彼がそれを持って来た時、永琳はただのプレゼントかと思っていた。
大量の紙と鉛筆が欲しいと彼の猫――那由他に頼まれた時は、多分絵でも描きたいのだと結論付けた。
まだ生まれて一年と少し……彼が人間の子供のように遊びたいのも頷ける話だ。事実、感謝の証として絵を贈られた事は何度もあった。
最初は幼稚だった絵が次第に上手くなっていく様は、さながら成長の早い兎を体現化したかのようで、その過程を見つめる事が永琳は好きだった。
兎の絵だろうか? それとも両親の絵? そういえば最近顔を合わしてないようだし、そろそろ休みでも与えようかしら――微笑みながらそれを受け取った時、永琳はそんな事を考えていた。だがそんな
甘い考えは、紙に目を落とした瞬間吹き飛んだ。
「……何……これ……」
思わずそう呟いた。見た事もない構図と、余白にびっしりと書き込まれた読めない言葉。所々にある計算した形跡と答えを強調するかのように引かれた下線。少なくとも子供が書くような物ではない事位は、
混乱している永琳でも分かった。
彼は悪戯の成功した子供のように笑った。喋れない彼に代わって、那由他がそれの概要を説明した。
「此方は人力で動く耕運機、そして其方は散水装置だそうだ。ごちゃごちゃしてて分かり難いかもしれんが、一応構図は完成しているらしい」
それから続く那由他の解説を、永琳は呆然として聞き続けていた。
おかしい。どんなに頭がいい妖怪でも、生後一年ちょっとでこんな物を作れるのか? 例え目の前の妖獣から知恵を借りたとしても、ここまでの物を作れるのか? ――あらゆる疑問が芽生えては消えてゆく。
それ耐え切れず、永琳は思わず言葉を零した。
「貴方は……」
明確に相手を見つめる。すぐにその視線に気が付いた彼は、口元に人差し指を持っていき、再び微笑んだ。その時だけは、永琳も彼が何を言いたいのか分かった気がした。
『秘密です』
まるで最初から彼女の疑問を知っていたかのように、彼は軽く片目を閉じた。少女のようなその仕草は、彼の外見の事もあって非常に様になっていた。
「……という訳で、これの材料提供と製造許可が欲しいのだが……永琳殿?」
「あ、え……ええ、それなら別に構わないわ。材料は……倉庫にある物で大丈夫なのね?」
今まで解説していた那由他から唐突に話を振られ、永琳は少し慌てたが、高速で手元の紙に目を通して答えた。言葉は分からずとも、細かく書かれた構図のお陰で、何を使うのか位は簡単に予想がついた。
「うむ、後竹を大量に使うのだが、切っても構わぬか?」
「それは構わないけど、目印になるような切り方は止めてね。切るなら永遠亭の周りか、畑の周りだけよ」
「話が速くて助かる。では、私達は早速作業に移ろう。何かあれば使いを遣してくれ」
そう言って、那由他は彼の頭に飛び乗った。近頃はそこが指定席らしく、耳の間にちょこんと座っても、彼は文句を言う素振りすら見せなかった。
静かに部屋を出て行く二匹。部屋に残されたのは、数十年ぶりに驚く事を知った月の頭脳だった。
東方狂想曲
第五話 ソレ何て風俗?
