼を追い払う事は絶対にないと言える。
 奇しくも美鈴との弾幕ごっこで、それははっきりと証明されてしまったのだから。
 ――そう。久遠晶は確かに、彼女の見たあの「運命」を起こす鍵になり得る人物であると。

「まったく、ままならないモノよね」

「せめて少しは私に興味を持ってください……」

 私とて、レミィの見た運命を否定したいとは思わない。
 だが積極的にアレに関わりたいかと言われると、やはり返事は否となる。
 ……まぁ、それでも問題ないかしら。
 あの人間には、花の妖怪や鴉天狗がついている。
 美鈴も咲夜もそれなりにアイツを気に入っているようだし、私が率先して力を貸す必要はきっと無いだろう。
 なら私は遠慮なく、この大図書館に籠らせてもらおうか。
 ちょうど新しい本も幾つか入荷した事だし。しばらくは関わり合いを避け、新たな知識を深めていこう。

「小悪魔」

「は、はいっ! なんでしょうか!」

「早く仕事に戻りなさい。職務怠慢よ」

「……はぁい」

 しょんぼりと肩を落としながら、私の使い魔である小悪魔が去っていく。
 そういえばさっき何か言っていたような気もするが、こういう時あの子は大抵中身のない事を言っているので、特に気にしなくてもいいだろう。
 私は、傍にあった新しい本に手をかけた。

「そうそう、入荷した本の整理もあるから、咲夜か美鈴を呼んできなさい」

「ううっ、分かりましたー」

 小悪魔が陰鬱なオーラを放ちつつ、大図書館の外に向かっていく。
 この大図書館の蔵書量は尋常ではない。当然、一度の入荷量も相当なモノになる。
 彼女は司書として優秀な存在だが、純粋な物量が相手となるとやはり一人では心もとない。
 そのため私は新書等を入荷した時には、二人のうちどちらかを助っ人として呼ぶ事にしている。
 門番やメイド長を長時間拘束する事になるけれど、他の妖精メイドにこの仕事は頼めない。
 役に立たないだけならまだいい。何のための手助けか分かりはしないが、損害も出しはしないのだから。
 問題なのは書の価値を知らない彼女らが、杜撰な取り扱いや低俗な悪戯で本に多大なダメージを与えるという点だ。 
 まったく、だからレミィには、常々咲夜に依存している紅魔館の家事事情を警告しているというのに。
 一向に改善される様子がないのは、主としての意地か、単に面倒だからか。
 ……きっと、両方でしょうね。

「パチュリーさまぁ、助っ人を連れてきましたー」

 数分も経たないうちに小悪魔が戻ってくる。
 思いの外早く帰ってきた事にも驚いたが、それ以上に彼女の台詞に違和感を覚えた。
 いつもなら、小悪魔は連れてきた方の名前を呼ぶ。
 どちらが来たのかを分かりやすく伝えるためだ。
 ……まさか、また妖精メイドを連れてきたのだろうか。
 だとしたら早々に追い返して―――

「どもっ! 助っ人久遠晶、参上しました!!」

 次に聞こえた警戒心ゼロの声に、私は危うく椅子からずり落ちそうになった。
 よりにもよってソイツを連れてきたのか、あの子は。
 魔法使いの意地として目に見える形で慌てはしなかったが、私は内心、かなり動揺していた。

「く、久遠晶、参上したんですけどー」

「その、パチュリー様はご本に集中されているようですので、返事は貰えないかと……」

「あーなるほど、そういうのってあるよねー」

「久遠様もそういった経験がおありなんですか」

「……昔、本を読みふけって女の子との待ち合わせをすっぽかしました」 

「うわぁ……」

 何故かやたらと親しげに会話する小悪魔と久遠晶。
 関わらないと決めた矢先に、まさか本人が現れるとは思ってもみなかった。
 これも、レミィの見た「運命」に繋がる事柄なのだろうか。
 ならばやはり、私が関わらずにいる事は不可能なのかもしれない。
 それもまた仕方ない、か。彼と無関係でいられない事自体は、もっと前から分かっていたのだし。

