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No.14058の一覧
[0] 化物語SS こよみハーレム 【完結】[鬱川](2010/01/07 20:45)
[1] こよみハーレム1 (神原編)[鬱川](2009/11/19 11:21)
[2] こよみハーレム2 (神原編)[鬱川](2009/11/20 12:57)
[3] こよみハーレム3 (戦場ヶ原編)[鬱川](2009/11/25 10:29)
[4] こよみハーレム4 (戦場ヶ原編)[鬱川](2009/11/25 23:14)
[5] こよみハーレム5 (間話) [鬱川](2009/11/27 17:00)
[6] こよみハーレム6 (千石編)[鬱川](2009/12/01 13:39)
[7] こよみハーレム7 (千石編)[鬱川](2009/12/04 12:13)
[8] こよみハーレム8 (八九寺編)[鬱川](2009/12/08 12:15)
[9] こよみハーレム9 (八九寺編)[鬱川](2009/12/10 12:36)
[10] こよみハーレム10 (火憐・月火編)[鬱川](2009/12/14 22:38)
[11] こよみハーレム11 (火憐・月火編)[鬱川](2009/12/16 12:08)
[12] こよみハーレム12 (忍編)[鬱川](2009/12/19 23:15)
[13] こよみハーレム13 (忍編)[鬱川](2009/12/21 17:25)
[14] こよみハーレム14 (羽川編)[鬱川](2009/12/25 22:35)
[15] こよみハーレム15 (羽川編)[鬱川](2009/12/29 18:32)
[16] こよみハーレム16 (後日談前編)[鬱川](2010/01/06 12:11)
[17] こよみハーレム17 (後日談後編)[鬱川](2010/01/07 15:08)
[18] こよみハーレム18 (外編)[鬱川](2010/07/30 17:31)
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[14058] こよみハーレム14 (羽川編)
Name: 鬱川◆64b94883 ID:6c756c65 前を表示する / 次を表示する
Date: 2009/12/25 22:35
030

 羽川翼。委員長の中の委員長。
 あの忍野にして有能過ぎて危う過ぎるとまで言わせた、本物。の少女。
 そして僕の友人にして恩人。

 ご存じ羽川と言えば三つ編みと、眼鏡、頭が怖い程良い。委員長の必須条件とも呼ばれる条件を集めて出来たような、そんな少女だ。
 さて、その羽川だが、こんな言い方をすると、また八九寺あたりに、阿良々木さん、それは私、八九寺Pだけの特権ですよ。なんて言われかねないが、そんなことはもうどうでも良い。

 羽川は化物語下の後、トレードマークだった三つ編みを解き、髪を切って、眼鏡をコンタクトに変える、所謂いめちぇん。
 と言う奴を、しなかった。

 相変わらず、委員長ルックと言うか、委員長を体現しているままである。これが、忍が羽川のことを元委員長ではなく、委員長、と呼んだ理由だ。

 僕からすれば、髪を切ろうとコンタクトにしようと、羽川は羽川、僕にとって戦場ヶ原や忍同様、ある種特別な存在であるのは変わらない。
 それはきっと、いつまでも変わることはないだろう。



031

 何故か妙にシリアスに入ってしまったが、なんと言うことはない。本日も例によって図書館で、羽川さんに勉強を教えて貰う日であり、神原が突然現れたり、八九寺を発見したり、千石に声を掛けられたり、忍が出てくることもなく、要するに何の邪魔も入らなかったので、何となく、大好きな羽川さんのことを考えていただけだ。

 面と向かって言うと色々な弊害が起きそうだから、せめて一人の時、奇妙な能力を持った奴らが傍にいない時くらい、自分の心のままに、感情そのまま、心の中で叫ぼうと、自由な訳だ。

 羽川ー! 大好きだー!

 うん。何となくすっきりした。
 あらゆる人に阿良々木暦の羽川さん好きは異常と呼ばれる僕だ。そう思ったところで不思議なことは何も有りはしない。

 ああ、もう。
 後は面と向かって言えれば良いんだけど。ちょっとまずいよな。意味深というか、今現在の奇妙なバランスが一気に崩れてしまいそうだというか、勿論戦場ヶ原に対する気遣いもあるし。

 そんなことをつらつらと意味の無く考えながら、僕は図書館に到着した。
 いつものように、駐輪場に自転車を止める。

 終わって戻ってきたら、また神原の奴いないだろうな。危険だからサドル持って行こうかな。
 いや、あいつのことだ、サドルがなければ別の物で代用しかねない、ハンドルが舐められて唾液塗れになってるとか。普通にあり得そうで怖い。