皆さん、俺には夢がありました。ガキみたいな夢でしたが、それでも立派な夢だったと思います。
もし……動物と話しが出来るのなら、動物はきっと優しい言葉で語りかけてくれるんだと、俺はずっと信じていました。那由他の一件があって凹んだのは事実です。けれどここに来て語りかけてくれた兎は、この上もなく可愛らしい声をしていました。
俺は感動しました。嗚呼、やっぱり那由他が変わってただけなんだと感じる事が出来たからです。
ですが……それも長続きはしませんでした。
「散水隊、穴は開いたか?」
「まだです! 後三十分程掛かりそうです!」
「十五分だ、それ以上は待てん。出来なかったら明日、もう一度最初からだ」
「クソッ! 皆気張れ!! 機械隊に負けんなよ!!?」
『応ッ!』
「機械隊、長さが不揃いだ。一本一本計り直せ」
『了解!』
飛び交う怒号、隣から聞こえる渋い叱咤……そして周りからひっきりなしに聞こえる工具の音が、否応なしにこれが現実なのだと突きつけてくる。畜生、返せよ俺の理想郷。森の中で出会った熊さんでさえ、親切に注意してくれるんだぞ。熊が老紳士のごとく接してくれるってのに、兎が軍隊みたいに行動してるってどういう事だよ。金返せ。
目を背けたくなるような現実を前にして、俺は猛烈に落ち込んでいた。八意先生が製造を許可してくれた時は本当に天にも昇るような気持ちだったというのに、この落差は何なんだろうか。思わず痛む頭を押さえる。
そもそも始めは、俺が独断で設計したため、製造も自分一人で何とかする予定だった。馬鹿みたいな体力と筋力のお陰で、ある程度道具が揃わなくてもカバーする事が出来ると予測したからだ。
しかし、それを素直に喜ばない奴が居た。生きる俺の翻訳機こと、雄の三毛猫の那由他だ。
あろう事か、こいつは『耕作班』に手伝わせやがった。しかも言葉巧みな話術の所為なのか、兎達の気合の入り方が尋常じゃなかった。早々と何時もの作業を終わらせて那由他の指示に従う兎達には、鬼気迫るものがあった。ヒッチコックの『鳥』よりも恐怖を感じたのは気のせいだろうか……。
「……主、手が止まっているぞ」
『いや、悪い。どっかのクソ猫が俺の幻想を木っ端微塵に破壊した所為でちょっとショック受けてたんだよ』
悪態をついて、俺はいい加減自分の作業に戻った。就任し立ての頃圧し折った鍬を、一つずつ分解していく。普通に素手で出来る自分に改めて異常性を感じつつも、怪我だけはしないよう細心の注意を払った。何せ俺の場合、小さな怪我で済む気がしない。刃の部分で指切ったと思ったら五本並んで地面に落ちてたという事態だって夢じゃない。カイジも真青だ。
そんな俺の言葉に、那由他は呆れたかのようにため息を吐いた。
「主……全てのものには意思があるのだ。先入観に囚われて、口調が違うだの声色が違うだの言っていては先が思いやられるぞ」
『うるせぇ。お前と出会った時点である程度は覚悟してたはずなんだよ』
「しかしいざ目の当たりにすると駄目だったと?」
『……』
「ふん、駄目兎が」
ぐうの音も出ない。那由他の言う事は毎回毎回正論過ぎる。自分の矛盾点を素早く突くその話術があったからこそ、簡単に『耕作班隊長』に上り詰める事が出来たのだろう。寄越せよ、そのカリスマ。
「だが、お前がこういったものを作ろうと言い出したのは覚えていろ。少なくとも、こんなカラクリは私には思いつかん」
『はいはい、お前がツンデレなのはよーく分かった。だから渋声でそういう台詞を吐くな』
「……今まで聞かないようにしてきたのだが、『ツンデレ』とは何だ? 主がよく変な言葉を使う傾向にあるのは知ってるが、その意味までは私の至る所では……」
『あ、そろそろ終わりじゃね?』
