『もしも二人の者が同一のものを欲求し、それが同時に享受できないものであれば、彼らは敵となり、その目的に至る途上において、互いに相手を滅ぼすか、屈服させようと努める。 ………何よりも悪いことに、絶えざる恐怖と暴力による死の危険が、そこにはある。』
―――ホッブス
ざわ、と総毛立つ感覚が俺を襲うやいなや、小刻みに肩を揺する直斗の微笑は、哄笑へと転じる。
禍々しき、呵呵大笑。
その喚くような啼き声は体育館全体に波紋の如く広がり、壁や天井に跳ね返り何重にもなって、誰彼を選ぶことなく、その者の胸の奥底を圧迫し、震撼させた。
久方ぶりに見たその顔貌は筆舌に尽くしがたく、悪相、鬼面をも凌駕する凄惨な表情が、見る者の全身を不可視の糸で雁字搦めにする。
よくよく注視すれば、あの乱闘後クリーニングもしなかったのか、純白だったブレザーは所々灰に染まり、袖口も擦り切れている。
まるで心の内の澱が、外面に染み出てきたようであった。
「……直……と…?」
「ッ……くくく…ぅ…、何が、可笑しいってよ。 いや、いや いや いひひひっ ひぁ……よくもまあ、くくっ………、本心とは真逆の、行動が取れるなと思えてさ」
魂さえ吐き出されるような笑いに喉を潰したのか、低く濁の入った声音だった。
だがそれでも尚、咽頭の痙攣は収まりをみせない。
「器用なもんだなあ、大和、え? ……く、ひひっッ」
日頃の敬語も何もなく、また初めて姓ではなく名を呼ばれる。
本来なら親しみの証となる筈が、しかし、発声元たる口元には侮蔑の情が篭められている以外に何も無かった。
蟇蛙も舌を巻くほどの笑声がどこまでも続く。
目を見張る豹変振りに、思考が吹き飛び唖然となる。
本当に、こいつは、矢車直斗なのか?
数秒後、一向に収束の気配を見せずにいる下卑た笑いを無視するがごとく「学長特権じゃ」と、目を伏せながら学長が謳い始めると、耳目の逃げ場ができたと無意識に安堵した生徒達は、しかし、動き出した思考の再停止を余儀なくされた。
「川神大戦の開戦を、ここに宣言する」
*
「……った武器は禁止。 武具は当然模造品で戦ってもらう。 銃器、爆弾も御法度、これも当然じゃな。 飛び道具は指定の処理を施した弓矢のみ可能。 弩(イシユミ)、ボウガンの類も禁止。 まあ基本、意識がなくなるか動けなくなるかまで戦ってもらうから、捕虜をとってもOKじゃが、尋問拷問はしてはならん、というかさせん。 それと助っ人は学園内の人間ならいくらでも、対して外部からは」
いつの間にか笑声は止んだが、三日月が張り付いたかのような口元を震わせながら、爛々とした眼を直斗は俺に向け続ける。
「おいジジイちょっと待てッ」
細々と訥々と、大戦とやらの説明を聴衆全てを置き去りにして行う鉄心に、いち早く我に帰った姉さんが叫する。
「どういう話だこれはっ!?」
「……どういうもこういうも、直斗と直江の決闘の話じゃが」
「茶化すな!! 何なんだこれはッ 詫びも何もなく決闘だと!? どうしてそうなるッ」
眼を剥いて飛びかからんばかりの糾弾に、しかし鉄心は合間に鼻息一つ入れて、鉄面皮を形成した顔を直斗の方へ向けるだけだった。
「俺は、詫びたくないから詫びない。 直江大和が気に入らないからブン殴りたい。 ただ、それだけの事だ」
師に促しに応え、その三日月から生じた底冷えする声が姉さんに回答したと同時に、直斗の瞳の底で炎が爆ぜ、ぎらりと凶暴な光が外界に放たれた。
発せられた一対の視線の光軸は烈しく、鋭く、そこを通過する空気の粒子すら忽ち両断してしまう想像すらさせる。
それに一刹那でも気圧された事を認めたくないからか、はたまた、ただの反感からか、「……お前、」と姉さんが自身の猛気で館内に広がった冷気を瞬く間に払い、本当に直斗に掴みかかろうとしたのが、呪縛の解ける合図だった。
