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No.31419の一覧
[0] 【真・恋姫無双】韓浩ポジの一刀さん ~ 私は如何にして悩むのをやめ、覇王を愛するに至ったか[アハト・アハト](2016/04/19 00:28)
[1] 立身編[アハト・アハト](2012/03/02 22:06)
[2] その2[アハト・アハト](2012/03/08 23:56)
[3] その3[アハト・アハト](2012/03/09 00:00)
[4] その4[アハト・アハト](2012/03/09 00:02)
[5] その5[アハト・アハト](2012/03/09 00:08)
[6] その6[アハト・アハト](2012/03/19 21:10)
[7] その7[アハト・アハト](2012/03/02 22:06)
[8] その8[アハト・アハト](2012/03/04 01:04)
[10] その9[アハト・アハト](2012/03/04 01:05)
[11] その10[アハト・アハト](2012/03/12 18:18)
[13] その11[アハト・アハト](2012/03/19 21:02)
[14] その12[アハト・アハト](2012/03/26 17:37)
[15] その13[アハト・アハト](2012/05/08 02:18)
[16] その14[アハト・アハト](2012/05/08 02:19)
[17] その15[アハト・アハト](2012/09/26 19:05)
[18] その16[アハト・アハト](2015/02/08 22:42)
[19] その17[アハト・アハト](2016/04/19 00:26)
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[31419] その11
Name: アハト・アハト◆404ca424 ID:053f6428 前を表示する / 次を表示する
Date: 2012/03/19 21:02
 
 人が空を飛ぶ、飛ばされているという常識外れな光景に固まっていたのは、極僅かな時間だった。
 色々な意味で思いっきりの良い春蘭が、誰よりも先に頭を切り替えると声を張り上げた。


「華琳様!」


 その声に気を取り戻した華琳は、頷くと共に許可を出す。
 春蘭の好きになさい、と。
 許諾を受けた春蘭は、馬を駆けて隊の最前線に出た。
 当然ながらも一刀もそれに付き従う。

 そして、春蘭が吼えた。


「銅鑼を鳴らせっ!!」


 重い響が街道に広がり、戦っている連中の少なからぬ数が此方を向いた。
 衆目を集めた春蘭は、自らの愛剣を天に掲げて叫ぶ。


「聞け、我は兗州刺史曹孟徳が臣、夏候元譲なりっ! 賊よ、武器を捨てよ。さすれば命までは取らぬぞっ!!」


 これが夏候元譲であると、真後ろでその姿を見た一刀は感じていた。
 机仕事を嫌がる脳筋型の上司ではあるが、感性をもって、この様な乱れた場で快刀乱麻に行動できる凄さ。
 故に、華琳の信任も厚いのだ。

 自分には出来ないなと考えながら、夏候元譲隊に指示を出す。


「総員っ矛、構えっ!!」


 号令に合わせて、一斉に矛を掲げ上げた夏候元譲隊。
 その一糸乱れぬ動きは、見るものに威を与える。
 降伏すれば良し。さもなくば ―― そう言外に漂わせた行動は、だが、残念ながら賊を降伏させるには至らなかった。


「くそっ!?」


 罵声と共に、賊は破れかぶれの勢いで、襲い掛かってきたのだ。
 それに、春蘭は正直、驚いた。
 多く見積もっても50人も居ない様な数で、此方は300人から居るのだ。賊は簡単な計算も、そもそも自分と相手の差が判らぬのかとも。
 或いは、血迷っての行動なのだろう。
 だが一瞬だけは驚いても、手加減をするという選択は、春蘭の脳裏に一切無かった。
 何故なら、春蘭にとって武器を持って華琳の前に立ち塞がろうとするだけで、撃滅する理由としては十分であるからだ。
 その、常であれば陽性の笑顔が浮かんでいる顔に、獣の如き暴力を浮かべて命令する。


「我に、続けぇっ!!」


 春蘭を先頭に、一刀や300人の兵達は一丸となって殴りこんだ。






真・恋姫無双
 韓浩ポジの一刀さん ~ 私は如何にして悩むのをやめ、覇王を愛するに至ったか

 【立身編】 その11






 正直、賊との戦闘自体は短時間で片がついた。
 彼我兵力差が10倍近くあった上で、別の相手とも戦っていた賊なのだから、真っ向からの力押しであっても、被害は死者はおろか重傷者を出す事無く決着が付くのも当然であった。

 そして華琳らは、賊が最初に戦っていた者達と相対する。
 彼らは義勇軍であり、この已吾郡の村々から集まっていた有志だった。
 已吾を含む郡の太守は、その指揮下にある官軍を已吾県防衛にまで裂いてくれず、それ故に組織されたのだという。
 今、この場に居るのは30余名と云った所だ。
 何でも移動途中で、賊に襲われたらしい。


