本作は、アニメ『魔法少女まどかマギカ』を題材に、「もし、まどかの"願い事"が原作と異なり、魔法少女の生存確率が格段に上昇するようになったら」という状況を妄想した、ご都合主義的力技によるIF物です。作者は、すべての「まどか」資料本に目を通しているわけではなく、PSP版ゲームも序盤のみプレイして積んでいるため、そのあたりで補完されている設定などフォローしきれていない可能性大ですが、「壮大なドラマ」「連鎖する悲劇」とは無縁の、彼女達の日常を描ければと思います。※補足「scene~」とあるのが、本作における"現在"(ただし、原作から見ると未来)の話で、それ以外の項目が"過去"の回想話にあたります。また、sceneは話に連続性を持たせていますが、過去編の方は、時間軸はとびとびの掌編です。