「な、なんでですか矢車ちゃんっ!?」
些か間の抜けた、甲高い声が俺達と直斗の間を裂いた。
「直江ちゃんには、直江ちゃんは、きちんと謝っています! それに、みんなでもう一度仲良く出来るようにクラスで一番考えたのは、きっと直江ちゃんなんですよ!?」
懸命に、ただ懸命に、いくらか言葉足らずでも、その身振り手振りで必至に意志を伝えようとする委員長だった。
しかし気持ちを代弁してくれた事を感謝する余裕を、俺は持てずにいる。
しばし怜悧な目を、直斗は委員長に向けた。
「……そうだな。 まずは大前提か」
割って入った委員長のどこか湿り気のある悲鳴のような問いかけに、何かしら感じるところがあったのか、先とは打って変わって酷く淡々とした口調だった。
湾曲していた口元を真一文字に結ぶと、直斗は音もなく片足を前に踏み出した。
次いでキュ、と床板に塗られたワックスと上履きの裏面が擦れる独特の音が鳴った瞬間、彼と真正面に対峙していた俺の視界は黒く染まる。
黒髪流麗。
姉さんが俺の眼前に立ち塞がったのだ。
だが、その挙動こそ、直斗が求めるものだった。
「好きだ。 百代」
そして脳髄が灼熱する気分を、俺は味わった。
<手には鈍ら-Namakura- 第三十一話:誠意>
無味乾燥な前置きがあったからだろうか。
警戒したような事態に、その一歩が発展しなかったからだろうか。
長年抑えこんできた感情のうねりが、唐突に体当たりしてきた。 そんな感慨が川神百代の中に浮き上がった。
そして衆人環視の場で告白されたという衝撃以上に、尖りのある瞳に何故か内包された真摯さに、必要となれば拳を振るわんとする勢いを削がれたのだった
「俺は、お前が好きだ」
舌裏に溜まった唾を一飲みするだけで、百代は暫時、何も言えなかった。
こいつは………、
「愛している。 これは武術家としての尊敬じゃあない。 俺はお前の全てが、欲しい」と直斗は臆面もなくのたまう。
時折、感じていた事があった。
鍛錬後の夜闇の中で、誰も寄せつけようとしない頑なな背中。
武士ではなく歴戦の兵士のような、何がしかの掟、何がしかの使命によって支えられ、或いはそれ自体に耐え続け、そのために多くの苦労を背負い込んで、それをも忍んだ末に結実したかのような無表情。
矢車直斗は、確かに内奥に何かを隠し持っている。
持つ、という比喩よりは「飼っている」とした方がより的確かもしれない。
常人には窺い知れない、攻撃的な何かが、孤の鍛錬にて見せる能面の中に潜んでいる。
……だが、これだけがこいつの本質ではないようにも思えるのも、また確かだった。
躊躇なくマルギッテとの挟撃の合間に身を晒し、双方を押し留めようとした破滅的なまでの潔さ、或いは何かを守る事への執着、執念。
自他の責任の所在を問わずして、そこにある因果を一人きりで受け止め続ける、その堅固な心の奥に秘めた、ある種の「優しげな儚さ」がある事はそれが証明している。 そうでなければ、純も初心なまゆまゆがあそこまで懐く事はないだろう。
「だから、何だ?」
矢車直斗という男の片鱗をまざまざと見せつけられたような気になったが、しかし、思わず百代の口を衝いて出たのはそんな硬質な響きだった。
ほんの少し、水辺のあめんぼが成す細波のような揺らめきが、心の泉に生じた事は認めよう。
だが語るべき言葉は、実際、それ以外になかったのだ。
どんな過去があろうと、どんな素性であろうと、何を内に抱えていようと、川神院ではそれに必要以上に触れない事が不文律と化している。
それは内弟子同士の生活空間が近接し過ぎているがゆえに発達した、個々人の防波堤なのである。
実際、脛に傷を持つ弟子も居るのだろう。 ワン子にだって、一般のそれよりは生々しく辛い過去がある。
だからこそ、それには触れない。
あいつは、ああだから仕方ない。
