序章までの主な登場人物紹介
●レシア・クライティ●
本作の主人公。
かつては普通の大学生(理系)だったが、ある日事故に巻き込まれ死亡。
気が付けばアリシアのクローンを産み出す前の実験で作られた、誰ともわからないクローン体に憑依(本人は転生と認識)してしまう。
見た目は黒髪黒目の愛らしい少女である。魔法に関してのスペックは高く、同年代の平均的な人間より頭一つ以上飛びぬけている。
……しかし本人に戦闘センス自体はあまり無い。性格は普段は思いのほか冷静で、子供好き。
しかし抜けているところも多く、大人から見れば背伸びしている子供にしか見えない。
クローン体ゆえの劣化のせいか、身体に裂傷多数。それが周りの人間に変な思い違いを与えていたりする。
●ルシィ・クライティ●
魔法学校の保健室の先生であり、レシアの義母。
レシアを自分の愛娘として深く愛している人物。たまに愛が暴走してコスプレさせたり、アルバムを沢山作ったりするが、愛なら仕方がないよね。
子供好きで優しく、レシアに対しその優しさはどこまでも。
ちなみにレシアに敵対するということは、ルシィと敵対することと同意である。
●クレイン・ティエスタ●
魔法学校に在籍している天真爛漫な女の子。
レシアが一番最初に仲良くなった人物であり、また本人もレシアのことを一番のともだちだと思っている。
実はユーノのレシアに対する好意に気付いている節がどことなくあったりする。
●ユーノ・スクライア●
本作のもう一人の主人公。
言わずと知れた原作キャラ。魔法学校でもくもくと勉強するなか、図書館で出逢ったレシアに一目惚れ。
以降、レシアの何気ない言葉に振り回される努力の男。
レシアのために魔法の勉強を疎かにして料理を覚えたり、レシアが魔法が出来る人が好きと言えば遅れを取り戻すどころか追い残す勢いで勉強したり。
レシアが卑怯な手段で模擬戦に負けた挙句には、自作デバイスを作り上げレシアと一緒に戦ってしまうほどである。
原作では優秀な結界魔導士であったが、新デバイスのアイギスを手にしたことにより、ユーノ自身にもさらなる戦闘能力が追加された。
ちなみにレシアと敵対するということは、ユーノと敵対することと(ry
●クルカスとブシャイム●
模擬戦で卑怯な手でレシアを倒した二人組み。
しかし後の模擬戦で結局はレシアの砲撃の前に敗北。ようはかませ犬である。
本作で登場したデバイス
○スティレット○
レシアが鼠返しのような縦穴の底で拾ったインテリジェンスデバイス。
最初は脱出のキーアイテムだとレシアに思われていたが、機能の全てが初期化されており、全く役に立たなかった。
後にレシアの手によって、ディバインシューターやディバインバスターなどの魔法をプログラムされ、実用に値するデバイスになった。
ちなみに今のところスティレットにプログラムされた魔法は、なのはが使っていた魔法と同名だが、性能は誘導性能が甘かったりと多少劣化している。
○アイギス○
ユーノが作り上げた攻撃特化型デバイス。
ほぼ全ての処理機能を攻撃魔法に費やすことで、術者の能力以上の攻撃を可能とする。
ユーノはまだ扱いに慣れておらず、今後のユーノの成長、さらにはアイギスの調整によってはさらなる攻撃能力の上昇が期待される。
ちなみに、ユーノ専用で、ユーノ以外には扱えない。