マシュー・バニングスの日常 第七十話○年○月○日 八神と別れて帰ってきてつくづくと思ったのだが。 結局敗因は「治ってない」こと、これに尽きるね。 だから根治、完治させねばならない、そう改めて決意した。 現状のリミッター頼りの半病人状態でも、養生しながら慎重に生きればおそらく仕事も適当に続けられるしそれなりに長生きもできそうな気がするのも事実で、その現状に安住とまでは言わないが何がしか妥協して停滞してたな、俺は。 しかし既に魔法医療を学ぶこと6~7年、常に「先天性リンカーコア形成異常」の治療法は探し続けてきたし、周囲の人も皆、非常に協力的だった。ギルさんはじめ海の本局病院のスタッフ陣も、陸の病院の同僚たちも一応、誰より八神自身が何か俺の治療に役立つ情報がないかと常に探し続けてきてくれてたし、ユーノも無限書庫から目新しい情報が見つかれば頼まなくても送ってくれるし。 そして、それなのに、未だに・・・根治法の糸口すら掴めない。 だから今、認めなくてはならない事実。 これ普通にやってても治らん! つまり「普通ではない」ような手を使わねば無理だ。 多少・・・危険な橋を渡ってでも治そうと、俺は決意した。 こういう決意が出来たのは俺の心境の変化が大きい。これまでは姉ちゃんによる制約、たとえ治療のためでも危ないことはするなって約束は俺を絶対的に縛っていたのだが、俺が八神を第一にすると決めたときに何かが変わった。第一が姉ちゃんなら俺を完全に制約していたその約束だが、第一が八神になると・・・あいつも自分の目的を達成するために危険な橋を渡ったりしているわけで、つまり八神には俺に「危ないことするな」とか言う資格は無いのだな。お前が言うなってやつだ。 だから俺もこの際、多少危険な橋を渡ってでも治療法を探す、そうすると決意できたのだ。 ではそのための具体的な手段とは? まず・・・研究の比重を増やす、それも出来ればより多くの情報を得るために、管理局中枢に近づいて・・・ これまでは本局病院付属の研究施設を利用させてもらってたが、これはどうしても研究の方が片手間だった。 そうではなくてこれからは、むしろ研究のほうを重視するくらいの勢いで・・・ もちろん俺が治さねば治らないような患者は治すし、ナカジマ姉妹やエリオ君やフェイトさんのケアはする。 でも実際「リンカーコア直接整形」が必要となるほどの患者というのはそれほど多いわけではないし。 これからは基本的に研究所勤務で、そういう患者が来たときにだけ戻るって感じに切り替えるか。 まずは俺自身を治すこと、何よりもそれを優先する。 そして完治すれば今度こそ、何の不安も無く思う存分、医者であることに専念も出来るようになる。 だから今は研究に専念しより多くの情報を集める。 さらにそれだけでも足りないかも知れない。 管理局から得られる情報については、俺たちの中でもっとも階級が高く中枢に近い八神とか、無限書庫の管理者であるユーノとかね、この二人から得られる以上の情報など事実上無いのでは無いかって疑いもあるんだ。もちろん専門の技術研究の情報については二人はその専門家ってわけでないから俺が見なくては分からないって部分もあるかも知れないが、可能性は低い。それぞれ別のベクトルだが二人とも非常に優秀な頭脳の持ち主で、その二人が探してくれてて見つかってないってのはかなり希望を削ぐ話だ。 だから管理局の中枢に俺も近づくってだけで答えが見えるってほど楽観できない。 それ以外にも、出来ることは可能な限りやろう。 これまで体調を気にしてセーブしてたこと色々とやってみよう。 多少無理することになるかも知れないが。 無理しなきゃ治らんよ。 やってみますか・・・○年○月△日 八神は言葉通り、今度の人事で三佐になった。 俺は陸からの強いプッシュにより一尉待遇となった。「辞めないでね昇進」である。 高町も俺を助けた功績とかあって二尉となった。しかし本人、あんまり上に行きたがらずゴネたらしい。なるべく現場から離れたくないそうだ。この傾向は前からで上司も手こずっていたのだが今度、俺を助けて功績上げたし、もう諦めて昇進受けろという話だったとか。 八神はこれまでは毎年、一階級上がってるんじゃないかって勢いだったのだが、ここから二年以上階級上がらないこととなる。 やはり本人の言っていた通り、頭打ち傾向が強まって来たと見るべきか、いやあの若さで既に佐官でさらになかなか上がらないって文句言うとかどんだけ贅沢なんだと言うべきか、微妙なところであろう。