<このWebサイトはアフィリエイト広告を使用しています。> SS投稿掲示板

その他SS投稿掲示板


[広告]


No.8576の一覧
[0] 東方天晶花 (東方project+オリ主)【完結+未来語りⅡ追加】[ラリアー](2011/04/19 08:33)
[1] 巻の起「はじまり はじまり」 ~Welcome the beginner of the fantasy~[ラリアー](2009/11/06 15:52)
[2] 東方天晶花 巻の一「百聞は一見に如かず」[ラリアー](2009/11/06 15:51)
[3] 東方天晶花 巻の零点五「口は災いの元」[ラリアー](2009/11/06 15:51)
[4] 東方天晶花 巻の二「女心と秋の空」[ラリアー](2009/11/06 15:51)
[5] 東方天晶花 巻の三「人の振り見て我が振り直せ」[ラリアー](2009/11/06 15:51)
[6] 東方天晶花 巻の四「袖振り合うも多生の縁」[ラリアー](2009/11/06 15:51)
[7] 東方天晶花 巻の五「芸は身を助く」[ラリアー](2009/11/06 15:51)
[8] 東方天晶花 巻の五点五「知らぬが仏」[ラリアー](2009/11/06 15:52)
[9] 東方天晶花 巻の六「帯に短し襷に長し」[ラリアー](2009/11/06 15:52)
[10] 東方天晶花 巻の七「暗がりに鬼を繋ぐ」[ラリアー](2009/11/06 15:52)
[11] 東方天晶花 巻の八「鬼が出るか蛇が出るか」[ラリアー](2009/11/06 15:53)
[12] 東方天晶花 巻の九「親しき仲にも礼儀あり」[ラリアー](2009/11/06 15:53)
[13] 東方天晶花 巻の十「身から出た錆」[ラリアー](2009/11/06 15:53)
[14] 東方天晶花 巻の十点五「親の心子知らず」[ラリアー](2009/11/06 15:53)
[15] 東方天晶花 巻の十一 「縁は異なもの味なもの」[ラリアー](2009/11/06 15:53)
[16] 東方天晶花 巻の十二「玉磨かざれば器を成さず」[ラリアー](2009/11/06 15:53)
[17] 東方天晶花 巻の十三「藪を突突いて蛇を出す」[ラリアー](2009/11/06 15:53)
[18] 東方天晶花 巻の十四「精神一到何事か成らざらん」[ラリアー](2009/11/06 15:54)
[19] 東方天晶花 巻の十五「竹馬の友」[ラリアー](2009/11/06 15:54)
[20] 東方天晶花 巻の十五点五「呉越同舟」[ラリアー](2012/01/16 10:42)
[21] 東方天晶花 巻の十六「鷺を烏」[ラリアー](2009/11/06 15:54)
[22] 東方天晶花 巻の十七「無用の用」[ラリアー](2009/11/06 15:54)
[23] 東方天晶花 巻の十八「羹に懲りて膾を吹く」[ラリアー](2009/11/06 15:54)
[24] 東方天晶花 巻の十九「上に交わりて諂わず下に交わりて驕らず」[ラリアー](2009/11/06 15:54)
[25] 東方天晶花 巻の二十「用心は勇気の大半なり」[ラリアー](2009/11/06 15:55)
[26] 東方天晶花 巻の二十一「烏に反哺の孝あり」[ラリアー](2012/01/30 18:40)
[27] 東方天晶花 巻の二十二「子は三界の首枷」[ラリアー](2009/11/06 15:55)
[28] 東方天晶花 巻の二十三「立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花」[ラリアー](2012/01/16 10:47)
[29] 東方天晶花 巻の二十三点五「画竜点睛」[ラリアー](2009/11/06 15:55)
[30] 東方天晶花 巻の二十四「情けは人の為ならず」[ラリアー](2009/11/06 15:55)
[31] 東方天晶花 巻の二十五「コチョウノユメ」[ラリアー](2009/11/06 15:55)
[32] 巻の承「それから それから」 ~The world of extending fantasy~[ラリアー](2009/11/21 02:27)
[33] 東方天晶花 巻の二十六「その日その日が一年中の最善の日である」[ラリアー](2009/11/06 15:56)
[34] 東方天晶花 巻の二十七「真の友愛においては、 私は友を自分のほうにひきつけるよりもむしろ自分を友に与える」[ラリアー](2009/11/06 15:56)
[35] 東方天晶花 巻の二十八「青春は短い。宝石の如くにしてそれを惜しめ」[ラリアー](2009/11/06 15:57)
[36] 東方天晶花 巻の二十九「時というものは、 それぞれの人間によって、 それぞれの速さで走るもの」[ラリアー](2009/11/06 15:57)
[37] 東方天晶花 巻の三十「不幸な人間は、いつも自分が不幸であるということを自慢しているものです」[ラリアー](2009/11/06 15:57)
[38] 東方天晶花 巻の三十一「食卓は、最初の間は人々が決して退屈することのない唯一の場所である」[ラリアー](2012/01/30 18:41)
[39] 東方天晶花 巻の三十二「軽信は大人の弱点であるが、子供にとっては力である」[ラリアー](2009/11/06 15:57)
[40] 東方天晶花 巻の三十三「怒りは他人にとって有害であるが、憤怒にかられている当人にとってはもっと有害である」[ラリアー](2009/11/06 15:57)
[41] 東方天晶花 巻の三十四「進歩とは、価値の置換によって生ずる錯覚にほかならない」[ラリアー](2009/11/06 15:58)
[42] 東方天晶花 巻の三十四点五「雨は一人だけに降り注ぐわけではない」[ラリアー](2009/11/06 15:58)
[43] 東方天晶花 巻の三十五「主よ、助けてくれとは申しません。私の邪魔をしないで下さい」[ラリアー](2015/01/19 22:38)
[44] 東方天晶花 巻の三十六「命と引き換えに金を欲しがるのは強盗であるが、女はその両方とも欲しがる」[ラリアー](2009/11/06 15:58)
[45] 東方天晶花 巻の三十七「苦痛には限度があるが、恐怖には限度がない」[ラリアー](2009/11/06 15:58)
[46] 東方天晶花 巻の三十八「成功する人は錐のように、ある一点に向かって働く」[ラリアー](2009/11/06 15:58)
