<フェイト> ……えっと、せつな、「お、おかえりなさい、せつな」「……」 ……ま、またドア閉められた……「フェイトちゃん。大丈夫、あの子照れてるだけだから」「そ、そうでしょうか? な、なんか、凄く、あれな顔してましたけど……」 まるで、何故お前がここにいるー……とか、その格好(メイド服)は引くわぁ……みたいな。「ふふふー。じゃあ、次は私の番だね?」 ……ふ、私でドア閉められたのに、貴女で反応なんかしない。せつなは、私の姿に照れただけだ。「あ、お帰りなさ……えええええええ!?」 ほら、やっぱり貴女じゃ駄目だ。 同じようにドアを閉めてしまった。「もう、あの子も大概照れ屋ね。クロノみたい……だけど、クロノより甲斐性あるのよね~」「ほっといてくれ」「ううう、せつなさーん……どうしてー……」 きっと、あなたが見るに耐えなかったからに違いない。 今度こそ、私を見て綺麗だねって。「……ふぅ。た、ただいま、母さん」「あら、お帰り。……どうやってベランダから侵入できるのよ?」「……あ、そういやすまん、ツヴァイ。飛行魔法ご苦労様。―――の家に送らなきゃいけないんだっけ?」「むぅ。念話もシャットアウト状態なので、しばらく家出ですぅ! ぷんぷんです!」「あら、可愛い。……せつなってば本当にモテモテね?」「……あのメイド二人は母さんの差し金だな? おら、二人とも、さっさと着替えて帰れ」 へ、あ、あの? せつな?「せ、せつなさん? 今なんて……」「……帰れ」「せつなさんが意地悪だぁあぁぁぁぁ!!」 ……うう。そんなぁ。「て、フェイトは何故泣く!?」「だ、だって、わ、私、こ、こんなかっこ、して、待ってたのに、酷い……よぅ……」「てぇ! フェイトちゃん泣き落とし禁止ぃ! それ卑怯だよ!」「だぁぁでぇえっぇぇ」 本当に悲しいんだよぉぉぉぉ。 せつなが、せつなが私に冷たくするなんて……悲しいんだよぉぉ。「……せつな?」「へいへい。……あれか? ―――と同じ事すればいいのか?」「あれは止めたほうが……と言うかですね? せつなさんはキス魔じゃなかったですよ?」「むぅ。……どうせ、俺、ここの世界の人間じゃねえしな~。……まあ、さっきと同じで」 ……あ、せつなが、また、抱いてくれてる。「にゃにゃにゃぁぁぁぁぁぁぁ!! フェイトちゃんずるい!」「叫ぶななのは! ……じゃあ、なのはは、これでいいか?」 ……ああ!? 頭撫でてもらってる!! なんて幸せそうな……「にゃぁぁぁ……せつなさん、気持ちいい……」 き、気持ちいいの!?「ぬことワンコだなこれ……あ? どうしたフェイト?」 え、えっと。「わ、私も、撫でて?」「……母さんか!?」「私何もしてないわよ~?」「く……エリオ? 俺みたいな情けない男にはなるなよ……必ず、女で失敗するからな!」 何の話だろ? あ、撫でてくれてる。 ……うう、確かに気持ちいい。 はぅああああああ。「……お兄ちゃん。かっこいい」「いや、エリオ。本気で待て。あれの兄として忠告するが、お前はああなるな」「今回はクロノ兄さんが正しい……くそう、何でこんなフラグ乱立してそのままなんだ俺……」 はぁぁぁぁぁぁぁ…… あ、溶けてた。 えっと、何でこんな事態になったかというと。「……私、高町なのは。あなたは?」 あの喫茶店でなのはと名乗る女の子に、絡まれまして。 どうも、なのはもせつなに気がある……いえ、これは気があるどころじゃなく、好感度マックスというやつです。せつな的に。 「私は、フェイト・テスタロッサ。……せつなの幼馴染だよ」 まずは牽制。 アリシア曰く、幼馴染はどの属性よりも、強い。 ……らしい。「むぅ! な、なるほど……私は、せつなさんに助けてもらったことあるよ!」