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No.28159の一覧
[0] 【チラ裏から移動】 飛竜になりました!(モンハン チート)/なろうの異伝分を投稿[じゅっ](2012/11/27 02:54)
[1] [じゅっ](2011/06/04 11:27)
[2] [じゅっ](2011/06/04 11:27)
[3] [じゅっ](2011/06/05 21:49)
[4] [じゅっ](2011/06/04 21:06)
[5] [じゅっ](2011/06/05 21:48)
[6] [じゅっ](2011/06/06 15:07)
[7] 8(ややグロ)[じゅっ](2011/06/07 13:38)
[8] [じゅっ](2011/06/08 15:34)
[9] 10[じゅっ](2011/06/09 14:14)
[10] 11[じゅっ](2011/06/10 21:58)
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[15] 16[じゅっ](2011/06/18 01:09)
[16] 17[じゅっ](2011/06/18 13:53)
[17] 18【本編完結】[じゅっ](2011/06/19 02:24)
[18] 外伝1[じゅっ](2011/06/19 23:16)
[19] 外伝2[じゅっ](2011/06/21 01:46)
[20] 外伝3[じゅっ](2011/06/22 12:35)
[21] 外伝4[じゅっ](2011/06/23 12:24)
[22] 外伝5[じゅっ](2011/06/25 00:48)
[23] 外伝6[じゅっ](2011/06/25 18:01)
[24] 外伝7[じゅっ](2011/06/28 01:16)
[25] 外伝8[じゅっ](2011/06/29 00:29)
[26] 外伝9[じゅっ](2011/07/03 03:55)
[27] 外伝10[じゅっ](2011/08/20 02:31)
[28] 外伝11(最終回)[じゅっ](2011/08/19 14:34)
[29] 異伝:とある魔術の禁書目録[じゅっ](2012/11/27 02:50)
[30] 異伝:Fate/Zero[じゅっ](2012/11/27 02:50)
[31] 異伝:ストライクウィッチーズ[じゅっ](2012/11/27 02:51)
[32] 異伝:リリカルなのは1[じゅっ](2012/11/27 02:52)
[33] 異伝:リリカルなのは2[じゅっ](2012/11/27 02:53)
[34] 異伝:リリカルなのは3[じゅっ](2012/11/27 02:53)
[35] 異伝:リリカルなのは4[じゅっ](2012/11/27 02:54)
[36] 異伝:リリカルなのは5[じゅっ](2012/11/27 02:55)
[37] 異伝:マヴラヴ1[じゅっ](2012/11/27 02:55)
[38] 異伝:マヴラヴ2[じゅっ](2012/11/27 02:56)
[39] 異伝:マヴラヴ3[じゅっ](2012/11/27 02:56)
[40] 異伝:マヴラヴ4[じゅっ](2012/11/27 02:56)
[41] 異伝:真剣で私に恋しなさい![じゅっ](2012/11/27 02:57)
[42] 異伝:ゼロの使い魔1[じゅっ](2012/11/27 02:58)
[43] 異伝:ゼロの使い魔2[じゅっ](2012/11/27 02:58)
[44] 異伝:ゼロの使い魔3[じゅっ](2012/11/27 02:59)
[45] 異伝:ゼロの使い魔4[じゅっ](2012/11/27 02:59)
[46] 異伝:ゼロの使い魔5[じゅっ](2012/11/27 03:00)
[47] 異伝:ゼロの使い魔6[じゅっ](2012/11/27 03:00)
[48] 異伝:ゼロの使い魔7[じゅっ](2012/11/27 03:01)
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[28159] 異伝:ゼロの使い魔1
Name: じゅっ◆8bd2907f ID:7a06cda0 前を表示する / 次を表示する
Date: 2012/11/27 02:58
【SIDE:才人】
 「……あれ?」

 平賀才人は首を捻った。
 立ち止まった彼を後続の人間が邪魔そうによけていくのに気付いて、才人も頭を下げて再び歩き出す。
 何だったのだろうか?
 先程、銀の鏡に吸い込まれたように感じたのだが……気のせいか?
 
 (……俺疲れてるのかなあ?)

 そんな事を思いつつ、頭を一つ振った才人は修理なったノートパソコンを片手に家路へと急いだ。



【SIDE:竜王】
 目の前でうかれているピンク色の髪の少女がいる。
 周囲には驚愕の顔でこっちを見ているコッパゲと少女の同級生と思われる学生がいる。
 なんだろう、ここは?

 最近では次元世界を複数渡っている。
 お陰で時間がなくなってきたので、分身を置いて監視役をしてもらっている。
 ……この分身ってのどこで覚えたんだっけ?
 ああ、そうだ。
 確か、銀色の巨人がいた世界で、セミみたいな奴助けた時にお礼に教わったような……。あの時は苦労したんだよなあ。セミみたいなのは自分の星が砕けたから移民先が欲しい。やっと受け入れてくれる先が見つかったと思ったら、人数聞いて拒否されて……。で、暴走しちゃったと。
 まあ、無理もないんだがな。数が数だし……。
 結局、そこへ割り込んだ宇宙の警察官みたいな銀の巨人との戦闘になって、そこへ俺が更に割り込んで……いきなり両者から光線と光弾浴びせられたもんだからびっくりしたよな。まあ、眩しかったけど実害なかったからいいんだが。
 最終的に、銀の巨人とも話し合って、セミ型宇宙人の宇宙船ごと次元世界の一つに引きずり込んで、まだ誰も住んでない新しい星を提供する事で片がついたんだったっけなあ?
 で、その際にお礼がしたいって熱心に言われたんで、結局分身とか幾つか術を教わったんだ。 

 まあ、それはいい。
 それで次元を渡っていると、ふと次元の壁を突き破ろうとする力の気配を感じたんだ。
 それで、好奇心で赴いた所……引きずりこまれている最中の子供がいたから、ちょっと送り返してやったんだよな。
 その際に、一体誰がやらかしたのかと思って、その先へ向ったんだが……。
 
 (この様子だと理解してないか?)
 
