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No.18683の一覧
[0] コードギアス 反逆のルルーシュ~架橋のエトランジュ~[歌姫](2010/05/15 08:35)
[1] プロローグ&第一話  黒へと繋がる青い橋[歌姫](2010/07/24 08:56)
[2] 第二話  ファーストコンタクト[歌姫](2010/05/15 08:34)
[3] 第三話  ギアス国家[歌姫](2012/08/04 10:24)
[4] 挿話 エトランジュのギアス[歌姫](2010/05/23 13:41)
[5] 第四話 キョウト会談[歌姫](2010/08/07 11:59)
[6] 第五話  シャーリーと恋心の行方[歌姫](2010/06/05 16:48)
[7] 挿話  父親と娘と恋心[歌姫](2010/06/11 21:19)
[8] 第六話  同情のマオ[歌姫](2010/06/19 11:50)
[9] 第七話  魔女狩り[歌姫](2010/06/26 11:21)
[10] 第八話  それぞれのジレンマ[歌姫](2010/07/03 22:23)
[11] 第九話  上に立つ者の覚悟[歌姫](2010/07/10 11:33)
[12] 第十話  鳥籠姫からの電話[歌姫](2010/07/24 08:57)
[13] 第十一話  鏡の中のユフィ[歌姫](2010/07/24 10:10)
[15] 第十二話  海を漂う井戸[歌姫](2010/07/31 12:01)
[16] 第十三話  絡まり合うルール[歌姫](2010/08/07 11:53)
[17] 第十四話  枢木 スザクに願う[歌姫](2010/08/21 11:24)
[18] 第十五話  別れの陽が昇る時[歌姫](2010/08/21 12:57)
[19] 第十六話  アッシュフォードの少女達[歌姫](2011/02/12 10:47)
[20] 第十七話  交錯する思惑[歌姫](2010/09/11 12:52)
[21] 第十八話  盲目の愛情[歌姫](2010/09/11 12:09)
[22] 第十九話  皇子と皇女の計画[歌姫](2010/09/25 13:41)
[23] 第二十話  合縁奇縁の特区、生々流転の旅立ち[歌姫](2010/09/30 07:39)
[24] 挿話  親の心、子知らず ~反抗のカレン~[歌姫](2010/09/30 07:32)
[25] 挿話  鏡の中の幻影 ~両性のアルカディア~[歌姫](2010/10/09 10:35)
[26] 挿話  カルチャーショックプリンセス ~交流のユフィ~[歌姫](2010/10/09 11:36)
[27] 挿話  それぞれの特区[歌姫](2010/10/16 12:06)
[28] 挿話  ティアラの気持ち  ~自立のナナリー~[歌姫](2010/10/23 10:49)
[29] コードギアス R2 第一話  朱禁城の再会[歌姫](2010/10/30 15:44)
[30] 第二話  青の女王と白の皇子[歌姫](2010/11/13 11:51)
[31] 第三話  闇夜の密談[歌姫](2010/11/13 11:35)
[32] 第四話  花嫁救出劇[歌姫](2012/12/02 21:08)
[33] 第五話  外に望む世界[歌姫](2010/11/27 10:55)
[34] 第六話  束ねられた想いの力[歌姫](2010/12/11 11:48)
[35] 挿話  戦場の子供達 [歌姫](2010/12/11 11:42)
[36] 第七話  プレバレーション オブ パーティー[歌姫](2010/12/18 11:41)
[37] 第八話  束の間の邂逅[歌姫](2010/12/25 10:20)
[38] 第九話  呉越同舟狂想曲[歌姫](2011/01/08 12:02)
[39] 第十話  苦悩のコーネリア[歌姫](2011/01/08 12:00)
[40] 第十一話  零れ落ちる秘密[歌姫](2011/01/22 10:58)
[41] 第十二話  迷い子達に差し伸べられた手[歌姫](2011/01/23 14:21)
[42] 第十三話  ゼロ・レスキュー[歌姫](2011/02/05 11:54)
[43] 第十四話  届いた言の葉[歌姫](2011/02/12 10:52)
[44] 第十五話  閉じられたリンク[歌姫](2011/02/12 10:37)
[45] 第十六話  連鎖する絆[歌姫](2011/02/26 11:10)
[46] 挿話  叱責のルルーシュ[歌姫](2011/03/05 13:08)
[47] 第十七話  ブリタニアの姉妹[歌姫](2011/03/13 19:30)
[48] 挿話  伝わる想い、伝わらなかった想い[歌姫](2011/03/19 11:12)