世間一般から見れば後者の意見が主流となるだろうが、俺には前者に見えた。もともと能力だけなら問題ないやつなのだ、能力だけ、ならね。 そういや八神といえば、別れた日から6日後に約束通り、一家そろって姉ちゃんに謝りに来た。 場所はLAバークレーのマンションで俺と姉ちゃんが大学通うに当たっての新居である。ちなみにワンフロア全部買い切ってセキュリティ強化とかしまくるなど色々施工済み。二人以外に使用人とかいるけど広いのであちこち空き部屋だらけ、そのうちの一つに転送設備を持ち込んで設置してある。しかしどう考えても過剰なほどの居住スペースであるのに庭が無いとか犬が何匹かしか飼えないとか色々と文句を言う姉ちゃんは流石である。マンションなのにどう考えてもミッドの八神家よりも広いんだけどね・・・ 格好良く別れてからわずか六日での再会、お互い苦笑してしまった。でも長年の親しみはそう簡単に消えるもんでもないなぁ、普通に話せる。とはいっても前みたいに距離が近くなり過ぎないように互いに気をつけるって感じにはなったけど。 姉ちゃんは八神一家を自分の部屋に入れる、俺は出てけと追い出された、少なくとも6時間くらいは近づくなと。 仕方なく自室に戻って勉強を始めた。大学では姉ちゃんと一緒に経営経済系の勉強をしようと思ってる。医学大学院に進むにはまず学部卒業が必要になるのがこっちのシステムなので、なるべく早く学部は終わらせたいし、それには姉ちゃんと同じ勉強するのが効率良いし。しかし既に幼い頃から後継者として英才教育を受けてる姉ちゃんは大学学部で学ぶ程度の経済学経営学などとっくの昔に習得済み。下手したら四年かかるはずの学部を・・・二年とかで卒業してすぐ経営大学院にいって、MBA取りに行くかもしれない。俺は姉ちゃんから間接的に話を聞いて、経営学経済学の知識も普通よりはあると思うが専門的に教育されてた姉ちゃんには当然及ばない、ついてくには必死に勉強せねばならん、しかし・・・魔導師である俺が並行思考などの技術をつかって勉強してるのにそれより上を行ってる姉ちゃんの頭脳というのはマジチートである。いくら先行されてるとはいえ頑張っても背中も見えん、実は八神より頭いいんじゃねーかと考えざるを得ない人なんだよな、姉ちゃん。 気付くと七時間も経過・・・やっと八神一家が姉ちゃんの部屋から出てきた。 八神はうつろな目をして口から魂が半分抜けている! シグナムは小声でスイマセンスイマセンと呟きながら壁によりかかっている! シャマルさんはふらふらと部屋から出てくるとそのまま廊下にうずくまってシクシク泣きだした! ヴィータは「絶対勝てねー絶対勝てねー」と言いながら壁に頭をゴツゴツぶつけている! ザフィーラは・・・卑怯にも犬姿でダメージを軽減したようだ、皆を見回し申し訳なさそうな顔。 リインはひたすらオロオロしている・・・一番責任が軽い立場だからな、あまり被害を被らなかったのか。 そして姉ちゃんは、まあしょうがない許してやろう、だけどまだすっきりしてないみたいな顔で・・・ うーむ八神一家をまとめてここまで追い込んでまだ不満ですか・・・姉ちゃんは測り知れん・・・ ちょっとやり過ぎでね? と俺が言ってみるも、なによ少し怒っただけじゃない、大げさなのよと平気な姉ちゃん。 そういえば八神一家は・・・家族内部ではみんな物わかりが良いから怒ることとかあんまなく、せいぜい互いに注意しあう程度で・・・ 仕事上での叱責とか職場で受けることはあるだろうがそれはまた違うし。 こういうふうに今でも身内に準ずるみたいな扱いで、頭ごなしに怒られるとかそういう経験に欠け、耐性が無いのかもな。 でもそういうふうに怒ってくれる人がいるというのは良いことだし、これも八神には珍しい貴重な経験だろうと思ったので。 うつろな目をしてる八神に近づいて、良かったなと言ってやったのだが。 鬼か悪魔を見るような目で見られてしまった。心外な。 そしてそのまま八神一家はふらふらとミッドへと帰って行った。 その後、騎士たちが姉ちゃんに会う機会とかあるときは、姉ちゃんに対して異様に畏まって対応するようになったのは・・・ きっと気のせいである。 さてその日の夕食。 俺と姉ちゃん二人で食べるときは、専用の食堂で給仕されながらって感じになる。コックはお気に入りを姉ちゃんが連れてきてる。 こういう場所でのマナーとかね、俺も一応叩きこまれてるが姉ちゃんほど優雅には行かない。 