それは、一匹の蛇の物語。
策謀という名の毒をもってして自らの敵を翻弄し続けた、自由と平和を愛する蛇の物語。
そんな舞台の陰……決して明かされぬ歴史の裏側に、二人の英雄が存在した。
誰も口に出そうとはしない。しかし、誰もがその実在と功績を認める異質なヒーロー。
真実を知る者は、彼らのことをこう呼ぶ。
“ゼンラー”と“晒しし者”
これは、二人の漢たちの物語。
①
週末の午後。アパートの自室。
特に目的もなく動画など見つつ、だらだらと。服装こそパジャマではないものの、限りなくニート時代に近い格好で。ヒデオは一人、休日を過ごしていた。
“ヒデオ、ヒデオ。外はいい天気よ? せっかくの休みだし、誰か誘って出かけましょうよ”
そうは言ってもですね。最近、休みのたびに何かしら起こっている気がするのですよ。
やれコンパだのサマーウォーズだの、毎週毎週そんなことに巻き込まれていてはとても身が持たない。
そう。待ち受ける月曜日に向けて英気を養うのは、大人として当然の務め。体調管理もできなくて、何が社会人かと。
“とか言って、本当は断られるのが怖くて誘えないんでしょ”
…………。
ともかく。今日は、家から出ない。そう決めた。
“えー、つまんなーい。あ、そうだヒデオ。ならエリーゼでも喚んでみましょうよ。意外と構ってくれるかもしれないわよ?”
死ねとおっしゃるのですか、闇の神よ。
“……まあ大丈夫じゃない? たぶん”
たぶんで埋められる方の身にもなって欲しい。
そもそも喚び出してみたところで、何のもてなしができるわけでもなく。かと言って気の利いた会話ができるわけでもなく。
正直、相手がエリーゼじゃなくともいい気はするまい。それがわかっていて喚ぶというのも、なんというか、ちょっと……。
“そこで深く考え込んじゃうのがヒデオなのよねぇ……”
呆れたようなノアレの声。
なんかもう自分で言ってて鬱々とした気分になってきたヒデオは、せめて空気でも入れ替えようと立ち上がって窓を開ける。
雲は白く、空は青い。確かにいい天気だった。
大きく伸びをして凝り固まった筋肉をほぐすと、いくらか気分も晴れたような気がする。先程はああ言ったが、遅めの昼食ついでに散歩くらいは行ってみてもいいかもしれない。
なんだかんだ言って、自分はもうあの頃のヒキコモリではないのだ。お金にもそれなりに余裕が出てきたことだし、買い物に行くのもいいだろう。
とにかく、あれこれ考えていたところで何も始まらない。出かける意思が失せぬうちに外に出てしまおうと、ヒデオは手っ取り早く上着を羽織り、財布を持った。
そして入れっぱなしだった電源を切ろうと、何気なくPCに手を伸ばして――
瞬間。一つ数えるよりもはるかに短い間に。
ヒデオの存在は、この世界から消え去っていた。
◆
あまりにも唐突。予兆すらない突然の事態に、ヒデオはただただ困惑するばかりであった。
いきなり脳裏を揺さぶられるような衝撃が駆け巡ったかと思えば、次の瞬間には周囲の景色が一変していた。
あえて言うならば、隔離世に叩き込まれたときのような。いや、比べるまでもなく大きな衝撃と変化。
……どうやら自分は外に放り出されたらしい。かすかに聞こえる雑踏と、吹く風とでそれがわかる。
だが判断できるのはそこまでだった。酷くのぼせたかのように視界が歪み、足元もおぼつかない。頭痛と吐き気が同時に襲ってくる。
「ヒデオ、大丈夫?」
「……っ、ノアレ、か」
もはや立つことすらままならないヒデオの傍らに、ノアレが姿を現した。きょろきょろと周りを見渡しているようだ。
しばらくして。
徐々に視界がはっきりしてくると、ヒデオもようやく状況が確認できた。
今いる場所は、どこかの路地裏らしい。左右には古びたレンガ造りの建物が並び、周囲に人影はない。
「これは、いったい……」
「強引に移動させられたわね。転移魔法か召喚か……方法はどうあれ、私には感知できなかったとしか」
ノアレですら感知できなかった……?
