太陽の光が眩しい真っ青で平和な空。
しかし快晴という訳でもなく空には幾つかの巨大な雲の群れが山よりも高く浮いており、それらはゆったりと風の流れに
身を任せて悠々と大空を飛んでいる。そしてその合間を高所を飛ぶ特定の鳥達が水の中を泳ぐ魚のごとく征く。
そんな雲と鳥の中に混じって1つだけ巨大な影が、他の全てを置き去りにする速度で空を飛んでいた。
それの背に生えた4つの黄金色の翼が力強く羽ばたく度に金色の粉を撒き散らし、衝撃を発生させる。
天空の絶対の捕食者である飛竜が塵芥に見えるほど巨大で、神々しい雰囲気を持った影の正体は『竜』
人よりも遥かに強く、優れた叡智と寿命を持った種族だ。
しかも大空を弓矢の様に飛んでいるのはそんな竜の中でも頂点の存在である神竜。超越種の中の超越種だ。
全身を金色の鱗と甲殻に覆われてはいるが、半分ほどは羽毛に近いのを見るとまだまだ幼い神竜だと判る。
紅と蒼の眼に確かな理性と知恵を湛え、猛烈な速度で過ぎ去っていく下界を見渡す。
そして。
(イデア イデア! 凄いよ! 私ってこんなに早く飛べたんだ!!)
「あー、はいはい。凄いね」
鱗に包まれた広大な竜の背にぽつんと置いてある小さな金色の繭
エーギルで編みこまれ、作り出された小さな部屋の中でこの竜の半身とも言える人物、イデアが素気なく返事を返した。
もう何度も同じ内容の言葉を言われて、一々返事を返すのにも飽きてきた。
幾度かの失敗を繰り返してようやくナーガの許可を貰える程度までに計画表を完成させた双子は現在目的地へと向けて飛行中である。
イドゥンの背にのったイデアが色々な物を詰め込んだ大きな皮袋を枕代わりにして寝ころがる。
彼の視界全面に広がるのは青い空でも、遥か下の大地でもなく純粋な金色。
何故二人同時に竜化しないのか簡単に言ってしまうと
まだ双子はエイナールやナーガの様に何もない所からポンポンと本やらバスケットやらを取り出す事が出来ないからだ。
あれも恐らくは何か高度な魔術を使っているのだろう。残念だが双子はまだ其処まで魔道を極めてはいない。
竜化して背中に荷物を乗せて持っていってもいいが、落としたら悲惨な事になることは間違いないだろう。
うっかりしたミスで大事な荷物が空中にばら撒かれるのをイデアはありありと想像できた。
ならばどちらか片方が竜化し、その背中にもう片方が乗って荷物の管理をしようという事になったのだ。
最初冗談交じりにイデアがこの意見を言ったら彼の姉が「面白そう!」と食いついてきたのも大きい。
そして荷物と自分の片割れを乗せて飛ぶことになったのはイドゥンに決定された。
飛行速度などはほとんど同じであるが、決定された理由で一番大きいのは彼女が精霊の声を聞くことが出来るというのがある。
そう、理魔法を行使する者はありとあらゆる場所に存在する精霊の声を聞いてその力を借りる事が出来るそうだが、
イデアには精霊の声が全くといっていいほど聞こえないのだ。
本当にこれっぽっちもだ。精々精霊の存在を感じる事が出来る程度で、そこから先には10年近く経っても到達出来てはいない。
ナーガにその事を相談したら「理魔法への適正が低いのかもしれん」と言われて本気で凹んだりした事もいい思い出だ。
しかし姉の「イデアが聞こえないなら、私が精霊の言葉を教えてあげる」という励ましと
「一応は理魔法も使えなくはない」と前向き思考で持ち直してその事は気にしないようにイデアはしている。
話を戻そう。
イドゥンによると精霊は本当に色々なことを教えてくれるらしい。
