短かったこのシリーズもついに終わりました。ひと月ほどかけて僅か5話というのは大変遅いペースだったと思います。更新速度が速い作家さんは本当にすごいと思いました。
処女作の今作ですが、我ながらノリノリでかけました。時間がかかった理由は……アイディアが浮かばなかった事が大きかったです。やりたいことは決まっていても、細部を考えるのに非常に時間がかかりました。お風呂入りながらとか、バイトの最中に考えていたりとか、なんとかひねり出すと、今度は前を修正する必要があるような内容が出てきて、あれよあれよとなんとか矛盾が出ないように脳内設定を変更したり。
最終話がやけに時間がかかったのは、自称、終わらせたくない病にかかってしまったからです。なんだそりゃーと思われる方が大半だと思います。実は作者はゲームをやってもクリアできない人間でして、RPGをやっても、ラストダンジョンになると意味もなく止めて、そのまま離れてしまうことが多々あったのです。これはまずいと思っていたので、今回完結できたことはうれしかったです。相変わらずやる気が起きなかったのですが、そういうとき貰った感想が非常に心強いものでした。
この作品は厨二でできています。本当にその通りで、ぼくの考えた最強の能力を地でいってるキャラクターが主人公という、あまりにも恐ろしい作品です。それでも書きたいと思ってしまったので、別の人の視点に固定することで、あまり嫌みなく書きたかったのです。
主人公の名前の由来は、トヨタの車の名前(カリムさん関係にしたかったので)と、外観を現す単語のエクステリアをくっつけました。エクステリアというのは、単体に意味はなくて、ただ単にヴィッツのHPを見たときに見つけたコンテンツ名から。
終始カリムさんの口調が安定しなかったのは痛い。これは間違いなく次回作への改善点だと思います。なんとかおかしくない女性キャラクターを書きたいものです。
ぐだぐだと書いてすみませんでした。拙作を読んでくださった全ての方へ感謝を。
ものすごい修正しました。なんというか、冷静に考えたら三人称で名前を出さない意味なんてないじゃないか、と気が付いて。修正できるのが、ネット小説のいいところだと思います。本当に。