自分の作品を読了していただき、ありがとうございました。作者です。
このページでは本作に関する裏話やボツネタなど、特に本編とは関わりのない話がずらずらと続きます。
興味がない方は滞りなく戻るをクリックしていただければよろしいかと……。
ではでは、改めてこんにちわ。作者です。
二次創作に手を出すのは初めてではないですが、完結させるのは初めてですので現在、感無量です。
まあ、わざわざ人に言うこっちゃないことですよねー、これは。
今作品を作るにあたって、自分は最初“あー、こてこてのオリ主最強モノが書きてぇー”と思いました。
ここで最強と言えばドラゴンボールだろうjkと極々自然な流れで連想されました。
よし、ならばドラゴンボールでオリ主最強モノを作ろう。これが本作の執筆にとりかかる最初の流れでした。
そしてふと、早速製作に取り掛かろうとした段階にて、どうせなら過去のボツネタも流用しようかと考えました。出来れば全部。
という訳でぶち込まれた結果、出来あがったのが本作であり、作中に登場した諸々の設定群でした。
はい、作者は設定厨です。すみませんでした。
作中に登場したオリ組織、トリッパーメンバーズ。
無駄に壮大な風呂敷を広げた代物だと思われたでしょうが、それも当然です。なにせこれ、元々シェアワールド企画のために脳内で設定だけ練られていたものですから。
ですので実は本編では出せなかった設定とか無駄にたくさんありまして、作者はこれを使って色々と共同で製作出来たりしたらいいなぁと一人ムフフしてた訳です。
はい、気持ち悪いですねすみませんでした。
ワールド・ルールというもの。これは自分なりの多重クロスに対する手段として考えていた一つの手であり、同時にクロスの際に重要な部分である設定の擦り合わせの、完全な破棄でもあります。
要するに絶対に死なないという設定と絶対に殺すという設定がそれぞれ別々にあった場合、これこれこうだから通じる通じないという、そんなこじ付けや努力を省いて両方適用させるのです。
例で言えば、名前を書けば絶対死ぬデスノートと、主である三只眼がいる限り絶対に死なない无。もしもこの場合でノートに无の名前を書いたとすると、まずデスノートのルールが適応されて、无は絶対に死にます。がしかし、次の瞬間には无の絶対に死なないという設定が適応されて、蘇生します。この場合だと、デスノートの設定に死を永続させるなんて設定がないために、无が甦れた訳です。こんな感じで設定にある記述が互いに適応され合って拮抗したり、設定の粗を突いて押し通したりするわけです。
だからさらに例えて、どんな攻撃でも一度喰らえば絶対に二度と効かないという設定を持っている人間がいて、そいつに何もかも全部飲みこむ防御不可能だという設定の攻撃を一度当てて、もう一度当てるとします。このような矛盾する場合だと、いかに両者の設定に差があるかで勝負が決まるのです。つまり人間側に、原作で一度でもその攻撃と同じような防御不可能な設定の攻撃を喰らいそれ防いだ描写があれば、この場合人間側の設定が勝ちます。逆に攻撃側に、原作で人間側と同じような存在がいてそれ破っている描写があれば、攻撃側勝つと、そういうことです。
原作で設定が明確化されている分、ワールド・ルールは強くもなり弱くもなるということです。ああ、また長々と書いてしまった。
だから、要するにぶっちゃけジョジョのスタンドとかだと、同じスタンド持ち以外だとどんな世界の設定持ちだろうが、見たり触れたりは不可能だったりするわけです。明言してるし、基本作中でそれら設定が破られたこともないから。
本作の最初の製作のきっかけは上記の通りでしたが、一応それとは別というか、さらに付け足すように本作にはテーマが存在しています。読者の一部には分かったかもしれませんが。
それはズバリ因果、というものです。原因があるから結果があるってやつです。
基本的に悪行には悪行への報いがあり、それとは別に自分の何らかの選択の結果は、必ず変化を伴って自分の元に良かれ悪かれ戻ってくるというもの。
本作では主人公であるリキューが、まさにそれを体現しちゃってます。彼は強くなるためだったり逃げるためだったりと色々な選択をしていった結果、最後にそれらの行動によって発生した結果を全部一身に受けることとなりました。
他のキャラクターにも大小様々な形で、それらは現れています。例えで出すと、バーダックとかニーラ・ガートンなどの、死んでしまったサイヤ人たちは全員例外なく地獄行きとなってます。これは彼らが生前に罪もない人間たちの命をたくさん奪ったからです。作中でもそのことは書いてますね。