「そう、苦労を掛けているわね」


 詫びる様に言葉を口にする華琳。
 華琳は刺史として太守らの腐敗や悪事を監督し、悪政を行わせぬように尽力している。
 だがしかし刺史とは州全域への行政権はあっても絶対的な指揮、或いは命令の権限を持たぬ為、この様な場合には無力に近かったのだ。
 太守が郡都防衛に官軍を使う事は、間違ってはいないのだから。
 漢の一般的な法、というよりも習慣的な部分で、郡都以外の防衛は太守にとって努力目標にしか過ぎないのだ。
 郡都さえ維持できれば県や、或いは村々が多少荒れた所で何とかなる。
 そんな発想である。
 それはある種、漢帝国の持つ中央集権制度の弊害であった。

 尤も、庶民からすれば華琳が詫びる事など無いというのが正直な気持ちであった。
 義勇軍の取りまとめ役は、慌てた様に首を振る。


「何をおっしゃいます曹刺史、我らは貴方様へは感謝しか御座いません」


 華琳が兗州刺史の地位に就いて以降、この州では不平等な税や、無茶な賄賂はかなり影を潜めるようになったのだ。
 この一点だけでも有難い。
 そもそも、であるからこそこの様な義勇軍を組織する余力も、已吾県の村々は有する事が出来たのだ。
 であれば、何を曹刺史に思う事がありましょうか。
 そう言って、壮年である取り纏め役は笑った。

 しばしの雑談、そして情報収集。
 この義勇軍が戦っていた賊も、華琳が今回、この已吾県へと兵を率いてやってきた目標の賊、その一部だった。
 賊の最近の動きや規模、或いは根拠地などの情報を、文若は根掘り葉掘り聞くと、頷いて、殲滅の策を考え始めた。
 当初予定とは別の話で、日々、この賊によって少なからぬ被害が出ており、早期の殲滅が必要であるからだ。

 そんな文若の姿を微笑ましげに見た華琳は、それからフト、1つの事を思い出すと、取り纏め役に声を掛けた。
 先ほどの、人を空へ飛ばす程の怪力を見せた者達の顔を見てみたい、と。


「ああ、それでしたら ―― 仲康、甜馳っ!」


 取り纏め役の誘われて出てきたのは、筋骨隆々の大男などではなくその全く逆、可愛らしい2人の少女だった。
 その容姿は、幼いと言っても過言ではなく、この様な場に似つかわしくない2人であった。

 怪力の主が、可愛らしい少女達であった事に華琳が驚いている間に、2人は自己紹介をする。


「私の姓は許、名は褚。字は仲康と申します」


「私は姓を典、名は韋。字を甜馳と申します」


 刺史という、一般庶民から見ては天上人と言って良い相手を前に緊張してか、たどたどしく挨拶をしてくる2人。
 先ほどの怪力の主達とは、間違っても思えない。
 そんな2人を華琳は微笑ましげにも、同時に悔しげにも見る。
 この様な少女達が戦場へと立たざる得ない状況を、腹立たしく思っているのだ。

 春蘭秋蘭の如く成人を迎えてから戦場に立つのは自己の選択だが、成人となる前に否が応でも戦場に立つ羽目になるというのは、為政者側として、己の不甲斐なさを感じるのだ。
 それが華琳という人間であった。

 そして華琳は、誇りを知る人間であるが故に、素直に2人を賞賛した。


「2人の武、実に見事なものだったわ。この曹孟徳、実に感心したわ」


「有難う御座います!」


 声を合わせて喜びを表現する2人。
 と、義勇軍の取り纏め役が申し訳なさげに、華琳へ声を掛ける。
 この2人を取り立てては貰えないでしょうか、と。


「おじさん!?」


 驚いた声を上げる許仲康、対して典甜馳は口をあんぐりと開けて、吃驚している。
 対して華琳は黙ったままに頷いて、言葉の先を促す。


「この子らは抜きん出た武の才を持っておりまして、常々私は、この辺鄙な場所で埋もれさせるには勿体無いのと思っていたのです。ここで曹刺史のお眼に掛かったのであれば、これは何かの縁。厚かましいお願いでは御座いますが、何卒」


 その言葉には、2人に対する誠情があった。
 だからこそ、華琳は応える。


「これ程の才を惜しむ貴方の気持ちは受け取ったわ。でも、2人の気持ちはどうかしら?」


 才人を愛し収集する事を好む華琳だが、未成人を無理に勧誘しようとは思っていなかった。
 成人となり、武をもって生きると決めた後であれば、幾らでも受け入れると思いはすれども。
 武の才を持っていても、農村での生活に希望を抱くのであれば、それを叶えてやりたい。
 それが、華琳の正直な気持ちであった。