[47] 東方天晶花 巻の裏側「教えろ! 山田さんっ!!」[ラリアー](2009/11/06 15:59)
[48] 東方天晶花 巻の三十九「事を行うに当って、いつ始めよう等と考えている時には、既に遅れをとっているのだ」[ラリアー](2009/11/06 15:59)
[49] 東方天晶花 巻の四十「善良な性格は法律よりもさらに信頼ができる」[ラリアー](2013/05/27 22:17)
[50] 東方天晶花 巻の四十一「人間が幸福であるために避けることのできない条件は勤労である」[ラリアー](2012/02/06 13:03)
[51] 東方天晶花 巻の四十二「良い判断は無分別な親切に勝る」[ラリアー](2013/05/27 22:20)
[52] 東方天晶花 巻の四十三「病気は千もあるが、健康は一つしかない」[ラリアー](2009/11/16 01:55)
[53] 東方天晶花 巻の四十四「この瞳を、どうしてにごしてよいものか」[ラリアー](2009/11/21 02:31)
[54] 東方天晶花 巻の四十五「公にされることを望む慈善はもう慈善ではない」[ラリアー](2013/06/10 19:50)
[55] 東方天晶花 巻の四十六「報酬への期待を行動のバネとする人にはなるな」[ラリアー](2013/04/22 19:40)
[56] 東方天晶花 巻の四十七「言葉で説教するよりも、あなたの生き方そのものがより良い説教となろう」[ラリアー](2013/05/06 23:58)
[57] 東方天晶花 巻の四十八「真実には特定の時などない。真実はどんな時代にも真実である」[ラリアー](2012/02/06 13:06)
[58] 東方天晶花 巻の四十九「正義は永遠の太陽である。世界はその到達を遅れさせることはできない」[ラリアー](2012/02/06 13:07)
[59] 東方天晶花 巻の五十「希望に満ちて旅行することは、目的地にたどり着くことより良いことである」[ラリアー](2010/01/07 20:28)
[60] 東方天晶花 巻の五十一「人間の真の性格は、彼の娯楽によって知られる」[ラリアー](2010/01/14 13:33)
[61] 東方天晶花 巻の五十二「恋愛は人を強くすると同時に弱くする。友情は人を強くするばかりである」[ラリアー](2013/05/06 23:58)
[62] 東方天晶花 巻の五十二点五「不思議なものは多い。しかし人間ほど不思議なものはない」[ラリアー](2010/01/24 18:04)
[63] 東方天晶花 巻の五十三「最強者の理屈が、いつも最も良いとされる」[ラリアー](2013/06/10 19:50)
[64] 東方天晶花 巻の五十四「怒りの結果は、怒りの原因よりはるかに重大である」[ラリアー](2010/02/07 06:05)
[65] 東方天晶花 巻の五十四点五「自負は常に他人の感嘆によって強化される」[ラリアー](2010/02/14 09:54)
[66] 東方天晶花 巻の五十五「友情は最初、残酷なほど明確にものを見る」[ラリアー](2012/02/18 15:06)
[67] 東方天晶花 巻の五十六「至上の処世術は、妥協することなく適応することである」[ラリアー](2010/02/24 21:21)
[68] 東方天晶花 巻の五十七「あまり道徳的になるな。自分を欺いて人生を台無しにしてしまう」[ラリアー](2010/03/03 17:18)
[69] 東方天晶花 巻の五十八「慣習とは反対の道を行け。そうすれば常に物事はうまくいく」[ラリアー](2010/03/10 21:29)
[70] 東方天晶花 巻の五十九「自尊心は美徳ではないとしても、それは多くの美徳の両親である」[ラリアー](2010/03/30 01:45)
[71] 東方天晶花 巻の五十九点五「まず事実をつかめ。それから思うままに曲解せよ」[ラリアー](2010/03/23 17:54)
[72] 東方天晶花 巻の六十「活動的な馬鹿より恐ろしいものはない」[ラリアー](2010/03/30 01:46)
[73] 東方天晶花 巻の六十一「行動するためには、いかに多くの事に無知でなければならぬ事か」[ラリアー](2012/02/26 08:32)
[74] 東方天晶花 巻の六十二「勇敢な行為は、決して勝利を欲しない」[ラリアー](2010/04/20 00:01)
[75] 東方天晶花 巻の六十三「忍耐とは、肉体的な小心と道徳的勇気の混じり合いである」[ラリアー](2012/02/26 08:56)
[76] 東方天晶花 巻の六十四「神の存在を立証しようとするあらゆる試みは、すでに神に対する冒涜である」[ラリアー](2012/02/26 08:57)
[77] 東方天晶花 巻の六十五「行動はいつも幸せをもたらすものではないが、行動なくしては幸せはない」[ラリアー](2012/03/03 12:21)
[78] 幻想郷うろ覚え童話「モモタロウ」[ラリアー](2010/05/08 00:56)
[79] 東方天晶花 巻の六十六「運命は我々の行為の半分を支配し、他の半分を我々自身にゆだねる」[ラリアー](2012/03/03 12:25)
[80] 東方天晶花 巻の六十七「王国を統治するよりも、家庭内を治めることのほうが難しい」[ラリアー](2010/05/20 10:28)
[81] 東方天晶花 巻の六十八「常識の有無は教育の有無とは関係ない」[ラリアー](2010/05/27 01:01)
[82] 東方天晶花 巻の六十九「不正の存在を前にして黙する人は、実は不在の共犯者にほかならない」[ラリアー](2010/06/02 00:17)
[83] 東方天晶花 巻の七十「馬は死ぬ前に売ってしまうことだ。人生のコツは、損失を次の人に回すこと」[ラリアー](2012/03/15 18:46)
[84] 東方天晶花 巻の七十一「人間は自分の知っていることなら半分は信じるが、聞いたことは何も信じない」[ラリアー](2013/05/12 23:50)
[85] 東方天晶花 巻の七十二「友人の失敗には目をつぶれ、だが悪口には目をつぶるな」[ラリアー](2012/03/15 18:47)
[86] 東方天晶花 巻の七十三「今が最悪の状態と言える間は、まだ最悪の状態ではない」[ラリアー](2012/03/26 23:52)
[87] 東方天晶花 巻の七十四「学校での成績がよいからといって、社会で認められるとは限らない」[ラリアー](2010/07/07 00:16)
[88] 東方天晶花 巻の七十五「神はあらゆる人間のうちに住むが、すべての人間は神のうちに住まず」[ラリアー](2010/07/21 10:29)
