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No.9605の一覧
[0] リリカルなのはAnother~Fucking Great!~[Alto](2009/06/15 19:24)
[1] リリカルなのはAnother~Fucking Great!~ 第二話[Alto](2009/06/15 19:26)
[2] リリカルなのはAnother~Fucking Great!~ 第三話[Alto](2009/06/15 19:27)
[3] リリカルなのはAnother~Fucking Great!~ 第四話[Alto](2009/06/15 19:28)
[4] リリカルなのはAnother~Fucking Great!~ 第五話[Alto](2009/06/15 19:29)
[5] リリカルなのはAnother~Fucking Great!~ 第六話[Alto](2009/06/15 19:32)
[6] リリカルなのはAnother~Fucking Great!~ 第七話[Alto](2009/06/15 19:33)
[7] リリカルなのはAnother~Fucking Great!~ 第八話[Alto](2009/06/15 19:34)
[8] リリカルなのはAnother~Fucking Great!~ 第九話[Alto](2009/06/15 19:36)
[9] リリカルなのはAnother~Fucking Great!~ 第十話[Alto](2009/06/15 19:37)
[10] リリカルなのはAnother~Fucking Great!~ 第十一話[Alto](2009/06/15 19:39)
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[9605] リリカルなのはAnother~Fucking Great!~
Name: Alto◆285b7a03 ID:b41f32f4 次を表示する
Date: 2009/06/15 19:24
これこそ我が銃
銃は数あれど我がものは一つ
これぞ我が最良の友
我が命
我、銃を制すなり、我が命を制す如く
我なくて、銃は役立たず
銃なくて、我は役立たず
我的確に銃を撃つなり
我を殺さんとする敵よりも、勇猛に撃つなり
撃たれる前に必ず撃つなり
神にかけて我これを誓う
我と我が銃は祖国を守護する者なり
我らは敵には征服者
我が命には救世主
敵が滅び――――平和が来るその日までかくあるべし、Amen(エイメン)


FullMetalJacketより抜粋





リリカルなのはAnother~Fucking Great!~(現実→リリカルなのは TS)
第一話 下手に人助けなんてするもんじゃない







俺からしたら親父はどうしようもない奴だった。
酒呑んで、女を抱いて、頭の中はすっからかんだ。
しかし、母さんだけには優しかったからそこだけは認めてやる。
……どちらかと言うと尻に敷かれてただけのような気もするけど。

親父は兵士だった。
時に人を殺して金を貰う、時に人を助けて金を貰う。
そんな兵士だった。

親父がどうしたかったのかは知らないけど、何故か親父は俺を鍛えた。
唯単に強い息子に育って欲しかったのかもしれないし。
弱い男が、弱い息子が嫌いだったのかもしれない。
人の命が如何に軽いものか、知っていたからだったかもしれない。
俺は喧嘩とか怖くて嫌いなんだけどな。
親父はそのビビリさえなければ才能あるって言ってたが。

まぁ、親父が如何思っていたかなんて如何でも良い。
その答えを知る術はもう何処にも無い。
親父は、あんなに強かった親父は死んだ。
実にあっけなく、少年兵に撃たれて。

俺が十六歳の時の事だ。

母さんは泣いていた。
何だかんだで、やはり好きだったのだろう。
その姿を見て、少しだけ安心した。
それを伝えたら無言で抱締められた。
とても温かかった、どうしようもなく、涙が出るほどに。

……胸に開いた穴はきっと塞がらないのだろう。

親父はアメリカ人、しかし、母さんは日本人だ。

元々身寄りも無かった親父の祖国に留まっている事は出来そうにも無く。
残された俺達親子は日本へと帰化した。

日本の学校。
ハーフと言うことで最初は少々戸惑われたが、割と直に仲良くなれた。
日本語は母さんから習っていたので問題はなかったし。
目立った行動はせず、しかしやるべき事はやる。
軍隊の中ではそれが重要であると教わった。
集団生活の中での基本はそのまま軍隊に通用するのだ。
つまり逆も然り。