 仕方なく、サドルは諦めて、勉強道具を手に、図書館へと向かう。
 よし、羽川と勉強会だ。やったー、うれしいなー。

 こんな風に無理矢理にでもテンションを上げないとやってられない。勉強尽くしで埋まりかけている僕の夏休み。
 描写は少ないが、僕だって何もハーレム作りばかりしている訳ではない。

 僕の日常の基本は勉強勉強、また勉強、で偶に遊ぶ。その遊びが毎回クローズアップされているだけなのだ。

 さて、今日も一日頑張ろう。



032

 とか意気込んだ割には、再び勉強の時間は割愛、現在僕と羽川さんは、休憩という名の元に図書館を出て、ロビーというか受付というか、話をしても大丈夫な場所で二人切りで話をしていた。

「それで結局、月火ちゃんと火憐ちゃんに、ばれちゃったんだ身体のこと」
 身体のこと、と言われて何となくセクハラめいたことを考えてしまったが、多分そんな反応を欠片でもしよう物なら羽川に睨まれるから止めておこう。

「阿良々木くん」
「ごめんなさい」
 そんな反応をするまでもなくばれていた。底冷えする声で名前を呼ばれ、その途端僕は頭を下げていた。

 恐ろしい。流石は羽川、戦場ヶ原に様付けで呼ばれる唯一の女だ。
「ああ、まあ。主題はそこじゃないんだけど」

 忍とちゃんと、と言うか、以前よりもっとと言うか、和解したと言う話をしていたはずなのだが、忍と共に家に帰った後、やはり待ちかまえていた(火憐ちゃんまで一緒にいた)月火ちゃんに包丁アタックを喰らい、その傷が、血を戻し、こちらも戻して貰ったがそれでもいつもより多少吸血鬼に近づいていた僕の回復力によって、傷がふさがるのを目撃され、火憐ちゃんの拷問の様な暴力と、月火ちゃんの心を抉る策略(戦場ヶ原がデレてその手の防御力が落ちていた)によって僕はとうとう、怪異について二人に話してしまった。

 色々な部分は省いたし、忍と僕の関係性についても詳しく話した訳ではない、要するに忍を助けて後遺症として吸血鬼もどきになった。それだけだ。
 月火ちゃんのことも、火憐ちゃんが貝木にされたことも、話していない。なるべく話したくはない。

「そう。忍ちゃんのこと、話したんだ」
「正直迷ったけど、僕の場合ちっちゃい傷とかでもばれる可能性あるし、いつまでも隠してられないしさ」

 横に長いソファに掛けながら僕はジリ、と羽川に近づいた。
 あくまで自然に、違和感なく。

「でも、阿良々木くんは出来るだけ話したくなかったんでしょう? 忍野さんが言ってたもんね、一度怪異にかかわると曳かれやすくなるって」
「それなんだよ。正直、他の連中より、もめ事に首をつっこんでいくタイプのアイツらは、余計に巻き込まれやすい気もするんだよな。そうしゃなくても、もう忍野もいないしさ」

「頼れる人がいない、か。だったら阿良々木くんがなってみたら? 忍野さんみたいに、漫画のキャラみたいなんでしょう?」

「お前は何でも知ってるな」
「何でもは知らないわよ。知ってることだけ」
 相変わらずの決め台詞。いや、それは良いんだけど、この場合何でも知ってるな。ではなく、何で知ってるんだ。にするべきだったか。その会話は僕と忍野しか知らないはずの会話だ。

 千石の件で力を貸してもらいに行った時、半身半妖の憑き物落としなんて漫画のキャラみたいで格好いいじゃん。と軽い口調で忍野が言っていたがその話は誰にもしていない。

 メタ上等で言わせて貰えば羽川がオーディオコメンタリー等でアニメを見ていることも判明したけれど、それでも千石の話の中でこの会話はカットされたはずなのだ。
 それを何故知っているのか。聞くのは怖いので、羽川だからと言う理由で納得しておこう。

 羽川だから知ってる。うん。なんて説得力のある理由だ。

「それで阿良々木くん」
「ん?」
 羽川にしては珍しく、どこか言いづらそうに、口を開いた。

 聞き返しながら、僕は更に羽川に近づく、もう肩とか触れちゃいそうな距離だ。
 そして何より、上手いこと僕の影が羽川の足下に来ている。
 よし。今だ、行け忍。羽川のパンツの色を調べてくれ。