那由他の疑問の言葉をぶった切ってやる。出会ってからある程度の現代語――生前使っていた言葉の数々――を教えてはいたものの、変な言葉の意味はまだ教えていなかった。その声だけでもお腹一杯だというのに、それが『ツンデレ』とか『ヤンデレ』とかいう台詞を吐いたら鳥肌ものだろう。事実、俺は今の那由他の言葉で総毛立った。
俺の返答に不満そうな顔をしていた那由他だったが、日も落ち始めていたため、兎達の指示に戻った。
「各部隊、作業中止だ。しばらくの間雨は降らぬようだから、簡単な後片付けのみでいい。終わった者から整列せよ」
『了解!』
兎達から元気な声が聞こえる。これで言動が荒かったら映画の『フルメタル・ジャケット』っぽいのだが、幸運な事に普段は割とフレンドリーだ。その事を知った時はマジ泣きしそうになった。ぶっちゃけ嬉しかった。メルヘンな夢はまだ顕然だったのだ。
ありがとう永遠亭。その環境がなければ、きっと彼らの心も荒んでいた事だろう。それこそ『ヒャッホー! 食料だぁー!!』で始まり『あべし!』で終わるチョイ役のように……ってのは俺の考え過ぎか。
『……けど那由他の前だと完璧『戦士』だよなぁ』
こんな兎達に誰がした。
「そう言えば、主はどうしてあれだけしか見せなかったのだ?」
『は?』
簡素ながらも非常に美味い夕飯を食べ終え、自室へと向かっている最中、那由他は唐突にそんな事を呟いた。
某外国人のように『何を言ってるんだお前は』という意味合いも籠めて、呆れた視線を飛ばしてやる。満腹になった後はしばらくボーっとしているのが好きな俺にとって、今思考するのは非常に面倒臭い事だった。要するに那由他KY。
「だから先日永琳殿に設計図を見せたであろう? 何故あの二つしか見せなかったのだ?」
『……あー』
そんな俺の心情も知らずに抜け抜けとそんな事を宣う那由他。一々説明するのも億劫なのだが、言わなければこいつは納得しないだろう。俺は自慢の白い耳――何故か他の兎より結構硬い。これで歩くのが、俺の第二の夢――を弄りながら簡潔に答えた。
『不審に思うだろ、普通』
「? 何故だ? むしろその頭の良さを前面に出せば彼女の御眼鏡にかない、もっと上の職に就く事も可能だろう。そうすれば、おのずと身の安全も保障されるのでは?」
『俺の歳考えろ』
「……別に問題はないように思えるが……」
俺は盛大にため息を吐いた。駄目だコイツ。普段カリスマ発揮している時の那由他はどこへ行ったんだろうか、斜め四十五度の答えが返ってくる。ああそうか、多分気に入った雌猫でも追っかけてるんだな。さながら未来の猫型ロボットのように。となると、俺の隣を歩いてるこいつは……俺の幻影か。妙にリアリティのある幻影だな。
眉間を指で押さえる。心地よい圧迫感が、歪んだ思考回路を回復させてくれているような気がした。
『最近寝てないからなぁ……』
「質問に答えろ、主」
『だーかーらー、俺一歳! 文字習ってないし、絵も大して描いた事ない! OK?』
いい加減鬱陶しい俺の幻影に、指を突きつけて答えてやる。
生後一年で色々な過程をすっ飛ばして耕運機やら散水装置を開発するなんて芸当、天才少女のちよちゃんだって不可能だ。それこそ『つよくてニューゲーム』でもしない限り、逆立ちしたって出来っこない。それぐらい聡明な那由他なら気付くはずだ。しかしこいつは俺の幻影なので、きっと頭の螺子が足りてないのだろう。雷に撃たれて高いところから落ちた所為で……不憫なもんだ。
そんな俺の幻影は、俺の言葉に納得がいかないのだろう、訝しげな表情を浮かべた。
「ならば何故見せたのだ? 見せなければ疑われる事もないだろう」
『疑われない? 無理だ、絶対にボロが出る。だったら自分の一番身近な部分に疑問を持って、効率化を図った故の行為として認識された方がいい』
「……だったらもう少し幼稚な設計図にして出せば良かったのではないか?」
