まずは過去3ヶ月分、各商店からの税収の平均値を割り出して仮決めした減税分の係数で乗算し、新たな税収の大雑把な予測を立てる。
この時に注意しなければならないのは、業種別にそれぞれ割り出すことである。
元々の税率が違うため、減税率を業種ごとに設定する必要があるからだ。
上記で算出した値から、更に減税された分だけ活発になるはずの物品売買を加味して利益計画を上方修正する。
こうやって税収予測の精度を上げないと、実際に施行する時の減税率が不適当なものになってしまう。
今回の場合、単純に増税前の税率に戻せばよいという話ではない。
なぜなら苛酷な課税が続いた結果、今は民達が体力を消耗し尽くしているからである。
普段なら耐えられる負荷でも、現状ではあっけなく潰されてしまいかねない。
かといって、税率を下げ過ぎてもいけない。
漢帝国に対する納税と行政の運営費は当然必要なのだ。
そして税というものは、「下げ過ぎちゃったから、次からはもうちょっと上げるね」では済まされない。
ようやく下がった税がまた上昇したら、民達は余計な不安を抱くはめになってしまうだろう。
もちろん、他にも考慮しなければならない要素は沢山ある。
市場から25万貫という大金が一気に消えたことによる、デフレの懸念。
洛陽から500人という冒険者が一気に立ち去ったことによる、市場の冷え込み。
それらを考慮して最終的な決定を下すための判断材料としても、税収予測の正確さというのは必須条件であった。
「あ、しまった。装備系の店は、ムネムネ団がいない分だけ売上予測を下方修正するんだっけ」
「なによ、もしかして忘れてたの? そこが直接的に最も被害を受ける業種だって、さっきボクが言ったばかりじゃない」
「というか、武器・防具屋以外だって影響を受けるんじゃないのか? 飲食店や風俗店とかさ」
「そういうお店は一般の人達にも需要があるから、減税の効果で売上アップが見込めるの。逆に装備品なんかは、冒険者しか必要としないでしょ」
「あー、なるほどな。……ふぅ、なんか俺、ちょっと集中力が落ちてきたかも」
「いい頃合いだから、そろそろ少し休憩にしましょうか」
「あ、私がお茶を入れて来ますね、ご主人様」
と、それまで一刀と詠の会話を黙って聞いていた月が、真っ先に席を立った。
こういう時のためのメイド隊なはずなのに、一刀の分はなぜかいつも月が用意したがるのだ。
最初は余計な手間を掛けさせまいと止めていた一刀だったが、恐らくそれも月の気分転換になるのだろうと今では素直に任せることにしていた。
「それにしても、まさかご主人様がここまで役に立ってくれるとは思ってもみなかったわ」
「言われる程のことはしてないって。詠の指示がなきゃ、何も出来ないんだから」
「なにを謙遜してるのよ。前提条件と資料を渡しただけで、こんなに早くて正確な結果が出せる人材なんて、宮廷にだっていないわ」
「でも売上の上昇指数とかを決めろって言われても、俺には無理だしさ。やっぱり詠達には全然敵わないよ」
それはそうであろう。
たかが元高校生が、いきなり内政のプロである月や詠と肩を並べて活躍出来るはずがない。
しかし逆に言えば、10年以上も現代日本の平均的な教育を受けてきた一刀が、単純な計算問題で月達に負けることもまた、ありえないのだ。
つまり行政府における一刀のポジションは、非常に便利で使い勝手の良い電卓のようなものだったのである。
ちなみに普通の電卓であれば、太陽電池に光さえ与えてやれば、文句ひとつ言わずに動いてくれる。
しかし、ち○こ搭載二足歩行型電卓・イットゥギアの動力源は、萌えであった。
「お待たせしました、ご主人様。詠ちゃんも、はいどうぞ」
「ありがと。それにしても、やっぱり月はメイド服が似合うなぁ」
「へぅ……」
「あ、もちろん詠もだけどな。なんか、すっごく癒されるよ」