高校の三年間は特に部活もせず。
親父に教わった事を反復したり、新たに関連性のあることを覚えたりした。
軍人に必要な事は全て出来る様になった積りだ。
あくまで、積りでしかないのだろうけれど。

勉強にも、力を入れた。
元々頭の良いほうではなかったのだけれど、人間必死になれば割と何でも出来るものだ。
そう、人間に出来ない事は予想以上に少ない。

高校生活を無事に過した俺はそのまま大学へ進学。
割りと偏差値の高い難関と言われる場所へ入れたのだから御の字だ。

俺に、そこで運命を変える出会いがあった。

高校の時から何となく付き合っている友人。
最近アニメに嵌ったと言う。
程々にしておけよと言う俺はその時そのアニメに然して注意を払わなかった。
実際、その時に見たら俺の運命が大きく変わることは無かっただろう。
唯何となく眺めて、流していただけだったであろう事は想像に難くない。

大学に入って暫く経った頃の俺には、ある嫌な出来事が毎日目に入ってきていた。
虐めだ。

一人の男子生徒を複数人の男子生徒が虐めていた。
虐めている方は見るからに柄の悪そうな奴等だった。

俺は無視を決め込んだ。

助ける必要など、何処にもないのだから。
……それに、基本的に俺はビビリだし。

ただ、虐められている生徒の縋るような瞳が、気に食わなかった。

次の日も、その次の日も、恐らくは偶々なのだろうが、その光景は目に入った。
それだけ頻繁に虐められているという事だろう。

どうにも気持ち悪い。
お前は人間だろ?、と、言ってやりたかった。
……人間ほど、怖い生き物はきっと居ない。

何となく憂鬱とした日々を過していた俺に、例の友人が声をかけてきた。

彼はどうしても俺に例のアニメを見せたいらしい。

しょうがなく彼について行った見たアニメは、リリカルなのは。
タイトルを聞いた時にはやはり一気に見る気が失せた。
やけに押しの強い友人に薦められて結局は見たのだが。

魔法と言う時点で何となく嫌な感じだった。
自分では現実は見る方だと思っている。
……まぁ何が現実かと聞かれれば全ては幻想だと答える事も出来るのだが。

内容は、高町なのはと言う少女が突如得た魔法の力で困難に立ち向かっていくというもの。
……まぁ、彼女が良い意味でも悪い意味でも常人の思考をしていない事は認めよう。
後、魔法が障壁と砲撃と言う時点で友人の魔砲少女と言う言葉に納得した。
アンチマテリアルライフルが可愛く見える。

気が付けば、酷く嵌っている自分が居る事に気が付いた。
なんて事は無い、こんな無茶苦茶なやり方を通せる彼女に憧れたのだ。
生まれて初めてまともに見るアニメだったというのもかなり影響していると思う。
友人にそれを伝えたらお前は人生の半分以上を損していると言われた。
……それは言いすぎだろうが、と、一発頭を殴っておく事を忘れない。

彼女に憧れる一方で、ライバル役のフェイトと言う少女にどうしようもない程腹が立った。
人間ほど、多種多様な生き物は居ない。
環境によって様々な変化を遂げる人間。
その中で彼女ほどどうしようもない存在が、アニメの中とは言え居るというのが気に入らなかった。
現実においてそれ以上の最悪な環境があるということが気に入らなかった所為もある。

……ま、可愛いのは認めるけどな、と、考えている俺はかなり染まっていると思う。
アニメ恐るべし。

見ていくうちに時空管理局とやらが出てきた。
軍隊と政府が合わさっているなんて悪夢のような組織だ。
良い意味でも悪い意味でも高町なのはの在り方に似ている。
ただ、それが個人の力か集団の力かだけの違いだ。

……手口がどこぞの国に似ているのは果たして気のせいだろうか。
何れにせよ普通に九歳児を戦場に送り出す時点でまともじゃない。
いや、少年兵は決して珍しくは無いんだが。

…………あらゆる意味でプレシアも管理局も似たようなもんだなと言う俺の考えは変かな?
自由の度合いはあるだろうけれどな、そこに善意があるというのも事実な様ではあるし。
現実と理想のすりあわせが実に上手い組織と言う事で納得しておく。

