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No.28159の一覧
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[31] 異伝:ストライクウィッチーズ[じゅっ](2012/11/27 02:51)
[32] 異伝:リリカルなのは1[じゅっ](2012/11/27 02:52)
[33] 異伝:リリカルなのは2[じゅっ](2012/11/27 02:53)
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[28159] 異伝:ストライクウィッチーズ
Name: じゅっ◆fc44fe34 ID:7a06cda0 前を表示する / 次を表示する
Date: 2012/11/27 02:51
戦艦大和がネウロイ化し、空を飛ぶ。
 ロマーニャ公国はベネチア上空に出現した超巨大なネウロイの巣へと攻撃をかけた。
 この戦闘に動員された兵力は巨大なものがあった。
 参加各国だけで、大和を提供した扶桑皇国に、ブリタニア連邦からはキング・ジョージ五世級戦艦がプリンス・オブ・ウェールズ以下四隻、帝政カールスラントからはビスマルク級戦艦が、ロマーニャ公国からは復帰したヴィットリオ・ヴェネト級戦艦が参加し、リべリオンは今回戦艦の派遣はなかったものの護衛艦艇としてフレッチャー級駆逐艦多数を派遣している。
 全ては戦艦大和を至近に送り込む為。
 搭載された魔導ダイナモの安全稼動時間は僅かに十分。
 その間に空を飛び、ゼロ距離射撃を行うには当然、近距離まで近づかねばならない。
 その為に、精鋭の五〇一戦闘航空団も投入された。
 本来ならば、もっと投入したかったのだが、予備戦力がなかった。元より巣に直接攻撃を仕掛ける以上、ネウロイの数は膨大な数が予想されており、初心者ウィッチを投入した所で生還が帰しえなかったからだ。かといって、ベテランを引き抜ける程各戦線は余裕がない。
 
 五〇一戦闘航空団の副司令官である扶桑の坂本美緒少佐からは自分達にやらせて欲しい、という意見もあったが、却下された。
 無論、ウィッチに功績を占有されるのでは、という者達もいる。
 だが、ウィッチを前線に出す事を嫌う人間にも色々なタイプがいる。
 ある者はまだ十台の少女達を、ただ魔力がある、というだけで前線に出す事を嫌った。
 ある者は彼らの背後に隠れている事しか出来ない自分達を嫌った。ネウロイを倒すのは確かにウィッチが最も有効なのかもしれないが、友を家族を殺したネウロイを自分達の手を倒したいと願った。
 また、ある者は長くはウィッチでいられない、すなわち経験豊富になる頃には前線から離れなければならない、不安定な戦力に頼る事を嫌い、遊兵化してしまっている通常戦力をどうすればよりネウロイに対して有効とする事が出来るかを探った。
 そして、将軍達は少しでも勝利の可能性を上げる方法を探った。
 どうするのか、何か倒すべき手段・確証でもあるのか、を求めたのに返ってきた答えが「ウィッチに不可能はありません!」という根性論では作戦を立てる側としては採用する訳にはいかないのだ。
 
 まあ、作戦自体は順調に推移した。被害を考慮しなければ。
 五〇一戦闘航空団はベテランとエースが多数揃った部隊であり、比較的経験の少ない部類に入るペリーヌ少尉、ビショップ曹長、宮藤軍曹らも他部隊ならば立派な戦力に数えられる実力を有している。
 激戦ではあったが、戦闘航空団は欠員を出す事なく、最終作戦は発動した。
 ネウロイ化した大和が空を飛び、一撃を加え……だが、そこで停止した。
 魔導ダイナモが低下したのか、それとも無線操縦装置が故障したのか……とにかくあと一撃、あと一撃が放てなかった。
 撤退を決意した指揮官らを尻目に飛び出そうとしたのが坂本美緒であった。
 彼女は自分がもう飛べなくなる事を悟っていた。
 既に力を吸い上げる妖刀と呼ぶべき烈風丸からすら力を引き出せなくなり、大型ネウロイどころか小型のそれすら倒せなくなった自身の最後の戦場と思い定めた為であったが……。

