マシュー・バニングスの日常 第八十三話 話は少し変わるが。 ロストロギアというものは大抵「すげーんだけど使えねー」ことが多い。 ものすごい使いにくいことで有名な無限書庫。 八神がいるから制御できてるが八神いなくなったら本当に大丈夫か実は今でも疑問な闇の書。 純粋な願いを・・・なんか変な形で、かなえてくれるというジュエルシード。 大体がそんな感じである、多分、昔の・・・それらが作り出された時代はそれらを補助する設備が整って・・・そういった周辺設備も全部揃っていて、もちろん正確な知識もあって、そうしてはじめて使えるものだったのだろう。 部分的に残ってても、その残ってるパーツが使えるかといえば微妙なのだ。 レリックというロストロギアがある。 膨大なエネルギーを内包してる・・・本質的にはエネルギー結晶のようなもんだ。 ジュエルシードみたいに願いに反応するとかのベクトルももたず、ほぼ純粋なエネルギー結晶。 なぜか番号が刻まれていて、そしてかなりの数が・・・何十という数がある。 恐らく本来の用途は、なにがしかの特別で特殊な機械とか、そういうの専用の動力源では無いかな。 大雑把にいえばレギュラーガソリンを精製してハイオク作るみたいな魔力の精製結晶化作業を積み重ねた末に作られたものぽいから。 でも今では正確にはわからない、ただの高純度魔力エネルギー結晶、というだけ。 そして、その精製凝縮の方法自体が既に失われた技術で、なんでここまで高純度な魔力結晶作れたのかも今ではわからん。 だから当然、せっかくの高純度魔力結晶でも、うまい利用法とか分からない。 そのくせ外部から一定の強い魔力刺激を与えたら、周囲巻き込んで大爆発起こしたりする。 規模の制御もできない、使いにくい危ない爆弾程度の価値しか無いな。 だったら制御できる魔力攻撃でも結果は同じで。 航行艦とかに積んでる魔力砲でも似たような結果はもたらせるし、こっちは完全に制御できるし。 わざわざ制御法がよくわからんものを使うこたない。 つまりレリックとは危ない爆弾もどき、しかも使えない、そういうシロモノだということだ。 しかしそれでもなんとか使えないかな~と試行錯誤したくなるのも人のサガ。 ロストロギアには問答無用な最悪さで封印するしかないような物が多いのに、レリックは慎重に扱えば基本大丈夫だし。 そういうロストロギアの有効活用法を研究する分野というのも、それなりに重要な技術研究なので。 俺の所属する第一技研にも、ロストロギア研究部門というのが当然あるわけだ。 もっとも、ものがものだけに危険性も考えられるので、他の研究施設とは微妙に離れた位置に建物がある。 とはいえ同じ敷地内なんだけどね。 でも技研自体、かなーり広い敷地なので。 その片方の端っこに、医療技術研究所など穏やかな研究所が並び・・・ それとは逆の端っこに、ロストロギア研究所など物騒な研究所が並んでる。 両棟の間の行き来は少ないが皆無でも無い。しかし爆発とか起こってもこっちには被害来ないように考えられてて。 距離もあれば、間に防壁もあるし、向こうにいくには厳しいセキュリティチェックとかもある。 ちなみに俺は行ったことが無い、無いが・・・将来的には向こうの研究ものぞけるくらいの立場が欲しいわけだな。 我が身を治すため、そのためにより多くの情報を得るために。 事件が起こったのは。 高町が研究協力にここに通ってくる予定の、最終日のことであった。 レリック・・・・・・全くロストロギアなんてのはロクなもんじゃねーな本当に。☆ ☆ ☆ 某所における謎の会話。「それでは、例の研究所にレリックがあるのは間違いないと?」「はい、しかしその研究所は・・・」「うん、彼の勤務地だね。そこには強行で乗り込むってわけにはいかないな。運び出されるまでは待ちかな。」「それほど長い間、そこに置かれてるわけでも無いようです。