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No.9180の一覧
[0] 次世代ドラゴン(巣ドラ物)[あべゆき](2009/07/14 13:48)
[1] 次世代ドラゴン 第二話[あべゆき](2009/11/25 23:19)
[2] 次世代ドラゴン 第三話[あべゆき](2009/07/14 13:51)
[3] 次世代ドラゴン 第四話[あべゆき](2009/07/14 13:47)
[4] 次世代ドラゴン 第五話[あべゆき](2009/12/03 17:10)
[5] 次世代ドラゴン 第六話[あべゆき](2009/12/03 17:10)
[6] 次世代ドラゴン 第七話[あべゆき](2009/07/16 21:17)
[7] 次世代ドラゴン 第八話[あべゆき](2009/12/03 17:11)
[8] 次世代ドラゴン 第九話[あべゆき](2009/11/25 23:21)
[9] 次世代ドラゴン 第10話[あべゆき](2009/11/26 05:05)
[10] 次世代ドラゴン 第11話[あべゆき](2009/11/27 02:41)
[11] 次世代ドラゴン 第12話[あべゆき](2009/11/29 14:31)
[12] 次世代ドラゴン 第13話[あべゆき](2009/12/13 04:21)
[13] 次世代ドラゴン 第14話[あべゆき](2009/12/13 04:39)
[14] 次世代ドラゴン 第15話[あべゆき](2010/06/16 00:52)
[15] 次世代ドラゴン 第16話[あべゆき](2010/10/07 23:20)
[16] 次世代ドラゴン 第17話[あべゆき](2010/10/13 19:22)
[17] おまけ 劇中作① [あべゆき](2010/10/07 23:24)
[18] おまけ物語 超強いローガス君。[あべゆき](2011/08/13 12:34)
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[9180] 次世代ドラゴン 第12話
Name: あべゆき◆d43f95d3 ID:68879489 前を表示する / 次を表示する
Date: 2009/11/29 14:31
 竜は他の生物に殺されるなんて事は無い。
 だがそれは、今、大空を自由に飛べるからこそ言えるのだ。これが巣の中だと地面に足をつけて戦わねばならない。
 特に俺のような混血だと巣の中で戦うのは大きなハンデがある。勿論一人や二人ならば問題は無いが、万が一『金』や『銀』といった熟練の冒険者達が襲ってくるとなれば覚悟を決めねばなるまい。
 そして、そうした時が来ないよう、十分な迎撃体制を整える。
 これからの巣作りにおいて、前回のような苦難が幾度も襲い掛かるだろう。
 必要な物は屈強な迎撃部隊と高度なトラップ群、そしてそれを融通してもらうに値する商会からの信用だ。
 その為に必要なものは金、金、金なのだ。
「りゅっ…竜だっ! 竜が来たぞー!」
「逃げろー!」
 つまり、今現在人間の町を襲い、貢物としての金品を奪うという事は仕方ない事なのだ。
 無論、俺は理性の竜(自称)なので無駄な殺戮は好まない。
 こうして町の上空を旋回し、人間が逃げ惑う時間を与えてやっている。
 そして時が来れば、俺の力の一部を解放するだけなのだ。
「うわぁぁぁっ! 町がっ俺達の町がぁぁ…」
 …ふむ、やりすぎたようだ。