「それなら私もある。……貴女とは、付き合ってきた年月が違う」 そして母さん曰く、敵とみなしたら、即座に黒焦げ……もとい、切り倒せと。「……わ、私、せつなさんにセミヌード見られたことあるもん!」「私は、せつなに、ぜぜぜ全部みらられたよ?」 子供のときだけど。「子供のときでしょ!? 私最近だもん!」 な、なにぃ!? ……あれ? カウンターの奥でお皿の割れる音が?「で、でも、貴女が誘惑しただけじゃないの?」「え? ……あ、あなたがいうの? わざとらしく泣きまねなんかして!」 な、あ、さっきの!?「あれは、本当に悲しくなって……それで……」「えええ!? ちょ、本当に泣かないで……えっと、ごめん」「あ、うん、ごめん。……せつな、私の事、覚えてないって……」「……うん。私の事も、あまり覚えてないみたいだね……」 ……せつな、どうしちゃったのかな? 私の事も、この子の事も、みんな忘れちゃったのかな…… どうして、こんなことに……「……よし、フェイトちゃん!」 ? 何か、決心した目で、私を見つめてる。「せつなさんに、思い出してもらおう! 私達の事!」「……でも、どうやって……」「勿論、一緒に居て、私達の事を思い出してもらうの! 丁度今日から連休だから、一緒に居られるよね?」 ……あ、そうだ。 その手があった。 ……この子、凄い。なんて前向きなんだろう…… 泣いてばかりの私とは、大違いだ。 「それで……最初に思い出してもらったほうが、せつなさんの恋人ってことで勝負だよ!」 勝負? ……そう、そうだね。 勝負なら……負けられない!「その勝負、乗ったよ……後悔しないよね?」「勿論なの……お母さん! しばらく帰らないから!」「な、なのは! お父さんははん「はい、いってらっしゃい。二人とも、頑張ってね?」も、桃子さん!?」 よし! そうと決まれば!「じゃあ、お先に」「ぬけがけ!? く、じゃあ、お母さん、あとお願い!」「待てなのは! 兄はゆ「はい、頑張って~」た、高町母! それでも親か!」 誰かを踏みつけたような音がしたけど、気にしないで置こう。 まずは、せつなの家で待って居れば! ……と、言うことがありまして。「……せつなの記憶を取り戻す為に、女の子二人の熱いご奉仕合戦! ……なら、戦闘服は、メイド服で決まりでしょ?」「……クロノ兄さん。この母は埋めたほうがいいのか、それとも調教か?」「……どっちでもいいが、後者はせめて家の外でやれ」「野外プレイか。兄は鬼畜だな……エイミィさんとやったの?」「よし、じゃあお前を埋めることにしよう」「……エリオ~~~。息子二人が虐める~~~~」「えっと、その……どう答えていいのか分かりません」 齢五歳にしてそのスルースキル。 この子、できる……! まあ、とにかく。「せつなさん! お母さんにするなら、まず私が!」「せつな? 私なら、何されても平気だから」 絶対に負けない!「……まず、プレシアさん呼んだ方が早いか……兄さん。高町家調べて電話。恭也さん呼び出して」「そうだな」「「見捨てないで~~~~!!」」 そして本当にせつなは記憶失っているの? やり取りは、いつもどおりなのに…… <せつな> ……え? これなんてエロゲ? 帰ったら恋人候補二人? メイド姿でお出迎え? 聞くと、俺の無くした記憶を思い出してもらうために、四六時中一緒に居るらしい。 で、最初に思い出してもらったほうの恋人と…… おいおい。 その恋人候補その壱。「えっと、あーんしてください?」 高町なのは。通称『エースオブエース』『管理局の白い悪魔』『魔王』 ……だが、この世界では、俺のクラスメイトで、数年前からずっと同じクラス。 先日、彼女の貞操の危機を俺が救ったことで、徐々に上がってた好感度がいきなりマックス。 