俺は確かに祭さんを尊敬している、それは間違いないけど、愛情を感じているのかと言えば、好意はもちろん持っているんだけど、いや、それよりも祭さんは俺のことをどう思ってたんだろう、ずっと前から俺のことが好きだったのか、違うそんな雰囲気じゃなかった、というかもっと盛り上がりというかムードが必要だったんじゃないかこういう場合、いや待てムードとかそういう問題ではなく、そもそも……
「なんじゃ、考えこみおって。もしやお主、賢者タイム中か?」
そう、一刀が理性を取り戻したのは、本能の求めるままに欲求を満たし終えた後だったのである。
自分を抱いた後で相手に苦悩の様子を見せられては、祭も面白くない。
だが、祭も大人の女である。
己の不満を上手く転換し、一刀が自分に夢中になるように導いた。
「まったく、愛の営みを交わした直後だというに、肝心のおなごをほったらかしにしよって。物思いに耽るのは体が満足しきっていない証拠。まだ儂も物足りんし、お主の気が済むまでその滾りを儂にぶつけるがよい」
「さ、祭さんっ!」
「くっ、ひぅ、こ、これ、がっつくでないっ! あっ、んっ、もっとおなごには優しくするもんじゃ……」
こうして、夜通し祭の体に耽溺した一刀。
疲れだけではなく全般的な感覚が鈍い一刀であったが、そこに意識を向けさえすれば普通に感じることも出来るため、エロスな行為の障害にはならなかった。
むしろ自身が疲れに鈍いことを有益に活用して、一刀は一晩中サルのように腰を振り続け、明け方頃にはさすがの祭も半死半生であった。
「ご、ごめん、祭さん。俺、気持ち良過ぎて、つい……」
「うっぷ、もう飲めん。上も下も一杯じゃ。お主、精力が異様に強いのぉ」
すっかり一刀に汚された祭の体を丁寧に拭きながら、一刀は一番気になっていたことを尋ねた。
「なぁ、なんで祭さんは俺と、その、シたんだ?」
「そうじゃなぁ、儂も久しく若い男に身を委ねていなかったし、今日は儂も色々と発散したい気分じゃったし……。ほれ、迷宮探索は命の危険が大きいせいか、性欲も高まるじゃろ?」
「か、軽いなぁ……」
「まぁなんにしろ、お主が好ましいおのこであったからという理由が大きいことは間違いない。でなければ、いくら儂でもそう簡単に体は許さんよ」
「そっか、ありがとう。俺も祭さんのこと、いい女だと思ってるよ」
「ば、馬鹿者! 年上をからかいおって!」
「それじゃ、俺はそろそろ部屋に戻るな」
「また発散したくなったらいつでも来るがよい。その時に儂の気分が乗っていれば、また相手してやろう」
年長者としてのプライドがあったのだろう。
ガクガクする足腰を押さえつけ、余裕の笑みで一刀を見送った祭。
一刀が部屋の扉を閉めた瞬間ベッドに崩れ落ち、そのまま意識を失う様にして眠りに落ちたのであった。
一方の一刀は、ルンルン気分で自分の部屋へと戻って行った。
そこに季衣達への罪悪感は、不思議なほどなかったのである。
季衣達への愛情が偽物であったのだろうか。
いや、違う。
一刀は「私達の誰が好きなの?」と問われれば「みんな好きだ!」と臆面もなく答えることの出来る男だったのだ。
リアルでは彼女いない歴=年齢であった一刀は、そのことに自分自身でも気づいていなかったのである。
恐らくギャルゲーのやり過ぎによる脳障害なのであろう。
一刀の中では、恋愛の同時進行を行うことに対する違和感は少なかった。
(もしかして俺って、ちょっぴり節操なしなのかも)
と思う程度である。
そのことは、季衣『達』を愛していると言っていた時点で気づくべき事柄であった。
更に、今までムードがどうこう言っていたギャルゲーマー特有のロマンチック回路も、祭との交わりによって進化していた。
『ギャルゲー脳+肉欲=ソレ・ナンテ・エロゲ』