次世代ドラゴン 巣作り編


 山の麓から続く何台もの馬車の轍。それを辿れば竜の巣の入り口がある。
 そして規則正しく並べられた馬車の中身は貢物の数々。
「前回の襲撃時に町を一つ壊滅させたのが効いたのでしょう。初回が示威行動のみでしたので、今回の貢物は期待できそうです」
 普段は無表情なセリアだが、今回に限って言えば少し嬉しそうに貢物の目録に目を落としている。
 本来は町を壊滅させる等という、恨みを与えるだけで貢物の期待の出来ない行動ではあるが、今回はそれが裏目に出たのか人間達も貢物には力を入れたのであろう。
 実は町を半壊程度にしとくつもりであったのだが…まぁ、次回から気をつければいい。
「御主人様、生贄の処遇については如何いたしますか?」
「…生贄? 何故だ?」
「はい、地域によって人間には『竜は人間も食べる』と認識されていますので」
 開いた口が塞がらないとはこの事を言うのだろうか。
 一体、誰が好き好んで人間を食べようと思うのだろうか。俺は人間を食べるなんてそんな事、思いもしなかったが…人間の想像力は侮れないな。
 …それはともかく、生贄なんてお金の掛かる存在を連れてくるとは、迷惑にも程がある。
 食事も出さないと駄目だし、健康管理にも気を遣わねばならんのだ、そんな贅沢をする余裕は無い、が、俺は巣作りを始めて以来『夜の生活練習』をしていないではないか。
 これはいい機会なのかもしれない。
「生贄は女か?」
「はい、女性です」
 なら、都合が良い。夜の生活について調べる事は多岐に渡るのだから。
「ならここに連れてきてくれ、後は、そうだな…生贄用の部屋を作るから後で見積もりを持ってきてくれ」
「はい、かしこまりました。では失礼致します」
 元々、竜には性欲など無かった。だが太古の三界を巻き込んだ大戦争の後、種の保存の為に神界と魔界側が種の能力を大幅に削って、付与させたのが性欲である。
 しかし、誇り高き竜にはその押し付けられた性欲という名の制約は受けいれられなかったのか、それ以来、竜にとって性に関する事は禁忌に近い拒否反応を見せる。
 だからこそ『巣を作りました、結婚しました、めでたしめでたし』…とはいかないのが竜という種族。
 ぶっちゃけるならば絶滅危惧種なのだ。唯でさえ男の数が少ない上に、女のほうが強すぎて男が死ぬなんて当たり前。しかも、女は非常に嫉妬深く、他の女が居るなんて耐えられないと来たもんだ。
 そこで、それを解決する秘策が『夜の生活練習』なのだ。
 男が唯一、女に対して主導権を発揮できる場所、それは、夜の生活。
 第一婦人たる婚約者に対してもう、色々と、満足させる事によって第二婦人、第三夫人を娶る事によって出生率を上げる事が竜の至上命題。
 『竜の男は種馬』というのはマイト叔父さんの言である。全く持って異論は無い。
 それに両親を見てもわかるように、夜の生活は夫婦円満の源なのだ。俺は婚約者が二人なんていう、異例の事なので鍛えなければなるまい、色々と。
「お待たせいたしました」
 メイドに先導されてやって来た生贄の女が不安そうな顔でこちらを見ている。
 生贄は捕虜とは違って、侵入者というわけではないのでそれなりに丁重に扱うとしよう。
「あの…私、ここの竜様に会いに来たのですが…貴方は…」
 …ああ、そういえば人間は竜が人間の姿になれるという事は余り知られてなかったか。
 ちなみに、この人間の姿になるのも戦争後に与えられた能力の一つだ。
「ようこそ、竜の巣へ。俺がここの竜だ、何、食ったりはしないから安心しろ」
 どうやら半信半疑のようなのか、怪訝そうな目を向けてくる生贄に証拠とばかりに竜の姿になると、一様に怯えた声が聞こえてくる。
 …竜に会いに来た、というからこの姿になったというのに、いざ会うと怯えるのはどうかと思うが、まあ、仕方あるまい。
「最初に言ったように、食ったりはしないから安心しろ、命までは取らない。ただ、少しお前達の協力が必要だから呼んだだけだ」
 そう、なんせ情事に関しては種族上、疎い。
 どこをどうすれば喜ぶのか、嫌がるのか。どういう風に続ければ良いのか。する前はどうするのか、その後はどうするのか。