 対する許仲康と典甜馳は、選択肢を提示するという華琳の誠意に触れ、この様な人間に遣えるのは誉れだと感じた。
 刺史としての活躍も聞いていた為、この人の為に働く事の素晴らしさを感じたのだ。
 が、決断を下す前に許仲康は、1つだけ確認をした。


「曹孟徳様、1つお聞かせ下さい」


「なに?」


 疑問というよりも、面白い反応をすると感じながら華琳は、先を促す。
 対して許仲康は真剣な表情で問いかける。
 華琳は、この州を国をどうしたいのか、と。
 否、もう少し単純な問い掛けであった。


「曹孟徳様は村を護って下さいますか?」


 それは、賊によって乱れた治安に苦しめられた農村の民らしい言葉だった。
 今、村を救うために来ている。
 そんな単純な話ではないだろう。
 地に平和をもたらす為に、華琳は働くのかとの問い掛けであった。

 それに華琳は胸をはって応える。


「それこそが為政者の、私の務め、そして誇り」


 地に平穏をもたらし、人が人として生きていける世を目指す。
 乱れた世を、漢帝国を立て直すのだと、華琳は断言した。
 その気概にの発露に、この場に居た誰もが思わず頭を垂れていた。



 そんな華琳を、文若はうっとりと見ていた。


「あぁ、流石は孟徳様」


 赤く染まった頬に手を添えたその様は、まるで恋する乙女の様でもある。
 その文若の名を呼ぶ一刀。


「何よ!?」


 齧り付く寸前に獲物を取り上げられた猫の様な顔で、邪魔をするなと一刀を睨む文若。
 左右が尖る様に被った頭巾の影響もあって、正に猫科の人間に見える。
 その様に微笑ましいものを感じつつも、それを出さぬ様に注意しながら一刀は告げた。


「褒められるなら、速い方が良いのでは?」


 同時に一刀は指差した。文若が持つ竹簡を。
 そこには文若が義勇軍の面々から聞き取った情報や、秋蘭が伝えてきた偵察隊の集めていた情報を纏めたものが書き込まれていた。

 賊の本隊の場所、規模などの詳細が得られた為、文若は最小限度の苦労で、最大限の戦果を上げられる策を組み上げていたのだった。
 必勝、それも圧倒的な優位での勝利。
 自信を持って言える策を作りあげ、献策をしようとしていたのが、その前に華琳の覇気を見て、文若は蕩けてしまったのだ。

 正論の指摘に文若は男の癖にと、男が指摘をなどと俯いてとブツブツと言った後に、凄く渋い表情で感謝の言葉を口にした。


「ありがとう」


 棒読みという言葉を見事に体現したような文若の言葉を一刀は、苦笑と共に受け入れた。
 その事をどう思ったか、フンっとばかりに鼻息を1つすると、肩を怒らせて華琳の許へと向かった。

 そんな口は悪いし気は強いしの文若だが、一刀は嫌う気になれなかった。
 何と言うべきかその仕草が子供っぽいというか、稚気を見てしまい、幼子の反抗期の様に感じられているからだ。


「可愛いものさ」


 一刀はそう呟くと、珂桓々を呼んで春蘭の副官としての自らの仕事に取り掛かった。
 先ずは、野営地でもある秋蘭達の所へと戻らねばならぬからだ。

 が、その前に華琳は騎兵を伝令とし、秋蘭を呼ぶように命じた。
 同時に、春蘭と一刀には隊を纏めて、直ぐに戦えるようにとも。

 その事に一刀は、華琳が今日中に決着をつけようと考えているのだろうと、判断した。


「連戦となるので、兵は疲れるかもしれないけども、大丈夫ね?」


「お任せ下さい華琳様! 我が元譲隊に1度の戦闘でへばる様な人間はおりません!!」


 胸を応える春蘭、そして一刀も自信ありげに首肯した事に華琳は、満足げに頷いた。





 暫しの時間の後、全員が揃った遠征部隊の将兵。
 その前に立った華琳は自らの武器、大鎌である絶の石突を大地に突き立てて宣言する。


「速戦をもって決着をつけるわ! 敵よりも多い数を揃え、相手の情報を掴み、地の情報をも得た以上、もはやこれ以上悪戯に時間を浪費するは愚作」


 その顔は、覇者の顔であった。
 献策を受け入れられたのだろう文若は、その脇で嬉しそうに笑った。
 と、華琳がその名を呼んだ。


「桂花!」


「はっ!!!!!!」


 真名を呼ばれて歓喜というよりも更に大きな喜びを満面にうかべながら文若は、背筋を伸ばすという器用な真似をする。


「貴方の献策、見事だったわ。この策をもって賊を根絶やしとする。夏候元譲、夏候妙才、北元嗣、そして曹の旗に集った勇兵よ! 奮戦せよ!! 地に乱を撒く輩を根絶やしとせん!!!」