[49] 挿話  ガールズ ラバー[歌姫](2011/03/19 11:09)
[50] 第十八話  闇の裏に灯る光[歌姫](2011/04/02 10:43)
[51] 第十九話  支配の終わりの始まり[歌姫](2011/04/02 10:35)
[52] 第二十話  事実と真実の境界にて[歌姫](2011/04/09 09:56)
[53] 第二十一話  決断のユフィ[歌姫](2011/04/16 11:36)
[54] 第二十二話  騎士の意地[歌姫](2011/04/23 11:38)
[55] 第二十三話  廻ってきた順番[歌姫](2011/04/23 11:34)
[56] 第二十四話  悲しみを超えて[歌姫](2011/05/07 09:50)
[57] 挿話  優しい世界を踏みしめ  ~開眼のナナリー~[歌姫](2011/05/07 09:52)
[58] 挿話  弟妹喧嘩のススメ  ~嫉妬のロロ~[歌姫](2011/05/14 09:34)
[59] 第二十五話  動き出した世界[歌姫](2011/05/28 09:18)
[60] 第二十六話  海上の交差点[歌姫](2011/06/04 11:05)
[61] 第二十七話  嵐への備え[歌姫](2011/06/11 10:32)
[62] 第二十八話  策謀の先回り[歌姫](2011/06/11 10:22)
[63] 第二十九話  ゼロ包囲網[歌姫](2011/06/25 11:50)
[64] 第三十話  第二次日本攻防戦[歌姫](2011/07/16 08:24)
[65] 第三十一話  閃光のマリアンヌ[歌姫](2011/07/09 09:30)
[66] 第三十二話  ロード・オブ・オレンジ[歌姫](2011/07/16 08:31)
[67] 第三十三話  無自覚な裏切り[歌姫](2011/07/23 09:01)
[68] 第三十四話  コード狩り[歌姫](2011/07/30 10:22)
[69] 第三十五話  悪意の事実と真実[歌姫](2011/08/06 13:51)
[70] 挿話  極秘査問会 ~糾弾の扇~[歌姫](2011/08/13 11:24)
[71] 第三十六話  父の帰還[歌姫](2011/08/20 10:20)
[72] 第三十七話  降ろされた重荷[歌姫](2011/09/03 11:28)
[73] 第三十八話  逆境のブリタニア[歌姫](2011/09/03 11:24)
[74] 挿話  私は貴方の物語 ~幸福のエトランジュ~[歌姫](2011/09/03 11:55)
[75] 第三十九話  変わりゆくもの[歌姫](2011/09/17 22:43)
[76] 第四十話  決意とともに行く戦場[歌姫](2012/01/07 09:24)
[77] 第四十一話  エーギル海域戦[歌姫](2013/01/20 14:53)
[78] 第四十二話  フレイヤの息吹[歌姫](2013/01/20 14:56)
[79] 第四十三話  アルフォンスの仮面[歌姫](2013/01/20 15:01)
[80] 第四十四話  光差す未来への道[歌姫](2013/01/20 15:09)
[81] 第四十五話  灰色の求婚[歌姫](2013/01/20 15:12)
[82] 第四十六話  先行く者[歌姫](2013/01/20 15:15)
[83] 第四十七話  合わせ鏡の成れの果て[歌姫](2013/01/20 14:59)
[84] 第四十八話  王の歴史[歌姫](2013/01/20 14:58)
[85] 挿話   交わる絆   ~交流のアッシュフォード~[歌姫](2012/12/30 18:51)
[86] 挿話  夜のお茶会 ~憂鬱の姫君達~[歌姫](2012/12/30 14:03)
[87] 第四十九話  その手の中の希望[歌姫](2013/02/23 12:35)
[88] 第五十話  アイギスの盾[歌姫](2013/03/22 22:11)
[89] 第五十一話  皇帝 シャルル[歌姫](2013/04/20 12:39)
[90] 第五十二話  すべてに正義を[歌姫](2013/04/20 11:22)
[91] 最終話  帰る場所&エピローグ[歌姫](2013/05/04 11:58)
[92] コードギアス 反逆のルルーシュ ~架橋のエトランジュ~ オリキャラ紹介[歌姫](2011/04/06 10:27)
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[18683] 挿話 エトランジュのギアス
Name: 歌姫◆d763ad34 ID:c7f10b0c 前を表示する / 次を表示する
Date: 2010/05/23 13:41
 挿話 エトランジュのギアス