食事中は余り話さない、それも礼儀と、だから食後にお茶を飲みながら姉ちゃんは言う。「あんたらが別れたってのは納得、二人とも納得してそうしたってことも分かった、病院に来れなかった理由も聞いたし、もうこの件について蒸し返すってことはしないわ。」 やっぱりね、話せばわかるんだよ。そしてもう言わないといえば絶対にもう言わないだろ、それも姉ちゃん。「ただこうなると問題よね。」「なにが?」「あんたの嫁よ。」「はい?」「正直ね・・・私が何を言っても、もうどうしょうもなく、なしくずしに、はやてが嫁になるもんだと思ってたのよ。」「はあ、まあ。」「何と言ってもあんたは・・・はやてに本気だったし、実は今でも好きでしょ?」「ああ、そうだよ。」「でもね、私としてはなるべく早くあんたには嫁を貰って子供をたくさん作ってもらってそのうち一人をバニングス家の後継者にするつもりなのよね、これはずっと前からそう思ってたんだけど。」「はい?! なんだよ普通に姉ちゃんが結婚して生まれた子供を・・・」「私は在学中も並行して仕事するようになるし卒業後はもう仕事仕事よ。結婚するとしても政略結婚、それも悪くは無いとは思うけど。」「けど?」「ねえマシュー、私達、ずっと家に二人だけだったじゃない?」「まあね。」「私としてはやっぱり両親とともに過ごすことができるような理想的な家庭に生まれ育つことこそ子供に良いと思うのよね。」「それは、そうだろね。」「はっきり言えば・・・私は政略結婚して子供が生まれたとしても、理想的な家庭を作る自信なんて皆無だし、子供に良い環境を与えられるかも・・・うん、全然、自信無いわね。だからそこであんたなのよ。」「いや、なんでそこで」「マシュー!」「はい。」「バニングス家の仕事関係のことは全部私がやるのよ? そしてあんたは好きな勉強とかしてるだけ!」「いや、まあ、それはそうかもだけど」「だからあんたは! 絶対に! なるべく早く結婚して、子供をたくさん作る事! これは次期当主としての命令よ!」「いやしかし俺も体を治さんことには・・・」「リミッターつけてる分には日常生活問題無いんでしょうが。そこまで理解して嫁になってくれる子、絶対いるわ!」「だがしかし・・・」「はやては完全に治って無いのを口実の一つにして、あんたと別れたらしいわね・・・ふん、そんな子はこっちから願い下げよ!」「いや、それはほんと口実に過ぎなかったわけであって」「はいはい分かってるから。ただ一つだけ言っとくわよマシュー!」「なんだよ。」「二十歳までに結婚してなかったら!」「なかったら?」「私が嫁を見つけてくるからね! その際、異論を言うようだったら縁を切られることも覚悟しなさい!」「ええ! ちょっとそれは強引過ぎでね?」「多分、なのはか、すずかってところかしらね・・・」「待て、なぜその二人が」「なのはなら全然問題無いし、すずかは今の所はちょっと遠いけど、家同士で正式に話を進めれば向こうも乗り気になってくれると思う。なんといっても知らない仲じゃないし? 月村家は当主である姉の方は恋愛結婚したから、家全体のことを考えれば次女には政略結婚してほしいのが本音、そこで小さい頃から良く知ってるマシューだったら、すずかも『まあそれだったら良いかな』て結構あっさり同意してくれるに違いないわ! バニングス家と月村家の縁組なら政略結婚としても最上に近いしね! うん、どこにも問題なし!」「いや、そこで俺の意思は」「まだ4年くらいは猶予があるでしょうが! どうしてもはやてと結婚したいとかならその間に何とかしなさい!」「うぐぐ・・・」「いいわね、まあイヤっていっても聞かないけど。次期当主としての命令だからね!」「・・・うぅ」 バニングス家は巨大な財閥の総帥・・・そこの子供として生まれてこれたから俺たちは贅沢な暮しをしてこれた。 だがその代償は、家全体のことを考えて我が身を捧げること、貴族の義務、noblesse obligeってやつだな。 姉ちゃんは結局、非常に誇り高い人物なのであり精神的にも貴族、義務から逃げることなど絶対に自分に許さない。 義務に従って生きて当然と心底思っている、そして今後もそうして生きていくのだろう。 そこで家関係の大変な仕事を全部姉ちゃんにやってもらってる俺としては・・・ 体が弱いとは言えそういう義務を果たさなくても良いと守られ、姉ちゃんに甘えている俺としては・・・ ダメだな、これは姉ちゃんの命令に無理があるとも思えん、しかも命令の内容は早く結婚しろってだけだからな・・・ 一度、命令だと断言したからには撤回する気も皆無だろうし・・・さてどうしたものか。 