「ダメですよ? 男性は優しく女性をエスコートしてあげないと」

「うん。優しい子だったけど、さすがに何度も謝って許してもらう必要があったよ」

「あはは、そうなんですか。――で、その後その人とはどんなロマンスが!?」

「ロ、ロマンスって……その子とはただの友達で」

 どうやら、私の背後で小悪魔が鼻息荒く彼に詰め寄っているらしい。
 そういえばあの子、最近仕入れた「ハーレクイン」とかいう娯楽本にハマってたわね。
 幻想郷では、人里にでも行かない限りそう言った話を聞く事が出来ないから、あの子が興奮する気持ちも分かるけど。
 ……貴女、何のためにそいつを呼んだのか覚えていないのかしら?

「小悪魔、仕事に戻りなさい」

「は、ははは、はいっ!」

「……ああ、一応気付いてはいたんだ」

 当り前じゃない。私は貴方ほど間抜けじゃないのよ。
 小悪魔が仕事に戻るのを確認して、私は再び本を読み始める。
 ……が、すぐに本を閉じた。
 失望の溜息を吐きつつ、私は作業を始めようとしている小悪魔を呼びとめる。

「小悪魔」

「はい、なんでしょうか」

「この本もついでに仕舞っておいて」

「あれ? その本、もう読まないんですか?」

「前に読んだ本を意訳した本だったわ。……価値が無いワケじゃないけど、今は違うものが読みたいの」

 新しい解釈を知る事も悪くはないけれど、今はそういう気分ではない。 
 ……仕入れる本が多くなると、こういう事も増えてくる。
 本の鑑定をできる人間が、紅魔館には私と小悪魔しかいないからである。
 まったく、いちいち内容を確かめながら読んでいたら、落ちついて本の世界に浸る事も出来ないと言うのに。

「じゃあ久遠様。私は本の整頓をしますので、久遠様は図書館の掃除をお願いします」

「はーい、わっかりましたー」

 テキパキと久遠晶に指示をして、小悪魔が本の整頓を始める。
 ……しまった。このままでは、何故こいつが来たのかを聞き損ねてしまいそうだ。
 やはり、極力関わり合いを避けるため会話に参加しないようにしていたのは間違いだったか。
 自らの往生際の悪さが招いた事態に、悟られないほど僅かな量の冷や汗を流す。
 まぁ、小悪魔が受け入れているのだから、大きな問題はないのだろうけど。
 やはり図書館の責任者としては、きちんと来た理由も訪ねておかないといけないだろう。

「ちょっと、あなっ―――」

「……あな?」

 そうやって覚悟を決めて振り返った私は、すぐに言葉に詰まってしまった。
 何故なら久遠晶の外見が、私の知っているモノから大きく変わってしまっていたからだ。
 ――腋メイド。強いて彼の恰好を表現するならば、そう言えるだろう。
 どう考えても性別を間違えているとしか思えない服飾を、しかし彼は普通に着こなしていた。
 また、えらく似合っているのが微妙に腹立たしい。

「……何よ、その恰好」

「あはははは―――気にしないでください」

 どうやら、本人にとっても不本意な格好であるらしい。
 苦笑するその姿に、少しだけ安心した。彼に好んでメイド服を着る趣味はさすがにないようだ。
 しかし、そうなると何故好まない服を着ていたのか、と言う事になるのだが……。
 悲しい事に、その原因が私には容易に想像できてしまった。

「レミィの仕業でしょう」

 こんな服装を強制するのは、彼女ぐらいしか考えられない。
 紅白のような雰囲気を持つ彼にこの服を着せる事で、最近巫女に会ってない寂しさを紛らわせようと考えたのだろう。
 ……何とも悲しくなる代償行為だ。
 
「髪型はね。服装は文姉と咲夜さんの共同開発です」

「む、むきゅ!?」

 ……迂闊だったわ。思わぬ答えに動揺したとはいえ、それを態度に出してしまうだなんて。
 しかし、どうやら事態は私が思っていたよりも遥かに面倒な事になっていたようだ。
 確かに咲夜は可愛いものに目が無い所はあったし、あの鴉天狗の執着っぷりも相当なものであったけど。
 それにしたって、これは何か違うでしょうに。

