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No.31419の一覧
[0] 【真・恋姫無双】韓浩ポジの一刀さん ~ 私は如何にして悩むのをやめ、覇王を愛するに至ったか[アハト・アハト](2016/04/19 00:28)
[1] 立身編[アハト・アハト](2012/03/02 22:06)
[2] その2[アハト・アハト](2012/03/08 23:56)
[3] その3[アハト・アハト](2012/03/09 00:00)
[4] その4[アハト・アハト](2012/03/09 00:02)
[5] その5[アハト・アハト](2012/03/09 00:08)
[6] その6[アハト・アハト](2012/03/19 21:10)
[7] その7[アハト・アハト](2012/03/02 22:06)
[8] その8[アハト・アハト](2012/03/04 01:04)
[10] その9[アハト・アハト](2012/03/04 01:05)
[11] その10[アハト・アハト](2012/03/12 18:18)
[13] その11[アハト・アハト](2012/03/19 21:02)
[14] その12[アハト・アハト](2012/03/26 17:37)
[15] その13[アハト・アハト](2012/05/08 02:18)
[16] その14[アハト・アハト](2012/05/08 02:19)
[17] その15[アハト・アハト](2012/09/26 19:05)
[18] その16[アハト・アハト](2015/02/08 22:42)
[19] その17[アハト・アハト](2016/04/19 00:26)
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[31419] その10
Name: アハト・アハト◆404ca424 ID:053f6428 前を表示する / 次を表示する
Date: 2012/03/12 18:18
 
「何でそうなってるんですか!?」


 出立が迫る朝靄の中、一刀の悲鳴が陳留刺史府に響いた。
 食料などを積んだ荷駄を確認した所、当初予定の7日分の約半分、4日分しか用意されていなかったのだ。
 発令した一刀でなくとも、叫びたくなると云うものであった。
 慌てて命令書を確認すると、竹簡には7日分と書かれていた。
 なので、思わず叫んでいた。
 責任者出て来い、と。

 と、その声に応じる様に、ひょっこりと具足糧秣の管理監督官の荀何とかが顔を出した。
 正に責任者が来たと、一刀が口を開く前に怒られた。
 一刀が。


「忙しいのに大声を上げないでよ!」


 正論ではある。
 が、それで納得も引き下がる事も出来ない。
 腹が減っては戦が出来ぬは世の正論であるからだ。


「荀監督官、これはどういう事ですか!」


「何が?」


「糧秣です、7日分で用意する様にと伝達した筈ですが、ここにあるのは4日分じゃないですか。出発まではもう少し時間がありますから、急いで準備して下さい」


 が、そんな一刀に帰ってきたのは、予想外の一言だった。
 それで良いのよ、と。


「はっ? 孟徳様からの指示ですか?」


「ふっ、違うわ。だけど、それで良いのよ! さぁ、曹孟徳様に報告して頂戴!!」


 その発言に一刀は鈍い痛みを、頭部を感じた。
 失敗、いや、何にせよ不足と判った事を報告せよとの弁に、流石に受け入れられぬと返す。


「どうしてよ!」


「どうしてと言われましても、急いで不足分を準備して下さいとしか返せませんよ」


「はんっ! 貴方如きが何を言っているの!! 全ては曹孟徳様がお決めになる事なのに、何で夏候元譲の副官でしかない貴方が決められるのよっ!!!」


 眦を上げて怒る荀監督官。
 華琳の権威を背景に、一刀が威張っている ―― そう見えた様だ。
 その事に気付いた一刀は、ため息混じりに返す。


「その孟徳様の命令で、私が今回の遠征に関する荷駄の準備を手配しているんです」


 一刀が荷駄隊の責任者であると聞いて、荀監督官は絶望的な表情となる。
 気付いたのだ、その事の意味を。
 問題に対処するのは一刀であり、華琳には結果の報告だけが上げられるのという事を。


「この私の、荀家八龍の子たるこの荀彧の策が、さっ、最初の一歩で躓いたと言うの!?」


 がっくりと膝をつき、自らの体を抱きしめている。
 顔も真っ白である。
 その余りにも絶望したという姿に、思わず同情した一刀は、支度をする事の要求よりも、その理由を尋ねていた。
 それに、荀監督官は無表情でポツポツと答えた。

 要約すれば、この糧秣の不足で華琳の目に留まって、献策をし、取り立ててもらおうと考えていたのだという。


「何故にそんな事を」


「決まってるじゃない………この仕事じゃ、曹孟徳様にお目通りが叶うまで時間が掛かりすぎるのよ! 私は早くこの才をあの方の為に使いたいし、認められたいし、褒められたいのよ!!」