[89] 東方天晶花 巻の七十六「苦しんで強くなることがいかに崇高なことであるかを知れ」[ラリアー](2012/03/26 23:53)
[90] 東方天晶花 巻の七十六点五「家庭はどこで始まるか? 若い男と若い娘が恋愛に陥ることから始まる」[ラリアー](2010/07/28 01:23)
[91] 東方天晶花 巻の七十七「長いこと考え込んでいるものが、いつも最善のものを選ぶわけではない」[ラリアー](2010/08/04 00:06)
[92] 東方天晶花 巻の七十八「男に惚れられるような男でなければ、女には惚れられない」[ラリアー](2012/04/10 09:56)
[93] 東方天晶花 巻の七十九「二人の女を和合させるより、むしろ全西欧を和合させる事の方が容易であろう」[ラリアー](2010/08/25 00:02)
[94] 東方天晶花 巻の八十「友情は瞬間が咲かせる花であり、そして時間が実らせる果実である」[ラリアー](2010/09/07 22:54)
[95] 東方天晶花 巻の八十一「文学は商売と芸術が半々であるとき最も栄える」[ラリアー](2010/09/08 00:07)
[96] 東方天晶花 巻の八十一点五「さすらいと変化を愛するものは生ある者である」[ラリアー](2010/09/13 00:07)
[97] 東方天晶花 巻の八十二「絶望とは、闘う理由を知らずに、しかもまさに闘わねばならないということだ」[ラリアー](2010/09/27 01:22)
[98] 東方天晶花 巻の八十三「真の勇気というものは、極端な臆病と無鉄砲との中間にある」[ラリアー](2010/09/27 01:23)
[99] 東方天晶花 巻の八十四「今日は堂々と勇ましく、そして明日は墓の中」[ラリアー](2012/04/15 23:09)
[100] 東方天晶花 巻の八十五「賽は投げられた」[ラリアー](2012/04/23 22:15)
[101] 巻の転「むかし むかし」~the end of fantasy~[ラリアー](2010/10/20 23:50)
[102] 東方天晶花 巻の八十六「未知になるって言うのは、死んじゃうのと同意義なのさ」[ラリアー](2010/10/30 18:11)
[103] 東方天晶花 巻の八十七「宴には上等の酒と上等の肴があれば充分よ」[ラリアー](2012/04/23 22:24)
[104] 東方天晶花 巻の八十八「幻想郷は、宴会も自由だなぁ」[ラリアー](2010/11/06 11:22)
[105] 東方天晶花 巻の八十九「溜まったツケを払わないと、新しい事は始められないでしょ?」[ラリアー](2010/11/13 00:39)
[106] 東方天晶花 巻の九十「世間から必要とされない音楽はこうやって消えていくのね~」[ラリアー](2010/11/20 00:02)
[107] 東方天晶花 巻の九十一「この幸せ者共め! お代は聞いてのお帰りだよっ!!」[ラリアー](2010/12/02 00:44)
[108] 東方天晶花 巻の九十二「他人のペースに合わせて自分を見失ってはダメなの」[ラリアー](2010/12/09 00:03)
[109] 東方天晶花 巻の九十三「人や妖怪と一緒、家にも色んな形があるの」[ラリアー](2010/12/16 10:51)
[110] 東方天晶花 巻の九十四「まるで、巌流島の決闘みたいね」[ラリアー](2010/12/23 00:57)
[111] 東方天晶花 巻の九十五「きっと貴方自身ですら知らない秘密を教えてくれるわよ」[ラリアー](2010/12/30 00:21)
[112] お正月特別変「フタマルイチイチ、ヲトシダマ異変」[ラリアー](2012/05/14 17:48)
[113] 東方天晶花 巻の九十六「正直で結構! あたいも生きてる奴を運ぶほど暇じゃないからね」[ラリアー](2011/01/13 00:03)
[114] 東方天晶花 巻の九十七「半端な智慧は時として、無知よりも罪深き業となります」[ラリアー](2012/05/29 01:47)
[115] 東方天晶花 巻の裏側弐「スキマ妖怪が教えてア・ゲ・ル♪」[ラリアー](2011/01/26 10:35)
[116] 東方天晶花 巻の九十八「やがて辿り着く結果までは、この閻魔にも見通せません」[ラリアー](2011/02/02 00:55)
[117] 東方天晶花 巻の九十九「胸を張れとは言わないけどさ、お礼くらいはちゃんと受け取りなよ」[ラリアー](2011/02/09 00:02)
[118] 東方天晶花 巻の百「譲れないモノがあるなら死んでも守り切りなさい」[ラリアー](2011/02/16 00:20)
[119] 東方天晶花 巻の裏側参「もう一度教えろ! 山田さんっ!!」[ラリアー](2011/02/23 02:18)
[120] 東方天晶花 巻の百一「幻想郷らしく、力尽くで居場所を‘奪って’きます」[ラリアー](2011/03/01 00:02)
[121] 東方天晶花 幕間「誰が為に鐘は鳴る」[ラリアー](2011/03/08 11:09)
[122] 東方天晶花 巻の百二「つまりはいつも通り、一か八かの出たとこ勝負をするワケね」[ラリアー](2011/03/15 01:59)
[123] 東方天晶花 幕間・弐「久遠の空に舞い踊る風花」[ラリアー](2011/03/22 00:01)
[124] 東方天晶花 巻の百三「―――切り札ならありますよ。最低最強、とっておきの一枚がね」[ラリアー](2011/03/29 08:04)
[125] 巻の結「めでたし めでたし」~The fantasy continues~[ラリアー](2011/04/11 23:50)
[126] 東方天晶花 キャラ紹介(第九十五話まで[ラリアー](2012/05/29 01:48)
[127] 天晶花・昔語り①「晶と隙間とお茶会と」[ラリアー](2009/11/26 19:11)
[128] 天晶花・昔語り②「晶と隙間とお袋の味と」[ラリアー](2009/12/17 01:51)
[129] 天晶花・昔語り③「晶と巫女とカラオケと」[ラリアー](2010/08/18 04:29)
[130] 天晶花・昔語り④「早苗と神と悪戯メールと」[ラリアー](2010/11/27 00:04)
[131] 天晶花・未来語りⅠ「次代のユウウツ」[ラリアー](2012/06/04 21:40)
[132] 天晶花・未来語りⅡ「賢人のわりといつも通りな一日」[ラリアー](2012/06/04 21:41)
感想掲示板 全件表示 作者メニュー サイトTOP 掲示板TOP 捜索掲示板 メイン掲示板