『うっ……』
それを言われるとキツイ。やはり、俺の目の前に居るのは紛う方なく那由他だ。その鋭いツッコミに、俺は少しばかり落ち込んだ。
『いや……生前の性分というか……ねぇ?』
「それで不審に思われては元も子もないな」
『うぅ……』
グサグサと那由他の言葉が俺の胸に突き刺さる。そう言われても仕方ない事に変わりはない。変なところで完璧を求めるこの性格だけは、死んでも治らないだろう――実際治らなかったし。
この性格の所為で、生前は友人達によくノートを写された。友人曰く『ヘタな参考書より分かりやすい』とのこと。だが試験期間が終わるまで返さないってのはどういう了見だろうか。お陰で順位が下がったのはいい……いや、十分悪い思い出だな。
そんな性分にプラスされたのが、ハイスペックなこの身体だった。何せ頭の回転速度が生前と比べて雲泥の差だ。昔が電卓だったとしたら、今はスパコンだ。それほどまでの違いが、俺の更なる創作意欲に火をつけた。
そうなればもう止まらない。ブレーキの壊れたレーシングカーのごとく製図、計算、解説、ついでに暗号化までして設計図を書きまくった。鰻上りにテンションが上がり、最近は寝不足の日々が続いている。
だがそれも、そろそろ自重した方がいいかもしれない。スピード狂が最後に辿り着くのは、事故という悲しい現実なのだから。
「そもそもお前には危機感というものが欠落しているようにしか……っと、誰か来たようだな」
『ん……』
長ったらしい説教が始まるかと思いきや、突然の訪問者に軽く警戒する。とは言え、ここで襲うような輩はまず居ないだろうし、どうせ何時も通りすれ違うだけで終わるだろう。
曲がり角から人の気配、ぶつからないようにその場で足を止めた。美少女とぶつかって始まるラブストーリーならば歓迎するが、生憎現実というのはそんなに甘くない。何かと因縁付けられるのがオチだ。そうして待機していると、ようやく相手がその姿を現し……その格好に、俺は軽く眩暈がした。
出来れば無視して通り過ぎたかった。だがこれはないだろう。明らかにツッコミ待ちだ。ならばそれに応えなければならないだろう。
『ソレ何て風俗?』
そう……目の前に現れたのはウサ耳を付けた女子高生だった。顔の造形は整っているものの、その格好の所為で何だか全てぶち壊しになってる気がした。
いや、まぁ似合ってるよ。この上も無く似合ってるんだけどさぁ……人としてどうよ? あ、もしかして俺と同じウサ耳妖怪か? でも父さん達は『外見はそんなに成長しない』とか言ってた気がするんだが……それに何で制服姿? ここで和服じゃないのって八意先生ぐらいしか見た事ないぞ?
俺がうんうん唸って苦悩していると、何やら早々と目を付けられたようで、声をかけられた。
「あ、貴方てゐ見なかった?」
『てい?』
弟――つまり師について教えを受ける人の事を指す。類義語として舎弟、弟子などの言葉がある……という事は、教え子に逃げられたのか。まぁ師匠がこんな格好してたら逃げたくもなるわな。俺は顔も知らぬ彼女の弟子に、心の中で合掌した。
「見てないな。それと、コイツは喋れないから何を聞いても無駄だぞ。一応理解はしているがな」
俺の足元から、那由他がそう答える。意外な所から声が上がった所為か、少女は目を見開いた。あ、気付かなかったがかなり赤いな。アルビノだろうか。
「そっか……所で貴方達ここら辺で見ない顔ね」
「うむ、何せ私達がここに来て二ヶ月も経っていない。それに日中は畑の方に出払っている。顔を合わせる機会など、そうないだろう」
いや、だとしたらもっと髪が白くてもいいはずだ。それこそ友人のノートのように真白で……って、何だあの黒い部分は……。
「へー、兎達って、普段そんな事してたんだー」