 最初はゆっくりと言っていたのが、途中から熱く吼えるが如き勢いとなった。
 そして最後には泣き出した。

 この場に居た兵卒達が遠慮なく此方を見てくる。
 膝を地に着けて泣いている女の子と、その前で難しい顔をしている自分。
 そんな外から見た姿を想像して、一刀は先ほどとは別の意味で鈍痛を頭に感じた。
 まるで自分が悪人みたいじゃないか、と。

 とはいえ、それを指摘して泣き止ませようとは思わなかった。
 感情的になった女性相手に冷静な指摘など通る筈もないし、何より、口が極めて悪いとはいえ、可愛い女の子が泣いているのだ。
 にも関わらず、そんな振る舞いは人として情が無い。そう思えたのだ。
 なので冷静に、物事を整理して考えてみた。

 今はまだ出発までに時間はある。
 それに物資の約半分は用意されているので、在庫はあるし残りを用意するのも早いだろう。
 その前段階で、華琳に話を持っていくのも良いだろう。


「ふむ……」


 荀監督官は男嫌いで、一刀には罵声を幾度も掛けて来る相手だが、同時に、最初の時に指摘した事に関しては注意しているという話も、兵卒 ―― 珂桓々経由で聞いてはいた。
 一度目の失敗は、嫌味と教育的説教で済ます様になっているという。
 口が悪いのは仕方が無いですが、と珂桓々は笑っていた。
 その意味で、馬鹿娘ではない。
 又、仕事自体もきっちりとこなしている。
 というか、並みの文官などとは比較にならない仕事ぶりをしているのだ。

 であれば、今回の事も勝算があるのだろう。
 そう一刀は判断した。
 だから告げる。
 判りました、と。


「何が、よ?」


 涙目で睨んでくる荀監督官。
 日頃は強い言葉と態度の女性が見せる弱さに、少し心を動かされながら一刀は言葉を連ねた。


「3日分の糧秣、その手配が終ったら孟徳様への献策、それを行う場を用意します」


「………えっ?」


「素案は出来ているのですよね? 直ぐに準備して下さい。丁度今は元譲隊長達と軍議を行っている筈ですので、ある意味で丁度良いかもしれません」


「なっ、何でアンタがそんな事をするのよ!?」


 唐突に与えられた幸運、或いは善意に、感情を処理しきれなくなった荀監督官は思わず声を荒げた。


「まさか、その代価に、この私の体を差し出せとか言うんじゃないでしょうね!!」


「まさかですよ、それこそ。それより、献策に自信はあるんでしょうね? 生半可な意見では孟徳様は納得されませんよ」


 年頃の男として、女性が好きか嫌いかで言えば大好きだと応える一刀であるが、同時に弱みに付け込むなど男の風上はおろか風下にも置けないと思っていた。
 ある意味で師とも言える祖父の影響か、性根に、かなり古風な部分を持っていたのだ。
 だから荀監督官の言葉に本気で、心外だと言う顔をしていた。

 そしてそれゆえに、その表情故に一刀の善意を納得した荀監督官は、袖で顔を強く拭うと、強い意志を浮かべて断言した。


「当たり前よっ!!」





 糧秣の手配を行い、それから急いで複数の竹簡や書簡を用意した荀監督官を連れて、華琳の居るであろう刺史執務室に向かう一刀。
 その手にも竹簡がある。
 荀監督官を案内すると同時に、自分の報告も行う積もりであった。
 そんな一刀の背を追いながら、自分の未来が掛かっていると気合を入れた荀監督官。

 そして、2人は華琳の執務室へと達した。


「失礼します!」


 扉を開けた。



 執務室に居たのは、華琳と春蘭秋蘭の3人であった。
 一刀の来室に、華琳が顔を上げる。


「あら一刀、準備が終ったの? 速かったわね」


「曹刺史、その件で1つ、報告が」


「?」


 余所行きの態度の一刀に、華琳がいぶかしんだ所で荀監督官が部屋に入った。


「貴方は……」


 見慣れぬ顔に、目を細めた華琳。
 人を計るその目に、臆する事なく正面から立ち向かう荀管理監督官。


「お初にお目にかかります曹孟徳様。私は具足糧秣の管理監督官を拝命しております。姓は荀、名は彧。字を文若と申します」


「そう、ご苦労様。それで?」


「此度の遠征、その戦にて私に作戦を提案させて下さいませ」


 予想外の一言だったのだろう。
 春蘭も秋蘭も、共に目を見張っている。
 そして華琳は面白げに口元を歪めた。


「曹孟徳様! この荀彧めを、貴方様を勝利に導く軍師として、どうか麾下にお加え下さいませ!!」


「荀彧……荀、あの荀家の?」


「はい。祖父は荀淑、父は荀緄となります」


 荀淑の名に秋蘭が驚いた顔を見せた事で、一刀も荀文若の家がどうやら有名な家の出であるのだと理解する。
 尚、春蘭は腕を組み、黙って頷いている。
 その、実に何時もどおりの姿に、少し癒された一刀。

