璃々の母親である紫苑は探索者であり、娘を取り戻すために頑張っているであろうこと。
さらに、父親がBF6のソロで亡くなったことを考えると、夫婦でパーティを組んでいたという紫苑のLVもそれほど高いものではないであろうこと。
混雑こそしているものの、LV上げをするにはテレポーター前が最も安全であること。
それらのことから、BF10まであるテレポーター前のどこかに紫苑がいる可能性が高いと結論付けた一刀は、時には単独で、時には璃々を連れて、テレポーター前を頻繁に確認していた。
「お母さんは、おっぱいがおっきくて、美人で、優しくて、おっぱいが大きいの!」
璃々が紫苑の特徴を教えてくれたが、他人のパラメータが見える一刀にとって、人探しはお手の物である。
弓手であるという紫苑を見つけて璃々と会わせることは、容易だと思われた。
だが、その一刀の思惑は外れてしまっていた。
実はこの時紫苑は、早く実力を身に付けて加護を得なければと、商店街で顔見知りだった桃香に頼み込んでクランに入れてもらい、無理を言って桃香達と共に深い階層を探索していたのである。
母娘が引き裂かれるような話は、桃香にとって最も義憤を覚えるものであった。
だが、しょっちゅう人助けをしている桃香は、深い階層での探索により結構な収入があるにも関わらず、金とは縁が薄いため、紫苑の借金を弁済してやることが出来なかった。
桃香は仕方なく、希望通りに紫苑を鍛えるため、危険な階層へと連れて行ったのであった。
こうして母娘は、再開を果たせぬままであった。
だが、このままでは璃々の張りつめた精神が壊れてしまうのも、時間の問題であろう。
果たしてこの母娘がどうなってしまうのか。
それは、現時点では誰にもわからないのであった。
LV上げを効率的に行うためには、大まかに分けて2通りの方法がある。
ひとつは強敵を相手にすることにより、1回当たりのEXP量を増やすこと。
もうひとつは弱敵を相手に連戦をして、EXP取得の総量を増やすことである。
一刀達のパーティは、今まで後者を選択していた。
また、EXP概念がないために意図的ではないが、結果的にほとんどの探索者達が後者の手段によってLV上げを行っていた。
それはそうであろう、なにせ賭けのチップは己の命なのだから。
その中で一刀達のパーティが抜きんでているのは、敵の見極めである。
自分達のLVや取得EXPを把握出来る一刀がいるため、敵とのLV差が開いて効率が悪くなると、すぐに獲物を変更することが可能であることの優位性は、他の探索者達とは一線を画する。
だが、MP総量の問題で戦闘回数が限定されてしまう璃々のことを考えた時、必然的に一刀達は前者のやり方で璃々を鍛えざるを得なくなったのであった。
一刀が選んだ狩場、それはBF9のテレポーター前であった。
3人での戦闘方法が確立されつつある今の自分達であれば、BF9でもそれなりに戦えるはずである。
璃々は1撃を与えた後すぐにテレポーター前に避難させればよいし、ここの広場であれば他の探索者達もいるので、複数のモンスターが襲い掛かってくることもないであろう。
WGの溜まっていた一刀は、あわよくばと思って徘徊しているオークの首筋を確認した。
だが、LV8の一刀にとってBF9のオークは同格以上の敵であったらしく、ポインターは発見出来なかった。
一刀の釣ったオークに『火弾』を放ち、即座に逃げる璃々。
すかさず流琉がカバーに入り、オークの攻撃を『葉々』で受け止めた。
BF6から2フロアも飛ばしてしまった影響が出たのか、その攻撃に足元をふらつかせる流琉。
だが、そこへ猛追をかけようとするオークの背後から、季衣が『反魔』で襲い掛かった。
即座に振り向いて、強烈な棍棒の1撃を季衣に叩きこもうとするオーク。
その攻撃を受け止めるのは、一刀の役目である。
新調したダガーでオークの攻撃を受け流す一刀。