[8576] 東方天晶花 巻の百「譲れないモノがあるなら死んでも守り切りなさい」
Name: ラリアー◆536635cd ID:5c171fc7 前を表示する / 次を表示する
Date: 2011/02/16 00:20

巻の百「譲れないモノがあるなら死んでも守り切りなさい」




 前回までのあらすじ、何だか良く分からないけど僕は愛されているそうです。主に友情的な意味で。
 レミリアさんに相談に乗って貰った僕は、まだ色々と言いたそうだった彼女に断りを入れて紅魔館を後にした。
 僕の事を部下にしたいと言ってくれたレミリアさんだけど、強制する気は更々無いらしい。
 多分、帰ると決めても呆れながらサヨナラしてくれるんだろうなぁ。
 本当に良い吸血鬼だよ。若干唯我独尊気味だけど。

「やっ、やっと見つけましたよ晶さん。すいませんが、私と紅魔館に……」

「あ、美鈴。もう用事は済んだから戻って来いってレミリアさんが言ってたよ」

「……そんなぁ~」

 皆に迷惑かけてる以上、ちゃんと結論を出さないとダメだよね。
 さて、それじゃあ次はどこへ行こうかな。


Case4:上白沢慧音&稗田阿求(+1)の場合


「なるほど、それで我々に悩みを相談しに来たのか」

「人生相談には最適だもんな、この二人は」

「……妹紅さんは何もしないんですね」

「はっはっは、私はそういう言う柄じゃないさ」

 とりあえず一番近い所から。と言う考えで人里にやってきたんですが、言わない方が良いかなコレは。
 もっと言うと、上白沢先生と妹紅さんが居たのは完全に偶然だったんだけど……いや、後でどっちにしろ頼る気だったからこれは問題無いか。
 しかし、こうして相談された事を喜ばれると何だか申し訳なくなってくる。色んな人に相談しているだけに。
 曜日毎に付き合う相手を変えるダメジゴロになった気分だ。ちなみに、ヒモっぽい現状である事は特に否定しません。