一刀の脳味噌がジョグレスしたことで、今後の彼自身にどんな影響を及ぼすのか。
それは、誰にもわからないのであった。
部屋に戻った一刀を迎えたのは、目を赤くした季衣と流琉の、凍えるような眼差しであった。
あたり前の話であるが、「みんな好き!」で通用するのは一刀の脳内だけなのだ。
「た、ただいま……」
「「……」」
「き、季衣、待っててくれたのか。悪かったな、連絡もしないで」
「……兄ちゃん、祭さんの匂いがする」
「る、流琉、目が赤いぞ、寝てないのか?」
「……兄様は随分とテカテカしてますね」
「「「……」」」
「あーっと、いけない、桂花との待ち合わせが! 季衣、流琉、今日の探索はくれぐれも注意してくれよ。寝不足なんだし、絶対に無理しないでくれ。それじゃ、気を付けてな!」
「「……あっ、兄ちゃん(兄様)」」
いくら一刀が完璧な人間ではないとはいえ、この態度は頂けない。
素直に謝ってしまえばいいものを、誤魔化してしまったのは一刀の失策であったと言えよう。
この2ヶ月間で対人スキルは上昇していたものの、面倒事を先送りにする保留癖や、人との軋轢を嫌う逃避癖はまだまだ治っていない一刀なのであった。
そして彼は、近い将来その報いを身を持って味わうことになる……。
約束の時間よりもかなり早めに神殿に到着した一刀だったが、そこには既に桂花の姿があった。
「おはよう。随分と早いな。もしかして、もう『贈物』は受け取ったのか?」
「まだよ。愚図なあんたを待っててやったのよ、感謝しなさいよね!」
その言葉とは裏腹に、桂花の足は震えていた。
華琳に買い取られてから2ヶ月半、毎日気絶するまで魔術の練習をしていても、1つも『贈物』が貰えなかった桂花。
一刀の保証もあったし、新しい魔術を覚えたことで自分自身でも今回こそは貰えるのではないかと少なからず期待していた桂花だったが、一刀に鍛えられたのはわずかに2日なのである。
たった2日で『贈物』が貰えるようになったかどうかの自信が持てず、1人でチャレンジ出来るほど肝の太くない桂花は、じりじりとしながら一刀の到着を待っていたのだ。
だが、一刀にとってはLVアップした桂花が『贈物』を貰えるのは当然のことであった。
目の前にポップした5つの『贈物』を見て感涙する桂花のことを、大袈裟だなぁと思いながら眺めていた一刀。
武器が1つと布系の防具が3つ、石が1つであることを確認した一刀は、時間がないのでちゃっちゃと済ませようと桂花に声を掛けた。
「桂花、その黄色い石は武器性能アップ効果がある。自分の武器に……なぁ、それ、武器だよな?」
おそらく始めての『贈物』だと思われるその武器は、分類的には両手棍か杖の一種に見える。
木の柄の持ち手側に握りがついており、反対側には幅広の平べったい鉄がくっついている。
それを一言で表すならば、
「……スコップ?」
という呼び方が相応しい杖であった。
「あれだ、探索者より発掘者が向いてるってことじゃないか?」
「……私が穴を掘るとしたら、それはあんたの足元よ!」
「えーっと、必ずそれを使わなきゃいけないって訳じゃないんだし、それと石を売って杖を買いに行くか?」
「あんたの武器、ちょっと貸しなさい」
「え?」
「いいから早く貸しなさいよ、愚図!」
一刀の腰からダガーを奪い取った桂花は、何を思ったのか『贈物』の石を使用した。
「お、おい。それ、売値でも5貫するんだぞ? 俺、7貫ちょっとしか持ってないから、生活費を考えると5貫も払えないんだが……」
「うるさいわね! どうでもいいわよ、そんなこと!」
「あっ、あーあーあー、なるほど。お前なりのお礼って訳か。可愛い所があるじゃないか」