 そんな外野を他所に、華琳と荀文若の話は続いていく。


「そう………荀文若、軍師としての経験は?」


「はっ、ここに来るまでは、南皮で軍師をしておりました」


「あら。なら、軍師の言葉に耳を貸さぬ相手に嫌気がさして、この辺りまで流れてきたのかしら?」


「まさか。聞かぬ相手に説くは軍師に求められる才の1つ。その上で主君に天を取らせるのが軍師というもので御座います。ですが、それも主君に相応しき器があってこそ」


 言外に、かつての主君を否定した荀文若に、華琳の口元には笑いの陰が濃いくなる。
 と、秋蘭のみならず春蘭も笑っている。
 どうやら南皮の主には思うところがあるらしい。
 なので、その事を一刀は秋蘭に尋ねた。


「今、南皮を支配しているのって誰だっけ?」


「南皮の、というよりも南皮太守であり冀州刺史でもあるのが袁本初殿でな。華琳様にとっては、まぁ御学友とでも言うべきお方なのだが………」


 言葉を濁した秋蘭。
 そしてポツリと付け加えた、困ったお方なのだ、と。


「人品を言えば卑しいとまでは言わぬのだが、その、どうにもな………」


 苦労したのだろう事を思わせる表情の、秋蘭に、一刀もそれ以上は聞けなかった。
 と、そこへ華琳から声が掛かり、慌てて背筋をのばす。


「貴方はこの荀文若をどう評する?」


「はっ」


 勢い良く返事をしたが、さてどう答えるかと一刀は頭を悩ます。
 口は悪いし、態度も大人しくは無い。
 が、仕事に手抜きは無いし、指摘に対しても素直では無くもそれなりに受け入れる。
 それに、戦場で妙な策を提案したとしても、修正自体は困難ではないだろうし、そもそも、奇妙すぎる場合には受け入れないという選択肢もあるのだ。

 そう考えれば、腹は決まった。


「荀文若殿の才、試すのも宜しいかと」


「そう。ならそうしましょう。荀文若、その才、試させてもらうわよ」


「有難く! そして曹孟徳様、出来れば私の事は桂花、と」


「真名ね、預かるわ。だけど、その名で呼んで欲しければ、此度の遠征で成果を見せなさい」


「必ずやっ!!」


 顔中を喜色に染めて、荀文若は叫んだ。
 さて話は決まったが、糧秣に関しては当初予定通り7日分となった。
 此方は一刀が、想定外への対応として必要であると主張した為である。
 その点に関して荀文若も、拒否は無かった。
 既に荀文若の頭脳は賊討伐に集中しており、又、策を試される事が決まった以上、ある意味で奇策と言えた、糧秣を削る必要性が皆無となっているからだ。

 こうして、曹家私兵隊の遠征が始まる。






真・恋姫無双
 韓浩ポジの一刀さん ~ 私は如何にして悩むのをやめ、覇王を愛するに至ったか

 【立身編】 その10






 已吾郡に行くまでの遠征部隊の行軍は、順調そのものであった。
 日々厳しく修練の成果であろう。
 野営に於いても、一糸乱れずと評すべき錬度を見せた。

 珂桓々の協力も得て、問題があれば解決しようと心構えていた一刀としては、些か拍子抜けする部分もあった。
 だから、という訳でもないが日が暮れた後、春蘭の副官と云う事で与えられた1人用の天幕で、書を作っていた。
 日記ではない。
 行軍の途中で気付いたこと、注意すべきこと、或いは今後検討すべきことなどを馬上で考え、纏めていたのを書いているのだ。
 ある意味で実に日本人的行動ワーカホリックであった。

 と、其処へ外から声が掛けられた。


「居る?」


 荀文若だ。
 珍しい人が来たなと筆を置いた一刀は、灯りを手に立ち上がると、天幕を出る。
 年若い女性を男の天幕に招き入れるなんてと、そんな破廉恥な事はと考えての事だ。
 この辺り、一刀は実に古い考え方をする人間であった。


「どうされました、荀文若殿」


 天幕を出れば、一刀の予想通りに荀文若が立っていた。
 そんな荀文若は一刀が出てきた事に驚いて、同時に幾度か深呼吸をすると、睨むように一刀を見て口を開いた。


「朝の事、言ってなかったから……その…有難う。感謝するわ」


 言い慣れない事を口にした荀文若、少しだけ頬を染めている。
 実に可愛い風である。
 その雰囲気に呑まれて一刀は、生返事しか出来なかった。


「あっ、あぁ」


「それから、一応、感謝って事で、男相手になんて全く気が進まないけど、でも人として礼儀を外れるのがいやだら、男の貴方に名を正式に名乗るわ。姓は荀、名は彧。字は文若よ」


