自分には人には言えない趣味がある。
表向きは読書、特技は勉学でスポーツは団体競技は苦手。
身長は171センチ、68キロ。しし座で血液型はB型。
それで言えない趣味だがそれは怪物狩りだ。
僕が住んでいる初音島には様々な都市伝説がある。代表例は枯れない桜の木だろう。
もう一つは……灰色のクリーチャーが人々を襲っているという噂だ。
馬やら象やらトンボやらが擬人化したような生き物で人を襲う…らしい。証拠はない。ただこの1,2年の間に行方不明が続出している。
話を戻そう。僕には裏の趣味がある。それは狩りだ。
羊を襲う獣を駆除するハンターがそれが僕だ。
「ぇお)やぬなたてなたそぬあとまゆにぬなは!!り、れれられ」
モノローグにふけっていると明らかに正気じゃない叫び声が聞こえた。
直感で奴らによるものだと理解。ボストンバックの中身をぶちまけベルトを腰にまいた。
555、コードを入力しベルトに勢いよく携帯電話叩きつけた。
「へしん!」
『コンプリート』
ここの真紅のご当時ヒーローが誕生したのであった。