今日や明日の天気に風の向きや強さ、何処にどんな鉱石があるか、地下に暖かいお湯があるよ、大地が揺れるから気をつけて、などなど例をあげればキリがない。
そんな精霊達にサカへの道案内を頼んで、イドゥンは精霊の導きに従って飛んでいるのだ。
落ちないようにエーギルで個室をつくり、その中にイデアを格納して彼女はスイスイ飛んで行く。
人や馬なら何日も、何週間も、何ヶ月も掛かって行く道程をまだ幼いとはいえ神竜の翼は僅か数時間で移動する。
飛行の速度で神竜に勝てるのは成長しきった風竜ぐらいであろう。
話はそれるが、かつて存在した風竜フォルセティという竜はその昔ナーガに飛行速度で勝負をしかけた事があるそうな。
結果ははっきりと判っていないのでこの話自体が御伽噺の類である可能性もあるが、真実を知っているであろうナーガは黙して語らない。
後、噂によるとこの名を冠した超魔法が知識の溜まり場には眠っているらしい。
他にも知識の溜まり場にはかつての戦争の際の超魔法や、恐ろしい力を秘めた武器の製造方法などが厳重に封じられているという。
閑話休題。
暇だ。イデアの胸中を埋める感情は退屈であった。
寝転がっても金色。起きても金色。足場は鱗と羽毛、甲殻。しかも移動できる範囲は狭い。
少なくとも今のイデアを取り巻く環境は最悪とはいえないまでも、決していいとは言えないものだった。
「……ふぅ」
半身だけ起き上がり、ぼぉーっと何処か遠くを見る。
そして手に力を込めて、立ち上がろうとした時
パキ
そんな乾いた音が手元からした。
イデアが何だろうと思い、音のした場所に眼を向ける。
「あ」
思わず反射的に気の抜けた声をあげる。
……鱗が、剥がれていた。見事なまでに。
「あああぁ……」
鏡の様にキラキラと光り、自分の焦りに満ちた顔を映し出したそれを見ながらイデアがガタガタと震える。
(どうかしたの? 酔っちゃった? 一回降りて休む?)
弟の姿は見えずとも焦りは伝わってきたのだろう。イドゥンが彼を案ずる声を脳内であげる。
不思議なことにいつも色々教えてくれる精霊はクスクスと悪戯が成功した子供の様に笑って何も教えてくれない。
「いい! 大丈夫だから!! 早くサカにいこう!!」
イデアの腹の底からの叫びを聞きながら、イドゥンは予定通りサカへ向けて猛烈な速度で北上を続けた。
サカ草原はベルン地方の北、エレブ大陸の中央部に存在する大草原地帯だ。
草原の面積はベルン地方の2倍以上の広大さを誇り、そこには厳密な国家は存在しない
国家の代わりにサカに存在するのは部族で、サカの民は部族単位で移動し、共に助け合い生活している。
そう考えると部族というのは一つの大きな家族といえるだろう。
主な移動方法は馬で、馬車などにゲル(サカの住民が暮らす民家であるテント)を積み込んで大規模な移動をすることもある。
そして馬の上から弓を射る技術も日常的な狩りなどで鍛えられているため、かなり高い。
信仰という点ではサカは天や大地、理魔道で言う精霊などを深く信仰しており、これらへの感謝と畏敬の念を強く持っている。
そしてサカの民は嘘などを嫌い、自らがサカの出身である事を誇りに思っている者が多数。
それと同時にサカに住まう彼らは仲間や家族などを何よりも大切にする者が多く、彼らを仲間につけることが出来れば
例え世界を敵に回しても味方になってくれるだろう。
以上 竜族の地図 サカ地方の特色より一部抜粋。
サカの壮大な大地。
地平線の果て、何処までも続く広大な草原に突如影が差す。
太陽の光が雲に遮られた際に発生するソレに近い影だ。
最初は小さな影だったが徐々に大きくなり、同時に辺りに強風が吹きすさび若草達を激しく揺さぶる。