「ま、まぁいいわ。それで、なぜあなたがここにいるの?」

「えーっと、どこから話したものかな」

「とりあえず、咲夜でも美鈴でもなく、アナタが来た理由を教えなさい」

「その咲夜さんから頼まれたんだ、二人とも手が空かないからって。僕自身、世話になりっぱなしなのは我慢できなかったしね」

「ふぅん……」

 なるほど、その精神は評価していい。
 レミィとしては将来的に別の形で返してもらうつもりだろうから、不要な対価ではあるが。
 この紅魔館で真っ当に働ける人間が一人増えた事は、大きな助けとなるだろう。
 しかし、こう言っては何だが……。

「あなた、とても家事ができるようには見えないわよ?」

「……えーっとまぁ、出来ますよ? それなりに」

「『生兵法は怪我のもと』ってことわざ、知ってるかしら」

「何一つ反論できません」

 どうやら本人も、戦力としては「妖精メイドよりマシ」程度のものである自覚はあったらしい。
 私の言葉に、彼は素直に実力不足である事を認めた。
 少なくとも図書での掃除経験は、知識のみと言った具合らしい。

「そんな奴に、この大図書館の掃除を任せろというの?」

「ぼ、僕としても、もっと簡単で力のいる仕事を任せてもらえるのかと」

 確かに能力的な観点から言えば、コイツは美鈴と同じく力仕事を得意とする方になるはずだ。
 しかし、どうもメイド服を着ているせいだろうか。目の前の人物は、一見すると家事の方が上手そうに見えてしまう。
 小悪魔も、だからこそ久遠晶に掃除を依頼したのだろう。
 とはいえ結局のところ安請け合いしたのはコイツなのだから、その責任はやっぱり彼自身にあるはずだ。
 通常なら、己の発言の責任をしっかりとってもらうべき、何だろうが……。
 その場合一番被害を受ける可能性があるのは、私の大図書館なのよね。

「とりあえず、新しく仕入れた本を纏めてなさい。小悪魔が戻ってきたら別の仕事をあげるから」

「ううっ、すいません」

 仕方なく、一番簡単な仕事を指示する事にした。
 その言葉に一応反省の意思を見せながら、とぼとぼと肩を落として本の山に向かう久遠晶。 ……この姿だけ見ると、とてもコイツが警戒に値する相手だとは思えない。
 だがそれは、裏返せば‘実力を見た上でも油断してしまう’という厄介さを持っているとも言えるだろう。
 いや、さすがにそれは考え過ぎか。
 ……私とて、過大にコイツを評価をするつもりはない。
 しかし能力的な相性の悪さから、どうにも必要以上に久遠晶を警戒してしまう。
 今後の事を考えると、お互いのためにある程度親しくなっておくべきなのは分かっているのだが……。

「せめて、きっかけがあればね」

「へ? 何の話?」
 
「こっちの話よ、気にしないで」

「はぁ……?」

 怪訝そうな顔で、久遠晶が新刊の整理を始める。
 思ったよりも手際のいい動きだが、やはり「少々出来る」程度のモノだ。
 そんな彼の手が、何の前触れもなく唐突に止まる。
 手に持っている本は――装丁だけでは、どんな本なのかイマイチ分からない。

「どうしたのよ。その本を睨みつけて」

「いや、何かコレがすごく気になってさ」

「中身を少しぐらい覗き見たって怒りはしないわ。作業を止められる方が面倒だから、気になるなら開けてみなさいよ」

「うーん、捲りたくはないんだよねぇ。やっぱり良く分からないんだけど」

「……どういう事よ? 少し貸してみなさい」
 
 私は彼から本を受けとって、適当なページを開いてみる。
 ―――そして、そこに書かれたモノを見て、思わず絶句した。

「驚いた……これ、巧妙に隠してあるけど魔導書の写本だわ」

「そ、そうなの!?」

「危なかったわね。迂闊に開いていたら発狂していたわよ」

「は、はわわわ」

 本を読み進めながら、私は思わず感嘆のため息を吐く。
 どうやら焚書対策のため、巧妙に魔力を隠ぺいした写本のようだ。
 ただし表記されている内容は相当な狂気度を誇っているため、開いた瞬間耐性の無い相手を狂わしてしまうようだが。
 ……何と言うか、あまり意味の無い隠匿である気がする。