 エトランジュが嬉しそうに、そして受け入れて貰えたことに安堵して息をつくと、ルルーシュは釘を刺す。

 「しかし、私の正体については詮議無用に願いたい。よろしいかな?」

 「構いませんよ」

 やけにあっさりエトランジュが承諾したので、かえってルルーシュは首を傾げた。
 それを見て、エトランジュは言った。

 「貴方が正体を隠しているのは、貴方の正体がバレたらブリタニアが喜ぶか、もしくは反ブリタニア組織がついていくのをためらうような人間だということくらい、私にだって解ります。 
 だから、貴方の正体を探るなんて真似はしません」

 「・・・貴女が聡明な女性であることに感謝する」

 「それに、私達が望むのはブリタニアが滅ぶか植民地が解放されて故郷に戻ることです。
 そのためにわざわざ不利になるようなことはしたくないですし・・・」

 現実的なエトランジュにルルーシュはよく解っていると感心していたのだが、最後の言葉に凍りついた。

 「いざとなれば私と結婚でもして貰って、EUの王族の一員になって頂ければ貴方の正体は適当にねつ造出来ますから」

 有能な人材を取り込むため、自ら今日初めて会ったばかりの、しかも仮面をつけた素性の知れぬ男との政略結婚も辞さぬというエトランジュに、ルルーシュは引き攣った。

 「・・・それはたいそう、気を使って頂けて光栄です」

 か細い外見とは裏腹に、なかなか肝が据わっている。
 
 「次に貴方達のギアスについて詳しく話を伺いたいが・・・今日のところはこの辺りにしておきましょう」

 いつまでもここにいては、扇やカレンあたりが気にしてここに来るかもしれない。
 その時ギアスだの遺跡だのの話を聞かれるのは、ルルーシュとしては不本意だ。

 エトランジュ達もそれは同じだったのか、頷いて了承してくれた。
 
 「では、まず連絡方法をどうするかですが」

 現時点で考えられる方法を口に出そうとしたルルーシュだが、エトランジュがコードを模した刺青が入った左手を差し出して言った。

 「それなら、私のギアスを使えばいいと思います。
 私のギアスは“人を繋ぐギアス”、思考のやり取りも出来ますから」

 「そういえばそのようなギアスだとおっしゃっていましたね。
 こうして手を差し出すということは、相手に触れることで発動するギアスですか?」

 「はい、そのとおりです。相手に直接触れてギアスをかけることを、私は“リンクする”と言っておりますが」

 「解りやすいですね。では、一度リンクするとずっと感覚は貴女と共有することになるのでしょうか?」

 「さすがにそれだと私の負担が大きすぎます。私はたとえていうとサーバーのようなものなので、24時間ずっとというにはちょっと・・・」

 機械でもない、生身の人間が多数の人間の感覚をずっとやり取りするには、確かに負担が大きいだろう。
 そのため、彼女は必要な時にしかリンクを開かないようにしているそうだ。

 「それに、ギアスの解除はかけられた方でも可能です。“ギアスを解除したい”と念じれば、それだけでリンクは切れますから」

 つまりはいつでも解除が出来るので、ルルーシュが不都合な場面になればさっさとリンクを切ればいいわけだ。
 それを思えば、割と安全なギアスではある。

 「では、こちらからの指示がない限り、私とのリンクは開かないようにお願いする。
 貴女の件を黒の騎士団の幹部達に伝え、お迎えする準備が整い次第、本部へとお招きさせて頂く」