「違うわよっ! どこをどう考えたらそんな結論になるのよ! 頭の中に詰まってるのはカニ味噌なの? 馬鹿なの? 死んでっ!」
「疑問形ですらないのかよっ! んじゃ、なんで石を使ってくれたんだよ?」
「そ、それは……わ、賄賂よ! 才能豊かなこの私が合格するのは確実だけど、あんたの不当な判断で落とされたら堪らないもの! どうせ男なんて金目のものに弱いんだから、黙って受け取っておきなさいよね!」
口の悪すぎる桂花の態度に、それが照れ隠しなのかどうか判断のつかない一刀。
くれるというのであれば素直に貰えばいいかと、一刀は追求するのをやめたのであった。
それはそうと、一刀もLVアップしていたため『贈物』を貰うことが出来た。
一刀が今回取得した『贈物』は靴であった。
武器は装備を外すと近接攻撃や遠隔攻撃のステータス自体が消えてしまうために、前の武器との比較でしか性能を確認出来ないが、防具は1つ外すだけであれば防御力のステータスは消えないため、アイテム単体の性能が確認出来る。
その結果、今回の『贈物』もかなり高性能なアイテムであることがわかった。
ダッシュシューズ:防3、DEX+3、AGI+3
どうやらLV10を境に、ようやく太祖神が本気を見せてきたようである。
一刀はホクホク顔で靴をはき替え、お古のレザーブーツは靴を履き潰した時の予備として部屋に取っておくことにした。
ちなみに、下着姿になると防御力や回避力のステータスは消えてしまう。
素手でもモンスターを殴れるし、全裸でも回避は可能であろうことから、素の能力値は絶対にある。
LVアップでもそれぞれの値が上がるのだからそのことは確実なのだが、何故か表示されなかった。
(うーん、バグかな……。あっ、もしかして伝説の迷宮RPG『クレリックリー』みたいに、全裸忍者の隠し補正があるのかも!)
「って、検証出来るかー!」
「きゃっ! ……あんた、ついに頭が沸いたの?」
「いや、すまん、なんでもないんだ。準備を済ませてさっさと迷宮に行くぞ」
折角の『贈物』だから、このままスコッ「杖っ!」……杖を試してみると言う桂花を連れて、一刀は迷宮探索へと向かったのであった。
皆には試験とだけ説明したが、一刀が今回の迷宮探索で得ようとした成果は2つあった。
1つは当然、桂花の適正を確認すること。
いわば、振い落しが目的である。
そしてもう1つは、それとは正反対のものであった。
「なんだか、随分と緩い試験ね」
「ああ。今の桂花の実力なら、BF1なんて昼寝しながらでも踏破出来るだろうよ」
BF1の入口からテレポーターを目指すのが第一の試験。
これは、桂花に自信をつけさせることが目的であった。
とは言っても試験である以上、ここでも合否の判定基準が存在する。
「しつこいようだが、絶対に魔法を使うなよ。後、パニックになって走って逃げだすのもダメだ。敵に襲われたら、そのスコ……杖で殴れ」
「わかってるわよ。こんなの楽勝だわ」
最初の頃は足を震わせ、辺りをキョロキョロと必要以上に警戒していた桂花だったが、モンスターとエンカウントした際に受けたダメージが微少であり、逆にこちらの攻撃は大ダメージを与えられることがわかってからは、落ち着きを取り戻していた。
相手が弱いとわかっていれば、モンスターの見た目の怖さは我慢可能であるらしい。
2時間程歩いて、BF1のテレポーターに到着した一刀達。
一刀はもちろん桂花の疲労も少なかった。
もし序盤のようにずっとキョロキョロしたままであったなら、体力の消耗が激しかったであろう。
BF12以降はテレポーターが設置されていないため、交戦しながら何時間も迷宮を探索することになる。
従って、この程度で根を上げるようであれば、この時点で一刀は失格にするつもりであった。