 「なんだ、あれは」

 飛び立とうとした瞬間、彼女らは新たな存在に直面する事となった。
 坂本美緒だけでなく、天城に移乗していた杉田大佐や、ミーナ中佐も同じような言葉を呟いていた。
 
 「美緒、あれはネウロイ?」

 離陸直前だったが故に駆け寄ってきたミーナの言葉に急ぎ、眼帯を外して魔眼で見てみるが……。

 「……いや、コアがない。あれはネウロイじゃない」

 「だとしたら、あれは一体……」

 出鼻をくじかれたが故に、一旦飛行甲板に着陸した美緒と並んで二人だけでなく五○一戦闘航空団、いやオペレーション・マルスに参加し、それを見る事の出来る位置にいた全員がその姿を見詰めていた。
 そう、突如空に出現した巨竜の姿を……。
 
 「ネウロイが!」

 宮藤芳佳が叫ぶが、直後、エーリカ・ハルトマンが「おー」と感嘆したような声を上げた。
 それはそうだろう、無数のレーザーと思われる光と何か分からない黒い光(という言い方も変だが)によってあれだけ多数いたネウロイが瞬時に空から消えたからだ。
 もう、一機残らず、あっという間に片付けられた。
 その姿に複雑な思いを抱えている者もいた。
 ミーナもそうだったし、バルクホルンやサーニャやエイラもそうだ。
 彼らに共通しているのはいずれもネウロイによって母国を失い、家族と音信不通になったり、といった共通点を持つ。彼らからすれば、これだけの存在がいたのなら、何故もっと早く、という思いがあるからだ。
 いや、これが味方とは限らない、などと考えてはいたが……。
 
 「いや、ネウロイとてお互い相打つ事も原因は不明だがある事は分かっている……あいつだってその可能性がまだない訳じゃ……」

 そう呟いていたバルクホルンの言葉に、誰も反論は出来なかった。
 現在のベネチア上空に位置する巨大なネウロイの巣。それが出現した際、それまであった巣は破壊された。黒ズボン隊を率いてトラヤヌス作戦を行った竹井醇子の目前で、人型ネウロイがネウロイのビームで攻撃され消滅する、という光景を人類は目撃している。
 だが……。

 「でもコアがないんだよね~?」

 ハルトマンの言葉にバルクホルンも沈黙した。
 困惑しているのは他の一同も同じだ。
 強大な咆哮が響いた。

 「きゃっ!」「うわっ!」

 それを合図としたかのように激戦が繰り広げられる。
 幾つものネウロイが出現する。
 中には大型のネウロイすら混じっているし、これまで五○一戦闘航空団が相手をし、苦戦したのと同型とも思えるネウロイすらいる。
 だが、それでも関係ない。
 その全身から放たれる光は、闇は確かに一撃ではネウロイのコアを外す事もあるかもしれない。だが、一体辺り数発が襲い掛かれば全体が消えてゆく。
 その一方で、ネウロイからの攻撃は全く効いていない。
 如何に数に差があろうと、これでは結果は見えている。
 ネウロイも最早、連合艦隊への攻撃は全く行っていない。全力で竜に対して攻撃を仕掛けている。
 その竜は……。
 竜自身はその口元に力が集結してゆく。
 あれは何だろう、とウィッチの誰かが思った。
 単なる砲撃ではない、でも魔力でもない。恐ろしい程の力でありながら、けれど恐怖を感じない。
 その力が放たれ……超巨大なネウロイのコア、巣のコアを飲み込んでいった。
 次の瞬間、独自にコアを持つもの以外の小型ネウロイが全て粉々に砕け散った。すなわち巣が破壊されたのだろう。残るネウロイも瞬く間に破壊された。
 
 「凄い……」

 そう呟いたのは誰だっただろうか?