ズドォンと重厚な音を響かせ、影を落としていた物体――金色の竜の巨体が大地にその身を降ろす。
四本のしなやかながらも頑強な脚、そこから生える成長と共に三本から五本に増えた鋭い竜爪で大地をしっかりと握り締め、自重を支える。
二対四枚の見る者を圧倒する翼をたたみ、着陸終了。
竜の全身が輝いた。太陽のごとく暴力的な光を撒き散らす。
光は徐々に小さく収まっていき、やがては拳程の大きさの竜石となって収束する。
「ふぅ……」
竜石を持った紫銀色の長髪が特徴的な少女、神竜イドゥンが竜石を懐にしまうと、身体をほぐすようにグっと背伸びをした。
後ろを振り返り、今まで背に乗せていた自分の最も大切な半身の様子を見る。
彼女の半身であるイデアといえば、荷物を傍らに放置し何やら青い顔で四つんばいになっていた。
簡単に言えば、とある事情から発生した緊張によって酔ってしまったのだ。
さしずめ竜酔いとでも名づけておくか。
「イデア?」
長く美しい髪を翻しながら弟の元に駆け寄り、その顔を覗き込む。
「大丈夫、大丈夫だよ……」
イデアが片手を今にも息絶えそうな老人のごとくプルプル震えさせながらあげて、何とか無事であると主張する。
まるで産まれたての小鹿だ。しかし彼の顔はどちらかと言えば棺桶に片足を入れている顔だが。
嘘だ。少なくともイドゥンには大丈夫には見えなかった。真っ青な顔で四つんばい、声には生気がなく、いつも元気よく存在をアピールしてくる
尖った耳もへたれている。こんな状態を少なくとも彼女は元気とは呼ばない。
特に尖耳なんて全身で「体調は最悪です」と訴えてきているではないか。
いけない。自分はお姉さんなのだ、弟が体調不良なら助けなければいけない。
かつて弟に守ると言ったあの言葉を忘れた訳ではない。
今この場でイデアが頼れるのはお姉さんである自分だけなのだから。
「ちょっと待ってて!」
荷物として持ってきた皮袋の中身を漁り、突っ込んでおいた小さなレストの杖とライヴの杖を手に取る。
持ち運びが便利な大きさに整えられた杖だ。
その二本の杖に彼女は力を流し込んだ。
「本当にありがとう。助かったよ姉さん」
「どういたしましてイデア。後、他に何か困ったことがあったら、何でもお姉さんに言ってね?」
二つの回復の術をかけられ、何とか復活したイデアが自分に術を掛けてくれた姉に感謝の言葉を言う。
正直な話、危なかったのだ。あのままだとサカの澄んだ大地に汚いものを吐いていたかもしれない。
冗談ではなかった。
ブレスでさえまだ、まともに撃ったことがないのに口から胃の内包物を吐き出すなど絶対に嫌だ。
しかし口から出たのは本心とは反対の強がりな言葉。素直に助けてと言えなかった自分を憎み、自己嫌悪に少しだけ陥る。
俺の馬鹿。ゲ○が出そうな時ぐらいは意地を張るなよと。
口には出していないが、内心で考えていることが顔に出ているイデアの十面相をイドゥンが不思議そうに眺め
次いで今まで上空から眺めていたサカの大草原を今度は地上から見る。
「やっぱり、どこまでも草がいっぱいなんだね」
本に書かれていた通りのサカの大地にうんうんと満足したように頷く。
上空からみたサカも地平線の果てまで自然が続く美しい大地であったが、こうやって地に降り立ってみると
また違う世界に見える。
ここから更に北に行けばエイナールが家族と共に住んでいるイリア地方らしい。
エイナール曰くイリアは冬のベルン地方とあんまり変わらないらしいが、いつか弟、そしてお父さんと一緒に行ってみたい。
そしてもう一度弟を見る。イデアは二本の杖を皮袋に戻している最中だった。