そんなこんなで何時の間にやらなのはファンになっていた俺。
なのはに限らず様々なアニメや漫画を見た。
それから暫くは、友人とは良く一緒に色んなアニメを見たり酒飲んだりと、そんな感じだったな。
その時までは。

……高町なのはに憧れたのが良かったのか悪かったのか分からない。

言える事と言えば現実はそんなに甘くないとかそこら辺だ。

一年ぶりくらいだろうか、何時ぞやの虐められていた彼を見た俺は、彼を助け、叱った。
他の人間に助けられるという事は自分自身を貶める恥ずべき行為の一つであると。
助けた人間は助けられた人間以上に辛い思いをする時があるのだと(実際喧嘩怖かった)。
他人を助けられる人間は本来ほんの一握り、普通の人間は家族を助けるだけでも精一杯だと。
お前が分かっていても分かっていなくても俺はもう関わらんと。
無責任といわれようと関わらんと。
悔しかったら俺が生きてる間に強くなって一発殴りに来い、と。

人を助けた人間は助けられた人間に殺されても恩知らずとは言えまい。
人助けとは、ある種美徳であり、ある種害悪である。
少なくとも俺はそう思っている、そう思いたい。
まぁ、真正面から来たのなら、と付け加えるべきかもしれないが。

ただ、後になって俺が生きてる間にとは卑怯だったな、と、回想した。
俺はこれより一ヶ月後。
不良どもの仕返しにあって死亡した。
正確には、不良どもは纏めて追い払ってやったのだが、逃げ遅れた不良を倒れて来た鉄パイプから助けて、な。
つくづく、人助けは難しいと思ったよ。

んで。




「おぎゃーー!おぎゃーー!おぎゃーーーーーーーー!?」

こうなってた訳だ。

正に、劇的な運命。
…………案外珍しくは無いか?





一先ず分かった事を報告するとしましょうか。

俺の名前はどうやらマリア=エルンストと言うらしい。
自分が女の子になっているという現状にはびびった、序でに泣いた。

父親の名前はカサエル、母親はアリーセ。
……正確には分からないが俺は現在一歳と言った所か。
こちら側のマリアと言う女の子に意識が移ったきっかけなのかなんか知らんがこの子は一度意識不明になったそうだ。
いや、こんなん入ってて正直すんません。

例の友達と転生したら面白そうだよな、なんて言いあってたが現在は暇でしょうがない。
ただ、最初は訳が分からなかった言葉を、そうだと認識した端から覚えていったのは面白かった。
赤ん坊の成長途中の脳みそは非常に具合が宜しい。
……じゃぁ何で俺の意識はこんなにはっきりしているのかと聞かれたら困るんだが。
はっきりしているもんははっきりしているんだからしょうがない。

「マリアは大人しい子ね……。
 夜泣きも全くしないし。」

ああ、現在母上殿に抱きかかえられている状態だ。
まぁ、何だ、胸が当たって非常に困る状況であります。
…………俺も女だけどな。







<二年後>

現在俺三歳。
大体一歳ぐらいだというのは当たっていた模様。

ここで重大発表があるんだ。
うん、どうやらね、この世界には魔法とやらがあるようなんだよ。
俺は驚いて声も出ないさ。

あれ?リリカルなのは?とも思ったんだけど今の所微妙なんだ。
明らかにストレージデバイスっぽい奴もバリアジャケットっぽい奴もあるんだけど管理局のかの字も出ない。
一応リリカルなのはの内容を忘れないようにとノートも取ったけど如何だか……。
近いうちにストレージデバイスかなんかの中にデータを入れられれば良いなぁ……。

まぁそれはおいといて、俺にも魔法は使えるようなので現在特訓中なんだ。
もう既に習慣とも言って良い訓練はこの体では如何にも難しいのでバランス感覚や手先の器用さ等の神経系を鍛えている。
いやぁ、この体の良く動く事動く事。
前の体の神経とか受け継いでるみたいなんだよな。
お陰で凄い敏感で……痛みにな?、くすぐりにも弱いけどさ。
まぁ、あれだ、あっちの方は怖くて試せたものじゃぁないぜ。