今回の件に乗り出したという……必殺技。無垢な笑顔。 恋人候補その弐。「あ、ご飯粒ついてるよ? ……ふふ、もう、しょうがないなぁ」 フェイト・テスタロッサ。通称『エリート執務官』『死神』『露出狂』 ……だが、この世界では、俺の幼馴染。クラスも同じらしい。 彼女の幼少時に、俺が尽力して、彼女の家庭を整えたのに好感度が急上昇。 今回の件に尽力する模様……必殺技。泣き落とし。「……ふぇ~。せつな君やるねぇ~? エイミィさんびっくりだ」「はっはっは。俺自身びっくりデスよ義姉さん……悪いけど、二人ともそっち送っていい? 寝る場所」「「駄目」」 お前らが駄目言うな。「……母さん?」「あら? 私はいいわよ? 久々に甘える?」 俺が母親の部屋に行けと? そして嬉しそうにするな、母。「エリオ、母さんの胸揉み倒してやれ。俺が許す」「弟を性犯罪者にするな!」「え、えっと、遠慮します」「母さん振られた~」「うううう。息子たちが酷い!」 ……みんなノリいいな~。俺じゃなくてフェイトの入ったハラオウン家じゃ、こんな会話しねえんだろうな~。「あ、せつなさん?」 あいあい、なんざんしょ、なのはさん?「後で一緒にお風呂入ろうね?」 ……はい? いや、そんな、頬赤らめて言わんでも、さらに直球で。「……なのは? 勿論、私も一緒に入るんだよ?」 フェイトさん? 何でそんな対抗するんですか?「そうだね、二人で一緒に入ろうか」「うん、二人でね」 ……ああ、なるほど。「じゃあ、俺はその後で「「せつな(さん)も、一緒だから」」……ハラオウン家の良識様。判定どうぞ」 クロノ兄さん、良識ある教育的指導を。「……ふ、ノットギルティ。女に溺れて溺死しろ」「何であんたがその言い回し知ってやがる……くそう。エイミィさん。後で兄さんの隅々まで洗ってやれ! 搾り取るほどに!」「あいあいさー! ふふふ、クロノ君覚悟してよん?」「く、貴様……」「ふふふ。孫の顔は早く見られそうねー?」「……」「エリオー? 言いたいことがあったら言ってやれー? ……ね? リンディおば」 !? さ、殺気!?「……せつな? ちょっと、お話する?」「……申し訳有りませんサー」「マムよ」 こ、殺されるかと思ったんだよもん。「駄目だよ、せつな。女の人にそんな失礼なこと言っちゃあ」「そうそう。『義母さん』は大切にしないとだよ?」 ……何ちゃっかり嫁の立場に立ってやがるこの栗毛ぬこ…… 「……せつなさん。大変ですね~?」「……お前だけだよ、俺の苦労わかってくれるの……」 うう、ツヴァイに癒される、俺って一体…… 食事の後は風呂。 ……そして。「ツヴァイ! 『凍てつく足枷』! ドア固めろ!」「はいです! ……どうでもいいですけど、ツヴァイはいいですか?」「あんな凶悪なボデー二人も見てたら、俺、三分持たずに犯罪者確定だよ……あ、俺ロリコンじゃないから、ツヴァイは平気」「……なんか納得いかないです」 ちょっと氷でヒンヤリするが、性犯罪者になるよりかましだ。……明日、はやてに頼み込んで、しばらくツヴァイ貸してもらうか……「……せつなさん、綺麗な体ですね?」「そうか? ……筋肉付きにくいんだよな~」 この頃の俺って、こんなに細かったんだ。 ……うん、そうだな。 すずかの言ってた、俺がもともと二十歳男性説は少し納得。 で、あれか……「……やっぱり、ショックですか? せつなさんの本当の家族が……その」「まあね? ……んで、記憶が無いのがさらにショックだ……」 アリサ曰く、俺が一番記憶の欠落が酷いらしい。 二人が言うに、俺がみんなの中心で、八歳の頃から魔法を使いだし、夏には管理局に入局。