運び出される日時はすぐに分かるかと。」「運搬先は・・・郊外の専門施設になるのかな。」「はい。ですのである程度都市部から離れた所で仕掛ければレリックを奪うこと自体はそれほど困難では無いと思われます。」「ならば準備期間に少し余裕があるな・・・他の作戦も同時に進行するか・・・そうなると陽動も・・・」「どう致しましょう?」「その時の・・・彼の勤務場所にもよるかな、今はほぼ研究所勤務だというが、偶然その日だけ本局病院の方にいられたら・・・」「今では特別に呼ばれるとき以外は戻ってないようですが。」「・・・よし、考えがまとまったよ。」「はい。」「第一に運搬中のレリックを奪取する、これにはトーレとセインを向かわせよう。 第二に本局病院のデータバンク内の情報を奪う。こちらはクアットロとドゥーエにやってもらう。 そして二つの目的を達成するために、大規模な陽動を行う。チンクとガジェット群がその担当かな。」「わかりました。」「順番としては、まず陽動だ。ガジェット群で、例の研究所などを襲うように見せてそこに目を引きつける。同時にチンクは少数精鋭の試作飛行型ガジェット(Ⅱ型実験機)を指揮して通信関連施設などランダムに破壊、通信インフラに負荷をかけ、しかる後に研究所周辺のガジェット群と合流して、その頃には集まってきてるだろう陸士部隊などと交戦しつつ撤退、引きつける程度に動く必要はあるが、あくまで陽動だ、別に勝とうとしなくてよい。敵の集結速度が速ければ無理にチンク自身は前線に立つ必要も無いかな。 チンクが通信施設をある程度破壊して、通常の通信網に混乱が起きた時点でクアットロはそれを利用して管理局の情報網に割り込みハッキングを試み、また通信が混乱して錯綜するように導く。このとき特に本局病院関連の情報管制を奪い、少なくとも一時的な混乱を与え、ドゥーエが入り込める隙を作らなくてはならない。 クアットロの通信妨害が成功した時点でドゥーエは迅速に本局病院の独立データバンクに乗り込め。リンカーコア治療関係のデータは外部とのアクセスが完全に遮断された場所にあるから奪取できなかった、しかし一時的にでも外部とアクセスする状態になればこちらのものだ、強制アクセスし無線で通信し情報を奪取する形になるだろうが・・・それでも私の技術ならせいぜい数分でダウンロード完了できるはず、要はほんの数分の時間さえ作れれば良いのだ、実現可能性は高いだろう。 レリックを奪い、コア整形術のデータを奪う、この二つの目的が達成できれば勝利だな。 そのためにはやはり最初の陽動、さらにクアットロの通信妨害がどこまで出来るか、これに懸かってるな。」「了解しました。現地を調査し、皆と相談して細部を詰めて具体案を固めて・・・もう一度ご報告にあがります。」「頼む。」☆ ☆ ☆ そもそもここはレリック輸送の経由地に過ぎなかったようだ。 やはり爆発の危険があると分かってるものだから、都市部にあるこの研究所では本格的な研究はやめたほうがよいので。 人里離れた郊外にある、専用の研究施設まで送って、それから本格的な研究をする予定だったと。 しかし輸送の順番上、まず遠くの遺跡で掘り出されて、そこからミッドに送られてきて、とりあえずこの研究所の担当部門とこにもってきて、最低限の簡単な危険度の無いチェックを行って、そこから郊外の専門施設に送るという順番だったのだな。 その日俺が何をしてたかというと・・・ 既にここまでの日程で、高町のコアの機械的精査と俺のスキルによる精査との差の擦り合わせとか、誤差率の検討とその差を小さくするための技術的課題の発見、など色々と実際に調べる作業は終わっており、あとは主に書類整理の段階、ここまで来ると高町に実際に研究所に来てもらう必要性は薄いのだが・・・ 一応高町にもサインして貰わなくてはならない書類も少ないながらもあったし。 