 華琳の号令に、この場に居た誰もが鯨波を上げていた。





 俘虜を義勇軍に預け、賊を討たんと出撃した曹家私兵隊。
 義勇軍より加わった許仲康と典甜馳の2人はこの地方に生まれ育った人間である為、その先導で隊は賊の側に察知される事無く、その根拠地 ―― 廃村へと迫った。
 隊を3つに分け、それぞれに配置する。
 先攻は秋蘭の騎兵隊が務め、賊側を撹乱させた所へ反対側から春蘭の主力部隊が殴りかかるのだ。
 もう1つの隊は華琳直卒であり、意図的に作った賊の退路の側に陣取らせておき、撤退してきたところを叩くという策であった。

 又、春蘭の騎兵隊は一当たりした後は予備部隊として動く事と決められていた。
 一度離れて華琳の部隊が居る場所以外へと賊が退こうとした場合に再度攻撃をし、足止めを図る様に、或いは、外部から万が一に援軍が現れた場合への対処も担当していた。




「情報どおりか………」


 春蘭と共に、主力部隊に居る一刀は、眼を細めて寒村を見る。
 賊は、凡そで200名と云った所だろうか。
 事前情報と比較してみても、先ずその程度だろうという数である。
 見る限り、難民から身を崩した連中であるようだが、女子供といった弱者は連れていない。
 青年や壮年の男性集団であるようだ。

 或いは別の場所に、自らの州や村に置いて出稼ぎに来ていたのかもしれない。
 その意味では、彼らも被害者なのかもしれない。
 だが、彼らは賊であった。
 他人の食料を奪い、或いはその過程で人を殺めた集団なのだ。
 殺された人間は少なからずおり、又、殺されずとも食料を根こそぎ奪われれては早々に餓死するしかないのだ。
 である以上、掛ける温情など欠片も無かった。

 剣を握る一刀。
 と、脇に居た許仲康が声を掛けてきた。


「兄ちゃん……」


「ん?」


 100人単位の人間による戦を前に、緊張したのかと振り向いた一刀だったが、許仲康の表情に過度な緊張の色は無かった。


「どうした?」


「いや、兄ちゃんって副隊長さんなのに、どうして馬に乗らないのって、不思議に思って」


 それは今、聞かねばなら無い事なのかと一瞬だけ思った一刀だったが、同時に、納得をしていた。
 許仲康はまだ子供なのだ。
 並みの大人では太刀打ちできない怪力を持つ勇士であっても、子供なのだ。
 であれば、好奇心で質問するのも仕方が無いだろう。
 それに、状況を判っている様に小声だったのだから、無碍にするまでも無いと、返事をした。


「馬で戦うのは、苦手なんだ」


 剣の、刀の修練だけは積んでいる一刀だが、流石に騎乗戦闘の訓練など、平成の日本で行えたはずも無く、今はまだ乗るだけで精一杯という有様であった。
 馬上の武器である弓も矛も扱えなかった。
 どうにも踏ん張りがし辛いというのもあるが、どうにも駄目であったのだ。


「えっ!?」


 声を上げようとしてた許仲康を、人差し指で黙らせる。
 そこで、自分達の状況を思い出した許仲康は両手で口を押さえるのだった。
 その微笑ましい姿に、笑みを浮かべながら一刀は、詳しい話は後でねと次げるのだった。

 それから暫しの時間の後、傍に居た春蘭がささやく様に云った。


「着たか………」


 轟く馬蹄の音、巻き上がる砂煙。
 夏候妙才隊が廃村へと突進をしていくのだ。
 悲鳴と怒号、そして鬨の声が猛々しく響いた。
 正に大混乱だ。


「では一刀、後詰めは任せたぞ」


 そう言うや春蘭はひらりと馬に跨った。
 許仲康も、その身と比べれば冗談の様に大きな鈍器、大鉄球岩打武万魔を担いで、その脇に就いていた。

 振り返って兵達の顔をみた春蘭は、猛々しく笑うと、右手を天へと掲げた。
 弓を持った兵達が、矢を引き絞りだす。
 秋蘭の騎兵隊が撤退をした所へと叩き込むのだ。

 緊張と興奮が辺りの充満する中、爛々とした猛禽の目で春蘭は敵を睨み続ける。
 そして秋蘭の騎兵隊が廃村を離脱した瞬間に、手を振り下ろす。

 討ち放たれた矢は放物線を描いて飛ぶ。
 その軌跡を追うよりも先に、春蘭は声を上げ、号令を出す。


「元譲隊第1組! 我に続けぇ!!!」


「おぉぉぉぉぉっ!!!」


 兵達も又、引き絞られた弓矢の如く、春蘭に続いて駆け出すのだった。
 


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