「違うだろ!いつからてめぇはそんなやつになっちまったんだよネテロ爺!!」
「なにを言っておる!シュウこそどうしてそこまで意見を変えんのじゃ!!このわからずやが!!」
俺とネテロ爺さんはお互いに引くことなくヒートアップしていく。
外にも声がもれていたのだろうか心配した試験官の方々がのりこんできた。
「「「「どうしたんですか会長!」」」」
「「ん?」」
俺とネテロ爺さんはなだれ込んできた試験官たちをどうしたの?という顔で迎えた。
「「「「えっと…激しい言い争いが起こっているようだったので止めに来たのですが…」」」」
「うむ…ほれシュウの声が大きいからいらん迷惑をかけてしまったではないか!」
「いや俺だけかよ!爺さんも十分声張り上げてたじゃねぇか!!」
「ふぅなんでも年寄りのせいにして…これじゃから最近の若い物は。」
とため息をつきやがりました。
こんなことやってくる爺にやることは唯一つです!
くたばりやがれ!と思い発を発動させようとしたのですが先に攻撃され地面に叩き倒されました。
くそやっぱこの爺つえぇ。
腕も極められ動くと痛いです。
「「「「ちょっと会長!受験生相手になにやってんですか!!」」」」
「そうだそうだ、弱いものいじめはんた~い!!」
「わしらはいつもこんな感じじゃから安心せいて」
「たすけて試験官さ~ん。この暴力エロ爺がいたいけなか弱い少年をいじめていますよ~。
てか爺さんいい加減痛いし重いから降りんかい!」
「ほっほっほっほっほ」
爺はそういいながらゆっくりもとの位置に戻った。
試験官の人達は、もうお好きにどうぞって感じで退出していった。
というか外まで漏れるほど大声だったのか……声は抑えよう。
そうして俺とネテロ爺さんは『胸の次は足か尻か!』という議題に対して会場に到着する3日間話続けていた。
胸いったら普通尻だと思うんだがなぁ…ネテロ爺さんとの会話はずっと平行線でした。
ポンズ?発の修行するように言ってるので大丈夫です。
「さて諸君最終試験は一対一のトーナメント方式で行う!そしてその組み合わせはこうじゃ」
スル
トーナメント表にかけられていた布がはずされ受験生たち全員がトーナメント表の自分の番号を探す。
俺の初戦はポックルとでポンズの一回戦の相手はレオリオです。
確か原作じゃあポックルとポンズって一緒に行動してたんだよな……つきあってたのかなぁ。
それなら俺のやることは決まっています。
「さて合格の条件じゃがいたって簡単!たった一勝で合格である!!つまりこのトーナメントは負けたものが上に登っていくシステムじゃ。
つまりこの表の頂点は不合格者をいみするわけだ、もうおわかりかな?」
「不合格者は一人って事か!けどトーナメントに公平さがない理由はなんだ?」
「この組み合わせは今までの試験結果をもとに組み合わされておる。
成績の良いものにはそれだけ多くのチャンスを与えたというわけじゃ」
「それって納得できないな。詳しく点数のつけ方とか教えてよ」
いやキルアよ、そんな点数のつけ方なんて外に出すわけないじゃん!ってやり方は教えんのかい!!
ネテロ爺さんの話に印象値が大事だといわれキルアは黙ってしまった。
まぁ自分より弱そうなやつに比べてハンターの資質で負けているなんて言われても納得できないだろうなぁ。
ネテロ爺さんはやり方を教え終わると試験の説明にもどった。
「戦い方は単純明快!武器OKの反則なし。ただ相手にまいったといわせれば勝ちじゃ!
ただし相手を殺してしまった者は即失格!!その時点で残りのものが合格で試験は終了じゃ。」
知ってけれどもここまで残った受験生がそんな簡単にまいったなんて言うわけないじゃん!
相変わらずいやな爺さんだなぁ。
まぁ殺さなければ何をしてもいいわけだしやりようはあるけどさ。と考えていると一回戦が始まった。
「それでは最終試験を開始する。第一試合ハンゾー対ゴン!始め!!」
ダ!!
ゴンが開始の合図とともに左へとダッシュするがすぐにハンゾーに追いつかれた。
「おおかた足に自信ありってとこか。みとめてやるよ」
ドコ!!
ハンゾーは手刀でゴンの首筋を叩いた。
ドッという音をたてゴンが前のめりに倒れる。
目の焦点が合ってなさそうだ。
ハンゾーはゴンを無理矢理起こし、目を覚まさせた。
ゴンの頭がぐらぐらしているからまだ気持ち悪いんだろう。
ハンゾーは後ろからゴンを支えギブアップをするようにいった。
ゴンがイヤだといった瞬間
パシン!
「……!!げほっ」
「よく考えな今なら次の試合に影響は少ない。意地はってもいいことなんてひとつもねぇぞ?さっさといちまいな!」
「~~~~~誰が言うもんか!!」
さすが主人公!って感じだけど実際拷問に近いなこれ。
レオリオはゴンにギブアップしろといった後クラピカに自分の立場ならするかと聞かれ速攻で否定していた。
いや矛盾だらけやな!………てかゴンが思っていた以上にやられています。
これほんまに原作どおりにいくんかいな?