「まぁでも、空気を読まずに言わせて貰えれば――残るべきだと私は思うね」

「……それは、妹紅さんの経験からくる助言ですか?」

「そう思ってくれて構わないよ。異端は、やっぱり同じ様な異端の中に居るべきなのさ」

 妹紅さんはどこか遠い瞳で、そんな事を呟いた。
 恐らくソレは、彼女の経験談から来る言葉なのだろう。
 確かに、外の世界へ帰るに当たって一番の懸念事項となるのはソコだ。
 映姫様は半月以内なら間に合うと保障してくれたけど、そこから先どうなるかは言ってくれなかった。
 もちろん外に戻ってから積極的に能力を使うつもりは無いけれど、偶発的に使ってしまう可能性は充分にあるワケだしね。
 その結果、現代の魔女狩りが始まったりしたら目も当てられないだろう。外でも完全に妖怪なんかが居なくなったワケじゃないし。

「故郷を大切にする気持ちも分かるけどな。合わない場所に住み続けるのは互いにとって辛い事に――なんだよ慧音」

「そうやってお前は、いつだって私が話したかった内容を先に話してしまうんだな」

「え? いや、今のはあくまで私の意見で………ってひょっとして、慧音も同じ意見だったのか?」

「おまけに、理由の方まで私と同じだなんて――妹紅は本当に私の事が嫌いなのかぁぁぁ?」

「や、別にそんなつもりは無いから。と言うか意外だな、お前なら晶に帰るよう促すと思っていたよ」

「……その理由も、さっきお前が言ったんだよ、妹紅」

「………スマン」

 上白沢先生、とことん報われ無いなぁ……。
 ある意味お馴染となった先生の醜態から目を背ける様に視線をズラし、僕は阿求さんに意見を求める。
 同じく二人の姿に苦笑していた阿求さんは、僕の視線に気付くと表情を引き締め、自分の考えを語り始めてくれた。

「私は、帰った方が良いと思います。晶さん程の実力者が幻想郷に残れば、それは新たな火種になりますし」

「そ、それは大袈裟じゃないかな」

「なら言い方を変えますね。晶さんが残る事を選んだ場合、現在晶さんが関わっている組織の人達が血みどろの争奪戦を始める可能性がありますよ?」

「あっはっはっは―――どうしよう、凄くその光景が想像出来る」

 残るって事は当然、永住する為の居場所を用意しなければいけないワケだ。
 まぁ、そうなった場合は十中八九今まで通り幽香さんのお家でお世話になるんだろうけど……立場がペットだからなぁ。
 誰か一人が僕の立場にイチャモンを付けた瞬間、バトルロワイヤルが始まる気がする。
 なーんちゃって、さすがに考え過ぎだと思うけどねー。………出来れば、自意識過剰であって欲しいなぁ。

「しかしだな、稗田殿。それでは「お前は騒動の元になるから帰れ」と言ってるのと同じでは無いか?」

「私が心配しているのは、晶さんの身の安全です。そう言う上白沢さんこそ「貴方はバケモノだから幻想郷に残れ」と言ってる様に聞こえますが?」

「どっちも邪推のし過ぎだと思うがなぁ。後、言ったのは私だからな、一応」

 僕も概ね妹紅さんの意見に同意です。事実に腹を立てるほど狭量じゃありませんし。
 ただどうも二人は互いの意見に納得がいかなかったらしく、厳しい表情で睨み合っている。
 けどまぁ、いきなり殺し合いを始める気配は無いので全然不安にならない。むしろ微笑ましいくらいだ。
 
「なので僕は、次の人に相談しようと思います。後ヨロシク」

「ヨロシクって……せめて少しくらい、二人の話を聞こうとする素振りを見せろよ」

「なら妹紅さんは、二人の話し合いを最後まで聞いていたいと思いますか?」

「はっはっは、よーし行ってきなー」

 分かって頂けて幸いです。
 いや、まぁ二人の話が退屈とかそういう事は一切無いですよ?
 だけど絶対長くなりそうだからなぁ……。お互いワリと頑固でしかも口が立つ方だから、尚更長引いてしまいそうだ。
 それに、個人的にも他人の意見はあくまで参考程度に留めておきたい。
 この状況下で何をと思うかもしれないけど、自分の事はやっぱり自分で決めておきたいのだ。

「おい、晶はどう思……ってアレ?」

「あ、もうあんな所に」

「では失礼します、ありがとうございましたーっ!!」

 だから、僕が逃げる事は必然なんですよ!
 自分の行動に言い訳をしながら、僕はお礼と共に人里を後にするのだった。


Case5:蓬莱山輝夜の場合


 勢いのまま駆け抜けていたら、いつの間にか迷いの竹林に辿り着いていました。
 魔法の森耐久マラソンに比べればまだ大人しいけど、ナチュラルに人外の所業を行うのは今後自重した方が良いかもしれない。色んな意味で。
 ……嫌だなぁ、次に人里へ行った時に「マッハ腋メイド」なんて都市伝説が出来ていたら。
 まぁ、後悔してもしょうがないし、今度は永遠亭の人に話を聞いてみようか。
 