「それにしても良く気がついたわね。私でさえ、開いてみるまで分からなかったのに」

「いや、何となく」

「……何となくって」

 困ったように頭をかく久遠晶は、ウソをついているように見えない。
 しかし、ここまで都合良く「何となく」で分かってしまうモノなのだろうか。
 疑問に思った私は、少しばかり実験してみる事にした。

「久遠晶」

「な、なんですか?」

「ちょっとあの本棚から、適当に何冊か本を取って来てくれない?」

「別にいいけど……」

 不思議そうな顔をして、久遠晶が近くの本棚に向かっていく。
 そこでしばらく目線を上下させた彼は、迷わず貴重な魔導書や危険な魔導書を幾つか選んで戻ってきた。

「はい、どうぞ」

「……ありがとう」

 彼から本を受け取りつつ、私は確信した。
 間違いない。どうやら久遠晶には、楽園の巫女に匹敵するほどの鋭い勘があるようだ。
 そうでなければロクに魔法も扱えない彼が、あそこまで迷いなく‘厄介な魔導書’を選びとる事なんてできはしない。
 ただし厄介なのは、‘本人もその事に気づいていない’と言う事か。
 危機もチャンスも同様に把握してしまうのだから、判断を間違えるととんでもない窮地に陥ってしまうというのに。
 ……まぁ、死なない程度の危機回避能力は持っているみたいだけどね。
 そうでなければ、久遠晶はとっくに死んでいた事でしょう。

「あなた、相当に悪運強いわね」

「……えーっと、良く分からないけどどうもありがとう」

 さて、思わぬ発見をしてしまったわけだけど。
 そんな久遠晶の特性を知って私がどうするのかと言われれば、それはもうひとつしかない。

「じゃあ今度は、そこの新書から適当に書物を見繕ってちょうだい」

 ――もちろん全力で、彼の勘の良さを利用させてもらうのだ。
 彼に任せると危険な本を選んでしまう、というデメリットもあるにはあるが、私には何の問題も無い。
 久遠晶にとっては危険な本でも、私にとっては有益な書物となるからだ。
 実際、本棚に並んだ本の内容を知っている私が選んだとしても、選ぶ魔導書はほとんど変わらなかっただろう。

「見繕うって……パチュリーの読む本を?」

「ふふっ、そういう事よ。もちろんタダとは言わないわ。そのかわり、ここにある本を好きに読ませてあげる」

「やりますとも!!」

 ……やっぱり、興味はあったのね。
 新書に向かって嬉しそうにスキップする彼の姿を眺めながら、私はほくそ笑む。
 どうやら久遠晶と上手く付きあうのは、それほど難しい事では無さそうだ。 
 最初に受け取った本を読みふけりながら、私はレミィの見た「運命」に思いをはせる。



 ―――それは、本来なら当たり前だったはずの普通の光景。


 ―――そして、今まで見る事の叶わなかった泡沫の景色。


 ―――彼女が見たのは、紅魔館の庭で‘家族揃って’お茶会を楽しむ。そんな些細で幸福な未来の姿。

 
 ―――そこで彼は、無邪気に微笑む‘彼女’を膝に乗せ、困ったように笑っていたのだと、紅魔館の主は嬉しそうに話していた。



 さて、そんな未来へと続く「運命」が本当に動き始めたのか。
 ほどほどに関わりながら、確かめていく事にしましょう。










 ちなみにその後、本を読みふけっていた久遠晶が小悪魔に散々怒られた事を、最後に付け加えておくわ。
 まぁ、仕事はサボっちゃだめよね。
 そこまではさすがに、私も面倒見切れないわよ。


 ………………ええそうよ。私も読みふけってただけよ。


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