「……ボク達がメイド服を着たくらいでご主人様のやる気が出るなら、別にいいけどね」
一刀の性癖を照れながらも受け入れる月と、何かを諦めた様子の詠。
そんな2人の可愛らしいメイド姿に、一刀はなぜかデジャブを感じていた。
このシムシティ的な状況を、いつかどこかで体験したような気がしたのだ。
「うーん、なんかのゲームかなぁ。メイド達の補佐、都の運営、萌え……しょう?」
「きゃっ」
一刀が何かのタイトルを口に出そうとしたその瞬間、室内にも関わらず急に突風が吹き荒れた。
ひっくり返ったティーポットが股間を直撃し、悲鳴を上げて悶える一刀。
慌てて助け起こそうとした月が転倒し、そのキュートなおデコで一刀の股間に激しい追い撃ちを掛ける。
あまりの激痛に言葉も出ない一刀の顔面を、なぜか恋の愛犬である赤兎が友達を大量に引き連れて駆け抜けて行った。
(やり込み要素もあるといいな……)
と口の中で呟きながら、意識を失う一刀なのであった。
ところで、この大陸では州の独立性が高い。
漢帝国の法に矛盾しない範囲での条例の制定や、州内における裁判権。
州ごとに軍勢を揃える義務までもがあった。
麗羽の手に入れた洛陽の自治権とは、都市でありながら州と同等の権利を保有することと、ほぼ同じ意味合いなのだ。
しかも各州とは異なり、中央からの干渉もある程度まで免除されていた。
つまり出兵の義務や治外法権、宮廷から派遣される役人の受け入れなどである。
もちろん今の洛陽に自治権は存在しないため、本来ならば月達に律令を決める権限はない。
しかし洛陽はこれまで州の枠組みからは外れた存在であった。
そのため、様々な特権こそ剥奪されたものの、基本的には州と同じ扱いが継続して認められることになっていた。
実を言えば一刀には、このことを利用して是非とも成立させておきたい施策があった。
それは立法、司法、行政の三権を分立させることである。
麗羽に冤罪(?)を被せられかけた時の恐怖を、一刀は忘れていなかったのだ。
この件を朱里に相談した所、「三分の計でしゅ! さささ、三分の計でっしゅ!」と壊れたスピーカーのように賛同してくれた。
そのため一刀は自信を持って詠に提言したのだが、「今はそんな余裕ないの」とバッサリやられてしまった。
宿屋の方も掃除などの必要があるため、メイド長の七乃と美羽斑を留守居役に残し、残りの子供達と一緒に行政府入りした一刀。
双子達を筆頭にしたメイド隊も、詠の期待に応えてよく頑張ってくれていた。
それでも一族郎党を引き連れて離脱してしまった麗羽の穴を埋めるのは難しく、現状では最低限の行政機能を維持することしか出来ていなかったのだ。
この状況を考えれば、詠が一刀の提案を取り入れなかったのも無理はない。
可能そうな所から法の近代化を推し進め、いずれは奴隷制度の廃止を目論んでいた一刀の野望は、初手から躓いたのであった。
しかし現状の奴隷制度について憂いていたのは、何も一刀だけではなかった。
一刀と幾度も体を重ね合わせたことで、彼の考え方に染まっていった月や詠。
一刀との共同作戦をこなしていくうちに、剣奴の命を重く考えるようになっていった雪蓮達。
一刀の宿で働くうちに、元々否定的だった奴隷制度に対する考え方が更に強固になっていった桃香達。
唐突に一刀から提案された三権分立とは異なり、奴隷制度については各自に構想の下地が出来上がっていたのだ。
まず動きを見せたのは、月の率いる行政府だった。
大幅な減税のどさくさに紛れて、奴隷売買についてだけは税率を上げたのである。
すぐに廃止としなかった一番の理由は、上位である漢帝国法と相反するからだ。
それにいきなり解放された奴隷達自身も、生活に困ることが目に見えているからでもあった。
現在の大陸において、奴隷というのは必要不可欠な階級として生活に組み込まれている。
奴隷制度を廃止したがために起こる急速な変化は、確実に大勢の落後者を生み出すことになるだろう。
