ゲームが完成し宴会をするからと連絡があり久々に島に帰ってきた。
「「「「「「「「「「「かんぱ~い!!!」」」」」」」」」」」
いやぁ色々あったなぁ!土木作業や町の建設もそうだけどイベントのネタを考えるのもかなり苦労した。
指定アイテム系のイベントは参加しなかったけどそれ以外のサブイベントは結構俺も考えた。
けどこれ絶対全部体験できるやついねぇよ!全部やろうと思ったら何十年かかるかわからねぇし。
「そういえばこのゲームってどんな名前にするんですか?」
「「そうね、どうするのかしら?」」
「それなら製作者全員の頭文字をとってつけねぇか?」
「「それならジンが最高責任者だしGからはじめましょうか。」」
リストさんからはじまりドゥーンがアイデアをだしました。っというかゲーム名をなづける瞬間にたちあえるなんて感激です!!
みんなの頭文字を紙に書き色々並び替えて単語を作ることにしましたが
「おまえら、なんで俺の頭文字がDなんだよ!」
「「「「「「「「「「え?ドゥーンってDからじゃないの?」」」」」」」」」」
「お前らひっでぇな、WだよW!!W・D・W・U・N・Eでドゥーン!!わかったか!!」
「そうか、じゃあWとれ!今からお前はDWUNでドゥーン!!」
うわぁ………ドゥーンがへ?っという顔をしている間にジンが電話とパソコンを使い法的にも完全に名前をかえてしまった。
っというかジンさん、WだけじゃなくEまで取っちゃっているじゃないですか。
ジンに伝えるとまあ直すのめんどくさいしこのままでいいやと言ってきました。
いや数分でしたやん!
「「これいいんじゃないかしら?グリードアイランド!」」
「おっそれいいな。よしこのゲームの名前はグリードアイランドだ!」
こうしてゲーム名が名づけられ宴会はヒートアップしていった。
世界トップクラスの念能力者たちがほとんど酔っ払いとかしました……しっ死にそうです。
―――――ゲーム発売日
「いらっしゃいませぇ!ご予約されていたチェルフェス様ですね?身分確認のためハンターライセンスの提示をおねがいします。…ありがとうございます。
それではこちらが商品になります。ご確認ください。ゲーム一点で58億ジェニーになります。はいちょうどお預かりいたします。ありがとうございました~!」
はい。G・Iの店頭販売中です。ぽんぽんと現金一括で58億もって来る人の気が知れません。っていうかなんで売り子やらなきゃいけねぇんだよ!
人雇えよ金腐るほどもっているでしょうよ!!
一日のみ会社を作りその会社までゲームを買いに来てもらっています。
「あと何本?」
「「あと7本で完売よ。」」
「けど外って何人待ってるの?」
「「2万人近くいるわね」」
「暴動とか起きないの?」
「「売り切れと同時に島に飛ぶから大丈夫よ。」」
最後のゲームを売ったあと金をもってG・I内にもどりました。
もうさっそく何人かゲームスタートしたそうで早い人はもう指定ポケットを一枚ゲットしているそうです。
はやいなぁ。ちなみにまだ死者は出ていないそうです。
「「それじゃぁ私たちもゲームの管理に回るわ。今日はありがとうねシュウ、助かったわ!
今日のアルバイト代は振り込んでおいたから確認しといてね。それじゃぁね、お疲れ様。」」
200億振り込まれていました。びっくりです。
ちなみにこの口座はエレナさんたちに管理されていて引き出すには許可をもらわないと引き出せません。
なぜかって?無駄遣いするからだそうです。
こっちのゲームがめずらしく色々衝動買いしたり、携帯の高性能さに感動してしょっちゅう機種変更していたのがいけなかったです。
双子師匠に2時間ほどお説教を食らいました。
お金を使う練習だともうひとつ自由に出来る口座がありますがそっちにも5万振り込まれていました。
ちなみに毎月のお小遣いは5万ジェニーなのでとてもうれしいです!!
「よし今日は豪勢に行こう!!」
俺はいつもよりワンランク高いファミレスで晩御飯を食べました。しめて3千ジェニーなり!!
もちろんお小遣い帳に記入しましたよ!