私の家を訪れたアリサの第一声は「何その格好!?」であった。 確かにこの服装は色々と問題が多いと私自身も思う。 何しろ制服の胸元は開いており、私の自分で言ってて何だが、豊満な白く艶やかな胸が見える。 正直、この格好はよろしくない。 非常によろしくはないのだが……如何せんボタンが留まらない物は仕方が無いと思うのだ。 いや、私としてはどうにかしたかったのだがクラウが……その、な?「やはり……そう思うか?」 私は恐る恐ると言った風に目の前で若干頬を赤らめながらわなわなと震えているアリサに問う。「あ、あたりまえでしょ!?」 帰ってきた彼女からの答えは至極当然であり、また半ば予想の出来た答えであった。 よくよく見ると、私の胸のアンダーを留めてあるボタンも弾け飛びそうな程に伸びてしまっている。 これを見ると、私が如何に自分にあっていないブラを使っていたかが良くわかるが……そうだとしても、これは伸びすぎだろう……どうなっているのだ。 だが、今はもうどうしようもない事には変わりないだろう。 かといって、この上から何かを羽織るには5月末である今の気温では暑すぎる。 いやだがしかし……このまま、と言うのも…… 私がそうして悶々と悩んでいると胸元から不吉な音が轟いた。 それは何かが弾け飛ぶ音。 耐久限界を超え、許容量を超えた一種の開放感。 それはしがらみから、束縛から解き放たれた悦び。 ただでさえ、水色の縞模様と真ん中にあしらわれたピンクのリボンが可愛らしい私のブラ。 辛うじてアンダーをボタンで留めていた為に、私の胸は半分くらい顔を出している状態であった。 それでもアウトだが、何とか、そう……何とかこれなら、行けるか……? とも思っていたのだ。 だが、現実は非情。 事実は小説より奇なり。とは、よく言ったものだ。 完璧に露出した私の胸。 目の前には、唖然とした顔のアリサ。 その視線は私の胸と、弾けて糸が解れた聖祥の制服とを行ったりきたりしている。 ついでに、アリサの後ろで彼女の鞄を持って待機していた鮫島は紳士らしくそっと視線を逸らしている。 そして私は……うん。なんだ、その……恥ずかしい……な。 私は未だに凝視し続けているアリサから胸を隠すべく手を前へと持っていき、そっと自分を抱くようにして隠した。 が、「……ルイン。ちょっと待ってね」 アリサがそう言って、私が隠している胸をもっと見せろとでも言うように私の腕を強引に引き剥がした。「久しぶりに見たけど……本当にどうなってるの? あんたのコレ」「あ、あり……っさぁ、んぅっ……!?」「あんた、また大きくなったんじゃないの? コレ。ねぇ……どうなってんのよ。本当に、コレ……」 そう言いながら、アリサは私の胸を容赦なく揉んでく、る……んぅ……っ 確か、に……自分でも相当大きい…っと、おも……う、が……ぁ……「あり、さぁ……揉む、のはぁ……やめ、てぇ……」「はっ!? 何してんのかしら……私は……でも、ルインがそんなの着てくるのが悪いんだからね! ちょっとは自分の身体がどうなってるのか自覚しときなさいよ」 アリサはそう言って、私の胸を揉むのを止めてくれた。 しかし、私は不思議な感覚に囚われる。 アリサの手が私の胸から離れた時。私は確かに残念と思ったのだ。 その感覚に戸惑う。 何故、私は残念だと思ったのか。 もしかしたら、私にはそっちの気でもあるのだろうか。 いや、そんな筈は無いだろう。 私は一応その、恋愛に関しては普通だと思う。 しかし、万が一にもという事もある。 いや、だが……うぅぅむ。 こればっかりは、自分では解らないわね……っと今の語尾は何だ。私らしくない。「いや、アリサ……私も好きでこんな格好している訳では……」 とりあえず、思考を区切った私はアリサに言い訳をする。 