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No.8411の一覧
[0] 逆行ルルーシュの記録(コードギアス 逆行物)[ツチノコ酒](2009/12/25 21:01)
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[5] 6話[ツチノコ酒](2009/05/06 20:24)
[6] 7話[ツチノコ酒](2009/05/07 20:34)
[7] 8話[ツチノコ酒](2009/05/08 21:33)
[8] 9話[ツチノコ酒](2009/05/08 21:33)
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[10] 10話[ツチノコ酒](2009/05/09 21:23)
[11] 11話[ツチノコ酒](2009/05/10 20:49)
[12] 12話[ツチノコ酒](2009/05/11 21:28)
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[14] 14話[ツチノコ酒](2009/05/15 21:38)
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[8411] 15話
Name: ツチノコ酒◆6da3d43a ID:7746f93c 前を表示する / 次を表示する
Date: 2009/05/16 21:40
ルルーシュが部屋に入っても、コーネリアは暫くは無言だった。
そしてコーネリアは、意を決したのか言葉を紡いだ。
「ルルーシュよ。このサイタマゲットーにゼロは現れると思うか?」
ゼロが現れないと確信しているのに、現れるかと聞くコーネリアの様子に不審を覚えつつ答えた。
「多分、現れないでしょう。ゼロは単独犯であるから、この軍に対抗するために即興で現地のテロリストと組んでも、
 錬度が違い、かつ指揮官としての信頼度が無いので、ゼロが指揮しても直に抵抗活動は瓦解します。
 そう、ゼロが動くとしたら、自らの軍を手に入れてからです。ですので、今回は負けるのが判っているので、ゼロは動かないでしょう」
ルルーシュは前に、このサイタマゲットーでコーネリアに負けたことを苦い思いで思い出し、ゼロが現れないことの理由をコーネリアに説明した。
ゼロが現れないことにコーネリアが納得すれば、サイタマゲットーでの住人を巻き込んだ殲滅戦は行わないだろう。
コーネリアはルルーシュから、一時も目を離さずに意見を聞いていた。
「そうか。ルルーシュもゼロは現れないと判断したか」
ゼロが現れないと判断したのに、より一層、緊張感を漂わすコーネリアの様子に、自分の考えていないイレギュラーが発生したことを悟った。
「ルルーシュ。ゼロは何処に居ると思う?」
コーネリアのいきなりの問いにルルーシュは、ゼロの正体が自分であることがばれたのか、と考え慎重に答えた。
「コーネリア姉上。私にはテロリストの居場所など判るはずも無いですから」
コーネリアはルルーシュを見つめている。これはルルーシュにとってギアスを使うのに有利な状況だった。
「そうか。私はゼロの居場所が判ったぞ」
コーネリアのその言葉を聞いた瞬間、ルルーシュは両目にギアスの紋章を浮かべた。

「二人とも落ち着け」
ギアスの紋章を両目に浮かべ、命令を発しようとした直前にC.Cの静止の声をルルーシュは聞いた。
ギアスの紋章を消し、声の方向に振り向きドアの前に立つC.Cの姿をルルーシュは確認した。
「C.C」
「猊下」
C.Cは二人の声を無視して、いつもの様に気侭に部屋の中へ入ってきた。
「どういうつもりだ? C.C」
「私はヒントをあげただけだよ。答えを得たのはコーネリアの功績さ」
「なぜ姉上に?」
「私はお前の味方だよ。だから、お前の仲間を増やそうと思っただけさ」
そんな、ルルーシュとC.Cの間で行われる一問一答を聞いて、コーネリアは二人の会話に割り込んだ。
「枢機卿猊下! あなたは最初からルルーシュがゼロであることを知っていたのですね」
「ああ、知っている。というか、私のせいでルルーシュはゼロになった様なものだからな。
 そして、ルルーシュがナナリーの為に最初は、新たに派遣される皇族を殺そうとしたこともな」
C.Cは前の状況のことを含めて、コーネリアにルルーシュがゼロであることを肯定した。
コーネリアは、ルルーシュが自分とユーフェミアをナナリーの為に殺そうとしたことにショックを受けていた。
そんな状態のコーネリアに畳み掛けるようにC.Cはさらに、言葉を続けた。
「そもそもルルーシュがクロヴィスを討ったのは、クロヴィスの親衛隊がルルーシュを討とうとしたからだ」
その言葉を受けて、コーネリアがぎこちなくルルーシュに振り向くのを確認して、C.Cはルルーシュに小さく頷いた。
C.Cからの合図を受けて、ルルーシュはここでコーネリアに納得できる答えを用意して、言うことにした。
「姉上、私はシンジュク事変の時にテロリストのトレーラーに巻き込まれて、シンジュクゲットーに居たのですよ。
 そして、私のことを知らない親衛隊にテロリストの一味として殺されそうになったところを、そこのC.Cに助けてもらったのです。
 そう、私はシンジュクでの虐殺に巻き込まれ、殺されそうになったのです。
 私は生き残るために、シンジュクのテロリストを率いて戦わねばならなかったのです。
 クロヴィス兄上を殺したのは、宮廷に後ろ盾の無い私達が生きていることを知られたくなかったために、
 またナナリーが政治の道具として扱われないように、口を封じなければならなかったのです」
ルルーシュは厳しい口調で、クロヴィスを殺したことについて語った。
「では、なぜ。私達に生きていることを知らせた?」
コーネリアの疑問にルルーシュは今までとは一変して、優しい口調で答えた。
「勿論、このエリア11にコーネリア姉上とユフィが派遣されることになったからです。
 姉上は我が母に憧れていらっしゃいましたし、ユフィは私は元よりナナリーとも仲が良く、幼い頃より交流がありました。
 そう、二人なら私とナナリーを無下には扱いはしないだろうと、信頼しての行動でした。
 そして、姉上は私達を保護してくださった。この事について、私はとても感謝しているのです」
コーネリアはショックにより混乱した思考の中でも、ルルーシュが自分を信頼し頼ってくれることに安堵と喜びを感じた。
「そうか。枢木スザクの時は、自らの友人を救うためにやったのだな」
「そうです、姉上。少々派手にやってしまいましたが、姉上以外が派遣されることになったら、そのままテロ組織を契合させ、
 このエリア11で抵抗活動を行う予定でしたから。
 しかし、こうなると派手にやりすぎてしまったと、今では後悔しています」
ルルーシュの言葉を受けて、コーネリアはルルーシュがクロヴィスを討ったのは仕方の無いこと納得した。
何より、皇帝陛下がルルーシュの行動を認めているのだ、今更、私が処罰云々を語ることでもないか。
コーネリアはルルーシュの行動を容認できる逃げ道を発見して、そこに飛び込んでいった。
「なら、ゼロの件は不問として、これで終了させよう。
 まあ、このままエリア11でゼロ騒ぎが続くようなら、ゼロを捕まえて処刑したと公式に発表しなければならないがな」
ルルーシュはコーネリアが、自分がクロヴィスを殺したこととゼロになったことに納得したことを感じ取った。
「ゼロが現れないというのなら、ここまで派手にやる必要はなかった。
 ちょうど良い。ルルーシュ、今回のサイタマゲットーのテロリスト殲滅作戦の指揮を取ってみないか?
 初陣だろうから勿論、私やダールトン等のフォローは行う」
「ありがとうございます、姉上。非才の身ながら、全力を持って事に当たらせてもらいます」
コーネリアはルルーシュの様子に満足していた。
そしてルルーシュは、この件が完全にクリアされ、コーネリアを自陣営に引き込めたことについて満足していた。