つまり現時点で改革を急に進めても、誰一人として幸せにはなれないのだ。
月達の狙いは最初の段階として、売買に課税することで奴隷購入を気軽に行えないようにし、現在所有している奴隷達を大切に扱うよう仕向ける意図があった。
更に高額になった奴隷は補充し難いことから、段々と彼等に依存しない生活体系へとシフトさせ、長期的な観点から需要を減らす目論見が成されていたのである。
それに追従したのが、雪蓮達の冒険者ギルドだった。
彼女達は大胆にも、BF5とBF10以外のテレポーター撤去を行ったのである。
これにより、ギルドでの剣奴の需要は一気に無くなった。
最大の顧客であったギルドが撤退したことで、奴隷市場は一気に冷え込むことになったのだ。
これらのダブルショックで混乱した市場のフォローには、桃香達が活躍した。
急速な税率アップと需要の落ち込みから売れ残る奴隷達が激増し、その中には売れる見込みがないと殺されかける者もいた。
そんな最底辺の人々だけは、桃香達が奴隷商人から買い叩いたのである。
例え赤字でも、殺してしまってゼロになるよりはいくらかマシだと、商人達もしぶしぶ桃香達の提示した額面を飲んだ。
この行為は、奴隷の需要を減らしたい月達や雪蓮達と逆行するように思えるが、そんなことはない。
なぜなら奴隷商人達に利益が出ないよう、朱里達が綿密に計算していたからである。
いくら売っても赤字であれば、それは必然的に供給量の減少に繋がるのだ。
買い取った奴隷達は、自立出来るように桃香達が手助けをする。
その方法としては、冒険者にしてしまうのが一番手っ取り早い。
最低でもBF5で死なない程度まで育てれば、後は魚取りなどで自活出来るようになるだろう。
この桃香達の活動は、すぐに行政府からの援護を受けることとなった。
奴隷達を解放する際にいくらかキャッシュバックする制度を作ることで、桃香達の資金源を増やしたのだ。
そしてこの施行が、他の冒険者達の所有するバックパッカー解放の動きにも繋がったのである。
LVの概念やパーティの普及により、冒険者達の所有する剣奴も使い捨てから育成へと考え方が変わってから随分と経つ。
彼等の間に生死を共にした絆が生まれるには、十分過ぎるほどの時間であった。
きちんと育成されたバックパッカーは抜群の働きをみせたし、そんな彼等を仲間として受け入れる土壌が冒険者達の間でいつの間にか築き上げられていたのである。
そんな彼等にとって、この政策がいい切っ掛けとなったのだ。
奴隷から解放されたバックパッカーがモチベーションを上げる。
他のパーティよりも迷宮探索の効率がアップする。
それを見た冒険者達も次々と真似をし出す。
ドロップアイテムなどの収獲量が全体的に増える。
売買で街が賑わって景気が良くなる。
彼女が出来る。
もちろん全てが上手く行ったわけではないが、それらの対応も想定内である。
こうして洛陽は、徐々に元の活気を取り戻していった。
「あら一刀、久しぶりね」
「元気そうで良かったよ、雪蓮」
「で、何の用事なのかしら。もちろん私に会いたかったって理由でも、大歓迎よ?」
「いや、残念ながら仕事の話だ」
一刀が冒険者ギルドを訪ねたのは、詠の指示であった。
洛陽の施策で様々な動きを見せている今、中央から余計な茶々が入る前に、こちらから先手を打ちたい。
そう考えた詠が思いついたのは、BF25で華琳が手に入れた『バミュータの宝玉』を皇帝に献上することだった。
見た目も性能も優れたこのアイテムは、月に対する皇帝の信頼度を大幅にアップさせてくれるだろうとの思惑である。
「今までにないくらい危険なクエストになると思う。実際に俺も死に掛けたしさ」
「どうしてその依頼を、私達の所に?」
「詠が言うには、華琳クランに頼むよりも安く済みそうだからって……」
雪蓮クランは現在、ようやくBF25に辿り着いた所である。