「とりあえず、第一の試験は合格だ。第二の試験の前に、戻って休憩するか」
「いらないわ。このまま続けましょう」
第二の試験は、BF5のテレポーターからBF6までの移動であった。
実力が明らかに低いモンスターばかりのBF1と、自分と同程度の強さのモンスターが生息するBF6では、桂花の消耗度は当然変わってくるだろう。
だが、言うまでもなく迷宮探索のうちのほとんどは、自分と同じか格上を相手にしながら奥を目指さねばならない。
桂花にとって、本当の試練はここからであった。
「あ、魔術は『土の鎧』のみ使用していいぞ。但し、魔力は出来るだけ温存してくれ」
常時かけっぱなしは問題外として、敵と交戦する度に唱えてしまうのも出来れば避けて欲しかった。
本当に危険な状態を見極め、その危機の最中に魔術が使用出来るかどうか。
そこが魔術師として迷宮を探索する上での、生死の境目だと思ったからである。
難関かと思われた第二の試験を、桂花は軽々と突破した。
第一の試験で一刀の思惑通りに自信をつけたのであろう桂花は、キョドりさえしなければ、その明晰な頭脳により的確な状況判断と自身の位置取りも含めた適切な対処を行うことが出来たのだ。
第三の試験は、BF11での戦闘である。
風系統の魔術で敵を弱体させ、土系統の魔術で一刀のフォローをするだけとはいえ、自分より遥かに格上の相手に対して恐れずに立ち向かえるかどうかが焦点であった。
LV上げが目的ではないので、2,3戦して切り上げようと考えていた一刀であったが、初戦から思わぬ誤算があった。
問題は桂花ではなく、一刀の指示にあったのだ。
桂花に『拘束の風』を唱えさせると同時に一刀が敵に突っ込み、スピードで圧倒しようとした一刀であったが、敵の動きがまったく鈍らないのである。
(レジストか! 考えてみれば当然だった!)
一刀のステータス欄には、守備関連の項目は物理防御力と物理回避力の2つしかない。
今までハイオークやゴブリンが撃ってきた魔法攻撃も回避出来たことから、物理回避という表記でありながら魔法も含まれているじゃないかと思っていた一刀だったが、仮に相手が風系統の魔術を使用したとすると、それは回避力の問題ではなくレジスト率が問題になってくることに気がついたのである。
(そういえば以前、魔法防御率+1%って髪飾りがあったな。あれは、レジスト率アップだから%表示だったのか!)
そんなことを考えていたせいであろう、一刀はワーウルフの斧攻撃を腹にモロに喰らってしまった。
戦闘前に桂花に掛けて貰った『土の鎧』で一刀の頑丈さはアップしていたものの、ワーウルフの膂力が減ったわけではない。
レザーベストは切り裂かれこそしなかったものの、その衝撃で後ろにふっとばされる一刀。
『土の鎧』のおかげでダメージ自体はそれほどでもないが、それでも一刀が起き上がるよりワーウルフの追撃の方が早い。
地を転がって追撃を避けようとしたその時、一刀が予想もしていなかったことが起こった。
一刀に追い打ちをかけようとするワーウルフに、なんと桂花が立ち向かったのである。
≪-火弾-≫
火系統の魔術にレジストがあるのかはわからないが、桂花の目的はダメージを与えることではない。
時間を稼ぐことであった。
『火弾』を喰らったワーウルフが振り向いて桂花に鋭い眼光を飛ばしても、彼女は慌てなかった。
むしろ自分の狙い通りにことが進んでいることに手ごたえを感じながら、即座に次の呪文を詠唱した。
≪-砂の加護-≫
自身の足に茶色の粒子を纏わりつかせた桂花は、ワーウルフから巧みに距離を取る。
近接戦闘中に倒れた場合、敵の攻撃をしのぎながら起き上がるのは難しい。
だが桂花が敵の注意を逸らしてくれたおかげで、即座に起き上がることの出来た一刀。