「と言うワケで、相談に来ました!」

「じゃあ残りなさい♪ その方が私も楽しいし」

 うわぁ、ツッコミ皆無で結論だけを口にしたよこの人。
 ここは永遠亭の奥座敷にあった、以前は何故か落とし穴で入れた輝夜さんのお部屋である。
 もちろん今会話している人に捻りが有るはずも無く、普通に輝夜さんなワケで。
 彼女は唐突に現れた僕のこれまた唐突な相談事に対して、何一つ反応する事無く自分の意見を口にした。
 さすがはなよたけのかぐや、この程度のボケっぷりなど千年前に通過したと言う事かっ。
 ……まぁ、実際は普通に訪問して普通にお師匠様達に挨拶していたから、単純に筒抜けだっただけなんだと思うけど。

「何よ、不満なの? どうせ私がどう言っても従う気は無いくせに」

「いえいえ、不満は特に有りませんよ? 輝夜さんもワリと真面目に答えてくれたみたいですし」

「………あら、何故そう思ったのかしら?」

「何故って……適当にあしらうつもりなら、輝夜さんはもっとソレらしい事を言うでしょう?」

 さすがに、それが分からないほど人を見る目が無いワケじゃありませんよ?
 輝夜さんは基本的に、自分の欲求に素直な人だからなぁ。
 その場のノリで言ってる様に見える時の方が、本音で語ってる確率が高いのだから困る。
 幻想郷の人達は総じてそんな感じ、と言うのは禁句ですヨ?

「……良いわね。今の言葉はかなりキタわ、空気読めない貴族五人よりよっぽど乙女心が分かってるじゃない」

「何か、お気に召しましたか?」

「召したわよ~。もういっその事、幻想郷に残るついでに私と結婚しない?」

「すいません、もう二度と難題には挑戦したくありません」

「今なら無条件で嫁入りさせてあげるわよ。貴方の寿命が尽きるまで、一緒に夫婦ごっこするのはどうかしら?」

 要約すると、永遠の中のほんの数十年を僕で暇潰ししたいワケなんですね。
 ……輝夜さんにとっては閃光の様な一瞬でも、僕にとっては残りの一生なんですがソレ。
 あと、ナチュラルに人を嫁入りさせないでください。そりゃ僕は男の娘キャラで通ってますけど、その一線だけは譲れませんヨ?

「タダより怖いモノは無いと思うので、やっぱりお断りさせて頂きます」

「あら残念。少しくらい悩んでくれても良かったのに」

 輝夜さんはさほど残念でも無い表情で、口元を隠しながらクスクスと笑った。
 天然でコレだから怖いよなぁ。本人に一切悪意の無い所が、余計に傾国の美女っぽさを醸し出している。

「まぁ、真面目な話。したい様にするのが一番だと思うわよ? 例え貴方が、誰かに何かを忠告されたとしてもね」

「……そんなモノですか」

「そんなもんよ。ちなみに私は、月に帰りたくないから迎えの使者を纏めてブチのめしたわ」

「え? いや、それって自慢げに言う事じゃありませんよね?」

 僕の常識が間違っていない限り、ドヤ顔で説明する話では無いと思われますが。
 と言うかこの人そんな事してたんだ。現代に伝わる竹取物語の中じゃ、かぐや姫は最初から諦めモードだったと言うのに。
 まぁ、輝夜さんらしいと言えばそれまでだけど。……もうすでに僕の中で竹取物語への信頼度はゼロになりましたよ。

「退屈は永遠すらも殺すの。貴方も、譲れないモノがあるなら死んでも守り切りなさい。賢いフリしてあっさり手放すのは馬鹿のする事よ」

「き、気をつけます……」

「ふふっ。もっとも貴方なら、私がわざわざ指摘しなくても理解していると思うけどね」

 ……すいません。それはさすがに買い被り過ぎだと思います。
 輝夜さんの妙な信頼が込められた笑顔に対し、僕は口の端が引きつりまくった苦笑いを返す。
 ううっ、下手に心配されるよりずっと居たたまれないのは何でだろう。
 結局輝夜さんの視線に耐えきれず、僕は逃げ出す様に永遠亭を後にしたのだった。


Case6:東風谷早苗(+α)の場合


 何だか幻想郷横断の体を成してきた相談行脚の次の目的地として、僕は守矢神社を選択した。
 選択したんだけど……今、物凄くその事を後悔している所です。
 僕の様子から何かを察した早苗ちゃんが、気を利かせて自分の部屋に案内してくれたまでは良かったんだけどねぇ。