そういう気風が、武の純度を落とす事は明白だからでもある。
だから、語るべき言葉は「だから、何だ?」
これでいい。
これで、正しい筈だ。
ファミリーの、大和の敵である事に、変わりはしない。
……私がこいつらを守る。 これが私の掟だ。
*
「…………俺は、お前が欲しくて欲しくてたまらないのさ」
一瞬の動揺、逡巡。
だが、それは気づかれてはいけない、秘匿せねばならない類のものだ。
ぐらつく視界を瞼を閉じてリセット。
俺は結んだ口唇を不意にダラけさせ、粘つくような眼を向けて、さながら好色漢を装って嗤い、笑う。
舌なめずりはやり過ぎだと自重し、静まりかえり、しかし耳を澄ませばヒソヒソと聞こゆる影口を無視して続ける。
「だから、許せない。 …………お前の隣につくねんと立ち続ける大和を、俺は心底憎んでいる」
風間ファミリーの面々は、俺が毒を吐くたびに表情を険しく固くしていった。
ああいや、一人を除こう。
由紀江は……。
―――キ、キッショッ、、
―――何かと思えば、ただの嫉妬かよ、
―――直江大和はどうでもいいけど、モモ先輩超カワイソー、
飛び交う細かな罵詈雑言。
気になるものか。
もとより、この学園で謗り罵りを被るに最も相応しい者など、俺以外に誰が居る?
気にする……、ものかよ。
「だから、直江の無様を公然で晒して、お前を奪わせてもらう。 ……まあ、もっとも?」
―――女に守られ守られのソイツに、応じる度胸があればの話だがな
射殺すような視線が百代の影から現れた。
パチンと、俺の放った校章に同じ意匠の龍紋が重ねられたのは、その直後だった。
*
直斗の言葉を隅まで理解するのに、しばらくの間があった。
しかし、その後は急速に、姉さんに向かっていた言葉の大群は俺の腑にも落ちて、喉を通って頭蓋に込みあがって音を立てて弾けた。
再び後頭に熱が走り、目の前が一瞬真白に染まる。
胸には怒りと屈辱が混じり、その中には「先を越された」というほんの数厘の嫉妬があり、その嫉妬を認めたくない自負と見得が更に激情の塊を包んでいた。
久しく感じていなかった、堪忍袋の緒が切れる感覚だった。
姉さんを押しのけ、直斗の双眸を直視する。
胸元から校章を取り出し、足元の龍の顔に直斗の顔を意図的に重ねて幻視し、力いっぱい叩きつけた。
「ふざけんな」
悪くもない、下げたくもない頭を下げて、ここまでコケにされるとは思いもよらなかった。
「逆恨みも大概にしろよっ」
眉を顰めたあいつに、俺は更に言い募った。
「なんだそれ」
俺は、幾分口を感情に任せていた。
「しかも結局何? 聞いた限りじゃあれだろ?、姉さんに勝てないから、姉さんを賞品にして手を出させないようにしてって話―――」
*
――――馬鹿が
大和が言い切る前に、鼻で笑い飛ばす。
「お前じゃあるまいし、そんな姑息でくだらねえ策使うかよ?」
軽蔑を括りつけた言葉を送り返す。
「いい加減、気づけ。 …………これは、お前の為の川神大戦なんだぜ?」
片方の口端をより引き上げた。
顎関節の疲労がわかったが、別に何のことはない。
「………何…」
「お前の持てる力を十二分に発揮できる決闘を、俺が用意してやってるんだ」
傲然と言い放った後、俺は眼で総代を促した。
いつからか床に眼を落としたままの川神鉄心は、しかしまるで額に眼が付いているかのごとく俺の意に応えてくれた。
「……学園内の助っ人に、制限はない。 従って、直江軍、矢車軍のどちらかの軍に百代が入っても……、というより入らざるをえんな。 結局のところ、学園の生徒全員が戦う事になるしの」
「加えて、策略謀略諜報謀反、何でもあり。 ……お前の、得意分野だろう?」
鳩が豆鉄砲を食らったかのごとく、大和はしばし呆然となった。
俺がいかに、俺が不利となるように振舞っているか、という事にようやく気づき始めているのだ。