ブロンズダガーより遥かに切れ味のよいアイアンダガーでオークの棍棒をガリガリと削りながら、一刀は敵の力強い1撃を逸らすことに成功した。
そこに背後から、流琉が『葉々』をシュルシュルと回転させながらオークに向かって投げつける。
その攻撃でオークが流琉の方を向けば、今度は季衣の『反魔』による攻撃である。
さすがのBF9オークも、常に背後から攻撃されてはたまらない。
一刀達はいつもの倍以上の時間をかけ、ちょっとずつオークのHPを削っていった。
数の暴力に負け、遂に赤NAMEになったオークの脊髄に、一刀がダガーを突き刺した。
オークは断末魔の叫びを上げて、その身を塵へと変えたのであった。
頭数で割られるオークのEXPは25であった。
一刀よりも1つ低いLV7の季衣達は、恐らく50貰ったであろう。
そして、一刀より6つ低いLV2の璃々は、この戦闘だけで1600のEXPを得たはずである。
ところが、璃利のLVは1つしか上がっていなかったのだ。
(なんでだ? 俺は何を見逃してるんだ……)
考え込む一刀。
自分と同じ経験値テーブルだとすれば、LV1で500、LV2で750、LV3で1000のEXPを取得すればLVアップするはずであり、総計2250で足りる。
璃々は昨日800、そして今1600を稼いだはずなので、LV4に上がっていなければおかしいのである。
季衣達のLVの上がり方から考えて、自分と季衣達の経験値テーブルはほぼ同じであろうと一刀は思っていた。
だが璃々は魔術師であり、もしかしたら璃々の経験値テーブルだけが異なっているのかもしれない。
試しにもう1匹敵を釣って、倒した一刀達。
すると璃々のLVは4に上がった。
計算値上、今の戦いで璃々は約800のEXPを得ているはずであった。
(もしかして、取得EXPの振れ幅が大き過ぎるのかな?)
その一刀の考えも一理ある。
一刀がEXP25の時に璃々はその64倍の経験値を貰っているのだから、一刀には誤差の範囲内でも璃々にとってはかなり違って来るからだ。
だが、それよりも遥かに高い可能性があることに一刀は気がついた。
(うーん、LVが上がった後、余ったEXPは切り捨て……じゃないな、それなら今の戦闘でLV4に上がっているはずがないし、第一俺のLVが上がった時のEXPは0にならない……けど、そういえばいつもLVアップ時の余剰EXPは目減りしてたじゃないか!)
そう、つまり昨日の戦いで800稼いだと思っていた璃々のEXPは、実際にはLVアップ分の500+余り300を2で割った値である150の、合計650だったのである。
そして今の2戦闘分は、1戦目が600+(1000/2)=1100、2戦目が500+(300/2)=650であったのだ。
自らの経験と照らし合わせても、それが正解であろうと思った一刀。
このことにより璃々のLV上げは難易度が増したが、だからと言ってパワーレベリングの有用性がなくなっているわけではない。
ただ一刀の想定よりも、敵と戦わなければならない回数が多少増えただけである。
しかし今の一刀にとっては、その多少が痛かったのだ。
なぜならLV4に上がった璃々のMPは、『MP:21/31』に上がったに過ぎなかったからである。
MPを回復する方法は、特定の加護神から与えられるスキル以外では、一定時間の睡眠を取ることと、水系統のコモンスペル上位魔法『活力の泉』、そして大神官の作成する『秘薬』だけだと冥琳から説明を受けている。
値段が高く、魔力を持つ者自体が希少なこともあり、『秘薬』はギルドショップでは売られていない。
水系統のコモンスペル自体が今の所は使用出来ない璃々では、魔術による回復も出来ない。
つまり、1日に璃々が可能な戦闘回数は、彼女の精神力のことも考えると、今の所は頑張っても3、4戦程度なのである。