 「でも、あいつが次にこっち来たら勝てんのか?」

 そう空気を読まずに呟いたのはエイラ・イルマタル・ユーティライネン。少々空気を読まない所があるというか……お陰でサーニャから「エイラ!」と叱られているが、その言葉に戦闘航空団一同だけでなく、近くに来ていた航空機の搭乗員や整備員、乗組員らも固まった。
 先程の一撃で、巣となる超巨大コアだけでなく、ネウロイ化した大和まで消滅した。
 さて、現在の疲弊した戦力で、ネウロイをたった一匹で圧倒した竜に勝てるだろうか?答えは否だ。
 
 (素直に帰ってくれれば良い。だが、果たして帰還してくれるのか?……万が一に備えておきたいが、下手に戦闘準備を整えて、こちらを敵と看做されたら……)
   
 扶桑皇国海軍では杉田大佐が樽宮をはじめとする参謀らと話した上、警戒は怠るな、だが武器は向けるなと命令を下した。
 これはロマーニャ公国のレオナルド・ロレダンを初めとする他国艦隊でも同じであった。
 戦えば負ける。それを理解していたからだ。
 
 突然、くるり、と竜が回転した。
 直後に吼える。
 だが、それは先程の戦闘開始を告げるような声ではなく、優しい声だった。
 船で燃え盛る炎が静かに鎮火し、消えてゆく。
 海が盛り上がり、空を飛んで海に投げ出された者達が次々とまだ生き残っている船に運ばれてくる。
 海で艦上で怪我で呻いている者の怪我が急速に癒されてゆく。
 しばらくは呆然としていた者も多かったが、次第に歓声が広がってゆく。
 
 「……どうやら、味方と思って良さそうだな」

 「まあ、敵ではなさそうですな」

 そんな会話が天城の艦橋でも為された。
 と、そんな中、ふっと竜が姿を消し、次の瞬間には天城の真正面にいた。そんな気を抜いた一瞬と重なった為に思わず彼らも驚きの声を洩らす。だが、その迫力を前にしてふと気付いた。
 今、目の前にある存在は恐怖をもたらす存在ではない。むしろ、扶桑の人間にとっては懐かしい、そう、歴史の長い神社仏閣を訪れた時、自然と頭を下げたくなるようなそんな雰囲気を纏っていた。
 その視線は坂本美緒へと向けられていた。彼女も何かに魅入られたかのようにその視線を向けていたが、やがて竜は軽く吼えると、そのまま空高く舞い上がり、やがて雲と同程度まで上がった次の瞬間には忽然と消えうせていた。
 
 「ふう……なんだったのかしら」

 ミーナ中佐が思わず呟いて、傍らの坂本少佐に視線をやると、彼女は呆然と自身の両の掌を見詰めていた。

 「……美緒?」
 
 「……感じるんだ」

 思わず、といった様子で声をかけたミーナに美緒は呆然としたまま呟くように言った。

 「全盛期よりは落ちてる。けど……間違いなく私の中から魔力が感じられるんだ」

 疾風丸によって残り僅かなそれも全て吸い上げられたはずだった。
 だが、それが再び感じられる。
 試しに履いたままだったストライカーユニットを軽く動かしてみるが、少し前までの飛ぶのもやっとな感覚は全くない。再び甲板に降りて来た彼女は泣き笑いのような顔でミーナに言った。

 「飛べる。……私はまだ、また飛べるんだ……」

 そんな彼女をミーナは黙って笑顔で軽く抱き寄せた。
 そこへ五○一戦闘航空団の一同も笑顔で押し寄せてくる。
 いや、彼女らだけではない、艦隊全体でようやく勝利したという実感が湧いたのだろう。歓声が聞こえてくる。
 
 「これにて、オペレーション・マルスの完了を宣言する」

 そう放送をかけてから、杉田大佐は空を見上げた。
 今回の作戦は成功したとはいえ、色々と不備も発覚した。今後はその辺りの修正に大忙しになるだろう。だが、とりあえずは……勝利した事を喜ぼうではないか。

 この日、人類はまた奪われた空の一部を奪回する事に成功した。


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