「せっ…千年前!? 何を言っているんですか! ジェイル・スコッティ君!」『? …データには確かに千年前の人物だと記録してるが? あと、私はスカリエッティだ』「あーーーー!! 終わった終わった!!はいはい終わりましたよーー!! バイバイ俺の人生!」『終わったもなにも君は生まれたばかりだろう?』「現世の母上、父上、そしてチョッピー(ハムスター)先に逝く俺を許してくれ…」『とりあえず、落ち着きたまえ』第3話「デバスカ君と一緒!!」『高町なのは 出身:第97管理外世界「地球」極東地区日本・海鳴市 所属:時空管理局本局武装隊 階級:Data Delete 魔法術式:ミッドチルダ式・空戦S+ランク…』正気に戻った俺はとりあえずスカさんになのはの情報とこの場所の情報を聞いているのだが、情報量がハンパじゃない。正直頭痛いです。というかstsから千年後の世界とか、原作知識まったく意味がないじゃん。とりあえずスカさんの話に区切りがつくまで、俺は首がちぎれかけてる人形?に座りながら話を聞いていた。死体? に座るなんて罰当たりかもしれないが、ずっと立っとくのもしんどいし、ちょうどいい所にあったからついね。『高町なのはの情報は以上だ、次にこの場所だったね。ここは、アルハザードだ』「…もう驚かんから、続きを」驚かんというかもう驚けないんだよ!! なのは世界憑依とか、デバスカ君とか! 千年後とか!! もうお腹いっぱいだよ!!フェイトがレズに目覚めてなのはに求婚して子供が出来てました! って言われても驚かない自信あるよ!『理解が早くて助かるよ。ここは管理局が偶然みつけた次元世界の狭間にあってね。これを見つけた管理局は即座にこの場所に行こうとしたんだが、やはり虚数空間が問題になってね。場所は確認しているのに行けない。この状態が続いていたんだ』さすが千年後の管理局! アルハザードも見つけちゃってるよ!あれ? でも脳みそ達はすでに確認してたような気が…『その管理局の行動力のなさに呆れて自分で行動したのが君の下にいる彼だ』「えっ?こいつが?」椅子にしていたこいつがそうだったのか…『彼は元管理局員でね。自分に賛同する他の局員を管理局に秘密裏に集め、ある計画を実行しようとしていた』「ある計画?」『ここに来ることだよ。まぁ科学的に行こうとは考えてなかったみたいだね。アルハザードの場所を確認してその上から虚数空間にとびこむ。あとは、飛行魔法も消去されるからね。重力に引かれ下に落ちていき、それで運がよければアルハザードに無事着地というわけだ。紐なしバンジーみたいなものだね』科学者ってどいつもこいつも変態か頭おかしい奴しか居ないのか? 主に目の前のこいつとか。『だが、秘密裏にしている情報が管理局にばれてね。管理局はすぐに逮捕しようと思ったが、今から死ぬかもしれない奴を逮捕するより、まずこの方法でアルハザードに行けるかどうかを彼らで試すことにした。そして、そのためにこちらに情報をくれる味方を彼に渡した。「君の研究は素晴らしい。これからも頑張ってくれ」と言いながらデバイスをね』「デバイスって…まさか!?」『そう…ジェイル・スカリエッティの人格をもつデバイスの私だ。私はJS事件後は特に脱走などの行動はとらず、死ぬまで目だった行動はしなかった。私の死後、私の頭脳が再び必要になりもう一度クローンを作成という話になったんだが、それは危険という意見が多く出てこの形に収まったというわけだよ』「普通、警戒されないか? いきなり褒美だと言って得体も知れないデバイスを渡されたら」俺だったらまずスカリエッティのAIだって部分で、そんなデバイス要らないんだけど…レイジングハートとか、バルディッシュあたりのデバイスが褒美なら、喜んで使ってしまうと思うけどな。『そうだね。はじめは警戒していてなかなか私を使用しなかったが、やはり人間は目先の欲には勝てないようでね。しばらくしたら普通に使用されてたよ』「一応アンタ天才だもんなぁ…」宿題が終わってないときに出木杉君が目の前に居たら聞いてしまうよな。うん『私は彼らの計画やメンバーを管理局に伝える。そしてまた調べる、伝えるの繰り返しだった』「管理局の仕事ちゃんとするなんて…偽者?」『まあ彼らの行動にも興味があったし、いい暇つぶしになると思ってね』「あっごめん、やっぱスカさんだわ」『そして、彼らの準備も完了して人数も50人を超えてついに計画を実行する日がやって来た』<あとがき>感想でもはや何人か言ってますが過去にはもちろん行きます。あと何話かした後、多分無印に飛びます。ただ主人公はあまり強くないので従者?がつきます。一人は決まってるんですが…もう一人出そうか悩んでます。では!また!!