「……ちょっと、近い」
「ん、ああ。そう、そうか。うん」
 仕方なく、距離を開ける。

 あまり時間は無かったが、忍の奴行けただろうか。

「あ、羽川。僕ちょっとトイレ行ってくる」
「うん。どうぞ」
 よし、何の疑いも持っていないな。

 立ち上がり、僕は急いでトイレに入ると、中に人がいないのを確認、しゃがみ込んで自分の足下に声を落とした。

「オイ、オイ忍、オイってば」
 何度か声を掛けると、ようやく影の中から金色の髪がぬっと飛び出してきた。

「なんじゃ。儂はまだおねむなんじゃが」
 不機嫌そうな顔の忍に、むしろこっちが不機嫌な声を上げる。

「おい。まさか見てないのか! 僕の決死の接近をなんだと思ってるんだ。僕がどれだけ神経を削りながら羽川さんに近づいたと思ってるんだよ」
「知らん。大体椅子に座ったままじゃと影から顔を出しても下着なぞ見えんわ」
 この無能吸血鬼。僕がいったいどれほどの思いでこの瞬間を待っていたと思ってるんだ。
簡単に障子の紙のごとく簡単に約束を破りやがって、本当に役に立たないな。

「この。無能吸血鬼! 何のためにドーナツ食わせてやったと思ってんだよ!」
 声を荒げる僕に、忍はやれやれというように、首を振り。
「お前様」

「ああ?」
「頑張れよ」
 そう言うと、影の中にぬぅと戻っていってしまった。

 頑張る? 何を?
 とにかくいつまでもここにいても仕方がない、さっさと戻らないと羽川に疑われてしまう。
 個室の鍵を開けて外に出る。

 そうして出口に向かい、手洗い場を抜けたところで僕はそれを見た。
 男子用と女子用に別れたトイレ、その女子用のトイレから、ハンカチで手を拭きながら現れる羽川の姿を。

 ちょうど真上にある蛍光灯の光が反射し、眼鏡を光らせているせいで羽川の目が見えない。
 超怖い。

「阿良々木くん。勉強を始める前に、ちょっと話があるんだけど、良いかな?」
「い、いや、勉強大事だと思うぜ。ほ、ほら。僕の成績では一瞬たりとも気が抜けないって言うか」

「大丈夫。すぐに終わるから、ね?」
 だから超怖いって。
 忍の頑張れはこの事だったのか、僕には全然聞こえなかったが、隣つまりは女子トイレに入った羽川さんの気配でも察知したのだろう。

「いや、違うんだ羽川。あれは忍の方から持ちかけてきた話で」
 誰かのせいにするのが嫌いな僕でさえ、今の羽川を前にしてしまったらそうも言っていられない。
 怒らせるともっとも怖い女。それが羽川なのだから。

「いいから」
 聞く耳を持たないという奴で、僕はそのまま羽川に手を取られ、連行されていく。
 人に迷惑がかからないよう、別の場所に移動するつもりなのだ。
 前を進む、羽川の三つ編みが、左右に揺れているのを見ながら、僕は絶望的な気分を味わっていた。



032

 精神的消耗の後、勉強なんて頭にはいるはずもなく、それでも手を抜かない羽川によって、何かこう、頭を開けられて、その中に無理矢理それこそ、脳みそに勉強という固まりを手で押し込んで、それでも出てきそうだったから、足まで使って無理に脳に詰め込まれた後、僕は図書館と言う場所から、解放された。

 普段の倍以上、疲れた。
 隣の歩く羽川も普段より物覚えの悪い僕相手に教えて、疲れているのか、多少口数が少なかった。
 いつも勉強後、僕と羽川は歩いて一緒に帰る。

 僕としては自転車の後ろに羽川を乗せて(単純にその方が早いと言うだけで何もあの胸の感触がまた味わいたい訳ではない、こともない)例外だったあの時はともかく、自転車の二人乗りは法律違反。と言うことで僕は自転車を押して羽川と並んで歩くのだった。

「羽川はさ」
「んん?」
「まだうちの妹達と」

「火憐ちゃんと月火ちゃんと」
 妹と呼ぶといつもこうだ。別に良いじゃないか。妹達でも、一緒くたにする時にいちいち名前なんか言わなくても。
 でもこの場合、言うまで何度でも繰り返すからな羽川は。

「火憐ちゃんと月火ちゃんと、まだ交流あったりするのか?」
「んー。まあ、結構ね、うん。あるよ、メールとか、電話とかする」

「そっか」
 正直、僕は羽川とアイツらをあまり仲良くさせたくはないのだ。羽川は色々な意味で特殊な奴だ。アイツらのような偽物じゃない本物。その本物に憧れるアイツらの気持ちは分かるが、それが元で羽川に憧れ、羽川のようになろうとして、無茶をしないか、羽川に迷惑を掛けないか、それが心配だった。

 勿論それは、羽川に言わせれば妹の交流関係に兄が口を出しては駄目。と言うことなんだろうけれど。

「あんまり歓迎してないみたい」
「それは、そうだな。アイツらと羽川が組んじゃったら、僕の知り合いの中では多分最悪の組み合わせだからな」

「最悪って」
 そう言って苦笑する。

 けれどそれは冗談でもない。あの二人が事件を見つけ、羽川さんが調べ、答えにたどり着き、二人が解決に向かう。
 それはつまりどんなことがあっても事件には巻き込まれてしまうと言うことだ。