もちろんどうしてこんな事になっているのかと言うのも、先ほどクラウと話した内容から推察し……いや、十中八九それが原因だと思うが。 兎にも角にも、私は理由を説明した。「何よ。と言うことは何? あんた、採寸の時に自分の胸よりも数ランクも下の下着をつけてたってわけ? それで今は自分にあったのをつけてるから、そんな事になったって言いたいの?」 アリサは私の説明を聞くと、目を細めてそう言った。 彼女の目からは、何故かハイライトと呼ばれる光の光沢が無くなり、さながら流行のやんでれ? とやらの目つきだ。「悪いんだけど、ルイン。あんたの言ってる事はただの自慢にしか聞こえないわ。私に胸が無いからってそうやって自慢してるんでしょう?」 そう問われた私はアリサの只ならぬ雰囲気に恐れつつ「自慢などしている訳では……」 そういって目を逸らした。「…………まぁ、いいわ。私はまだ小学生だし、そのうちにルインなんて目じゃないくらいに育ってみせるから……鮫島」 アリサは私にそう告げると、未だに、だが、自然と目を逸らし続けていた鮫島を呼んだ。 すると彼は呼ばれるのは解っていたと言わんばかりに「はい、お嬢様。こちらですね?」そう言って鞄を片手に移すと、もう一方のてから新しい聖祥大学付属小学校の制服が出てき……どこから出した?「どうぞ、ルイン様」 私に向けられるひとつの制服。 それは何処からどう見ても、聖祥大学付属小学校の制服。しかも新品だ。「……」「ルイン様?」「あ、あぁ……すまん。有り難う」 私はそう言って鮫島から新しい制服を受け取った。 だが、この制服は何処から出た。「それ、着て見なさい。たぶん合うから」 アリサは私に手渡された制服を指差しながらそう言ったが、たった今受け取ったこの制服が合う……だと? そんなまさかと思いながらも私は、アリサと鮫島に一言断りを入れる。「すぐ着替えてくる」「えぇ、行ってらっしゃい。待っててあげるから」「行ってらっしゃいませ。ルイン様」 二人に見送られるままに玄関を開け家に戻る。【I was good. Ruin. Get a new uniform】(良かったですね。ルイン。新しい制服もらえて) 戻った途端に胸元に下げているクラウから、ミッド語で話しかけられた。「……クラウ。何故ミッド語なんだ?」 私が問いかけるとクラウは【いえ、特に意味はないんですが……たまには良いかと思いまして】 そう言ってきた。【まぁ、そんな事はいいでしょう。ルイン? 着替えないと本当に遅刻してしまいますよ?】 クラウに続けざまにそう言われた私は、何処か釈然としないまま着ている制服を脱ぎ、新しい制服に袖を通してみた。「……ぴったり……だと……?」 流石の私もこれには驚く。 アリサには私のサイズは話していない筈だ。 もちろん鮫島にも言っていない。 だと言うのに、この制服は私の胸を楽に包み込んだ。 否、完璧にフィットしていると言ったほうが正しいのか? 緩くも無く、きつくも無い。絶妙なサイズだ。 これならば、本来成長したとしても、小学校を卒業するまでは持つだろう制服のサイズ。【ぴったり、ですね。流石は97管理外世界の執事と言ったところでしょうか】 クラウは涼しげにそう言った。「そう言う物……なのか? これは」【現にぴったりじゃないですか。そう言う物なんですよ】「そう……か」 クラウの言葉に終始首を傾げつつも、ぴったりと合ってしまったものは仕方が無い。 それに、態々私の為に用意してくれたものだ。敬意を表し、着るのが常識という物だろう。 制服を無事に着こなした私は、数々の謎を残したまま再びアリサと鮫島の待つ外へと出た。「アリサ。それに鮫島。制服、有り難う。助かったよ」 私は一応、二人に礼の言葉を述べると「うん。ぴったりだったみたいね」「良くお似合いですよ。