もちろん海岸の位置は一刀が既に教えていたが、それでも彼が同行するに越したことはない。
更に、既に『バミュータの宝玉』を手に入れている華琳達とは違い、雪蓮達には宝玉自体が報酬と成り得るのだ。
「詠としては、俺の貸与と引き換えに宝玉を1つだけ譲って欲しいって要求なんだけど、どうだろう?」
「……そうね。条件がそれだけで済むなら、願ってもない話だわ」
「そうか? 言っとくけど、本当に危ないんだぞ?」
「ちょっと一刀、貴方は私に依頼を引き受けさせに来たんでしょ」
危険性だけを強調している一刀だったが、雪蓮達にとってはメリットも非常に大きい話である。
一刀がいれば、雪蓮達を海岸へ確実に案内出来ること。
一刀がいれば、ピンポイントでアトランティスを釣れること。
一刀がいれば、戦闘経験者のフォローが受けられること。
今回の話がなくても、いずれは宝玉が欲しいと思っていた雪蓮達。
自力でアトランティスに挑むことに比べれば、この依頼を受けることにより、低いリスクでリターンが得られるだろう。
死者を出さないような戦い方のコツが掴めれば連戦も可能かもしれないし、そうなれば経験値的にもアイテム的にもウハウハである。
「華琳ちゃん達もそろそろBF26を目指すみたいだし、私達もこの辺で追い付かなきゃ」
「あれ、華琳達はまだBF25なのか? 結構前に凪達が華琳のクランに加入したんだから、もうとっくに進んだのかと思ってたよ」
「BF26からは敵が変化するでしょ。だから慎重になっているんだと思うわ」
「そういえば凪達で思い出したけど、華琳クランに入ってもアイテム交換はして貰えてるのか?」
「心配いらないわ。アイテム交換は一刀との約束だからって、向こうから定期的に通って来てくれてるわよ」
「そっか、良かった」
もちろん凪達は、そのために華琳の了解をきちんと取っていた。
華琳も彼女達の意志を妨げてまでアイテムを独占するほど、狭量な性格ではない。
凪達の律儀さに感謝の念を抱く一刀なのであった。
最近はずっとデスクワークだった一刀は、体が鈍っていることを自覚していた。
そのため詠に無理を言って出立日まで休暇を取り、ギルドに入り浸ったのである。
「あん、一刀。こんな所じゃ嫌よ。人に見られちゃう……」
「大丈夫、誰も来ないって。それにもし誰か来ても、見せつけてやればいいさ」
ギルドに併設された訓練所の片隅で、蓮華と共に激しいトレーニングを行う一刀。
「あー、お姉ちゃんばっかり、ずるーい!」
「シャ、シャオ?! いや、見ないでっ!」
「まぁまぁ、シャオもこっちにおいで」
時には小蓮の不意打ちを受けたりと、まるで実戦さながらの厳しい訓練であった。
「シャオ、感想はどうだ?」
「お姉ちゃんのここ、すっごく綺麗……」
「あ、そんなの……。お、お願い、言わないでぇ……」
気づいたことを互いに指摘し合うのは、彼等の技術の向上にとても役立った。
「ほら、一緒に責めるぞ、シャオ」
「うん。お姉ちゃん、シャオ頑張るね」
「あっ、駄目、そんなとこまで! うぅ、無茶、しないで……」
連携力の強化も、当然重要なことである。
「ふっ、くっ、俺、もう……」
「あんっ、シャオも、シャオも我慢出来ないよ!」
「はっ、ひうっ、げ、限界……」
互いの息を合わせた壮絶な攻防は、心身の虚脱と共に終わりの時を迎えることになった。
「……ふぅ。なんか、やっと調子が出てきたな」
「シャオも、まだまだ物足りないよぉ」
「お、お願い。少しだけ、休ませて……」
こうした猛練習を積み重ね、一刀は徐々に実戦の勘を取り戻していった。
その陰には、蓮華の尊い犠牲があったのを忘れてはならない……。
それはともかく、一刀も遊んでばかりはいられない。
雪蓮達との探索ということは、必然的に桃香クランとも行動を共にするということである。
ところが一刀は忙しさにかまけて、とある問題を放置しっぱなしであった。