「どうぞ、粗茶ですが」

「あ、どうも。お構いなく」

 お茶とお茶菓子を持ってきた早苗ちゃんが、お茶菓子を挟んで相対する位置に座り込んだ。
 その表情からは、親友の悩みに対して真摯に答えようとする意思が汲み取れる。
 まぁ、そっちの方は特に問題無いんだけど……そんな彼女の後ろに、招かれざる神々が居るんですよ。それも二柱も。
 襖の隙間から、神様二柱が押し合い圧し合い部屋の中を覗きこむその姿は、シュールを通り越して何かの芸術にも思えてくる。……ゴメン、やっぱ気のせいだ。
 どうやら彼女達は、僕等が何をしようとしているのか大変気になっているらしい。
 出来ればそっとして欲しいんですが、残念ながらそれを今の八坂様に告げる勇気は存在しておりません。
 いや、だってなんか祟り神みたいな顔でじっとこっちを見てくるんだもん。出来れば見なかった事にしたいくらい怖いんですって。
 ちなみにもう一人のデバガメ神こと諏訪子さんは、チラ見しただけで分かるほど面白がっているので助けてくれる望みは薄い。神様アテにならねぇ。

「むぅ、なるほど。いつの間にかそんな大変な事になっていたんですね」

「え、あ、うん。そうなんですよ」

「……どうかしましたか?」

「気にしないでください。話の続きをどーぞ」

「はぁ……?」

 どうやら後ろを気にしている間にも、話の方は普通に進んでいたらしい。
 と言うか、僕の方も無意識に事情説明まで済ませていたようだ。
 ……こういう時たまにだけど、自分が実は凄いやつなんじゃと思う時がある。すぐに気のせいだと思い直すけど。

「帰るか、残るか。なかなかに難しい問題ですね」

 むむむと唸り声を上げながら、早苗ちゃんが眉根に皺を寄せて考え込み始めた。
 いや、そんなに真剣に考えてくれなくても良いんですよ? 他人事上等で適当に答えてくれたんで僕的には充分なんです。
 貴女の後ろの神様なんて、見事に適当そのものな答えを返してくれてますし。しかもフリップボードに書いて。
 とりあえず八坂様、僕の事が嫌いなのは分かってますから「とっとと帰れ!」って太字で書くのは止めてください。
 あと諏訪子さん、「早苗と一緒に現人神化、HAPPYEND」ってどういう意味ですか。そして何で貴女は無駄に俗っぽいんですか。

「守矢神社の現人神として答えるのなら、晶君は外に帰った方が良いと思います」

「現人神として?」

「はい。幻想郷は、神や妖怪の領域です。人である晶君は、やはり人の世界に居た方が良いのではないかと」

「なるほど。……ちなみに、僕の友達として答えるのならどんな感じになりますかね?」

「友達としてなら、私は晶さんの選んだ答えを支持します!」

 それまで周囲に漂っていた神様らしい厳かさを投げ捨て、元気よく断言してくれる僕の親友。
 そんな何時も通りの彼女の姿に、ちょっとホッとしたのは秘密だ。だから何かを察してニヤニヤしないでください諏訪子さん。
 
「そっか……ありがとう」

「いえいえ、友達として当然の事を言ったまでです。……参考になるかは微妙ですけど」

 早苗ちゃんは自慢げな表情で、えっへんと胸を張る。
 その際、正座していたせいで微妙にバランスを崩す所がちょっと可愛い。
 もっともその後ろから、微笑ましさを消し飛ばす程の殺気が飛んできているのでどうでもいい事ですがね!
 あ、「調子に乗るな」ですか。すいません、これからは細々と生きていこうと思います。

「ところで晶君、さっきから何で私の後ろを――あ」

「ありゃ、見つかっちゃったねー」

「い、いや違うぞ早苗。これは偶々……」

 八坂様、さすがにそれは無理があります。どう見ても覗き見している様にしか見えませんって。実際その通りだし。
 そこは諏訪子様のように、切腹直前の武士みたいな覚悟で判決を待ちましょうよ。
 まぁ、潔いけど神様の態度としては正直どうかと思う。どうなってるんだろうね守矢神社のヒエラルキー。
 ……ところで、先ほどから滲み出ているそのドス黒いオーラは何なのでしょうか早苗サマ。
 この神社で崇めているのは邪神の類じゃ無いはずですよ? 怒っているのは分かるけどとにかく落ち着いてください。

「――――晶君」

「イエス、マムッ!!」

「急に用事がデキテシマイマシタ。少しセキヲ外しテもヨロしいデょウカ」

「だ、大丈夫でふっ! そろそろ他の人に話を聞こうかなーって思っていたのでありまして」

「なっ、貴様、私達を見捨てるのかっ!?」

「いやぁ、見捨てるでしょうコレは」

「デハ、シツレイサセテイタダキマス」

 二人の首根っこを掴み、ずるずると引き摺りながら部屋の奥へと移動する邪神……もとい早苗ちゃん。
 僕に許されたのは、神様の安否を神様に祈ると言う本末転倒な行動だけだった。

「――勝手に人の部屋を覗くなんて、何を考えているんですかぁぁぁぁぁあっ!!!」

 襖を閉じてから数秒後に聞こえてくる、至極もっともな早苗ちゃんの抗議。
 神社どころか妖怪の山全体に響き渡るレベルの叫び声に、僕は無言で敬礼の姿勢を取った。
 これが、幻想郷で見た二柱の最後の姿だった……なんて事に為らない事を切に祈る。