あと、やっぱり一度きちんと高町と・・・色々と話し合わんといかんと思ってたので。 多分午前中までに片付け終わるので、午後は少し時間をくれないかと高町に言ってあった。 午前中に仕事を終わらせ、んで一緒に研究所の食堂でメシ食って。 午後になって俺の研究用個室に、二人で帰って。 机を挟んで二人とも椅子に座って、向き合って、お茶を入れようとしたところで。 高町が、お茶だったら私がいれるからと部屋の片隅の給湯コーナーに。 とはいってもそれほど広い部屋でもないのでこちらに背を向ける程度。 その後姿を見ながらぼんやり考える。 うーん、俺は何を話すつもりなのかね。 いつものように俺は八神を嫁にするつもりだって繰り返すのかね。 それとも今度は、桃子さんあたりにもう煽るのやめてくれと俺から言おうかとか提案でも? 前に、八神と徹底的に話し合ったときみたいに・・・高町にも言いたいこと全部言えとでも言ってみるか? そうなると、俺の方の、高町に言いたいことってのも言う必要があるだろが。 しかし俺が高町に言いたいことなんてせいぜい・・・「所詮、砲撃娘は砲撃娘に過ぎないんだから、いつものように気楽にどっかで集束砲ぶっぱなしてろくらいしか・・・」「ひどっ!」「おう、茶が入ったか、ごくろう」「なんか偉そう?! しかも平気でスルー?!」「やはり高町に気を使うのが間違いなんだよな、こういつものようにぞんざいに扱わねばいかんということか」「そんなことないと思うよ!」 二週間、毎日顔をあわせて、少しは雰囲気が昔通りに近くなり。 妙に意識して硬くなってた高町に対して、俺のほうも変に気を使ってこわごわ接していたのが悪かったのかなとか。 接する時間が多ければ、結局自然にいつも通りみたいな感じになるんだよなあ。 うーんこの辺は八神との間にも同じことが言えると思うのだが。 つまり中学までは俺たちは基本、学校でいつも顔を会わせてた。 ところが卒業後はみんなバラバラ、会おうとしなくては会えない状態になって。 顔を毎日見てれば平気なのに、たまにしか会わないから、いろいろとすれちがう。 実際こうして普通に話してれば・・・なんというか改めて我々二人の間に存在する問題について検討しよう! とかさ。 そう考えること自体がそもそも的外れのような気さえしてしまって。 ずずずと茶を啜る。「うーん、やはり無念だが美味いな」「なんで無念なの!」 「そういやそろそろケーキの方は触らせてもらえるようになったのか?」 (→ 四十九話)「・・・それは無理。頑張って家で作ってみるんだけどダメ出しの嵐・・・全然お店で出せるレベルじゃないって・・・」「確か桃子さんはヨーロッパで修行してきた本物のプロのパティシエだもんなぁ。」「うん、昔は私がケーキ作るとそれだけで喜んでくれたのに・・・近頃は容赦無いの・・・」「恐らく素人にしては相当上手いってレベルではあるんだろうがな、本職の人から見ればまだまだか。」「そうなんだよね、わかってはいるんだけど」 また茶を一啜り。「しかしこうしてるとだなあ・・・」「ん?」「いや、いろいろと考えすぎて」 いたんだよな、お互い。こうして普通にしてれば普通なのだからとかなんとか言おうとしたところで。 ウゥ~ウゥ~ウゥ~って五月蝿い音のサイレンが鳴り。 それに続いて。「緊急事態。緊急事態。当研究所の周辺にテロリストと思われる戦力を確認。第二種緊急事態を宣言します。職員の皆さんは所定のマニュアルに従って行動してください。繰り返します、緊急・・・」 放送が繰り返される、それを聞きながら顔を見合わせる俺たち、何か話そうとする前に。 俺のサウロン、高町のレイジングハート、両方ともに同時に通信が入った。「バニングス先生! いまどちらですか!? 研究室? 良かった・・・」「なにごとですか?」