端末とはいえ、三千世界に亘る闇の一部。そんな彼女が対処どころか感知もできないとなれば、そう。それこそエルシアやみーこクラスの人物しか成し得ないことではないだろうか。
ふふ、とノアレが楽しげに笑みを漏らす。
「ヒデオが巻き込まれやすいのは今に始まったことじゃないけど、今回は段違いね」
「段違い、とは」
「だってここ、少なくとも日本じゃないわよ。それどころか同じ世界かも怪しいレベル」
「別の……、世界?」
「ま、今の段階じゃはっきりしたことは言えないけどね」
とりあえず自分で確かめてみなさいな、と言い残しノアレは消えていった。
異郷の地に自分一人。役に立ちそうな物といえば……財布と、ギリギリで巻き込まれたのだろう、近くに転がっていたノートPC。なんとも心細い状況である。
と、そこでふと思いついた。PCがあるならウィル子を喚べるのでは。
“ないんじゃない? 電波。路地裏だし、田舎っぽいし”
……確かに。一応確認してみたが、やはりネットには繋がらない。
まあどちらにせよ、これで電波の届く場所を探すという当面の目的ができた。
ノートPCを畳み、人の多そうな場所に向けて歩き出す。といっても当然、初めての場所なので方角は勘だが。
しかしなんだろう……レトロというか、クラシックというか、そんな雰囲気が漂う街である。印象としては西洋の古都なんかに近いかもしれない。
たまにすれ違う街の人々も、顔立ちや髪の色からして明らかに日本人ではなく、服装は妙に時代がかったもの。中にはドレスや本格的なメイド服を着ている者までいた。
“誰かに話しかけてみないの?”
そんな積極性があったら誰がヒキコモリになどなるものか。というかそれ以前に、言葉が通じるかどうかも怪しい。
“……それもそうね”
わかっていただけたようで何よりです。
だが言葉が通じないとすると、まったくどうしたものか。見た感じ、無線LANスポットやネットカフェなどがあるようにも思えない。
かといって、ほとんど話せない英語とボディーランゲージを駆使してコミュニケーションを取るなどという高等技術は自分には無理。
いよいよヒデオが途方に暮れかけた、そんなとき。
“ちょっと見てヒデオ。あそこ”
何やらノアレが発見したらしい。
声に従って周囲を見回してみる。と、前方に男女の二人組。
片やハンチング帽を被り首からカメラを下げた記者風の金髪美人、片や高級そうなスーツを着た青年実業家風。どこぞのオシャレな雑誌にでも載っていそうな二人だった。
…………。
あれを見てどうしろと。テロでも仕掛ければいいのだろうか。
“ヒデオが望むなら別にそれでも構わないけど……いいの? 日本語喋ってるわよ、あの二人”
……え?
ヒデオが半信半疑で耳をそばだててみると。かすかにだが、二人の会話が聞こえてきた。
「あ、あの……やっぱりシャルロッテ様ですよね?」
「ですから! 何度も言いますが、私はシャーリーですってば!」
「いやいやいや。つい先日、定期舞踏会でお会いしたばかりじゃないですか。間違いないですって」
「……では逆にお聞きしますが、シャルロッテ様がこんな街中にいると本気で考えているんですか? 護衛もつけずに一人でうろつく理由なんてないと思いますけど!」
「そ、それは、確かにそうですが……」
「そうでしょう、そうでしょう。では私は取材がありますのでこれで――」
「わかりました。では違うとおっしゃるのならば、皇宮の方に確認してみてもいいですよね」
「えっ、ちょっ、待っ」
会話の内容はよくわからないが、確かに日本語だ。しかし雰囲気からして揉めている様子。
正直、首を突っ込むのはあまり気が進まないものの、今回ばかりは仕方ない。見知らぬ人に話しかけるのも怖いが、帰るのが遅れて出勤できず睡蓮にボコボコにされる方がなお怖い。
というわけで、早速話しかけてみようと思うのですが。
“……が、何?”