そして袋の中から魔道書と何かを取り出してイドゥンに渡す。
「はい【ファイアー】の魔道書と青銅のナイフ」
手渡されたのは少々薄い持ち運びを便利にするためにページを削られた魔道書と皮で作られた鞘に収納された小さなナイフ。
護身用にイデアが持ち物に追加したものだ。幾ら竜化すればどうにかなるとはいえ、備えあれば憂いなしの精神だ。
双子が書とナイフを腰のベルトに固定する。
「サカには人間が住んでいるんだよね?」
「そうだね 確か遊牧民族っていったっけ」
遊牧民……前の世界のとある国ではそういう風に呼ばれた人たちが居た事をイデアは知っていた。
しかしソレは遠い昔の出来事だし、今、この大地にそういった人種が現実に居ると言われてもいまいちイデアは実感が湧かなかった。
「どんな姿なんだろうね? 人間って」
イドゥンの心からの疑問の声。
本で竜の人化の術は人を真似ているなど、色々な記述で人と言う単語を目にした彼女であるが
実際に人間にあったことはないのだ。我々と同じと言われてもいまいち判らない。何せ彼女は人を直接見たことがないのだから。
ナーガはもちろんエイナールも竜であるし、ニニアン、ニルスも竜だ。
イデアは………………少なくとも身体は竜だろう。
「もしかしたら、耳と目が7つあったりしてね……?」
「い、いやだよぉ……」
思わず想像してしまったのだろう
顔が多数の目と耳に覆われ、長い腕をくねらせながら執拗に追いかけてくる『人間』を。
髪を揺らしながらイヤイヤと頭をふって
何とかその魔物と融合した様な『人間』の想像図を脳内から追い払おうとする動作は非常に可愛らしいものだ。
ハハハとイデアがこらえきれない様に笑う。
そして皮袋から取り出した羽ペンで頭を抱えてうーうー唸っているイドゥンの尖耳の先端を軽く一撫で。
「ひゃっあ!?」
艶かしい声をあげてビクンとイドゥンの身が跳ねる。
顔をあげて、イデアの持っている羽を見て顔が青ざめる。
「羽ペン……あ、アレだけは許してぇ!」
簀巻きのごとくイデアの力でグルグルに拘束された状態で足の裏を羽とイデアの細い指でくすぐられた事は彼女にとって
小さなトラウマになっていた。
しかし正直な話、顔を真っ赤にして、自由に動かない身体を苦しそうにくねらせ、荒い息を吐きながら抗議する彼女もイデアの奥深くに存在する何かを
かなり刺激し、くすぐりを助長していた気もする。
羽ペン。ただ文字を書くだけのアイテムに恐怖の視線を向ける神竜にイデアが溜め息を吐き、ソレを袋の中に放り込む。
そして色々と仕切りなおしにすべく口を開く。
このまま小動物のごとく瞳を潤ませた姉を観察してもいいが
……否。何が観察だ。それではまるで彼女が本当に小動物みたいになってしまうではないか。
「帰りの時間までこの草原を自由に探索できるけど、まずは何処へいこうか?」
イデアの魔法の言葉「自由に探索」にイドゥンの眼が宝石のごとく輝いた。
暫く広大な草原を走ったり、気まぐれに背に翼を出して飛んだり、
綺麗な川の水で喉を潤したりして思い思いにサカを満喫していた二人がそのゲルを発見したのは運命だったのだろうか。
ソレは誰にも判らない。
広い広い草原に一つだけポツンと立っているそのゲルに双子が気がついたのは竜化はせずに翼だけ出して
飛行で移動している最中だった。
本来サカの民は部族と呼ばれる何十、何百、何千という大家族で生活し、移動しているのだがそのゲルは一つだけだった。
どんなに小さな部族でもゲルが一つというのは有り得ない。
そのゲルの周りには数頭の馬と羊が人工的に作られた柵の内側に閉じ込められており、人が生活しているというのが判る。