ルイン様」 二人からの暖かな返答だったが、アリサの目が何処か獲物を狙うような目つきに一瞬変わったのが気がかりだ。 今日は私の転入初日と言う事もあってか、アリサの家の車で送ってくれるらしい。 黒塗りの高級リムジンに私とアリサが乗り込むと、鮫島は静かにドアを閉め運転席へと向かう。 そうして、鮫島も乗車すると車は走り出した。 快調に進むリムジンは、全く揺れを感じさせない。実に良い乗り心地と言えるだろう。 そんな中で私はアリサと会話をしながら昨日の事を思い出す。 それは本局に護送され、今も廃人のように変貌してしまったプレシア・テスタロッサの事。 そして、丁重に葬られたアリシア・テスタロッサの亡骸。 全てを知った上で、自らの姉の死と母の現状を見て涙を流すフェイト・テスタロッサ。 リンディはそんな現状のフェイトの事が気になるのか、一時的にでも彼女を家族として迎え入れたいと言っていた。 だが、事実プレシアが生きている事からそれを拒み続けるフェイト。 それは当然と言えるだろう。 ただ、問題はプレシアの状態だ。 現在廃人と化してしまってもいると言うのもあるが、彼女は病を患っている。 本局医務官の話だと、今から処置をしても助かる見込みは無いとのだ。 助かるとすれば、私が制約を無視して世界へ干渉すれば何とかなるが、それは傲慢と言う物であろうし、そんな過ぎた力は他の災いを呼ぶ。 それ以前に、私自身が暴走する事は確実だ。 そうなれば、アルフレッド達の思いのままという事にも繋がってしまう。 これは阻止せねばならない。 かと言って、一母親として、プレシアの友人として彼女を放って置く事も謀られる。 ままならない。実にままならない。「それでルインは何年生に転入するの?」「確か5年の何組だかだったと思う」 しかし、このままでは来月の上旬に控えた裁判にプレシアを立たせる事も出来ないだろう。 例え行けたとしても、それは一方的な裁判となる事は確実。 完全に未遂であったとしても、その罪は重い。 倫理に反した人の複製を行い尚且つ、次元震を発生させ無理やりにでも閉ざされた都。アルハザードへと渡ろうとしたのだ。 彼女の魔導師適正からして、死罪は無いとしても管理局での生涯にわたって無償奉仕は不可能であるし、何れ近い内に彼女は永久に眠る。 では、その皺寄せは誰に向かうのか? 確実に彼女の仮にも娘であり、ジュエルシード強奪の実行犯でもあるフェイトへと行くだろう。 ミッドは就業年齢が異様に低い事もあってか、犯罪者に対して年齢の優劣と言う物は無い。 幼かろうが、大人と同じように罰せられる。 だが、フェイト自身が高ランク魔導師という事もあってか、管理局側としては罪を軽減したり或いは無かった事にする一環として彼女に嘱託の道を勧めるだろう。 とは言え、調べで彼女がプレシアから過度の虐待とも言える行為を受けており、半ば親という立場を利用して強制的に事に当たらせていたと言う事実もある。 それを考えるとそこまで重い罪にはならないだろう。 重くて、管理局で数年の無料奉仕と言ったところか。 もちろん、保護観察付の、だが。 ここで問題なのが、法廷でフェイトはどのような発言をするかだ。 私自身も海鳴の家へと帰る前に少しだけ会った程度だが、ひどく……純粋で純真な娘であった。 あの性格を鑑みるに全ての罪を母であるプレシアではなく、自分に来る様な発言をしかねない。 もしそんな事があればと考えると……いや、この辺りはクロノやリンディが何とかするだろう。―――それで……って、ルイン!」「……」「ルインってば!!」「ん? あぁ、どうした? アリサ」「どうした? アリサ。じゃ、ないわよ! 話聞いてた? というよりも、また何か考え事してたでしょ。思いつめた顔してたわよ?」 言われて私はそんな顔をしてしまっていたかと、自分の顔を手で触る。