いえ、何かアドバイスのようなものがあればと思いまして。
“…………とりあえず、緊張しすぎて血に飢えたハイエナみたいになってるその顔をどうにかした方がいいんじゃないかしら”
…………。
少し死にたい気分になったヒデオは、半ばヤケクソになりながら二人に話しかけた。
「すみません。あの」
「ん? なんだ君、今ちょっと忙し……ヒィッ!?」
振り向いてヒデオを見た男性が、小さく叫びながら後ずさる。
……まあ。そういう反応はもう慣れた。
とにかく聞きたいことだけ聞いて、早くこの場を離れてしまおうとヒデオが口を開きかけた、その矢先。
シャーリーと名乗っていた女性がやおらヒデオへにじり寄り、言った。
「もう、兄さんったら! 遅いじゃないですか、三十分も遅刻ですよ?」
え? エ?
「……いや、違」
ずどふっ。
違う、と否定しようとした瞬間。突如、原因不明の腹痛を感じて、ヒデオの体がくの字に折れ曲がった。
「ああっ、兄さん。きっと急いで来たからお腹が痛くなっちゃったんですね」
「兄、ですか……? その男が……?」
「はい、兄です! ねぇ兄さん?」
ことさら兄をアピールするシャーリーが、同意を求めるようにこちらへ視線を向ける。
もちろん彼女の兄になった覚えなど一切ない。ないのだが、彼女の眼光の鋭さに、不思議と反論は喉の奥に引っ込んでしまった。
まあ……ここまで必死になるからにはきっと何か事情があるのだろう。
そう判断したヒデオは、ひとまず無言で頷いておく。
「いや、しかし。顔つきなど全く似ていな」
「あっ、待って兄さん! 彼はちょっと勘違いしてるだけですから、ね? この人は消しちゃダメですよ」
「…………」
消すってなんだ。消すって。自分は殺戮兵器か何かか。
しかしそんな脅しは中々に効果的だったようで、男性の顔は見ていて気の毒になるくらい青ざめていた。
そしてトドメとばかりにシャーリーが満面の笑顔で、
「私がシャルロッテ様じゃないってこと、わかっていただけましたよね?」
ヒデオとシャーリー、目つきが悪い二人の視線に射すくめられて、さすがに男性も心が折れたのか。
猛然とした勢いで頷き、転がるように去っていった。
……何というか。
自分は本当にこちらの味方をしてよかったのか、と今更ながら疑問に思った。
見た目は綺麗なのだが……少なくとも普通の女性とは言えない気がする。
ノアレが言った。
“何がすごいって、初対面のヒデオを見て平然と兄さん扱いできるあたり只者じゃないわよね”
…………。
ちょっと納得してしまったのが悔しかった。
◆
「ご迷惑をかけてしまいました! 本っ当にごめんなさい!」
とシャーリーに謝られ、お礼ということで近くのカフェに連れ込まれ、そこで再度謝罪されて……今に至る。
ちなみにカフェの店員も雑談している客も、普通に日本語で話していた。
自分のあの頑張りは何だったのか。
“結局ほとんど喋ってなかったじゃない”
それはそうだが。
見知らぬ他人に話しかけるというイベントがヒキコモリにとってどれだけ重大な行為か……とヒデオが持論を展開しようとする直前、シャーリーが言った。
「変なことに巻き込んでしまったみたいで……その、助けていただいたわけですし、何かお礼をしたいんですが」
……まあ。現在進行形でもっと厄介なことに巻き込まれている身なわけで。ついでに一つ二つ増えた程度、という話。
「それは、別に。僕が何をしたというわけでもないので。ところで、さっきのは」
「ええ、どうも人違いされていたみたいでして。よく間違えられるんです、私」
困っちゃいますよね、と苦笑するシャーリー。
よく間違えられる割には妙に慌てていたような。深く追求するようなことでもないかもしれないが……。
彼女もそのあたりの事情にはあまり触れて欲しくないのか、話題を変えた。
「あの……実はずっと気になってたんですけど、それって」
視線の先には、テーブルに置かれたノートPC。
「……? パソコンですが」
広げてスリープ状態を解除し、シャーリーの方へディスプレイを向ける。
「パソコン…………ってやっぱりコンピューターですか!? しかも生きてる上に、ノート型……! ちょっと見せていただいても!?」
特に断るような理由もなく。
頷くと、シャーリーはPCを操作するでもなく、まじまじと画面に見入っていた。
“ヒデオ、どう思う?”