因果応報。自業自得。良いことも悪いことも、全部ひっくるめて自分の行動の結果は自分に返ってくるってことです。
本作を書いていたほぼ十ヶ月間。自分でも驚くほどテンションを保てて話を書くことが出来ました。
やっぱり楽しかったからですね。ドラゴンボールは永遠のバイブルですよ。
ですが、書いてて分かる欠点も浮き彫りにされる訳で………
どうにも自分の言葉回しや説明記述に無駄が多く、最初は一話30kbあたりを目安に書いてたはずの話が、後半には平均50kbになっているという不思議。
もっと一文に上手く説明と説得力を込めた文章が書けるようになりたいと、痛感しました作者です。
ちなみに、この話は全三部構成の壮大な話になる予定。
第一部である本作、序章開幕編。続いて第二部である、龍球激戦編。完結部である最後、世界決戦編。
なおこれらがすべて公開されるかどうかは現在、完全に未定である。あしからず。
では以下では、各話にての裏話や伏線など、箇条書きでどぞー。
第一話。
導入部分ですね。改めて見てみるとボロボロで分かりにくい文章ばかりな一話。
この話を投稿した時点で、もう一時期出していたプロット以上に話の形は出来ていました。
反応が気になってプロットも一緒に出していた作者。正直不味かったと思ってます。反省。
第二話。
冒頭がテーマを語っている第二話です。
最後らへんに出てくるオーラリアクト現象の説明がちょろりと出てくる。基本的にこの世界で爆発的に気が増大する現象には総じてこれが関わっている設定。例外もあるけど。
原作ではツフル人との戦争は結構な長期間続いてたっぽいけど、話数を削るためにそのあたりをばったり改変。ツフル人たちには一話で滅びてもらいました。
ある意味一番本作で改悪された人たち(文字通りの意味で)。
第三話。
フリーザ登場。これは二次創作なんだから、さっさと原作キャラを出さないとなぁと思っていた。
オリ主の苦労と精神の変節。この辺りからリキューの泥沼化のフラグが立つ。
ついでに作者の設定厨が騒ぎ始める。収まれ、収まりやがれ俺の右腕ッ!
第四話。
オリ主の泥沼本格化。このあたりで道を間違い始める。将来の悲劇フラグ。
グダグダと生産性のないオリ主の懊悩を書く。たぶん読んでて楽しくないだろうけど、リキューの色々とねじ曲がった精神の葛藤を知ってほしかった。
この辺りが作者の力量の限界。もっと分量短く意図を説得力と共に伝えられる文章を書きたい。
第五話。
オリ主決定的に道を間違える。そんな話。
あとこの話にヒロインがいないとか思ってた人、甘いよ甘いね! 実はもうこの時にヒロインのツバミさんが登場してるんだよ! ヒャッホーイ!!
分かる訳ありませんね、すみませんでした。
あとガートンとの会話のシーンで、実はちょろりと一文だけコンブルの存在を示す伏線があったり。これは分かった人いたかな?
第六話。
不味い、原作キャラを出さんとこれじゃ二次創作じゃない。そう思って、丁度いいと出演させたターレスとスラッグのお二人。
劇場版にて悟空を一目見てサイヤ人と見抜いたスラッグを見て、スラッグはサイヤ人と会ったことがあるのかなと思って考え付いたアイディア。
あとリキューの雑な精神が発揮され始めた話でもあったり。
ああ、あと後にバーダックに止めを刺すメカニックの初登場でもあった。ちなみに彼はあの後、無事に惑星ベジータを脱出してほのぼの暮してます。
第七話。
ターレスとスラッグのバトルが思った以上に長引いて分割した話。
リキューは勉強と修行と、順調に最強オリ主としての道を駆け上っています。
第八話。
ようやくターレスとスラッグのバトルに決着が付いた。結果は痛み分けと。
リキューの精神的な歪さをちびっと現した話。順調にフラグは育っている様子。
第九話。
バーダックの登場。リキュー数少ない友達(本人断固否定)が出来るの巻。
これでバーダックの強化フラグを立てた。バーダックの戦闘力、3200。
第十話。
ターブル登場、そして退場。こうして彼はエイリア星へと人知れず送られ、そこでグレと出会い面白おかしく日々を暮らすのであった。
あと『限界突破』の示唆する一文の挿入。分かってた人もいたみたいですね。
ようやく時雄とトリッパーメンバーズの登場。長かったぜ。
第十一話。
上で長々と書いたワールド・ルール。それを表現するための話だったり。
けどぶっちゃけトリック分かったら、基本性能がアリと地球破壊爆弾ぐらいの差があるからリキューは時雄に簡単に勝てるのよね。
重傷を負うリキュー。これは作者の最強観もあったり。痛みを知らない人間は強くなれんでしょ。
第十二話。
クロノーズ登場。そして膨大な設定の種明かしが始まる。し、静まれ俺の魂ッ!!