 自分が何をやらかそうとしたか、認識出来ていない可能性が高い。
 周囲を見てみても、どうやらこの世界の動物ばかりのようだし……おや。
 下で何やら騒いでいるピンクの髪の子供、今回の事態の元凶と思われる子供を、とりあえずそっちは無視して近づいた。
 青い鱗の竜の姿があったからだ。

 『言葉は通じるか?』

 『きゅ、きゅい?つ、通じるのね!』
 
 隣で無表情な眼鏡をかけ、大きめの杖を持った小柄な少女がじっとこちらを見上げている。
 あと、この竜の名前はイルククゥというらしい。
 
 『きゅい、おじさまは何て言うのね?』

 ……おじさんか。
 いやまあ、確かにもう何百年経ってるか分かったもんじゃないからなあ。
 お兄さんっていう年じゃないのは確かだよな。

 『うーむ、分からんな。最近は【竜王】と呼ばれてはいたが、個別の名前なんてなかったと思うのだが』

 さすがに、人だった頃の名前なんてもう記憶にない。
 というより、昔の原作知識なんてもんも忘れてるのが多い。
 うーむ、あの銀の巨人とか、この光景とかもどっかで記憶を刺激するんだがなあ……。 
 その内、思い出すだろう。
 などと考えていたら、尻尾の方で火花が散ったような気がした。何だろう?
 話を目の前の幼竜に聞いてみれば、これは使い魔召喚の儀式と言って、期末テストとかそういう類らしいな……そうすると、あの少年がこの子の本来の使い魔になっていたのか……悪い事を……いや、違うな。強引に引き寄せている感じだったからな。当人の合意なんぞありはすまい。
 うーむ、とりあえず確か以前に組んでもらった念話の術式があったはず……ここでも通じるだろうか?


【SIDE:ルイズ】
 やったわ!私はやったのよ!!
 それが最初に召喚のゲートから出てきた相手を見た時の感想だった。
 赤みがかかった宝石のような鱗を持つ巨竜。それが私が呼び出した相手だった。
 二年生になる為の使い魔の召喚。
 爆発だらけだったけれど、タバサの呼び出した風竜もこの竜に比べたら、子供と大人よ!
 周囲の同級生達も愕然として声も出せないでいる。
 これなら、もう私を馬鹿にする者なんていない……。

 ……と思っていたのに。
 私が何を言っても無視して、頭も下げてくれず、そのままタバサの竜と何やら話してる感じ……。
 かっとなった私は爆発魔法を唱えた。
 それは見事に炸裂、したのだけど……。竜は全然平気そうだった。

 そして、次第に落ち着いてきたのだろう。
 周囲の同級生達がはやしたてだした。

 「やっぱりゼロはゼロだぜ!」

 「呼び出した使い魔に無視されてやんの!」

 嘲笑う声、やっと、やっとゼロでなくなったと思えたのに……。
 悔しさで顔が下を向く……いえ、向きかけた時、声が響いた。

 『黙れ』



【SIDE:コルベール】
 正直、私は血の気が引いた。
 あれだけの巨竜だ。
 どれだけの力を持っているかなど考えたくもない。ましてや、感じる力は桁外れ。というか、巨大すぎてどんだけでかいのか図れない。
 そんな相手にいきなり攻撃を仕掛けるとは……幸いというか、相手が何も感じてないみたいなので、とりあえずミス・ルイズの杖を抑えた。抑えようとした。
 周囲の学生達はミス・ルイズを馬鹿にしているようだが……とりあえず今は。
 優先順位はこちら、そう思った時だった。

 『黙れ』

 声が響いた。
 ただ、それだけでプライドの高い、言い換えると非常に扱いにくい子供達であるはずの学生達がピタリと口をつぐんだ。
 ……当然だろう。
 自分でも口を開けない。
 そこに篭められた絶大な重みが我々の口を開かせない……!

 『侮蔑するのは楽だ。だが、侮蔑する者こそ自身の醜さを示していると知れ』

 明らかな嘲笑の意を篭めた声。
 それを向けられて、けれど学生達は誰も口を開けない、どころか血の気が引くばかり。
 圧倒的な気を叩きつけられて、遂に気絶する者、洩らしてしまう者、腰を抜かす者……ごく僅かな、そうミス・タバサなどが僅かにそれでも立って、巨竜を睨んでいるが、彼女らも足は震え、立っているのがやっとだ。
 いや、それより、この声が巨竜のものだとすると……。

 「韻竜……」

 これだけの巨大な韻竜などいたのか。
 そう思える。
 そうして、竜はこちらに顔を向け、脳裏に響く声で告げた。

 『さて、もう少し詳しい話とやらをしようか』


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