PCを珍しがるだけならともかく、日本語を流暢に話す国の人が……というのはどうにも不可解だ。
少なくとも、そのような地域があるという話は聞いたことがない。いったい自分はどこに飛ばされてしまったのか……。
しばらくヒデオが考え込んでいると。
十分満足したのか、シャーリーがPCをぱたんと畳んだ。
「ありがとうございました! あ、夢中になっちゃってすみません。職業柄、珍しいものを見るとつい」
「職業……ですか。新聞記者か、何かで」
シャーリーはこほん、と咳払いを一つ。
「そういえば自己紹介もまだでしたね。私、ジャーナリストのシャーリー・ロッテと言います! 以後お見知りおきを!」
「ご丁寧に、どうも。川村、ヒデオです」
綺麗な笑顔を見せて、彼女は言った。
「はい、ヒデオさんですね! あ、そういえば知ってます? 私も最近風の噂で聞いたんですけど、あの二代目聖魔王もヒデオって名前だったそうですよ。ちょっとした偶然ですね!」
…………。
……………………。
えっ。
「あ……あの。それ、は」
「えっと……? ご存知ありませんか? 二代目聖魔王」
シャーリーがきょとんとして言った。
いや、ご存知あるかどうかでいえば、当然ご存知なわけだが。
“よかったわね、有名人じゃない”
よくない。というかなぜ、こんなわけのわからない場所にまで自分の名が浸透しているのだ。
それを知ってるのは、ノアレとウィル子、マリアクレセルなどごくごく一部の者だけのはず。彼女たちが周囲に言いふらすとも思えない。
“あら閣下、覚えてらっしゃらない? 自ら聖魔王を名乗ったあげく、晒しし者になるとか言って私たちを脅したのはどこのどなたでしたっけ?”
幾分か冷めたようなノアレの声。ふと思い出す。
……そういえば。
以前海に行ったとき、二代目聖魔王にして魔眼の王! とか叫んだ記憶があるような。
しかも天界魔界地獄界に向けて断言した、ような、気が。
つまり、完全に自業自得だった。
“噂になってるってドクターも言ってたでしょ。っていうか別に知られたっていいじゃない。何が嫌なわけ?”
いいか。社会で働くいい大人が、だ。
魔眼だとか聖魔王だとか口に出すだけでも世間的にはかなりアレなのに……ましてや自分から名乗るなど。
そういった世界と関わりのある者に知られるならまだいい。しかし噂が巡り巡って一般人にまで、ということもあるかもしれない。
仮に同窓会で「よう魔眼王!(笑)」とか言われてみろ。恥ずかしさで死ぬ。
“同窓会なんて行ったことないでしょうに”
ないけども!