言わずと知れた、美以との和解である。
「よ、よう、久しぶり。元気だったか? そのチョーカー、良く似合ってるぞ」
「あ、兄にゃ! 美以はいつでも元気だじょ!」
若干緊張していた一刀とは異なり、美以はごく普通の対応であった。
そのことに戸惑いながら、一刀は美以に恐る恐る尋ねた。
「あのさ、もう、怒ってないのか?」
「そのことは、もういいにゃ」
「……美以さえ良ければ、宿に帰って来てもいいんだぞ?」
「美以は桃香と一緒がいいにゃ」
その様子から察するに、美以の「もういいにゃ」には「どうでも」という言葉が入りそうであった。
数ヶ月も問題を放置していた一刀も大概だが、美以も美以で薄情ではある。
だが数ヶ月も会っていない一刀より、毎日接している桃香を美以が選ぶのは致し方ないことだ。
特に子供と言うのは、そういう生き物なのであろう。
「まぁ、美以が幸せならそれでいいか。とりあえず、なんか美味しいものでも食べに行こうぜ」
「美以はお魚がいいじょ!」
魚であればどこかの店に行くよりも、BF15のレアポップ魚『チュートロ』を釣ってきた方が、遥かに美味しい料理が作れるであろう。
美以のリクエストに全力で応えるべく、さっそく釣りに出掛ける一刀。
だが、さすがに2人で食べるには量が多過ぎる。
折角だからとの桃香の提案で、雪蓮達も呼んでの盛大な魚パーティを開くことにした。
その日の夜。
迷宮への出立を間近に控えていたこともあり、宴会は瞬く間に飲めや唄えやの大騒ぎになってしまった。
しかし一刀は、普段とは異なり周囲に溶け込んではしゃぐ気分にはなれなかった。
「こら、ち○こ男! なにをぼんやりとしているのですか!」
「ネネか。そういえば、宿を出て以来だな」
「一刀、震えてる……」
「久しぶりの迷宮攻略だからさ。武者震いってやつかも」
音々音と恋に苦笑を向ける一刀。
そんな一刀の手に、恋がそっと手を重ねた。
「大丈夫。恋がみんなを守る……」
「恋殿とネネがいるのだから、何の心配もいらないのですぞ!」
対アトランティス戦は、今までとはまるで状況の違う苛酷な戦闘である。
すぐ隣に死が待ち構えているということを実感していた一刀は、他の皆にはないプレッシャーを背負っていたのだ。
一刀の様子を敏感に察してくれた恋の呟きは、いつかの彼女の言葉を思い出させた。
(強くなればいい、か。……俺はみんなを守れるくらい、強くなれたのかな)
恋の温もりを感じて、いつしか手足の震えが治まっていたことに気づく一刀なのであった。
**********
NAME:一刀【加護神:呂尚】
LV:25
HP:454/399(+55)
MP:30/0(+30)
WG:30/100
EXP:143/8000
称号:炎の妖精
STR:38(+11)
DEX:53(+22)
VIT:28(+3)
AGI:41(+12)
INT:27(+1)
MND:20(+1)
CHR:53(+18)
武器:新・打神鞭、眉目飛刀
防具:スパルタンバックラー、勾玉の額当て、大極道衣・改、ハイパワーグラブ、仙人下衣、六花布靴・改
アクセサリー:仁徳のペンダント、浄化の腰帯、杏黄のマント、回避の腕輪、グレイズの指輪、奇石のピアス、崑崙のピアス
近接攻撃力:294(+39)
近接命中率:118(+14)
遠隔攻撃力:160(+15)
遠隔命中率:106(+18)
物理防御力:194
物理回避力:122(+24)
【武器スキル】
スコーピオンニードル:敵のダメージに比例した確率で、敵を死に至らしめる。
カラミティバインド:敵全体を、一定時間だけ行動不能にする。
【魔術スキル】
覆水難収:相手の回復を一定時間だけ阻害する。<消費MP10>
【加護スキル】
魚釣り:魚が釣れる。
魚群探知:魚の居場所がわかる。
封神:HPが1割以下になった相手の加護神を封じる。
所持金:41貫