そして、今2つLVが上がったため、BF9で同じ敵を同じように倒したとして取得出来るEXPは4分の1に減る。
まさにじり貧であった。
璃々のLVを上げるためには、自分達自身のLVを上げて、より深い階層で戦うしかないと考えた一刀。
もう2戦ほどBF9で戦った後で璃々を一度ギルドに戻すと、BF7のテレポーターから少し離れた小部屋のような場所を拠点にして、3人でのLV上げを始めたのであった。
BF9で璃々を交えて数戦闘行い、その後璃々をギルドに置いてBF7で連戦する、という行動パターンが定着した。
その間、EXPの取得方法についての条件を『敵に何らかのアクションを起こすこと』と仮定していた一刀の考えを補正する出来事があった。
それは釣りの際にボウガンでの攻撃に失敗し、ダメージを与えられないまま引っ張ってきたモンスター・ポイズンビートルと相対した時のことだ。
「流琉、敵を出来るだけ動かさないで。ボク、アレをやってみる!」
「わかった! 頑張って、季衣!」
突然季衣が、自分ごと『反魔』を回転させ始めたのだ。
そして回転力がピークに達した瞬間、全身のバネを使って横方向だった回転力を縦方向に軌道修正し、『反魔』をポイズンビートルに叩きつけた。
打撃系の攻撃と相性が悪いと思われるポイズンビートルは、その攻撃で全身をぐちゃぐちゃに叩き潰されたのであった。
「やったー! 流琉と考えた必殺技がやっと完成したよ、兄ちゃん!」
「やったね、季衣。私も『スイングアタック』を練習しなきゃ」
一刀のデスシザーを見て以来、2人でひそかに研究していたらしい必殺技。
その凄まじい破壊力を目の当たりにした一刀は、それよりも更に気になることがあった。
「なぁ、季衣。その技は『スイングアタック』って名前なのか? デスとかギガとか、そういうのは付かないのか?」
「なにそれ? それよりどうだった、ボク達の必殺技!」
「あ、ああ、格好良かったぞ。凄く強いし、驚いた」
「ほんとー? やったー!」
大はしゃぎする季衣達と、自分のステータス画面で自己主張の激しい『デスシザー』を見比べて、そっと溜息を付く一刀。
その時、ふと今回の戦闘でEXPが自分に入っていることに気づいた。
1戦闘ごとのEXPチェックまではさすがにしていない一刀であったが、たまたま戦闘前にも現在のEXPを確認していたため、今ステータス画面を覗いたことでEXPの変化に気がついたのだ。
今回の戦闘では、純粋に敵へのダメージを与えたのは季衣のみである。
一刀の攻撃は外れたし、流琉は敵からの攻撃を受けていただけであった。
それにも関わらず、一刀にEXPが10加算されていたのである。
値が微妙なので断言は出来ないが、10という数値はこのフロアで一刀が貰えるEXPの平均値に近い。
今の戦闘でいつもとほとんど変わらないEXPが得られたということは、おそらくは流琉も頭割りの人数に入っていたのであろう。
『敵に対するアクション』とは、漠然と敵に有効な攻撃を与えることだと思っていた一刀であったが、どうやら攻撃を回避されても、また敵から攻撃を受けるだけでも、システム的にはパーティ認証がされるらしい。
もちろんこれも一刀の推測であり、正確にシステムを割り出すためには、実地で色々と検証する必要がある。
純粋に敵に向かって空振りするだけでいいのであれば、璃々にネギでも持たせて後方で振らせていれば、EXPが得られるであろう。
だが、それでダメだったとすれば、今度はなにが問題なのかを絞る必要がある。
敵との距離の問題なのか、武器の問題なのか、まったく別の問題なのか。
命の懸かっている迷宮探索で、一刀にそんな悠長な実験をしていられる余裕などないのは当然のことである。
しかも、一刀が知らないことなど、他にもたくさん存在するのだ。
EXP取得方式だけでなく、その他の全てのゲームシステムについても、現時点で分かっていることのほとんどは、あくまでも一刀の仮説であるのだから。