八神のやつの仕事は・・・俺たちが二十歳になるまでには終わるのだろうか。 俺はそれまでに体を治すことが出来るのだろうか。 まあ頑張るしかないのだが・・・「でもさ姉ちゃん、家同士の関係で月村さんは妥当だってのは分かるんだけど」「なに?」「なんで高町なのよ、あいつは仕事中毒って点では大して八神と変わらんような・・・」「ふん」 姉ちゃんは余裕気に鼻で笑うのだが、俺は言い募る。「幼いころに家族と疎遠になったトラウマから仕事にのめり込んだって側面はあったけど今ではそれは解消されて仲直りしてるし、そしてそれでも仕事仕事だぜ? あれは魔法が好きで仕事が好きで、本当にそれ以外は眼中にないっていうか・・・」「甘いわねマシュー。いい、なのはは魔法使うのが大好きで戦うのも訓練するのも好きで、それは父親である士郎さんとすごい似てるって話を前にしたことあったわよね?」「ああ、だからあいつはその性に合った仕事に今でも夢中なわけで・・・」「でも士郎さんは今はどうしてる?」「あ・・・」「桃子さんに出会って、結局は、平和な穏やかな喫茶店のマスターやってるわよね?」「確かに。」「男女逆だけどあんたが桃子さん役ね。本当に一緒にいたい愛する人さえ見つかればあの子は簡単に転身して家庭的な奥さんになるわ!」「いやさ、それはそうかもしれんけど俺と高町の間には別にそういうのないし」「ふふん、まあ見ときなさい。」 姉ちゃんは妙に自信ありげであった。不安である。この人は何を企むか分からんし・・・ しかし月村さんに高町ね・・・どちらも俺の知り合い女性としては「姉ちゃん経由」という性質を持ってることに意味がありそうな気がするのは果たして俺の邪推であろうか・・・そもそも俺直接の知り合いって始まりだった八神への点が辛い気がするのも・・・ ま、とにかく早く治さんとな、まずはそれからだ。 その後の事はその後の事、今の俺にとって第一は何よりも「我が身を治すこと」。 しかし二十歳までに嫁、決めてなかったら強制的に月村さんと結婚させられそうだな・・・ いや月村さんは普通に好きだけど・・・うーん、だから困るな、イヤかと正面から言われればイヤと答えにくい。 それなりに二人で幸せになれそうな気がしてしまうあたりが本当に危ない。 高町は無いだろ、姉ちゃんも例えばって話で出しただけだよな、うん。 だけど、まずは、治して、そして、八神を押し倒すのが俺の人生計画だからなあ・・・ 急がねば。・・・・・・もしも上手くいかなかったら、間に合わなかったらどうする? 一瞬だけそんな疑問が頭に浮かんだ。 が、八神を一番にするって決意に揺らぎは無かった。 そう八神が八神だから一番にするとそう思った気持ちにウソは無い。 じゃあなんで八神なのだ? それは考えるまでも無い前提だろ? だからほとんど無意識にそこはスルーした。 冷静な思考が出来るのが自慢だったはずなのに。 このときは、きちんと考えなかったわけだが。 しかしそういうふうに盲目的に思い込むってのは・・・俺が本気だった証でも無いのかな?(あとがき) ギャルゲ「とらいあんぐるハートinリリカル!」 攻略可能ヒロイン。 幼馴染本命(はやて)、共通の親しい友人ポジション(なのは)、余り意識してない天然系(フェイト)、慕ってくる後輩ポジション(ギンガ)、家の関係でお見合いするお嬢様(すずか)、その他に隠しキャラも複数います。<ワンポイントアドバイス>・治療イベント、日常イベント、戦闘イベントなど完全クリアした上で、協力イベントも完成させねば「はやて」は落とせません。 はやての攻略難易度は高目です。ただしこのルートでなければ物語の謎の部分など全てを理解することが出来ません。・なのは攻略で重要になるのは日常イベントと戦闘イベントです。また選択肢の分岐で余り彼女の好感度を上げすぎると逆に遠慮深い 彼女は引いてしまいます。あくまで友達であるという程度の関係を維持し、特定のタイミングを逃さないことが攻略のカギです。・フェイトの場合は本人よりも、彼女の周囲の人間関係に注意しておいたほうが良いかも? 彼女自身にあれこれ言っても通じない事が 多かったりします。それより外堀をまず埋めることですね。被保護者とかと特に仲良くしましょう。・ギンガは好感度が最初は上げやすいですが、その後は複数のイベントを一緒に経験せねばそこで話が流れます。