C.Cと共にルルーシュはG1ベースの自室に戻っていた。
「ルルーシュ。良かったじゃないか、コーネリアを取り込むことが出来て」
「C.C。いきなり姉上を取り込むため行動を起こすのはやめてくれ。そういうのは事前に教えてくれなければ準備も出来ずに困ってしまう。
 今回は運良く説得できたから、良かったものの」
ルルーシュの様子を眺めながら、C.Cは鼻で笑いながら言った。
「ふん。スタンピードとマッチポンプによる懐柔を説得というなら、そうだろうな」
「くくく、良いじゃないか。それによって姉上を完全に取り込むことが出来たのだからな」
ルルーシュは頭を悩ましていた問題が解決したことによって、上機嫌になっていた。

ジノは生徒会室で、ルルーシュの初陣のことを放送で知った。
「あああ、ルルーシュ先輩の初陣に、何で俺が呼ばれないんだ」
そんな風に叫んでいると、ナナリーと一緒に居たアーニャに文句を言われた。
「ジノ、うるさい」
ジノは淡白なアーニャに反論した。
「いや、スザクは参加してるのに、俺達が参加しないってのは不公平だろう」
「ジノはユーフェミア様の護衛、私はナナリー様の護衛、そしてスザクはルルーシュ様の護衛。不公平でもなんでもない」
アーニャの的確な反論に、ジノは言葉を詰まらせた。
そんな状況に、リヴァルは生徒会室に入ってきた。
「ちわーす、って、ナナリーにユフィ様とアーニャにジノか。会長はまた来てないの?」
そういってリヴァルは、想い人の姿を探した。
そのリヴァルにアーニャは「リヴァル、ナナリー様」と、言い直す事を求めた。
しかし、それは当のナナリーによって止められた。
「アーニャ、良いのですよ。いきなり敬称を付けろと言われても、戸惑いますし、今までの呼び方のほうが私は良いのですから」
それを受けて、アーニャは「はい」と、返事をした。
「そうですね。私も様付けは要りませんよ」
そうユーフェミアもナナリーの言葉に続いた。
「了解です」
そう答えたリヴァルに、ジノが面白がって、笑いながら言った。
「そういう場合は、こう言うのだよ。Yes,Your Highness、ってね」
「まあ、学校内ではそういうのは、やめて欲しいですわ」
ユーフェミアも笑いながら、ジノの言葉を受けていた。

そんな和気藹々とした生徒会室の空気とは別に、カレンは扇の言葉を思い出して血の気が引いていた。
扇グループが合流しようとしていたのは、埼玉のレジスタンスグループ。
そして、今回殲滅作戦が取られるのは埼玉である。
シンジュク事変を何とか乗り切った扇グループは、今回のことで壊滅するかもしれない。
そう考えると、カレンは居ても立っても居られなくなっていた。
血の気が引いてるカレンにリヴァルが気付いて、声をかけた。
「おい、カレン。顔が真っ青だけど、大丈夫か? 何なら保健室に行くか?」
カレンは自分の病弱設定が、意外なところで役立ったのを感じていた。そして、それを利用してこの場を離れることにした。
「うん、ありがとう。でも、ちょっと、きついから今日は帰宅するね。それじゃ、またね」
そういって、カレンは席を立った。
生徒会室に居る面々は、それぞれカレンを気遣う言葉掛けた。
その言葉を受け、カレンは生徒会室を出て扇と連絡が取れる場所まで、急いで移動した。

初投稿(09/05/16)
誤字修正(09/05/16)


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