「はぁ……全く。なのはとすずかも何か言ってやって」「ルインちゃん。私達でよかったら相談に乗るよ?」「うんうん。どうしたの?」『ここでは言えない事。なのかな?』 気がつけば、いつの間にかリムジンの中には、なのはとすずかの姿があった。 なのはからは、心配する声と共に、同じように念話でも私を気遣う声音で問いかけてきている。 すずかにしても心配してくれていると言うのが伝わる。「いや、ただ今日の夕飯の献立を考えていただけだ。心配を掛けたようですまない」 私は声に乗せ、嘘を言う。 だが、そんな私の機敏を知ったのか。 三人とも「それならいいけど……何かあるんなら言いなさいよ?」「私も。困ったことがあったらいつでも相談に乗るから」「わたしもっなのはも相談に乗るからね?」そう言って励ましてくれた。 この三人の中で、数えるのも比べるのも馬鹿らしいくらいに年を取った私が励まされるとはな。 嬉しいという気持ちの他に、申し訳ないという気持ちもある。 いつかはこの三人にも。アリサやすずかは魔法やそういった事象とは関係無いとは言え、話さなければならないだろう。 私と言う存在を。 そう、心に決め、私は三人に微笑んだ。 小学校へと到着すると、私は三人と別れ、一路事務室を経由し職員室へと向かった。 事務室へは、今日から転入する事になった旨とその手続書を渡し、職員室へは今日から私の担任となるだろう者に会うためだ。 そうして、職員室の前で皮製の学校指定の鞄を持って待っていると私の担任だろう女性が笑顔を浮かべて話しかけてきた。「おはようございます。貴女がルインちゃんでいいのかな?」「おはよう。あぁ、私がルインだ」 そう言って彼女と目線を合わせると、一瞬眉を顰められた。 その視線は私の目と合っている事から、精彩に欠けた瞳を見て何か思う事があったのだろうと予想するが、教職という事もあるのかその疑問を追いやり、直ぐに笑顔を浮かべ「それじゃぁ、今日からよろしくね。ルインちゃん」 そう言って手を差し出された。 私はその手と担任である彼女を見比べて、笑みを浮かべながら握手をし「あぁ、よろしく。先生」 と言った。 これから私の小学生ライフが始まるのかと考えると、ここに来るまでに考えていた今後の在り方や問題を少しの間忘れ、今更小学生になるのか。私は。 そう考えずにはいられなかった。 先生に連れられて向かうは教室。 その間に改めて簡単な自己紹介をした。 一応、私は海外の企業家にして年齢こそ子供であるが、既に子持ちである事も話した。 無論、子持ちと言ったら大慌てで何やら聞いてくる先生の誤解を解くのに多少の時間を要したのも事実だが。 先生の名前は近藤 知恵と言うらしい。 自己紹介が終わってからは、私は彼女の事を近藤教諭と呼んだのだが、御気に召さなかったらしく知恵先生と呼ぶ事になってしまった。 近藤教諭と呼んだ時の彼女の顔は落ち込み、今にも廊下の窓から飛び降りようかな……と言う程であったが、知恵先生と呼ぶと大輪の花が咲いたような笑顔を浮かべたのだ。 これでは彼女の生命と私の精神の安らぎの為にも知恵先生と呼ばざるおえないだろう。 そうして連れられてきた教室。 今は知恵先生が先に教室へと入り、私の簡単な紹介をしている。 内容としてはありがちであるが、それが格式と言わんばかりに大きな声で「みんなー! 今日から転入生が来ます。仲良くしてあげるようにっ!」そう言うと教室中から元気な声が返ってくる。 中には「男ですか!? 女ですか!?」という言葉や「かっこいい!? かわいい!?」等の言葉が飛び交っている。 それを聞いて、微笑ましく思った私は知らずに笑みを浮かべていた。 しばらくすると、知恵先生に呼ばれ、私は教室の中へと足を踏み入れた。 感じるのは多数の視線。 