“……人付き合いっていうのも難儀ねぇ。ま、知られちゃったものはしょうがないでしょ。私としてはこういう展開の方が話が早くていいのよね”
何のことか、とヒデオが問うより早く。
空いた隣の席にノアレが現れ、にっこりと。
「はぁい、お姉様。私、まどろっこしいのは好きじゃないの。だからお互い隠し事はナシでいきましょ?」
対して、急に黙り込んだヒデオを怪訝そうに眺めていたシャーリーは。
ノアレの出現に一瞬目を丸くして、しかし、次の瞬間には悠然とした微笑をその顔に湛えていた。
なるほど、ノアレを前にしてこの反応。そして人格を丸ごと入れ替えたかのような、身に纏う雰囲気の変化。
おそらくは彼女もまた平凡からかけ離れた存在なのだろう。手っ取り早く情報を聞き出すにはうってつけの人物というわけだ。
「……色々と。質問しても、いいでしょうか。シャーリーさん」
シャーリーがすっと目を細め、値踏みするように視線を走らせた。
「私の命を狙うために近づいてきた……というわけではなさそうですね。結構。場所を変えて話しましょう」
そう言って席を立ったシャーリーの後にヒデオも追従する。ノアレはいつの間にか姿を消していた。
カフェを出た頃にはもう日没も間近。
道中で会話を交わすことも特になく、夕暮れに染まった街を歩いてゆく。
商業区を抜け、大きな屋敷が立ち並ぶ区画を通過して……たどり着いた先に。
「…………」
何というか、どこぞの石油王でもさすがにここまでは……と思ってしまうくらいに巨大で豪奢な宮殿が、前方に鎮座していた。
いや、遠くからでもかなり目立っていたし、こちらの方に向かっていることにも気づいていたのだが。まさか本当にこの宮殿が目的地だとは……。
「ここで少し待っていてください。すぐに迎えを寄越しますので」
と言い残してシャーリーは一人で門の方へ。
迎えを寄越すと言ってるあたり、ただの使用人などでもないのだろう。普通じゃないとは思っていたが予想をはるかに超えている。
何だか少し不安になってきたヒデオの元に、一人のメイドがやってきた。
「ヒデオ様でございますね」
「そう、ですが」
「メイドのフォルゴーレと申します。ご案内致しますので、どうぞこちらへ」
すらりとした銀髪の美人。常に微笑みを絶やさぬその姿は、立っているだけでどこか気品を感じさせる。
もし彼女がドレスを着ていたとしても全く違和感がないだろう。言葉遣いといい所作といい、魔殺商会で見るようなメイドとは全くの別物だった。
そんな彼女の後ろを追っていく。
広大な庭園を抜けて宮殿内部に入ると、外観にも増して豪華な内装が視界に入ってきた。すれ違う人々も当然それ相応の格好をしている。ラフな服装のヒデオは明らかに浮いていて、何とも居心地が悪い。
今更逃げるわけにもいかないので、大人しくついていくしかないのだが。
……それはそうと、ノアレさん。
“どうしたの?”
もしかして。さっき急に出てきたのは、こういう展開になることを予想しててやったんでしょうか。
“まさか。私はヒデオが早く帰りたそうにしてたから、ちょっと手伝ってあげただけよ。実際、何の手がかりもないまま夜を迎えるよりは今の方がマシでしょ”
面白い展開になればいいなぁ、とか思ってませんでした?
“思ってたけど?”
…………。
まあ、状況が少なからず好転しているのも事実なので、何も言うまい。
そうこうしているうちに目的地に到着したらしく、フォルゴーレは足を止めた。
目の前には立派な両開きのドア。彼女はノックの後、一呼吸おいて室内へ呼びかけた。
「ヒデオ様をお連れ致しました」
ドアを開けたフォルゴーレに入るよう促される。
……さて。鬼が出るか蛇が出るか。
ヒデオは覚悟を決めて、シャーリーの待つ部屋に足を踏み入れた。
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※挿絵的なモノを描いてpixivに置いておきました。
『えろくてんかとういつっ!!』でググるとたぶん上の方に出てくると思います。
3/12 ひっそりと絵追加