「さて、これからどうしようか……」

 妖怪の山の麓に辿り着いた僕は、再び頭を悩ませる事となった。
 候補だけなら親分や椛が残っているから全然問題は無いんだけど……何だか、相談すれば相談するほど雁字搦めになっている気がする。
 皆ワリと親身になって相談に答えてくれるんだけど、答えがバラバラだからなぁ。
 いや、そもそも参考程度に収めるつもりなら、バラバラであっても問題は無いはずなんだよね。
 ……結局は、どうして良いのか一向に定まらない自分が悪いのか。
 頬を叩いて気分を変えようとしても、モヤモヤが消える気配は一向に無い。せめて、何か切っ掛けでもあれば……。

「なーんて、そう上手くいくはずも無いか」

「―――久遠晶殿、ですね」

「……はい?」

 自嘲気味に頭をはたいた僕に、突然透き通った鈴の音みたいな声がかけられる。
 振り返るとそこには、黄金の様に輝く九本の獣の尾を持った道士風の女性が存在していた。
 ……何だか、紫ねーさまに似た人だなぁ。
 そんな僕の第一印象を肯定する様に、九尾の女性は慇懃な口調で言葉を続けた。

「初めまして。私は八雲紫の式、八雲藍と申します。紫様の命により貴方様をお迎えに参りました」

 そう言って丁寧に一礼する、自称「八雲紫の式」である八雲藍さん。
 ――ひょっとしてこれは、欲しがっていた切っ掛けだったりするんだろうか。
 何故か鳴りだす脳内の危機感知センサーに不安を覚えながら、僕は静かに息を呑むのだった。
 

 







◆白黒はっきりつけますか?◆

 →はい

  いいえ(このまま引き返してください)










【色々教えろっ! 山田さんっ!!】


山田「スキマ妖怪だと思いましたか? 残念、山田さんでしたっ!!」

死神A「ああ……戻ってきちゃいましたか。死神Aです」

山田「やはりこのコーナーは私でないとダメですね。有るべき所に有るべきモノが納まった気がします」

死神A「私は一生スキマ妖怪で良かったと本気で思ってました」

山田「そんな事言ってて良いんですか? 同じアシスタント枠の人気で腋巫女に負けているのに」

死神A「……いや、あれは人気って言うより同情じゃ」

山田「では最初の質問でーす」

死神A「ガン無視!?」


 Q:‘習得条件’も同時に作った事になるとのことですが「条件のついた能力を作った」のか「能力を作った後に習得条件を作った」のかどちらですか?


山田「形としては後者になります。某隙間妖怪に能力を説明された後、嘘の条件を聞いて本当に条件が増えたと言う事ですね」

死神A「なるほどぉ。ちなみに、条件付きの能力も作れるんですかね?」

山田「今更何言ってるんですか。散々色んな事を出来る出来ると言ってきたのに、出来ないワケが無いでしょう。給料減らしますよ」

死神A「なんでそんなに辛辣なんですか!?」

山田「質問者も言っておりますが、既存の能力に更なる条件をかける事ももちろん可能です。……まぁ意味は無いと思いますがね」

死神A「あ、でもパワーアップ的な使い方も出来るんじゃないですか? こう、条件を満たせば強化可能みたいな」

山田「そうやって知的路線をアピールするつもりですか。あざとい、実にあざとい」

死神A「いや、この程度でその路線アピールは無理があるでしょう!?」

山田「では、今回の所はこれまでで―――」

死神A「えっ、ちょっ、待ってくださいよ。早すぎませんか?」

山田「仕方が無いでしょう、質問が無いんですから。まったくスキマ妖怪の時は祭りが出来るくらい質問が来ていたと言うのに……全員地獄に落としてしまいましょうか」

死神A「……あれは、話の流れ上多くなってしまっただけだと思うんですが」

山田「何でその時私が居なかったんですか!! あとその胸がムカつくので一発殴らせて下さい」

死神A「本編で解説してたからですよっ! と言うか後半は本件に一切関係無い!?」

山田「あ、私は四季映姫さんとは全くの無関係なんでそこは考慮してください。胸も私の方が大きいですよ」

死神A「…………哀しくなる嘘は止めてください」

山田「ちなみに、質問者からはこんなメッセージも貰ってます」


 タダで質問するのもなんですので空腹の腋巫女さんへ晶君の肉じゃがをプレゼントです


死神A「……いや、これはダメでしょう。隙っぱらにアレとか普通に死にますよ」

山田「でしょうね」

死神A「でしょうねって、分かってるなら――」

山田「なのでこの肉じゃがは、スタッフ(※注1)が責任を持って処分致します」 ※ここで言うスタッフとは死神Aの事である。

死神A「何ですかその不必要かつ面倒な注釈は!? 結局私が食べるってことじゃないですか!」

山田「正解。すーぱーやまださんの効果で三倍の肉じゃががプレゼントされまーす」

死神A「それって実質罰ゲームですよね!? あ、ちょっと、待って、もう肉じゃがはイ――――――――」

山田「ではでは、オチもついた所でまた次回~」


 とぅーびぃーこんてぃにゅーど




前を表示する / 次を表示する
感想掲示板 全件表示 作者メニュー サイトTOP 掲示板TOP 捜索掲示板 メイン掲示板

SS-BBS SCRIPT for CONTRIBUTION --- Scratched by MAI
0.037385940551758