 「了解しました。では、そうですね・・・日本時間で四時間ごとに貴方と思考を繋ぐので、準備が整えばその時に詳細をお伝えして下さいませんか」

 「と、申しますと?」

 「もっと例えますと、私のギアスは私自身が送受信の携帯電話を持ち、相手に受信専用の携帯電話を渡すみたいな感じ・・・なんです」

 「つまり、貴女から私に連絡は出来るが、私から貴女へ電話をかけることは出来ないわけですか・・・それもちょっと使い勝手が悪いですね」

 ルルーシュが嘆息するが、エトランジュはそのおかげでブリタニアに通信妨害されることなく確実に情報伝達が可能というメリットがあると、前向きである。

 (なるほど、それでエトランジュ女王は四時間ごとに連絡を入れると言ってきたわけだ。
 恐らく他の面々とも、何時間かごとに連絡を取り合っているんだろうな)

 ちなみに戦闘中は予知能力持ちの伯父と四六時中リンクを開いているため、エトランジュは全く戦闘に参加していない。
 伯父から届いた予知を皆に伝え、さらに現在の仲間の状態や作戦を全員に伝えるだけで精いっぱいなのだそうだ。

 何十通りもの考えを同時に処理できるルルーシュなら、脳内で予知を分別しつつ仲間の状態を把握し、かつ作戦を展開するという芸当も可能だが、悲しいことにエトランジュは極めて平々凡々な処理能力しか持ち合わせていなかった。

 「そういうことなら仕方ありませんね。解りました」

 ルルーシュは手袋を取って手を差し出すと、エトランジュは頷いて左手でその手をつないだ。

 「エトランジュ・アイリス・ポンティキュラスが繋ぐ・・・!」

 エトランジュの左目に、赤い鳥が羽ばたいた。
 次の瞬間、ルルーシュの脳裏にエトランジュの声が響き渡る。

 (あのー、ゼロ。聞こえますか?)

 「・・・・!!ええ、確かに聞こえますよ」

 (今、貴方の思考と私の思考だけが繋がっている状態です。一度、そのリンクを切るよう念じてみて下さいな)

 ルルーシュは頷いてそう念じると、とたんに彼女の声が脳裏から聞こえなくなる。

 「なるほど・・・かなり便利なものですね。これでこちらから連絡が可能なものなら、もっとよかったのですが」

 「上ばかり見ていても、仕方ありませんよゼロ。
 今あるものをいかようにして最大限活用するかを考える方が、建設的です」

 まったく正論である。
 ルルーシュの“絶対遵守”のギアスにしても、“相手の目を見なければ発動出来ない”“一人につき一回”というような制約があり、それさえなければと不満に思ったところで“一度だけならどんな命令も遵守させられる”という効力は確かに凶悪な効果を持つのだから。

 (いっそ、C.Cにリンクを繋げさせる方がいいか?万が一にもここから俺の正体がばれるのを防ぐためにも、そのほうが・・・)