しかし、何故か表情には全くでないんだよな。
転生、と言うか憑依した時の影響なのか表情が殆ど変わらん。
基本的に声の方も意識している半分ほども出ない。
にこやかに話しかけている積りでも無表情、若しくは嘲笑といった具合にしか変化しないようだ。
それで一度同年代の友人を泣かせてしまった。
どうやら妙な威圧感も出ているらしい。

不良相手に大立ち回りとかしたけど基本的に俺はビビリだ。
あの時も不良が振る鉄パイプが頭上を掠めるたんびに情けない声を出してた。
寂しいのも嫌いだ。
転生する前は例の友人以外にも友人は多く居て交友関係は広かった。

どうにかならんかと奮闘中だが現状如何にもならんようだ。
いや、ホント勘弁してつかぁさい(注意 俺は広島人ではありません。……え?知ってる?ですよね~。)







<アリーセ>

私の娘は可笑しな子だ。
とても大人しくて、つい私が落っことしてしまっても全く泣かなかった。
お人形みたいに可愛いのだけれど、無表情を貫くゆえにどうしても愛想と言うものが無い。
……可愛いけどね?

無口だけど言葉を覚えるのも早かったし、三歳児とは思えないほどに手先が器用。
魔法に関しても教えた先から実行していく。

魔法に関しては簡単なのしか教えていないし。
最初は補助もしたからもう幾つか上の年齢の子なら可笑しくは無いのだけれど……。
少なくとも三歳児の理解力ではないと思う。
……可愛いから良いけどね?

目を瞑ったまま歩いたり変なポーズをしたりと変な行動も多いけれどそんな行動も非常に可愛くてそれで(以下略)

カサエルもマリアの事をとても可愛がっている。
一度は死んでしまったかと思った我が子だ、可愛がらないわけが無い。

と、言うわけで私は今日も眼を閉じて片足立ちをしているマリアをお茶を飲みながら眺めているのだ。

…………あ、倒れた。







<一年後・マリア>

俺が魔法の練習をしていると話しかけてくる少女が居た。
彼女の名前はアンナ、アンナ=クレメント。
俺の一つ上で、今の所俺唯一の友達。
……あれ?心が痛いよ?

「マリアちゃん、あそぼ。」

「…………(コクリ)。」

うっわ、口動かねぇ~。

「えへへ。」

しかし、彼女は無口無表情を貫く俺に笑いかけてくれる。
いやぁ、ええ子や、可愛いし。
…………俺はロリコンかもしれない……現在俺もロリータだけどな!(泣)
彼女は栗色の髪を真っ直ぐ伸ばしていて、ふっくらした顔にくりくりした瞳が可愛らしい。
将来は美人になるだろう。

彼女と友達になったきっかけは、そう、虐められている彼女を助けた時だ。
俺、懲りてねぇ……。

魔法が上手く使えないと虐められていた彼女。
そこに颯爽と現れる俺。
文句をつけてくる相手方三人に『肉弾戦』を挑みこれを打ち倒した。
いや~、魔力による身体強化を覚えたばかりだったんすよ。
後で両親にこっぴどく叱られたんだけどな。
その時も表情筋は全くといって良いほど動かなかったけど。

……魔法があるとは言え人助けなんてするもんじゃぁないな。

ああ、魔法と言えば、俺はどうにも他の連中とは大分違うらしい。
先ず、冷気の魔法が得意……リリカル風に氷結の魔力変換資質といった方が良いだろうか。
次いでレアスキル持ち。

……ああ、この事実を知った時、キミはきっと言葉では言い表せない「ときめき」みたいなものを感じてくれたと思う。
殺伐とした世の中で、そういう気持ちを忘れないでほ…痛っ!?石投げないで!?

いや、ほんまにすんません。
代わりと言っちゃ何なんですが魔力は並……より少し上かなぁと…その石投げないで!?