「状況からして全校が自身の味方になるであろう」
その対偶である「全校を敵に回さんとする俺」の存在に、絶対優位の場に立たされた大和は心底、驚愕しているのだろう。
小さく、本当に微かに呼吸し、俺は外気を体に取り込んだ。
ここからが、本番なのだ。
「お前らは冗談じゃないと思うだろうが、俺はな、自分でも随分と紳士的なほうだと思うぜ?」
そう、ここからは少しだけ本性を曝け出す時間だ
「俺は、一度は諦めたんだ」
―――真
「……気に入らないけどな、一応、認めてたんだぜ? お前の事」
―――……ッ真
「策謀、人脈。 それ自体を小細工だのセコいだの、俺は言うつもりはない」
―――真
「それがお前の生きる術、お前の希求する最強の武器なんだろう? 文句はないよ。 それで百代を守れるのなら」
―――真
「俺が、俺が許せないのは、お前の中に他人に対する“誠”がない事」
―――真
「まあそれもな、本当なら別にいいんだよ、そうやって誰にも迷惑かけずに生きてくんだったらよ?」
―――偽
「俺が心底許容できないのは、そんなお前が、百代の隣で笑って立ってる事だ」
―――紛う事なき真
「……他人と全力で向き合わないお前に、万人に誠を尽くそうとしないお前に、百代の隣にいる資格はないッ!」
―――完膚なきまでに真
「だから俺は、お前から百代を救い出すんだよッ!!!」
―――――偽
この闘いは、誠の意義を問い、大和を変革させるものとしなければならないのだった。
*
返す言葉は、なかった。
だが、返す敵意、憎悪は余るほどあり、それを視線に乗せる。
直斗が言わんとしている事が何となくわかり、わかったからといって今更どうにも出来ない問題だという事にも気づいたからだった。
つまりは俺の生き方、誇りを、直斗は全否定しているという事だ。
「証明してやるよ大和。 お前がコツコツコツコツ築いてきた中途半端な繋がり、利害のみが跋扈する人脈は、ただ一人の全誠力にも及ばないもんだとなぁッ」
びちゃり
耳障りな音が、絶叫後の静寂の中で響きに響いた。
紋章の上に粘性の飛沫が花を咲かせたのを理解したのは、
「テメェッ!!!!」
ガクトが瞬間的に飛び、直斗に襲いかかった後の事だった。
*
本気にさせる必要があった。
一片の容赦もなく俺と対峙し打ち負かさん打ち殺さんとする気概を、ファミリーに植えつける必要があった。
何故ならば理由を作らせないために。
負けた時の“言い訳”を思案させないために。
迫り来るは軍団一の巨漢。
褐色の肌が張り付く顔は湯掻いたばかりのように朱に染まっていた。
怒り狂った上体が下半身に先んじ、前傾姿勢で島津は俺に真っ直ぐに向かってくる。
先行した左腕がこちらに伸びる。
開け広げられた左の掌で俺の襟首を掴み、最奥で溜められている右拳を顔面に穿つ勢いで叩きつけようとする腹だろう。
なるほど、一撃必殺を考えれば、まこと理に適っている。
狙いを定め、捕捉し、狂いなく渾身の一撃を当てる。
ガキ大将時代からの乱闘経験が形成したのだろう、島津岳人の単純にしてしかし、極めれば無類の強さを誇る事のできる戦闘技法。
……だが所詮、不良の素手喧嘩の域に留まるのが彼の実力、現状である。
片手で力のベクトルをずらし、肉薄してきた拘束目的の豪腕に字義通り、胸先三寸のところで空を切らせる。
電撃的に動いたこちらの左腕に眼を疑う暇もなく、島津の体は空振りした手に引き摺られて一層、前のめりとなった。
左足を引き、左肩を退かせる。
左半身を右に隠したことで巨体との激突を回避し、同時に自分の右脚を跳ね上げ、島津の片方の足甲と足首をフック代わりにして、半ば掛け蹴りの要領で斜め上方へと押し上げた。
彼の額と床面の激突は、このおかげでほんの少し凄惨さを増す事となったのだが、ここで所作を終えては俺の身が危ない。
―――――動くなァッッ!!!!