 必ず解決できるほどの力が、ファイヤーシスターズにあればいいが、残念ながら僕の知る限りアイツらにそれを求めるのは無理だろう。

 結果危険な目に遭う。この前のように、アイツらに正義の味方を止めろとはもう言う気もなくしたが、それでもアイツらは僕にとって大切な妹達だ、最近なんかちょっと妹以上にも思えてきたくらいだ。
 あまり危険な目にあって欲しくないというのが一つ。

 そして何より、月火ちゃん。
 一生知らないまま過ごすのは或いは無理かも知れない。だが、月火ちゃんが自分のことを知るのはまだ少し早いと思う。

 だから、あまり無茶はして欲しくない、けれどそれを羽川に上手く月火ちゃんの怪異を隠して説明することは出来ない。そんなことをしたって、すぐに僕のちぐはぐな説明の矛盾点から、正解を導き出してしまうんだろう。
 だから僕は何も言えず口を閉じた。

「でもなんだか最近、二人とも阿良々木くんのこと、良く話すようになったよ。仲良くなったんだ阿良々木くん」
 良かった。なんて羽川は言う。

 確かに以前の空気当然に扱っていた頃に比べれば多少は視界に入る機会も増えたし、スキンシップの回数も増えた気がするけれど僕としては、基本的なスタンスは変えていないつもりなのだが。

「どうかな。本当はあんまり良くないんだけどな、家でも遊べ遊べって煩くて、勉強出来ないし」
 照れ隠しを多分に含んだ僕の言葉は、当然羽川さんならあっさり見抜いてしまうだろう。照れ隠しだ。なんて言ってくれるかも知れない。
 そう思った僕に対し、羽川は眼鏡の奥で何度か瞬きをして、驚いたような声色で言った。

「阿良々木くん、家で勉強してたんだ。びっくり」
「自分でしろって言ったんじゃないか! 何だよ、僕はそんなに羽川の言うこと聞かない駄目生徒に写ってたのかよ。ちょっとショックだ」

「ううん。違うよ。そうじゃなくて」
 急いで否定してくれる羽川。ああ、やっぱり怖いし、勉強は厳しいけどこう言うところは優しいな。流石僕の二人目の母親。

「勉強して、あれってことは、根本的に計画を練り直さないといけないなって」
「やっぱり厳しすぎる! 僕だって頑張っているよ! 羽川の眼球を舐めるために! 後大学に受かるためにも」

「後者をメインにしなさい」
 僕の前に羽川さんの指が差し出される。
 八九寺の時みたいに、めっ、ってしてくれないかな。と思ったが、残念ながらしてくれなかった。
 あの歌のお姉さんみたいな感じで叱って欲しかったのに。

「それで、ね。阿良々木くん」
「ん?」
 あたりに人のいない道。

 このあたりは元々人通りも少ないが、今は夕方と言うこともあって更に人は少なかった。
 その道にさしかかったところで、羽川は口を開いた。またも何故か言いづらそうに。

「火憐ちゃんに聞いたんだ」
「聞いた? 何を」
 僕の問いかけに、羽川はすぐに答えようとせず、うん。と一言漏らしただけだった。
 しばらく間が開く。その間羽川は自分の三つ編みに手を掛け、意味もなくそれを弄り始めた。

 この沈黙と、夕日の赤さが何とも不安な気持ちにさせてくれる。
 これから何が起こるのか、羽川が何を言おうとしているのか、さっぱり想像付かないが、どう考えても、いい話ではなさそうだった。

「阿良々木くんがね」
「ぼ、僕が?」
 声が震えてしまう。

「彼女がいるのに、神原さんとか、千石ちゃんとか、謎の小学生、これ真宵ちゃんだよね? みんなに手を出してて、ハーレム作ってるって、それで自分たちもそこに入ってるんだって……これ、本当?」
 ジッと、僕を見つめる羽川。

 あの駄目巨大愚妹。よりにもよってなんてことを、なんて人に言いやがるんだ。羽川だぞ。あの羽川さんだぞ。

 真面目で、真面目すぎる程真面目で、それこそ普通ならその程度のこと問題ないだろって言うちっちゃな、例えば信号無視はいけないとか、自転車の二人乗りは駄目とか、公園内に自転車で入っちゃ駄目とか、そんな小さなことでも許さない真面目な羽川さんに、なんてこと言うんだ。

 羽川からすればハーレムなんてとんでもない。妹に手を出すなんて人として間違ってる。そう思っているに違いない。

 あ、僕の人生ここで終わったな。

 夕暮れの中、足を止め、僕を見つめている羽川を前に、僕の視界がぐらりと歪んだ気がした。


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