 そんな知識も経験も0の状態から、どんな事柄にも対応できるようにしなければならないのだから、自分本位では分かるものも分からない。
 いや、完全な0ではないのだ、あるにはある。親の情事も一部とは言え見たこともある、書物による知識もあるが、それだけだ。
「手荒な真似はなるべくしない事を約束しよう。…服を脱げ」
 何が手荒な事になるかもわからないが、嫌がったり、痛がったりしたらまぁ…善処すればいいだろう。
「…どうした? 早く服を脱げ」
「そ、そんな事、恥ずかしくて…できません」
 生贄は困ったような顔をしていた。
 ふむ、成る程、全裸になるのは恥ずかしいのか…竜の姿の時は全裸みたいなものだが、恥ずかしくはないな。
 まあ、人型になるときは、服を着ているが、これにしても回りや両親が皆、俺が産まれた時から服を着ているから、俺も服を着ているにすぎないからな…。
 自分が人前で全裸になったことなど無いのでそう思うかもしれん。自分が全裸になると恥ずかしいと思うだろうか?
 ふむ…試してみるか。
「っ…」
 俺が服を脱ぐと生贄は息を呑んで目を瞑っているが、これはお前達が恥ずかしいのか?
 …まあ、余り恥ずかしさは感じないが…ルヴィアやエルザの前なら恥ずかしいと思うのだろうか。
「俺は脱いだ。お前達も早く脱げ」
 それでも恥ずかしいのか、一向に協力しない生贄に俺は段々と腹が立ってきたので強めの殺気をぶつけてみると、生贄は漸く、服を脱ぎだした。
 やはり個人差が出るのだろう、体型的には均一性は見当たらない。
「場所はベッドでいいな?」
 とは言ったものの、これ以上待つのも面倒なので無理矢理にでもベッドに押し倒し、
「さて、これから行う行為についてはわかるだろうが、経験はあるか?」
 これからの不安なのか、それともまだ俺に対して恐怖を抱いているのか。怯える幼子のように身を丸め、目に涙を浮かべている生贄。
 それを俺は今から、その意思持つ儚い花を今から無慈悲に手折らねばならぬのだ。
「知っている事が有るならば、早めに言っておく事だ…それがお前の為にもなる。だから泣くな、可能な限り優しくしてやる」
 ゆっくりと、決して慌てず急がず、優しく手を伸ばす。
「ヒッ…!」
 恐怖の表情を浮かべているその顔の小さな唇に指を這わせると、びくりと奮え、か細い声が漏れる。
「…っ、やっ…」
 俺は安心させるように、唇から頬へ、そして肩、腰へと手を這わす。
 そして正面から優しく抱き、手は幼子をあやすように、ゆっくりとさすっていると緊張が解れてきたのか、体から強張りが抜けていき、
「んっ…」
 首筋に舌を這わすとぴくりとだけ反応したが、最初のような拒絶するような反応はしなくなっていた。
 やがて俺の手は最も典型的な女の象徴である乳房へと手を伸ばし、掌に収まりきらないその母性の塊を弄ぶ。
 柔らかい――本当に、こんな柔らかいものが世の中にあったものか。
「やっやぁっ、ぁ…っ…ぅっ…」
 …俺が、ここまで我を忘れるような感覚に陥るのは何時以来だろうか。生まれた時より竜の頭脳は周りの事柄全てを素早く理解してしまう。故に、飽きる。世の中に。
 だが、これは別だ。少し力を入れただけで違う反応を返す。少し弄び方を変えるだけでまたもや違う反応を返す。女の出す声までもが違ってくる。
 だからこそ、面白い。定型通りの反応しか返さない世の中に飽きた竜たる俺には、まるで、麻薬。
 圧倒的弱者たる人間だというのに、自分の思い通りにいかない事が、ここまで新鮮だったとは。
 やがて生贄に変化が訪れる。
 紅潮した顔と発熱する体、悩ましげに吐息を吐き出したのを見た俺は名残惜しげに手を乳房から外し、臍を通ってかつて俺が生まれ出た場所、新たなる生命を宿す器官の入り口へ。
「あ…っ!? 嫌っ嫌ぁっ!」
 途端、大人しかった生贄がその手を逃れるように暴れだすが、竜の腕力に勝てるはずがない。 
 だが、それでも優しく、まるで包み込むように生贄に被さり、まだ叫んでいるその口を塞いでやる。
「んっ!? んんーっ!!」