また彼女の肉体の特殊性 や陸士であることなどから陸寄り・某博士寄りのルートとなり他ルートとは一風変わったストーリーとなります。・すずかの登場頻度は低いですがその時の選択肢で将来は大いに変わります。最悪お見合い話も流れ、禁断の実姉ルートに入るかも? ただし逆に意識的に実姉ルートに持っていくのは非常に困難で・・・しかもバッドエンド風味となります。・治療イベントで非合法な方向に走ると、謎の博士と接触できるかも? そこで隠しヒロインに出会えるかも知れません。・ハーレムエンドはありません。ただしバッドエンドは多数存在します。修羅場発生確率は低いですが起こればほぼ致命傷となります。・休憩を入れずに忙しく働きすぎて体力の限界が来ると強制入院となります。体力ゲージが黄色くなったら要注意。・1ターン消費する必要がありますが、ユーノに連絡を取るとその時点での好感度と傷心度が分かります。また彼の本命との仲をとり もつことも出来ます。治療イベント完成のためには必須の行動になるかも知れません。・ゲーム開始は普通で言うと高一の秋くらいになります。終了はアリサの指定した二十歳で、この期限は絶対に動きません。 所詮はこういう話である! と開き直ることにした作者です。あけましておめでとうございます。 考えたらここは「とらハ」板だった! そんなことを今さら思い出してみたり。 リリなの世界って男主人公不在のエロゲ世界ですよね。だから何か不自然で、なのはさんが男役であんなことになったのではとか。 男がいない女性ばかりの世界は華やかですが何か無理がある。そこ解消した話を書いてみたいというのも本音。 妄想上等、自重禁止、昼ドラ展開歓迎、ドロドロの愛憎嫉妬劇最高、恋愛話して何が悪いの? と開き直って突っ走ります。 妄想が足りない! もっと際どく切なくエロく生々しくドロドロと!って叱咤激励なら受け付けますが。 妄想し過ぎだろって言われても今後100%スルーする方向で行きますのでご理解下さい。そういう話です、ハイ。 はやてルートと、あとifで、なのはルートくらいは書くかも。ただ他のルートもコンプリートするかは不明。 マシューは基本はやてルート専攻で進む予定ですが、気持ちの再確認するまで迷ったりする可能性はあります。 離れて見つめなおして、それでもやっぱり八神だと、確認するのかどうかは重要なポイントなので、そこ引っ張りますw しかし実際にこういうゲームあれば自分なら・・・先に他のルートやりたくなってしまいますね・・・ はやてルートクリアせねば物語の全貌は見えないんだろうけど大変そうだし・・・ すずかとお見合い結婚してそれなりに幸せってエンドでも全然悪くないじゃ無いかと思ってしまいそうだ。 ちなみになのはさんも結構攻略難易度高いキャラなので多分、一巡目であっさりクリアは無理~って感じ。 一巡目ならフェイトさんお勧め、メモリアル画像とかシーンもエロくて実際には人気一番! とかみたいになるのかな・・・ はやてもなのはもかなりシリアスな話になって愛憎ドロドロ劇みたいになるかもですし。 もしくは、製作側が力入れて作ったのに余り受けない、とらハ3原作における美由希みたいな感じになるかも。 わかっちゃいるけど、はやてを押したい作者。読者の皆さんを納得させることが出来るかどうか、難しいところであります。 ここからsts時代までの固定イベントといえば、クロノ・エイミィ結婚式、恭也・忍結婚式、キャロ保護・・・くらいしか原作には無いんですよね、うーんいずれもフェイトかなのはの好感度UPイベントぽいですねえ。一応他にも固定イベント案は、既にある程度は出来てはいますが・・・何か臨時イベント案でもあれば・・・感想に書いて頂ければそのうち書いた方も忘れたくらいの頃に実現するかも知れません。「それ前に俺が書いたやつだww」って話が来たら遠慮なく突っ込んでください(´・ω・`) 今の予定としましては、ティアナとかスバル、キャロ、ヴィヴィオなどをヒロインにする気はありません。ヴォルケンズも同様。ナンバーズもその内の一部がヒロインになるかも程度であくまで裏道扱い、ゲームで言えばクリアしても写真やシーン回想など少ない感じでしょうか。 メイン5人だけでもそれなりに描けるか・・・大変ですしね、枝道は書くとしてもまず誰かのルートクリアしてからです。 目標は一話でヒロイン3人は出すことかな。最低でも二人・・・好感度と傷心度の上下ははっきりしてれば書くかも。 まあ、適当にのんびりやりまする。今年もよろしくお願いいたします。