受けたダメージをそのままにして、一刀はワーウルフと桂花の間に割り込んだ。
≪-癒しの水-≫
桂花のフォローを背中に受けながら、ダガーを振るうこと10回。
WGが溜まったところで即座にワーウルフの首を跳ね飛ばし、辛うじて危機を脱出したのであった。
「助かったよ、桂花」
「……あんた、それってもしかして、合格ってことよね?」
「あ、いや……」
「今更取り消しなんてダメよ! 言質は取ったのよ!」
本当は最終試験としてBF6に移動し、桂花が最も苦手とする爬虫類系モンスター・マッドリザードとタイマンしてもらおうと考えていた一刀。
だが今の働きを見る限り、その必要はなさそうだと思い直した。
1度に『贈物』を5つも貰えたこと。
BF1で敵の攻撃を受けても、ひるまずに反撃出来たこと。
BF6でも余裕を持って対処出来たこと。
そして、BF11で一刀の危機を救ったこと。
今日一日で起こったこれら全ての出来事が桂花の糧となり、探索者としてのバックボーンになる。
それが何事にも動揺しない精神力へと繋がれば、彼女は探索者として自分達と行動を共に出来るだろう。
「……ああ、桂花は合格だよ。よく頑張ったな」
ネコ耳フードを被った桂花の頭を撫でようとする一刀。
そして、その手をバシッと叩き落とす桂花。
「気安く触らないでよっ!」
本当に桂花が自分達と行動を共にすることが出来るのか、一抹の不安を覚える一刀なのであった。
部屋に戻ると、既に季衣達は迷宮探索を終えていたようであり、なぜか一心不乱に腕立て伏せをしていた。
朝の出来事を思い出し、びくびくしながら季衣達に声をかける一刀。
だが朝の不機嫌さはどこへいったのか、元気よく一刀に返事をする季衣達。
どういう訳かといかぶしむ一刀に、季衣が謝り出した。
「兄ちゃん、朝は冷たくしてごめんね」
「いや、俺が悪かったんだから、季衣が謝ることなんてないよ」
「でも私達、嫉妬で兄様を困らせちゃって……」
「そうだよ、男は束縛するものじゃなくて、自分の魅力で引き寄せるものなんだってさ。ボク達が間違ってたよ」
「……ちょっと待ってくれ。『だってさ』って、なんだ?」
「悩んでいた私達に、皆が色々と相談に乗ってくれたんです」
「そうそう。さっきのは、華琳さんが教えてくれたんだよ。かっこいいよね、華琳さん」
「な、なんて、相談したんだ? 誰に?」
「兄様が、その、寝取られたって……」
「えっとねぇ、華琳さんでしょ、星さんでしょ、雪蓮さんでしょ、冥琳さんでしょ、後、他にもたくさん相談に乗ってくれた人がいたんだよ。皆親切だよねー。稟さんなんて、鼻血を出すくらい真摯になって考えてくれたんだよー」
あの時、素直に謝っておけば……。
そう思っても、後の祭りである。
(悪気はない、この子達にはきっと悪気はないんだ……)
そう自分に言い聞かせる一刀なのであった。
**********
NAME:一刀
LV:13
HP:178/178
MP:0/0
WG:0/100
EXP:130/3500
称号:○○○○○○
STR:14
DEX:21(+3)
VIT:14
AGI:19(+3)
INT:15
MND:11
CHR:15
武器:ポイズンダガー+1、スナイパーボウガン+1、アイアンボルト(100)
防具:避弾の額当て、レザーベスト、レザーズボン、ダッシュシューズ、レザーグローブ、レザーベルト、蝙蝠のマント、回避の腕輪
近接攻撃力:68
近接命中率:52
遠隔攻撃力:77
遠隔命中率:50(+3)
物理防御力:51
物理回避力:69(+18)
【武器スキル】
デスシザー:格下の獣人系モンスターを1撃で倒せる。
ホーミングブラスト:遠隔攻撃が必中になる。
所持金:7貫400銭