リキュー回復。何気に戦闘力が上昇し、11300に。
第十三話。
リン登場。こいつを設定するために、俺は黒歴史ノートの封印を解いた。誰か枕プリーズ。
説得力を付けるために膨大な設定バラしをしたかったのだが、あえてリキューのキャラ性を伝えるために省いたり。
それがあんなに反響をあたえることになろうとは………どうしてこうなった!?
はい、自業自得ですね、すみません。
ちなみにこの時の戦闘では、リキューの戦闘力は上がらず。これはあくまでも魔力ダメージであり、肉体的には一切傷付いていないからである。
第十四話。
本作にて最大容量となった話。同時に作者の力量不足が露呈された話でもある。鬱だ死のう。
リキューの悲劇フラグとバーダックの強化フラグは両方とも順調に成長中。ちなみにバーダックの戦闘力、5800。
ほんのちょっと登場した加田の人気に作者は嫉妬する。
外伝、勝田時雄の歩み。
よもやの外伝。少し間を空けようと思っていたのと、いずれちょびっと世界観の説明とスタンドの解説のためにやろうと思っていた話。
仮面ライダーの人登場。この人の話はちゃんと考えているが、公開する日が来るかは知らない。
枝折ちゃんは可哀想な子です。ヤンデレって片付けないで上げて!
第十五話。
戻ってきた本編。一気にパワーアップしたリキュー。リンとの戦いでの手加減はもはや100分の一なんてレベルじゃなかったり。
ツフル人は滅びぬさ! 何度だって蘇る!! それはそれとしてベジータ登場。
時雄の余計な助言は物語のスパイス。悲劇フラグはこれでコンプリートかな。
第十六話。
ほぼ原作通りだが、所々で改変がかかってたり。
ポイントはトオロの台詞。こいつの台詞に第二部の伏線がある。
第十七話。
またもやオリ設定が乱舞する。え、エターナルフォースブリザードォ!!
バーダックの予知夢は、基本的にほぼ絶対の内容を映すだろうという作者の主観が働いています。つまりこれも第二部の伏線。
超パワーアップ、バーダック。これは原作のナメック星でいきなり戦闘力の跳ね上がった悟空やベジータを元に設定しました。戦闘力は3万から150万前後に。
第十八話。
バーダック無双。勝てる訳ないだろ、こんな奴に状態。ザーボンとドドリアは呆気なく散る。
悟空射出遅延。バーダックの死亡フラグである。そして意気揚々とフリーザに向かっていくリキュー、こいつは悲劇フラグのまさかのオーバーロードである。
第十九話。
クウラ様がみている。おっと誰かきたよう(ry
リキューまさかの“変身しろフリーザ”。こやつ実にサイヤ人である。悲劇フラグはもはや神の領域へ。
トリッパーたちが大量登場。いつか変態紳士の活躍を書きたいものだ。ちなみに紳士の必殺技は触手プレイ。
リン参戦へ。こいつはこいつで死亡フラグ作ってる。
なお実は時雄の話しているGTは黒歴史などの会話も、戦闘力超間違いの伏線だったり。納得出来ないものは公式だって認めない子です。
フリーザの戦闘力は53万から150万前後に。
第二十話。
バーダック、出番を強奪する。
フリーザの再変身、戦闘力は400万をちょっと下回る程度に。バーダックフルボッコ。
ようやく来たぜ主人公。まさかのリキュー無双が展開される。そして次の一言“最後の変身をしろよ、フリーザ”。
フリーザは最終形態へ。その戦闘力、通常時で3000万。
第二十一話。
リキュー、自信満々に全力全開。久々の超全力全開戦闘開始。その戦闘力は水を得た魚のように上昇し、500万ほどにまで到達。
そしてそろそろ始めさせてもらった反撃を受けて撃沈。500万と3000万で勝てる訳ないでしょうが。
リン参戦。必殺のデッド・エンド・シュート!