「あぁ、判った」


「但しっ! 男の貴方が間違っても私の名を、万が一にも真名を呼ぶなんて認めないからね、判った!!」


 真っ赤な顔でまくしてる文若。
 その身を駆り立てているのが怒ってるのか照れているのか、それとも別の感情なのか。
 異性との交渉はおろか、人生経験もまだ浅い一刀としては、それをどう捉えれば良いのかと悩みつつ、素直に返事をしていた。


「あっ、ああ。文若殿、良く判った………」


「いい、絶対によっ!」


 そう良い捨てると、脱兎の如く駆け出した。
 その後姿に一刀は元気だなぁと素直に感心していた。





 一寸した事はあれど、基本的には大過無く已吾郡へと到達した曹家私兵隊。
 早速、華琳は秋蘭の騎馬隊から人を割きて根城と思しき場所へ偵察隊を出し、又、近隣の村々への情報収集にも兵を派遣した。
 事前に得ていた情報もあるが、鮮度の高い情報が加わる事の意味は決して小さく無いからだ。
 その意味で華琳という人間は慎重であった。

 指揮官の座所を示す為に張られた簡易天幕の中で、椅子に座っている華琳。
 そして春蘭を筆頭とする隊の中心に居る3人は、この辺りの地図を広げている。
 一刀の様な現代日本の地図を見慣れた人間からすると、大雑把な地形と村や都市等の位置、そして街道程度しか書かれていない、地図とは呼べない様な地図であったが、それでも状況は掴める。

 事前に得られていた情報に加へて、新しいものを追加していく。
 その整理、分析には文若が実に活躍をしていた。
 竹簡を解して2~3本に情報を書き込むと、それを地図に載せるなどして見て判る形にしてみせていた。
 その様は実に見事であり、その一点をもって華琳は文若を評価した。
 情報を集めるのは誰でも出来る。
 だがその分析は簡単では無いし、ましてやそれを他人に判りやすく提示する事は困難なのだ。
 それを誰もが出来る形で文若は成したのだ。
 一刀は良い人間を連れてきたと、感心していた。

 その一刀は、座った椅子に視線を向けて、何やら考えていた。


「どうしたの、一刀?」


 極自然に、一刀の真名を呼ぶ華琳の姿に、文若は手に持った竹簡の片を取り落とした。
 それから凄い目つきで一刀を睨むと小さな声でブツブツと、怨嗟の声を上げる。


「私なんて、まだ真名を呼んで頂けないのに、なんで汚らしい男が、性欲優先で粗暴で、乱暴で臭い男の分際で、どうしてどうしてどうしてどうして………」


 その恨みの成分の重さに、一刀は思いっきり及び腰になりながら、華琳に応じる。


「いや、椅子の事を考えていたんだ」


 この場に持ち込まれているのは、極普通の椅子である。
 通常のものと比べると、軽くは出来ているが、それでも嵩むような普通の椅子である。


「コレ、折りたたみ式に出来ないかなって、ね」


「折りたたみ式?」


「そっ」


 そこから、地面に絵を書いて構造を説明する。
 木の枠と布で構成された簡単ではあるが合理的な構造に、華琳はすっかり感心した。


「コレも “天の知識” って事かしら?」


「一応、ね」


「あの、孟徳様。天の知識とは一体?」


「………そうね、それは貴方の真名を呼ぶことになったら教えてあげるわ。だから成果を挙げなさい」


 茶目っ気を含んだ流し目を見せる華琳に、のぼせた表情で文若は頷いた。

 と、そこへ早馬が報告を携えて駆け込んできた。
 この場より3里ほど離れた場所で、戦闘が発生している、と。
 その一報へ華琳は瞬時に対応を決めた。


「秋蘭、貴方と貴方の隊はこの場で待機。帰還する兵と情報を集めておいて! 春蘭、一刀。出るわよ!!」


「はっ!」 


 3人の声が唱和する。
 そこへ、文若が声を上げた。


「孟徳様、私めもお連れ下さいませっ!」


 一瞬の逡巡、だが直ぐに決断を下した。


「良いわ。では文若、貴方もいらっしゃい」


「はっ!!」


 そして駆け出す華琳と、夏候元譲隊。

 賊を討ち民を護る為。
 その意気で気合の入った面々の見たものは、ある意味で非常識● ● ●であった。

 戦ってはいた。
 賊と思しき連中が誰か、或いは誰か達を襲ってはいた。
 だから急いで助けねばならないのだが、各人、足が動かない。
 それは華琳も一緒であった。
 誰もが目の前の光景に度肝を抜かれていた。
 人が垂直に、そして水平にも飛ばされてっているのだから。


「人って、飛行機に頼らずに飛べるんだな…」


 一刀は呆れたように呟いていた。
 


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