爆発的な気合を迸らせる。
ちょうど足元に来るように調節した島津の首裏を、俺は引き戻した右足で踏みしめていた。
したたかに床板を打つという無様を晒した恥辱をも加えた怒りの湯気が、うつ伏せとなった全身から吹き出ており、今にも立ち上がらんとした島津の腕筋に強張りが生まれた瞬間の事だった。
首にかかる重力以外の圧力と怒声に島津の体は勢いをなくし、行き場をなくした体内の激情が五体の震えとなって外界へその存在を証明するのみとなったが、俺は別段島津に向けて叫びを上げたのではない。
一刻も早く俺の足を刈らんと右側面から川神流下段足刀・蛇屠りの本動作を始めていた川神一子。
一刻も早く俺の下から島津を引き離さんと背後からのミドルキックを敢行する寸前だった風間翔一。
一刻も早く俺の愚行を止めんと当て身もしくは柔技の為に左袖を掴みかけたクリスティアーネ・フリードリヒ。
一刻も早く俺を無力化せんと真正面から喉下へ手槍―――、貫手を突きつける川神百代。
以上四名に放った制止であり、
「流石に手が早いな、椎名」
そうして顔面を防禦した右拳をゆっくりと開く。
石礫が、ゴトンと音を立てて床に転がる。
飛来物の気配を受けた瞬間、「施設」で読んだ連打暗器秘訣の記述を思い出し、すわ如意珠――――、指弾の類かと驚愕したが、大和の隣にて中腰で臨戦態勢を整える彼女の、その左手が背に隠されている不自然から察するに、そこに秘めたる何かしらの投擲器を扱ったのだろう。
うっかりすればこのまま延髄を踏み抜いてしまいかねない動揺と危機感が、全身に漲っていた。
人質をとる、人命を盾にするという最も外道に相応しい所業をついに為したのである。
だが、一種の爽快が五体を駆け巡っていることもまた確かだった。
これほどまでに操体できた事がこの一年であっただろうか。
これほどまでに動作と連動して周囲を取り巻く様相を事細かに分析できたろうか。
佇立したまま呆けている由紀江に意識を割き続ける余裕すらあった。
……これまでの修練は一体何だったのだろう。
つまるところ、用武は才能なのか、そう思えてくつくつと可笑しみがこみあげてきた。
「ここで、正当防衛。 なんて言うと、きっかけはお前だろ、って返ってきて、あの月夜の立場がそっくり逆になるわけだ。 ……少しは俺の気分が分かったか?」
洒落が効いた言葉が口を衝いて出たのは、許されざる高揚感の現れに他ならなかった。
「なあ。 百代?」
―――――――――――――――
どうも、お久しぶりです。
長くなったので中途ですがここで切りました。
色々申し上げたい事はあるのですが、まず、断っておきますと直斗には大戦を開かなければならないとある事情があるのです。
その理由は次回、次々回で明らかになりますので(ていうかもう出てたり)、何卒今の時点でそれに言及するのはご容赦ください。
話し合いが、一番好ましいのは、彼は重々承知しております。
すみません、これ言わないと感想掲示板が荒れそうなんで……。
蛇足
この頃執筆ペースが遅いのはエクシリアのせいです。
井上準はこっちでもやはりロリコンです。断界殻を越えて来たロリコニア人です。
しかも裏切りまくる屑なのにカッコよくて、最終決戦の前に報われてしまうロリコンです。うらやま(ry
まじこいS体験版感想
与一ぃいいいい
がおおおお、みたいな可愛すぎぃいいい
そしてオイル、てめえは出てくんなぁあああ