 いつも自分の傍にいるC.Cなら、いわば電話として最適だ。
 そう考えたルルーシュは、C.Cを指して言った。

 「では、連絡係としてC.Cを使いたいのですが・・・よろしいかな?」

 てっきりあっさり了承して貰えると思ったルルーシュだが、エトランジュは困惑した様子である。
 そこへ、ずっと黙っていたアルカディアが教えてやる。

 「あのさ、ゼロ。“コード保持者にギアスは効かない”んだけど・・」

 「な、なんだと?!そうなのかC.C!!」

 初耳だったルルーシュが共犯者に向かって問いかけると、飄々とこの魔女は肯定した。

 「ああ、その通りだ。聞かれなかったから教えなかったがな」

 「・・・っ!この魔女め」
 
 となれば、エトランジュ達と連絡を取るには自身がギアスをかけられるしかないと、ルルーシュは腹を決めた。

 「仕方ありませんね・・・ではもう一度、私とリンクして頂きたい」

 ルルーシュの手を再度繋いたエトランジュは、もう一度彼にギアスをかける。

 「ありがとうございますエトランジュ様。では、改めて用意が整い次第、定時連絡の時にお伝えする」

 「ありがとうございます・・・私達はこのまま、いったんサイタマゲットーの方へ参ります。
 もうサイタマにブリタニア軍はいませんから、大丈夫だと思うので」

 コーネリアのせいで壊滅状態になったサイタマだが、それだけに潜伏するには持って来いだと思ったのだ。

 「なるほど、トウキョウにも近いですしね・・・では、お気をつけて」

 「はい・・・では、失礼します」

 ぺこりと頭を下げたエトランジュは、仲間とともに立ち去って行ったのだった。



 「さてと、そろそろコンタクトを外しますか」

 ゼロから遠ざかったのを確認したアルカディアは、大きく息を吐くと両目に指をやり、コンタクトを外した。
 一方、ジークフリートは耳から耳栓を取り出し、軽く耳を叩く。

 アルカディアのコンタクトは一見普通のカラーコンタクトレンズに見えるが、実はこれをつけると視力が遮断されてしまうというものだ。
 何故こんなものをつけているかというと、もちろんゼロへのギアス対策である。

 あの通称オレンジ事件の際、全国中継だったこともあってエトランジュ達もその放送を見ていた。
 その際、ジェレミアを見たコード保持者がこれがギアス能力者の仕業であると判定した。
 ただあいにくと、どのような手段でギアスをかけたかまでは解らない。

 これまでの自国にいたギアス能力者は“自動発動型”、“接触型”、“範囲型”、“聴覚型”、“視覚型”に大別されていた。
 映像やこれまでのゼロの情報を見る限り、自動発動型ではないしジェレミアには指一本も触れていないから接触型でもない。
 その場にいた全員にギアスがかかったわけでもないから、範囲型でもないだろう。
 ならば聴覚型か視覚型のどちらかということになる。

 エトランジュが信頼を得るためにあえて丸腰で彼の前まで行くと言った時、二人は反対したがそれ以外に彼の信頼を得る方法は思いつかなかったため、アルカディアは視覚を、ジークフリードは聴覚を遮断して万が一自分達に妙なギアスをかけられた時、どちらかが対応出来る様にしておいたのだ。

 エトランジュにアルカディアは視覚を繋ぎ、ジークフリードは聴覚を繋いで貰っていたが、二人の身体に直接ギアスがかかることはない。

 ゼロが“嘘をつくな”というギアスが発動した時、実はアルカディアだけそれにかかっていなかったのだ。

 「ゼロが変なギアスをかけたら、即刻逃げる予定でしたからな」
 
 ジークフリードがペットボトルに偽装した煙幕弾を指しながら言うと、アルカディアが眉をひそめた。

 今までの情報から、ゼロのギアスはおそらく“相手に命令を守らせるもの”ではないかと推測していた。
 ただどこまで命令が出来るか否かまでは解らなかった。

 「私だったら、かたっぱしからブリタニア軍に“死ね”って命令しまくるか、“永久に私に従え”って言うけどね」

 情もへったくれもないアルカディアの言葉は、普通ならそれが一番手っ取り早い方法であることは確かなものだった。

 それをしないということは、もしかしたら命に関わることや相手を永久に拘束する命令は出来ないというような制限があるのかもしれないと考えていたりする。

 後にそれも可能だったがゼロが単に己のポリシーで滅多に使わないようにしていることを知り、驚愕することになるのだが。

 一時的な拘束力しか持たないギアスなら、大して恐れることもないと考えてはいたが、念のためきっちり保険だけは掛けていた、マグヌスファミリアの面々であった。


 ※第三話に盛り込めなかったし、第四話に入れると長すぎてしまうので、とりあえずエトランジュのギアスだけを入れてみました。
 主人公なのにギアス能力がこんな扱いって(汗)
 読者様・・・文章力が欲しいです・・・
 


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