 混乱している隙を狙い、舌を伸ばして口腔内に進入するとガチリと舌を噛まれたが、気にせず無遠慮に更に伸ばすと、舌先に生ぬるい、少しざらざらした生贄の舌があったのでそれを絡めとる。
「―っ! ――っ!」
 それでも未だ暴れる身体と噛み切ろうとする口を押えて、思う存分に口を犯す。
「―…っ、…っ」
 少しづつではあるが、大人しくなってきた。
 どこかの書物でファーストキスはレモンの味と書いていたが、そんなことはなく、ただ噛まれた時に出た血の味しかしない、が、この女の舌を思う存分貪れるので構うまい。
「―んぅっ!?」
 脱力した女の下腹部、本来の目的の場所に手を伸ばすと、目を見開いて身動ぎしたが、口は塞いだままなので先程のように叫んだりはしない。
 いざ触れてみると唾液とはまた違う、滑りのある体液の感触。
「んっ…」
 その滑りの場所を確かめるように優しく、触れるか触れないか、という程度に動かしてみるとぴくりと反応を返してきたので、面白くなり、続けて触れてやると、
「んっ! んっ! んぅっ! はぁっ…ぁっ、あう! ひっ、やっ、やめっ…てっ! くっ…いっ!」 
 びくり、びくりと身体は素直に反応しているので、暫く続けていると、十分に男を受け入れる準備が整ったようだ。
 身体の汗が部屋の光を反射し、絶妙な色気を発している女のモノに俺の性器を宛がうと、女は力の入らない身体で嫌々をするかのように拒否をするので、少し力を入れてやると、
「んっ…やめてください…お願いしますっ…」
「それはできない。では、いくぞ」
 少しづつ、ゆっくりと押し込んでいく。
「あうっ! い、痛っ! やめてっ…」
「…初めて、か。痛いらしいが、少しばかり我慢してくれ」
 沈み込んでいく『それ』に比例するかのように女が痛がり、涙を流すその姿に俺は優しく話しかける。
「謝罪はしない。だがせめて、少しでも痛みが続かないように一気に行くぞ」
 そうして俺は女の腰をしっかりと掴み――
「ぃ、嫌…嫌っ! 嫌ああぁぁぁっ!」
 …
 ……
 ………
「生贄専用の部屋の建築を完了致しました。具体的な待遇は如何致しましょうか?」
 穏やかな顔をして眠る生贄の頭を優しく撫でながら、俺はセリアの報告を受けている。
 瞼の部分に見られる涙の後とシーツに残る鮮血の後が痛ましい。
「なるべく、精神的にも苦労はかけたくない。その辺の差配は任せる」
 ただし、開放はまださせない、と言っておく。
 俺としても開放させてやりたいが、何分これからも生贄には協力してもらわねばならない。
「かしこまりました。所でそちらの生贄の娘ですが…部屋に連れて行きましょうか?」
「いや、このままでいい」
「かしこまりました。では私はこれで…」
 セリアが退室したのを見届けて部屋の光を落とす。
 ぼんやりとした燐光の中、俺はこの憐れな、竜に捧げられたこの生贄にせめてもの救いを、と思い、優しく髪を梳いてやる。
「おやすみ、哀れな生贄よ…良い夢を」
 人間風に言うなれば、初体験を済ませた訳ではあるが、奥が深かった。まる。 


現在の状況

・財力『900万B』(借金総額2000万B)
・H技術『3H』
・魔力『155M』
・恐怖『9!』
・捕虜『0人』
・巣豪華度『8豪華』
・配下モンスター『5部隊』


おまけ劇場

『ガンホー足りてない』

喋るメイド1「いきなりだけどさ、ガンホー足りてないよね?」
喋るメイド2「本当にいきなりだね。で、何の?」
喋るメイド1「エロス」
喋るメイド2「仕方ないよ、これ作った人は非リア充だから…」
喋るメイド1「毎日毎日、飽きずにエロゲーしながら股間をガンホーしているというのに! エロ文はガンホーできないのかー!」
喋るメイド2「あ、あはは…」
喋るメイド1「大体、本当はもっと違うネタのおまけ劇場をするつもりだったのに、なんでこうなったの!」
喋るメイド2「エロ文を書いている内にド忘れしちゃったらしいよ?」
喋るメイド1「おまけ劇場の為に見に来てる人に謝れ!」
作者「ごめんなさいorz」


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