「それぞれ『班』になって分かれているがな。だが皆、確りと自分の務めを果たしているぞ……どうした? 急に目頭押さえたりして」
「……いや、新しい話し相手が見付かったのが少しだけ嬉しくて」
あれ? あのウサ耳ってアタッチメント? ウサギ頭巾みたいに、アレをつければ高く跳べるとかそういう機能でも付いてるんだろうか。
「……何かと苦労しているのだな、娘よ」
「うぅ……人語が分かる兎って本当に少ないのよね……」
「愚痴を言いたくなったらいつでも来い。私もコイツも、何かあれば力になるぞ」
ちょっと調べてみ……ワッツ? 何か俺抜きで勝手に約束しなかったか? コイツ。
「ありがとう……えっと」
「私の名は那由他だ。一応、コイツの従者という立場に居る」
『なぁ、お前何か俺差し置いて約束しなかったか? 力を貸すとか何とか……』
「そしてコイツが霧葉だ。まだ一歳になったばかりの若造だが、非常に知恵が回る」
無視ですか? いやいや、確かに空気読まない発言だったけどさ、割と重要な事なんだよ。力を貸すって事は、要するに相手の問題も肩代わりしなきゃならないという事で、当然そこには多くの危険性が潜んでる訳でして……。
「よろしく、私は……」
「鈴仙だろう? 兎達からよく噂を聞く。何でも総隊長――因幡てゐという兎妖怪に毎日からかわれていると……」
「ああっ! そうだった!」
「……その様子だと、事実だったのだな」
那由他の言葉を遮って、少女――レイセンは悲鳴のような声を上げた。何かすっかり蚊帳の外っぽい俺は少し凹んだ。畜生、やっぱ声が出ないってのは不便だ。
「ここで出会ったのも何かの縁だ。彼女を見付けたら連れて行こう」
「……頼んでいいんですか? 那由他さん」
「うむ、私は一向に構わん」
おー、何か海王っぽい事言ったなー。つーか何時の間にか敬語になってるよ、レイセンさん。那由他のカリスマはここでも健在なんですか、そうですか。
「それじゃ頼みますね、那由他さん」
「心得た。ではその時にまた会おう、月の兎よ」
「はい、お願いします」
そう言うと、レイセンさんは頭を下げてさっさと行ってしまった。すっかり廊下と同化してしまった俺は、軽く那由他を睨みつける。いや、理不尽な怒りだって事は分かってるんだが、ここまで空気扱いされたら誰だってカチンと来るだろう。
那由他はそんな俺の態度を見て、やれやれといった様子でため息を吐いた。
「主、お前の前世がどうあれ、今は唖として生まれてしまったのだ。これからはこういう事もあるのだと自覚を持てば、多少は楽になるぞ」
『……それ凄く消極的な意見じゃね?』
「ならばもっと目立つ事を頭に入れろ。相手の目が自然とお前に向くようになれば、今のように無視されることもなくなるだろう」
『いや、それもそうなんだが……』
そうなれば、自然と『敵の目』も俺に向くようになる気がしてならない。そして辿り着くデッドエンド。弾幕の的になるか、それとも場の空気になるか……これはかなり難しい選択だ。傍目から見ればこの上も無くくだらない事かもしれないが、俺は真剣だった。
思考回路を埋めるその割合は、全体の約六割。ちなみに残りの四割は『レイセンさんの耳は何なのか?』で埋まっている。こっちの謎も割と気になる。
『そういえば、結局何者なんだ? レイセンさんって』
「……もう少し周りの話に耳を傾ける事を覚えろ。駄目兎め」
疑問を口にしたら何故か那由他に貶された。理不尽だ。
登場人物ステータス
霧葉 職業:駄目兎
前世の知識 C+ 大学次席レベル。マガホニーの頭脳を装備したゾンちゃんには負ける。勉強して強化する事も可能。
那由他 職業:耕作班隊長兼散水隊長兼機械隊長
カリスマ A++ 大軍団を指(略)。ここま(略)。ただし外見が猫なので効果が出るのに遅延が生じる。ダンディボイスである事が必須条件。