第二十二話。
『法則侵食』の発揮、フリーザ脅威の戦闘力9000万を披露。ブラックホールの特異点を侵食し握り潰す。
この『法則侵食』。原作にて神龍が言っていた“神の力を超えた願いを叶えることは出来ない”、それと劇場版でのボージャック一味の結界を力技で無視してる超2悟飯、GTでの超サイヤ人4にて子供から大人に戻る悟空など、そういった描写を元に設定しました。まあ、これの一番の設定理由は、アックマンのアクマイト光線を喰らうとフリーザが死ぬってのが認め難いからってのがあるんですがね。
激神フリーザ降臨、全殺開始。リンは瀕死で二ーラ・ガートン死亡。リキューブチ切れ、けど及ばず。右手を吹き飛ばされる。
まあ、この結末にまで至ったのもリキューの自業自得ですからね。ここで超サイヤ人に覚醒するのはないない。
第二十三話。
代わりとばかりにバーダックの覚醒。条件は満たしていたから、後はフリーザがサイヤ人の個体数減らせば良かっただけ。つまりフリーザは自分で墓穴を掘った。
バーダックの戦闘力は150万→7500万へ。フリーザもフルパワーへ、戦闘力1億2000万。
ちなみに、冒頭で基本的に掘り返されることのないリキューの日本人時代の話が流れたり。親への微妙な態度の遠い原因の一つ。
第二十四話。
題名は二つの意味を持たせたダブルミーニング。単純で悪いか!
トカゲの手により死亡フラグ射出、バーダックは太陽に散る。ちなみにバーダックがフリーザ相手に戦えていたのは、本編でも書いてたけどバーダックの戦闘経験値が超高かったから。
ほぼ公開することはないだろう第三部の光景をバーダックは最期に見る。
第二十五話。
愛は哀だ。哀しみによってリキューは超サイヤ人に覚醒する。かくして彼は自身の行動による結果の全てを得たことになる。戦闘力500万→3億。
人知れずブロリーは伝説の超サイヤ人へ覚醒。ちゃっかり親を連れて別銀河へと脱出。
フリーザを一蹴し、ヒロインであるツバミとフラグを立てて、リンに面倒事を押しつけてリキューは消息を絶つ。クウラの存在も消え、惑星ベジータに平穏が戻る。
エピローグ。
唐突に登場したコンブルさん。この人が超サイヤ人になれるのはギフトのおかげ。リキューが深刻に悩んでいた大量虐殺などは生きるために仕方がなかったと、すっぽり割り切り済み。サイヤ人たちをあっさり見捨てて、自分はゆったり原作を俺TUEEEしながら満喫している。ちなみにもしも死んだとしたらこの人、確実に地獄行きである。トリッパーだから死んでも地獄行かないけど。
リンはよもやの内政モノ主人公へのジョブチェンジ。必死に超サイヤ人に関する情報などを操作しばらまくなどして、周辺勢力からの侵攻行為などに牽制をかける。さらに並行してサイヤ人の穏和矯正教育や惑星ベジータの復興開発なども実行していくことになり、発生する様々な問題類にストレスを加速度的に溜めていくこととなる。
ところで、もしもドラゴンボールで国家運営SLGなんて出たら確実に地雷だよね。一人の超強い武道家の存在で必死に金かけて作った軍隊が蹴散らされるんだから。でも発売されようものなら、絶対買っちゃうけどNE!!
以上、各話の解説でした。お粗末さまでした。
リキューという奇妙な主人公の話を読んでいただき、ありがとうございました。
構想では全三部存在し、この後も続く予定ではある本作ですが、リキューが登場する話自体はこの第一部で終わりです。
もう彼が、仮に本作の第二部や第三部が始まったとしても出てくることはありません。彼が主人公であり活躍する話は、良くも悪くもこの話で終了です。
どうも、読んでいただきありがとうございました。謹んで作者からお礼を申し上げさせていただきます。
さて、これからの作者の行動ですが以下のような選択肢があるのですが、どうすることにしましょうか。
1、ここは手堅く第二部の製作だろう。
2、いやいや、ここは意表を突き狂気の第三部だな。
3、せっかくだから俺はこの時雄主人公のストーリーを書くぜ!
4、君は実に馬鹿だなぁ、変態紳士の話に決まってるじゃないかシット!
5、一般人代表ッ、加田!! 書かずにはいられないッッ!!
6、ここはハードにダークに改造人間を頼むところだろ、マスター?
7、リンの過去話まだぁー?
8、アホか、こんなところで終わりがあってたまるか! 俺はリキュー主人公の続編を書かせてもらうぞ!!
9、が・い・で・ん! が・い・で・ん!
10、クウラはどうした! クウラのその後であるスーパーロボット大戦OGs 強襲! ビッグ・ゲテスターの脅威! を書きやがれ!!
11、二次創作などどうでもいい、真に素晴らしいのはオリジナルよ! さあオリジナルを書け!!
12、まあぶっちゃけどれ選ぼうが、これになるんですけどね。筆を置き作者はROM専へと戻る。
最後に、ありがとうございました!!