それは予期せぬ出来事だった。
俺は、ゲーム好きの高校生だ。特にネットゲーム、モンスターハンターはかなりやっていた。このゲームをするために学校を休んだことなど1度や2度ではない。昔の無印の頃からやってるが、いまだにあきずやりつづけている。
そんな俺も、一応は学生なので学校にも行く。が、勉強はほとんどせず友人と遊ぶために学校に行っていたようなものだ。その友人のほとんどがモンスターハンターをしていたので、話の話題はいつもモンスターハンターの話である。
そんな、ゲーム三昧をふるまっていた俺だが、やはり金がなければ何もできないでいる。学費は親が出していてくれたが私的な物は全部自分で買っていたので金がどうしても必要になる。
そのため、高校に入ってすぐにコンビニでバイトをしていた。
そんな、どうでもいいような生活を送っていた俺に異変は起きた。
バイトの帰り、いつも通っている若干薄暗い道…
基本的にチキンな俺は、その道を通るたびに「なにも出ませんように…なにもでませんように…」と祈りながら通っていた薄暗い道…
だが、そんな俺の願いもむなしく…
ザクッ
背後から、正確には俺の背中からそんな音が聞こえた。それと同時に背中がやけに熱くなった。
なんだ?と思って振り返ってみたら、見覚えのない、暗がりのせいで少しわかりにくいがたぶん男が、俺の背後にいた。
「誰…ガハッ!!」
誰だっと言おうとした瞬間、口の中に鉄の味が広がる。口に手を当ててみると手に今まで見たこともない量の血がべっとり付いていた。
「え?なに……が…?」
「ヒヒッ……殺した殺してやった!」
声が聞こえた。恐らくさっき後ろにいたやつだ。
しかし……殺した?誰を?
「お前が悪いんだ……俺が金を払えないからって俺を殴ったから」
は?何言ってんだこいつ?
「ま、まだだ!まだきっと近くに他の奴もいる!そいつも殺して、俺は自由になるんだ!ヒ、ヒヒ、ヒヒヒヒヒヒヒイイイィィイ、ヒャア~~~アアアアアハハハハハアアハハハ!」
そいつが離れて支えが無くなったせいで俺は地面に倒れる。その時ちょうど体が後ろを振り向いた……
俺の目に映ったのは、包丁のような刃物を振り回している誰かの姿…
あぁ…あれが世に言うヤク○ューってやつか…まったくいい迷惑だよ。わけわかんない理由で殺されるんだから……
あ~ぁ…あっけないなぁ………こんなところで死んじまうのかよ、俺は……こんなことなら両親にきちんとした親孝行しとけばよかったなぁ……
………くっだんねぇ最後だなぁ…………
眠気が来た。助かんねぇのかな。
……死にたくないなぁ………
やりたいことが、めちゃくちゃあるのになぁ。
…でも無理なんだろうなぁ……
眠気がきつくなってきた。やっぱダメか。
以外に冷静だな、俺…
なんか寒いなぁ。
…………あ~ぁ…
眠気がピークに達してきた。もう、だめ…か
俺はゆっくり目を閉じた。もう何も見えない。真っ暗だ。
ここで俺の命は終わった。
祖龍はじめました プロローグ
===============<あとがき>================
こんにちは、はじめましてです。エスプリです。
え~今回、「祖龍はじめました」っと言う題名でモンスターハンターのSSを書か
せてもらいます。
いきなりですが、私は一応無印からモンスターハンターをやってきてますが、下手
くそなので上位クエはほとんどしたことがありません。
それでも書かせてもらいますことをどうかお許しください。
誤字脱字が馬鹿みたいに多いでしょうが、それても読んでくれたら幸いです。
それではこの辺で……