試合前
「はやてちゃん、無限書庫に問い合わせてみたらどうやら、ロストロギア使って死んだ人間、一日だけ生返らしたらしいの」
なのはの報告を聞き考えるはやて。
「力押し掛けても、あのメンバーだと無理だし、やはり真っ向勝負や」
そのうち練習が始る。
練習をしている最中、クライド・ハラオウンとティーダ・ランスターが、肩を抱き合い円満の笑顔をし合い、口の隙間から歯がきらりと光る。
それを見て観客席から黄色い声が、沸き起こる。
「アラアラ、まあー、私あの笑顔とキラりに引かれて・・・・・」
いつの間にかリンディ・ハラオウンがベンチに居た。
「ねえー、ティアナ、お兄さんあんなキャラだったの?」
スバルがそういってティアナに話かけるが、横に居たはずなのに居ないのであたりを見渡すと隅の方に座り込みなにやらブツブツ言っているティアナが居た。
「私は執務官をめざす、そう目指すのよ、お兄ちゃんは死んでいないのよ、居ないのよ」
すばるは、暗いところよりも明るいところにと、グランドを見ると、ヴァイス・グランセニックが二人の横に立ち同じように笑顔とキラりをしている。
突然、額を打たれて倒れるヴァイス。
「あの馬鹿」
デバイスを構えたティアナが居た。
別の場所で、ゼスト・グランガイツとレジアス・ゲイズとギル・グレアム がパンツ一丁になり筋肉美を見せるためにポーズを極めていた。
「私のの母はあの逞しさに引かれて・・・・・」
いつの間にか、ベンチに オーリス・ゲイズ も居た。
「ハハハ、フェイト、コッチごらん」
プレシアがフェイトのソニックフォーム姿で立っていた。
「痛いでーあれは痛いでー」
はやての突っ込みに対してフェイトはと言うと、隅の方に座り込んでいるティアナの傍に同じように座り込んで。
「私は、執務官、私の生みの親は、居なくなったの、居ないのよ」
そう言って落ち込んでいるフェイトの肩を叩きながら慰める、アリシア。
クイント・ナカジマに喜んで飛びつこうとするスバル、其れを交わし背後に回りこみバックドロップを掛ける。
其の隙を突こうとしたギンガに前蹴り思わず前のめりになったギンガの首をきめて投げる。
ついでに傍で見ていたゲンヤにフライングアタックして倒したところにキスの雨を・・・」
「・・・・・・・・突っ込みたい」
その時、前回作者が書き忘れたリニスが飲み物を持ってきた。
「皆様、これを」
飲み物を配っている時リインフォースがはやてと対面する。
「主よ」
「リイン」
「勝負を」
「真っ向勝負や」
二人とも笑顔で拳をあわせる。
「いよいよ、最後の対決始まるよー」