例えば、本当に魔術の単体使用ではEXPが得られないのかなんて、今の一刀には検証する手段すらない。
そもそも、まだBF7階程度でウロウロしている一刀に、それまでの経験から正確なゲームシステムを割り出すことなど不可能である。
(それでも、こうしてちょっとずつゲームシステムを理解していければ……)
迷宮を探索する度に新たな発見があることに、一刀はゲーマーとしての喜びを覚えていたのであった。
「ところで、季衣。その『スイングアタック』は、連発出来ないのか?」
自身の『デスシザー』はWGが100にならないと撃てないため、最短でも20回に1回の割合でしか発動出来ない。
だが季衣はこの世界の住人であり、WGやポインターという概念自体がないであろう。
この技が連発出来るのであれば、戦闘が非常に楽になる。
そう考えた一刀であったが、現実は厳しかった。
「うーん、無理。なんかね、ぐっと来ないとダメなんだよ。実はこれも特訓中は全然うまくいかなかったんだけど、さっきはなんか出来るような気がしたんだよね」
やはり自身のWG自体は確認出来ないようであったが、それでもゲームシステムには支配されているらしいことがわかる、季衣の回答であった。
こうして1週間が過ぎ、一刀のLVは上がらなかったものの、季衣達はLV8に、璃々はLV5に、それぞれLVアップしていた。
なんだかんだ言って、璃々はわずか1週間でLVを4つも上げたことになる。
休息日を挟みながらの戦闘だったことを考えれば、この璃々の成長速度は上出来であろう。
臨時聖堂では、漢女達の祈りが太祖神に捧げられている。
相変わらず『贈物』を貰い続ける季衣や流琉も注目を集めたが、璃々が一度に4つも『贈物』を受け取った時には、皆が目を見張った。
洛陽の外から来た凄腕の冒険者や歴戦の軍人などが初めての『贈物』を受け取る時、同様のことが起こる場合がある。
だが、璃々のような幼い子がたくさんの『贈物』を貰う例は、今まで1度もなかったことだ。
この事実が、一刀の『幼女ブリーダー』としての評判を、更に高めていくことになった。
(くそっ、俺も幼女であれば……!)
この場にいた剣奴達の何人がそう思ったかは、不明なのであった。
璃々への『贈物』は、ピンクの幼女服と幼女靴に黄色の幼女帽、それに微妙に不細工な人形であった。
チャイナタウンで売られているような、満面の笑みを浮かべているおっさんの人形である。
(あー、そういえば、『三国迷宮』の舞台は中華なんだっけ。モンスターや武器が洋風だから、すっかり忘れてた)
幼女3点セットは、サイズ的にも人間性的にも一刀には装備出来ない。
璃々に貸して貰った人形も、武器ではなく純粋にアイテムであるらしく、その性能はわからない。
(太祖神、もっとわかりやすい『贈物』をくれよ……)
だが璃々はすっかり人形が気に入ってしまったようであり、あれこれと話し掛けている。
そんな璃々の姿を見ると、これはこれでありかな、と思う一刀なのであった。
戦闘フロアを1階層ずつ下げ、璃々を含んでいる時はBF10のテレポーター前、季衣達とはBF8に降りた階段から少し離れた所にある袋小路を拠点とした。
一刀達はLV8に横並びでありBF10の敵は完全に格上であったが、それでも1対3の優位を活かして戦えばなんとかなるくらいの強さであった。
だが一刀はこの時、重大なことを失念していたのである。
季衣達が座学で迷宮のことを教わっていた時、祭や穏に言われていたことを。
一刀が釣ったゴブリン。
片手棍だと思われたその武器は、杖であったのだ。
『火弾』をゴブリンにぶつけて、いつものように逃げる璃々。
その璃々に向かってゴブリンが稲妻のような魔術を放ち、それは一刀達が庇う間もなく璃々の背中で弾けた。
魔術の衝撃で吹き飛ぶ璃々。
動揺した一刀と季衣は、敵の存在も無視して璃々に走り寄った。