「ガジェットと呼称される兵器群が当研究所の敷地周辺に展開、まだ乗り込んでくる様子は無いのですが数は少なくとも100以上、群れの位置は今先生のおられる研究棟からは遠いので・・・とりあえずそこに待機してください、一緒に高町二尉はおられますか?」「ええいますよ」「高町二尉には先生を専属で護衛するようにとの命令が下されているはずですので基本、彼女の指示に従ってとにかく安全第一で、待機お願いします。」「わかりました」 警備担当の人からの通信を切る。 んで高町の方を見ると、高町もレイジングハートでの通信を切ったところだった。「マシュー君を守れ、傷一筋もつけるな、今はそれ以外のことは考えるな集中しろ!って指示だったの。」「俺の方もとにかく動くなってさ。まあ無理に動く気など無いが・・・」「それにしても・・・ガジェットがこんなところに・・・」「ん? 知ってるのか?」「うん何度か戦ったことがある。見た目は・・・平たい甲羅に触手がたくさんついたみたいな機械兵器で・・・中にはAMFを展開する種類もいたりしてね、それが来ると少し厄介かな・・・」「げ! あのAMFか! そうかそれでもしかしたら通常の索敵では発見しにくいとか? こんなふうに研究所のすぐそばにいきなり群れて現れるとか・・・なるほど、しかしそれはかなり厄介だな・・・」「基本、それほど極端な超長距離攻撃とか出来ないから、近づいてきたと思ったら・・・今回は逃げかな、マシュー君の護衛をしなくちゃいけないから・・・そうなるとAMF下に入る前にマシュー君に転移してもらったほうが早い?」「お前だったら普通に勝てるのか?」「それでも一体に直射砲なら直撃を一発、誘導弾なら何発か、入れなくちゃいけないから・・・数が多いと手間取るね」「ん~しかし俺が勝手に研究所内からいなくなると警備担当の人に恥かかすことにもなるからなあ・・・よし」 立ち上がりサウロンを展開、久しぶりにジャケットもフル展開。「なにするの?」「動いたらいかんとは言われたが、探査してはいかんとは言われていない。AMFというのを遠くから見るとどう見えるのか、念のために一度きちんと見ておきたいし、もしかしたら他の人には見えないものが見えるかも知れないし。なにせあのAMFだろ、俺にはかなーり厄介だ、確認しておきたい。」「うーん、その程度ならいいかな・・・」 まず大雑把な周辺把握。 自分を中心に探査魔力波を発して、レーダーのように周囲の探知を。「・・・なるほど変なのがいるな・・・半径せいぜい数メートル程度だが球状の・・・完全にこういう魔力探知だと『見えない』空間を展開してるのがいるな・・・しかもその群れが・・・ああ~少なくとも百と言ってたが・・・なるほど下水道を利用して移動して来てるのかな・・・まだ増えるぞこれは・・・ぬぬぬ、今『見た』範囲より外からもまだ来てそうだ・・・」「そんなに?」「ちょっと待て、もう一度確認する、今度は少し力入れて・・・」「待って! リミッター緩めるのは!」「いや、近頃は少しずつ体、本当に良くなって来てだなあ、これまでのB程度に出力抑えてたのをA程度まで緩めても良いだろうって話になって来てるんだよ、大丈夫、ギルさんから保証されてるから」「本当に本当? 確認するからね?」「本当だってば、別に切羽詰ってるわけでもないこの状況で無理はしない」 いや本当だし。 長い時間をかけて少しずつ少しずつ体力をつけて、ついにその程度には健康になってきているのだ。 ただこうして徐々に徐々にって方向性だとこの辺が限界だろうというのも同時に事実だが。 少しだけリミッター緩める。 さてさっきはせいぜい半径一キロ以下程度をざっと調べただけなのだが。 今度は少し遠くまで見ますか。 再び探査を発動。 うーんやはり多いね、うじゃうじゃいる・・・ しかし同時に、最寄の陸士詰め所に戦力が集まって・・・こちらに向かいつつあるのも確認。 