「マリアちゃん?」

「……考え事をしていた。」

「そっか!……それでね。」

いや、うん、アンナちゃんは可愛いね本当にさ。







<アンナ>

私は今、マリアちゃんとお話しているの。

マリアちゃんはとっても無口で無表情。
でもね、とっても優しいんだ。

マリアちゃんと会ったのは一年以上前の事。

魔法が使えない事で虐められている私を助けてくれたの。
しかも、魔法を使わないでも凄いんだって事を教える為に魔法を使わないで。
……助けてもらった後でお母さんに教えてもらったんだけどね、えへへ。

マリアちゃんは凄いの。
運動が出来て、魔法が出来て、大人の人と同じくらい頭が良いんだよ。
マリアちゃんにその事を言ったら頭に関しては先が見えているとか言ってたけど……?

「あのねあのね!それでこの前お空を少し飛べたんだよ!」

「……凄いな。」

マリアちゃんは頭を撫でながら褒めてくれます。
私の方がお姉さんなのに……嬉しいから良いかな?

「うん!……あ、そうだ!何点ぐらい凄いかな?」

学校では百点満点が一番良いんだって!

「百点。」

「わーい!」

百点!やった!

「TOEICで……(ボソッ)」

?????

「ふぇ?」

「……何でもない。」

マリアちゃんは時々良く分からない言葉を使います。







<一年後・マリア>

やっとと言うか何と言うか五歳になりました、マリアです、はい。
最近寂しすぎて脳内がハッピーになってきたマリアです、はい。
アンナちゃんは相変わらず可愛いぞ?

この世界、四年間見てきたけど随分と可笑しな世界だ。
所々に明らかに文明レベル以上のものが点在している。

何でも昔流れの魔道師がやってきて魔法技術その他を渡した所為でこうなったとか何とか。
中には車みたいなものまであるのだから全く……。
ミッドほどじゃないがかなり魔法技術も進んでいるようだし。

……まぁ、それは置いといて。
何と、俺専用デバイスが完成したのだ。

いや、半年ほど前からかな?
デバイスの造り方を学びながらコツコツと丁寧に作ってきたのだよ、うん。
ストレージだけどね、此処の世界インテリジェンスデバイスないし。
それでもかなりのものだよ?
何せ前世の知識とこの世界で得た知識をフル活用して作ったんだから。
あ、リリカルなのはの内容を書いたデータもこっちに移し変えといたよ。

デバイス名はガーディアン!……ダサいって言うなよ。
いや、同じ意味のカールフリートとかでも良かったんだけどさ。
やっぱりアメリカ暮らし長かったからな…………関係ない?そんな事無い。
ちなみに、俺のデバイス全てにガーディアンとつける積り。

機能は簡単!
普通のストレージデバイスと同じく魔法補助及び魔法の記憶。
そして!俺のレアスキルに合わせた特殊機能が付いております!
管理局に見つかったら質量兵器として没収される事間違い無しの代物でもありますのですよ?

……ああ、本当にね、寂しいんだよ最近。
両親以外ではアンナちゃんだけが心の安らぎかな。

まぁ、とりあえず俺のレアスキルだけでも言っておこうかな?
名前を魔法維持と言う。
その名の通り魔法を維持し続けることが出来る能力だ。
……察しの良い人も悪い人も俺のデバイスがどんなものかは想像が付くだろうな。

余談なのだが最近はデバイスの知識を更に学んでいる。
何時かインテリジェントデバイスを造りたいと思っているのだ。
話し相手に丁度良いしな……情けないと言うな!!

「マリアちゃん、遊ぼ。」

はいよ~。

「……(コクリ)。」

まぁ、こんな感じで現在は過しているんだ。
平和な日常は、そう長く続かなかったけれどな。





後書き

先ずは作品を急に削除した事に対するお詫びを。
真に申し訳御座いませんでした。
リアルの事情が絡んでいるため理由をお話しすることは出来ませんが、引き続き執筆を続けていきたいと思います。
尚、Fucking Great!オリジナル版も執筆予定ですのでもし宜しければそちらもご覧下さい。


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