だが、そんな中でも1人だけゴブリンから視線を逸らさなかった流琉が、2人に警告した。
「相手は強敵です! 気持はわかりますが、兄様には背後を取ってもらわないと、私1人では勝てません。季衣は璃々ちゃんに『回復薬』を飲ませたら、すぐに戻って。それまで、なんとか2人で持たせるから!」
全ては流琉の言う通りである。
いつも通りに戦闘を行って、ようやく勝てる相手なのだ。
それは言い換えれば、普段通りの戦闘を行わなければ、下手をすると全滅してしまうような相手だということである。
これが対強敵戦の怖いところであり、一刀もそのことを頭の中では理解していた。
だが、今まで格下相手に順調に戦闘を積み重ねてきただけに、こうしたことを実感するのは初めてであった。
テレポーター前だから大丈夫。
2,3回の戦闘だから大丈夫。
普段通りに戦えば大丈夫。
ゲームをする上では、この考え方は間違ってはいない。
だが、これは実戦なのである。
璃々は可能な戦闘回数が少ないんだから、と対強敵戦を選択した一刀は、やはりどこかで戦闘というものを甘く見ていたのであろう。
こうして不測の事態が起こると、一刀は非常に脆かったのであった。
動揺を隠せぬまま、流琉の対面に位置取りをする一刀。
だが、魔術ゴブリンの比較的非力な杖の1撃を受け流すことにも失敗し、背後を取っているにも関わらず、その攻撃も当たらない。
一方の流琉は、その我慢強い性格が対強敵戦にマッチしているのであろう。
魔術で体を焼かれる痛みにも耐え、一刀の失態をカバーするような働きを見せていた。
やがて璃々の介抱が終わった季衣が駆けつけ、ようやく戦の天秤は一刀達側へと傾いたのであった。
苦戦を強いられた戦闘でなんとか勝利を収めた一刀達は、気絶している璃々を伴ってギルドへと戻った。
『回復薬』のお陰で璃々のHP的は全快していたが、その背中は焼け爛れたままであった。
一刀はその背中に『傷薬』を塗り込み、流琉の手足にも同様に薬を塗りながら、力無く呟いた。
「ごめんな、流琉。痛かっただろ。肝心な時に俺が動揺したから……。それに、俺が増長して無茶な狩場を選んだせいで、璃々まで危険な目に合わせて……」
自責の念にかられる一刀。
だが流琉は、腕の火傷などなんでもないことのように、微笑んでいた。
「兄様は神様じゃないんです。人間なら誰だって失敗はします。それよりも、今日の私は我ながらよく頑張ったと思うんです。兄様の目から見てどうでした?」
「あ、ああ。もちろん。流琉がいなかったら、俺達はやばかったよ」
「それだったら、私は兄様に謝罪されるよりも、良くやった、ありがとうって褒めて貰える方が嬉しいです。だって兄様は私達の保護者じゃない。私達は仲間なんですから」
「……流琉の言う通りだな。今日は本当に、流琉に教えられてばかりだよ。今日は流琉が俺達をフォローしてくれたお陰で助かった、ありがとう。流琉、これからも頼りにしてるよ」
「はいっ!」
元気よく返事をする流琉の笑顔と、その歳に似合わない包容力にクラクラする一刀なのであった。
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NAME:一刀
LV:8
HP:112/112
MP:0/0
WG:35/100
EXP:1456/2250
称号:幼女ブリーダー
STR:10
DEX:13
VIT:10
AGI:12
INT:11
MND:8
CHR:10
武器:アイアンダガー、スナイパーボウガン+1、ブロンズボルト(100)
防具:レザーベスト、レザーズボン、レザーブーツ、レザーグローブ、レザーベルト
近接攻撃力:47
近接命中率:33
遠隔攻撃力:52
遠隔命中率:33(+3)
物理防御力:38
物理回避力:33
【武器スキル】
デスシザー:格下の獣人系モンスターを1撃で倒せる。
所持金:6貫800銭