少なくとも30分以内にはこちらに到着しそう? 今、集まってるだけの戦力だと・・・ガジェット群を全部撃退するには足り無そうだが・・・ 頭の中で周囲の陸士部隊の位置を思い出す、まず最寄の戦力が来て、それからさらに増援が当然来て・・・ うん、動員速度によるが余程の障害でもなければ普通に一時間以内に撃退できるだけの戦力集まるんじゃないかな? と安心した所で少し違和感。 ん? 今何かを見た? なにか気になるものがあったような・・・ガジェット群とは別の場所に・・・ 何を感じたのか分からなかったが何か気になる、もう一度そちらに探査を向ける。 ん~研究所に出入りして物資を運搬するので良く目にする認可業者の運送車両らしきのが、こことは遠ざかる方向に・・・ それの何が気になった? 都市部から離れて郊外に出ようとしてるそのトラックのどこが・・・ いやトラック自体が気になったんじゃない、その目指す方向に・・・ そうだその方向にも妙に「見えない」場所があるような。 そしてそのシチュエーションが、前にフェイトさんと一緒にエリオ君を運んでたときの。 俺がヒドイ目にあった、あの時の状況と良く似てる? 全方向探査ではなく、そこに集中しての特定探査なら、もっと詳しく「見る」ことができる。 魔力による探査の場合は、対象に魔力波をぶつけて反射して返ってくる魔力波をキャッチすることで対象の形状などを正確に認識するわけだが、対象に魔力波をぶつけても反射して返ってこない、ゆえに見えないというこの状況。しかしより大量のサーチャーを送り込んで見えない範囲がどこか厳密に特定して行けば分かることも増えるはず。ちなみに得られた情報は脳内に視覚的イメージで再構成されるわけだがもちろんそれは視覚情報そのものでは無い、どちらかといえば精密な三次元線画って感じのものである。集中すればほとんど視覚映像と変わらないレベルにまで出来るけど大抵の場合そこまで集中する必要は無い。俯瞰できれば十分なんだよな。 とにかくちょっと気合入れてそちらを見てみようかと思ったところで。「マシュー君!」 高町の声が。「っと・・・どした?」「今ね、念のため本局病院のギル先生に確認とろうとデバイス通信しようとしたんだけど!」「疑い深いやつめ本当なのに・・・まあそれはともかくそれで?」「通常通信が通じないよ! それだけなら普通の通信妨害だけど、迂回して研究所内の有線通信設備にアクセスしてそこから病院の方につなげてみようとしても通じないの!」「・・・ちょっと待て、試してみる」 有線通信設備というのは当然ある。ぶっちゃけ電話に近いもんだが。 一応俺の研究室内にも非常用として備え付けのが。 めったに使わないそれを使ってみるも・・・「むむ、ツー・ツーとも言わない、完全に切れてる感じだな。」「線が切られてる?」「・・・この研究所からのを狙って切ったのか、どっかの中継所をぶち壊しでもしたのか分からんが・・・」「これだと陸士部隊が集まるのが・・・かなり遅くなったりしない?」「その可能性はあるな」「だったら・・・見える範囲のガジェット掃討にでも手を貸したほうが良くないかな・・・私たちならここから動かずに一方的に、ガジェット群の掃討ができると思うんだけど・・・」「まあ確かにな。しかしさっきちょっと気になるものが見えてだな・・・だがこの念入りな通信封鎖も気になるし・・・でも目の前のガジェットも無視するのはどうなのか・・・さてどうするか・・・」(あとがき) 三つの選択肢のどれかで分岐するのかな。さて、どこを第一に優先するか。あまり無理して出すぎると捕まるのかなw 実は大規模な囮に過ぎないガジェットシューティングをのんびりやってると色々奪われる、と。 使うの久しぶりですけど本来マシューは、探査魔法こそが一番得意です。この設定持ってくるの本当に久しぶりだw