ここは竜の住むベルン地方に近いサカの南方であるため、人が居ること自体珍しいのだが双子はそこまで詳しい事は知らない。
基本的に部族はサカの中央部を誰に遠慮することなく縦横無尽に駆け巡っているのだ。
最もナーガはそれを判って精霊達になるべく人の居ない地域に導くように命令したのだが、イドゥンとイデアはそれを知る由もなかった。
一回目のイデアの計画書には全ての準備が万端ではあったのだが行き先がリキア地方になっていた。
リキア地方にはそこそこの数の人間が住んでいた為、却下にしたのだ。
人が多数群れている中に何も知らない絶大な力を秘めた神竜、それも二柱を放り込むような真似はしたくない。
人が竜に抱く感情は決していいものだけではないのだ。
しかしそれでも世界を直接見て、触れて、経験を積むことは重要なことだ。
だからこそ人の密集率が低いサカへの旅行を許可した。
仮に人に出会ったとしてもサカの人間ならば完全とは言えないが他の地域に比べれば、前述したとおりの人間性からマシともいえる。
最悪ナーガが降臨してしまう手もある。だが、それはあくまで最悪だ。
この旅で困難が双子を襲ってもよほどでない限りナーガは手を貸しはしない。
その事は二人が旅立つ前に何度も言い聞かせておいた。
自分達の力で企画し、自分達の力で向かい、自分達の力で帰って来いとナーガは二人に言った。
そして今の双子は――伏せていた。大地、そして林と同化するためにじぃっと伏せてゲルの様子を窺っていた。
まるでどこぞの国の密偵のごとくに。
「ねぇ、姉さん」
「何? イデア」
「俺達、何で伏せているんだろ?」
「それは……それはぁ……」
明確に答えられず小さく唸り始める。というよりも何故自分達はあのゲルをこんなにも気に掛かっているのだろうか?
それも判らない。
「ちょっと精霊に聞いてみる?」
「それがね、あのゲルの中に凄く強い力を持った精霊が二つ居て、他の精霊は近寄れないみたい」
イデアが眼を凝らしてゲルを見る。よーく集中すれば何となくだが、確かに強い存在感を二つほどゲルの中から感じ取れた。
理魔道士が住んでいるのか? それともサカに住まう呪術などを専門としたシャーマン? ゲルの中に対して疑問は尽きない。
「本当に……7つ目7つ耳の化け物が住んでいたりして……」
「そうだったら、イデアは私が何とか守るよ…!」
言っている事こそ勇ましいがゲルの中で7つ目7つ耳の『人間』が巨大な包丁を研いでいる所を想像した彼女の身体はガクガク震えている。
マズイ 本当にマズイ。イデアは焦っていた。この世界で始めての人間との遭遇だというのに、どうしようもなく恐ろしい。
逃げてしまおうか――出来るだけ逃げるという言葉をオブラートに包み込んで姉に提案しようとした矢先、ゲルの入り口が勢いよく開いた。
「「!!!???」」
双子が同時に声にならない叫びをあげる。
ゲルから飛び出してきた人物も双子の隠れている場所に大声で叫んだ。
まるで最初からそこに居るのが判っていたように。
凛とした声が草原に響き、双子の鼓膜を揺らす。
「そこに潜んでいるのはわかっている! 大人しく出て来い!!」
出てきたのは7つ目7つ耳の化け物などではなく
サカ地方でよく使われる狩猟用の短弓に矢を番えた黒髪の少女だった。
あとがき
3ではようやくこのとある竜のお話で最初の戦闘シーンが入れられそうです。
本当に長かったなぁ……。
SSの投稿から1年が経ちましたが、最初に比べて自分の執筆力はあがっているかどうか不安ですw
これからもよろしくお願いします。