さまざまなイベントをこなして、自分の部隊まで準備したという。 ……で、修学旅行初日に、ロストロギアを起動させてしまい、ここに放り込まれたそうだ…… 二重トリップとは、やってくれるじゃないか。「じゃあ、俺のデバイスって、どこにあるんだろ?」「……せつなさん。ツヴァイとユニゾンしてみるですか?」 ……はい? て、唐突だな。「多分できると思うです。……危なかったら、直ぐに離れるです」 ……ほむ。面白そうだな。「よし、やってみるか」「じゃあ、いくですよ?」 裸のツヴァイが俺の胸元に飛んでくる。 ……ちょっとドキドキ。 「いくですよ~? ユニゾン・イン!」 ……ツヴァイが俺の中に溶け込んでいく……あ、あったかい。 ふむ? 今のところ、危険は無いな……「どうだ?」『……び、びっくりです。せつなさん、ユニゾン一発成功の上、私との相性バッチリですよ?』 ほう。それは凄い。 ……おお、髪と瞳の色まで変わっている。 蒼銀か。こりゃ、かっこいい。『……し、しばらくこのままでいいですか? せつなさんの中、暖かいです』「そ、それは構わんが……台詞がエロいぞツヴァイ……」 意図して言ったわけじゃないだろうが。しかも、俺、女側~。 後、さっきからどんどんうるさいな。 すりガラスの向こうに、明らかに分かる栗毛と金髪。 ……しかも、バスタオル装備。 そんなロマン。もったいないけど、俺が許さん!「そろそろ上がるか?」『はいです~』 すげえ溶けてるなツヴァイ。 さて、と。 ツヴァイとユニゾンしてるから、術式の構成は分かる……よし。 「氷結破砕!」 ドアにへばりついてた氷が、次々に砕けていく。 ……よしよし。 ドアを開くと……お、おう。 フェイト肌白いな~。そ、そしてその凶悪なバスト…… なのはもその、とっても谷間が……酷くエロイです。 「あ、せつなさん酷い~~~~。締め出しす、る、ななな?」「せつな……髪、どうしたの?」 ……ほむ。「ああん? 染めたんだけどどうよ? イカしてね?」 どこの不良だ。 言ってて恥ずかしくないんだろうかこの不良言葉。「「せ、せつな(さん)がグレた!」」「へ。俺の気持ちなんか誰もわかっちゃくれね~んだよ~」 二人をスルーして、さっさと部屋へ。 ……あいつらの目の前で着替えられるか。 恥ずかしい。『ちゃんと、羞恥心はあるんですね? ……すずかちゃんにはあんな凄いのしたのにです』「言うな。……てか、あそこでワンモアとか言われるとは思わんかった……」 それでやっちゃう俺はド外道。 寝巻きに着替えて、ベッドイン。 ……と、言うか。「……ツヴァイ~? ユニゾンしたままだけど、このまま寝て大丈夫か? 起きたら融合してましたとか、死んでましたとかは嫌だぞ?」『それはないですが、確かにちょっと怖いですね。じゃあ、ユニゾン・アウト!』 離れていく感覚。 ……うん、元の俺だ。 て、ツヴァイさんや?「……服、なかったのか?」「は!? はわわわわわ。……せ、せつなさんのエッチです」「俺のせいか……ちょっと待ってろ」 ハンカチ二枚でツヴァイを包み、ちょいちょいちょいっと。「これで寒くないか?」「……ふあ、可愛いです~」 布二枚でできる簡易ドレス。あまり激しく動くとチラリズムの極致。 大きいお友達に大絶賛間違いなしである。「……むう、ツヴァイも可愛いな……元の記憶戻ったら、ユニゾンユニットの研究でもしてみるか……」 どこまで知ってるか分からないけどね! マリエル・アテンザ技師と知り合いらしいから、そっち方面から攻めていこう。「せ、せつなさん、ツヴァイ可愛いですか?」「ん? おう。可愛いぞ?」「え、えへへ~。せつなさん大好きです~」 むう、飛びつかれてほっぺたすりすりされてる。 ……ひょっとして、俺こんな風に無意識にフラグ立ててたのか? ……それ、なんて北の国の奇跡持ち。 ヒロインも丁度五人だしね! そして、何の話か?「じゃあ、寝るぞ~?」「は~いです~」 さて、寝るか~~~。 ん? ぬことワンコ? そう言えばこないな。まだ風呂入ってんのかな? ……むぅ。ちょっと気になる。 が、気にしたらつけ上がる。 ここは心を鬼にして、無視を決め込む。 おやすみなさー………… ……「……」「……」 ……あー、ツヴァイ? あのベランダにいる二人は何だと思う?「多分、ベランダから侵入しようとしたところ、鍵が掛かってて入れなくて、戻るに戻れないネコさんといぬさんです」 だよなぁ。 ……なあ、ツヴァイ?「俺がもし、暴走したら、氷付けにしておいてくれ」「……分かりましたです」 やれやれ。「うら、お前ら。風邪引くから中入れ」「「せつな(さ~~ん)……」」 仲いいんじゃないか? お前ら…… 二人を部屋に入れ、窓を閉める。「……お前らの目的は、添い寝か?」 二人して首を縦に振る。 ……二人とも、風呂上りで直ぐに外に出たようで、とっても寒そうにがたがた震えてる。 しかもパジャマ一枚。……フェイトは家から持ってきたんだろうけど、なのははそれ義姉さんの? ……はぁ。「一応聞いておくが、貞操を失う覚悟できてるんだろうな?」 あ、固まった。 ……が、同時に解凍。 二人して顔を真っ赤にし、首を縦に高速で振る。 ……ドンだけフラグ立てればこんなに懐かれるんだ俺……「はあ……ほれ。寒かろ? 先、フェイト」 掛け布団を上げると、飛び込んでくる金髪ワンコ。 その隣に入り、「ほれ、なのは」 呼ぶと俺を挟む形で栗毛のぬこが入る。 ……で、最後に。「ツヴァイ、消灯。……おやすみ」「「「おやすみ」」なさ~いです……やっぱり、せつなさん鬼畜です」 どやかましい。 ……もちろん、右腕にフェイト、左腕になのはが絡んで、暴走寸前。 どうせ、俺を好いてるアニメキャラ、やっちゃえやっちゃえ~……できるかーーーー!! 俺が立てたフラグならまだしも、いつの間にか立ってたフラグなんか回収する気にもならんわ! 後、よく考えれ? こいつら、まだ十四歳! 軽く淫行罪で捕まってしまう。流石にそれはまずい。 この世界では、クロノ兄は警察官だそうだ。 身内に手錠かけられるわけにはいかない! ……ふふふふふ。あすか~姉さん~……俺を助けて~。 [一日目終了] <???> ……あはは。物凄いフラグ乱立だよね? でも、ここはロストロギアの中。そのフラグは、彼女たちが勝手に立てたもの。 今までの記憶を代償に、代換えの記憶を作り、その記憶を頼りに動いている。 ……それは、依存率が高ければ高いほど強くなる…… この二人は、よっぽど強かったんだね? ……けど、おかしいな。 彼の記憶を穿り返したら、普通、フェイトとはやてになるはず…… 何で、なのはは彼に依存しているんだろう? 変なの…… もう一度、調べてみよう。 彼女の記憶も一緒に調べれば、何か分かるかな……?*導入部はともかく、一話が長すぎる件について。作者です。最近はネットカフェにて投稿しているので、家で書いたストックを大量放出しているわけです。この話は三期開始一年前までのストーリーは出来てます。多次元・ゼロ魔の方は夏休み(トリスタニアの休日)に入ってます。多次元本編にストックはありません。……一気に放出しない、作者のチキンをどうか許してください。さて。キャラ崩壊の激しいこの話ですが。受け付けられなかった人はごめんなさい。主人公の人格も、少しだけ変わっていますが、理由はあるんです。もう少し待ってくれたら、皆様の知ってるせつなが戻ってくる……はず。言い訳しすぎですね、はい。作者でした。