それは好奇の視線も含まれているが、若干……いや、若干ではないな。 多くの視線が私の胸へと注がれているのが解った。 やはり5年生。思春期なのだろうか。 ちらりと教壇へと歩きながら横に視線を向ければ、胸を見ているのは男子だけ……ではなく、女子も相当な数が凝視ししていた。 揺れてしまっているのだろうか。そう不安になるが、しっかりと胸は制服に包まれているし、その下は不用意に胸に刺激が行かないように下着が守っている。 その事に安心すると教壇へと着いた。「ルイン・ラグナロクです。名前からも解ると思うが……私は一応日本人ではない。日本語が流暢なのは、以前にこちらに来たことがあるからだ」 教壇へついた私は実に簡潔に自己紹介をした。 その後は私の席決めであるが、前もって用意されていたのか私の席は田中達也という少年の隣らしい。 彼の所まで歩いていき「今日からよろしく」 微笑みながらそう言うと、彼は一瞬顔を赤らめながら「お、おう」 と、何処か恥ずかしそうにそう言った。 席へとついた私は軽く隣にいる少年の名前を改めて聞いた。 やはり、知恵先生に言われ知ったと言っても、初対面なのだ。直接に聞くのは礼儀だろう。「達也……で、名前は合っているか?」「あ、ああ。合ってる」「そうか。なら、改めてよろしく……達也。私の事はルインとでも呼んでくれて構わない」「よ、よろしく……ルインちゃん?」 達也少年は赤くなりながらそう言うが「呼び捨てで構わないよ。私も君の事を呼び捨てで呼んでしまったしな」「じゃぁルイン。よ、よろしく」 そう言ったのを確認してから、私は手を差し出す。 達也少年をそれを不思議そうに暫く眺めていたが、やがて得心が行ったのか自らの手で私の手を握り、お互いに握手をした。 その時に、クラス中の男子から露骨過ぎる殺気に似たような物が達也少年目掛けて飛んでいたが……何なのだろうか。 その後は順調に授業は進み、一度目の中休み。 待っているのはクラス中からの質問攻めの嵐であったが、中には唐突に私の事を「おねぇさまと呼んでいいですか……?」や「ルインお姉ちゃんって呼んでいい……かな?」や「俺の味噌汁を毎日作ってくれないか……?」等というよくわからない事を言われたが、これがこの世界の地球の、日本での挨拶なのだろうか? 終始疑問が残るが、たぶんそうなのだろうなと思い「同じ年の私でも良いのなら、好きに呼んでくれて構わない」 おねぇさまと呼んでいいか聞いてきた吉野沙織は私の返答聞いて情欲に満ちた視線を向けてきたが、きっと親愛の証なのだろう。「いや、別に構わないが……流行っているのか?」 私の事をルインお姉ちゃんと言った、斉藤香織は私の返答聞くと、喜色満面に微笑み「ルインお姉ちゃん!」と言いながら抱きついてきた。「? 私で良かったらいつでも作りに行くが……」 それを聞いた吉田祐樹は結婚式はいつにする!? とか聞いてきたが、私は「結婚式? 味噌汁を作りに行く時は結婚しなければならないのか……?」と、心の不安を隠さずに言ったりと、中々に楽しい時間を過ごせた。 そんな風に学校で過ごしている中、そう言えば……はやてにも会うか。 そう考えて賑やかなクラスメイトとひとまずの談笑を楽しんだ。あとがきってゼロな貴族に召喚される少年の気持ちだと思うんだ。だいぶ時間が空きつつの更新。まだ呼んでくれる人がいるのだろうかと思う今日この頃。やっとこさA'sに繋がる物語の一話目を投稿でございます。何だか、A'sまで半年くらい物語の時間がありますし、どう持って行くかが課題ではありますが面白可笑しく進められたらなぁと思います。という訳でして、これからもカップめんを食べようとして口に運んだらガリっと言う音共に虫歯を治療した銀歯が外れた時のような心境で見守って頂けると幸いです。