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No.43809の一覧
[0] 激闘!明治格闘浪漫譚!!【らんま1/2×るろうに剣心】【クロスSS】(投稿終了)[キャキャロット](2023/07/07 07:33)
[1] 第一幕 剣客・緋村剣心[キャキャロット](2022/01/16 22:02)
[2] 第二幕 未来からの来訪者 早乙女乱馬一行[キャキャロット](2022/01/16 22:03)
[3] 第三幕 東京府士族・明神弥彦[キャキャロット](2022/01/16 22:04)
[4] 第四幕 喧嘩の男・相楽左之助登場![キャキャロット](2022/01/16 22:05)
[5] 第五幕 悪一文字・赤報隊の無念[キャキャロット](2022/01/16 22:06)
[6] 第六幕 そして仲間がまた一人[キャキャロット](2022/01/16 22:07)
[7] 第七幕 闇からの訪問者 兇賊・黒笠[キャキャロット](2022/01/16 22:09)
[8] 第八幕 リボンとわがまま[キャキャロット](2022/01/16 22:12)
[9] 第九幕 怒り爆発!抜刀斎に戻る時[キャキャロット](2022/01/16 22:16)
[10] 第十幕 志士名の由来[キャキャロット](2022/01/16 22:17)
[11] 第十一幕 月下の決着[キャキャロット](2022/01/16 22:18)
[12] 第十二幕 新たなる闘いの始まり[キャキャロット](2022/01/16 22:19)
[13] 第十三幕 御庭番襲来[キャキャロット](2022/01/16 22:21)
[14] 第十四幕 会津の娘[キャキャロット](2022/01/16 22:21)
[15] 第十五幕 動く理由(ワケ)[キャキャロット](2022/01/16 22:26)
[16] 第十六幕 観柳邸突入[キャキャロット](2022/01/19 22:43)
[17] 第十七幕 般若と式尉[キャキャロット](2022/02/03 00:09)
[18] 第十八幕 豪腕・怪力対決[キャキャロット](2022/02/16 00:00)
[19] 第十九幕 激突!"最強"の剣士・緋村剣心と御庭番衆御頭・四乃森蒼紫[キャキャロット](2022/04/01 00:02)
[20] 第二十幕 決着と急転[キャキャロット](2022/04/03 16:17)
[21] 第二十一幕 良牙の行方[キャキャロット](2022/04/04 19:34)
[22] 第二十二幕 回転式機関砲攻略の道[キャキャロット](2022/04/05 17:33)
[23] 第二十三幕 大団円...それぞれの結末(と投稿形式についてのお知らせ)[キャキャロット](2022/10/30 22:00)
[24] 第二十四幕 番外編・ここに来た目的[キャキャロット](2022/12/22 00:04)
[25] 【お知らせ】今後の執筆について[キャキャロット](2023/07/06 22:19)
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[43809] 第二十三幕 大団円...それぞれの結末(と投稿形式についてのお知らせ)
Name: キャキャロット◆b194b2d1 ID:2a8c9414 前を表示する / 次を表示する
Date: 2022/10/30 22:00
お久しぶりです、キャキャロットです。
今回は、今後の投稿形式について完全に意向が固まったのでお知らせします。(n回目)
その前に一つ叫ばせてください。
るろ剣新作アニメ続報キッツァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
…失礼しました。
これについては後日、長々と語りたいのでここでは叫ぶだけに留めておきます。
さて、本題の投稿形式ですが、今後は不定期で一度に数話更新、という形を取ろうと思っています。
というのも、正直毎日投稿はもう無理だと察しました。
更に言えば、週1とかもキツいと思いました。週刊連載の漫画家の方は凄いですね…
なので、自分のペースでのびのびと書けるように少しずつ更新しようと思います。
最低でも月1、一度に3話ほどは投稿します。
とりあえず次の更新は変更だらけですみません、10/30の22:00になりました。
今後もよろしくお願いします。それでは本編をどうぞ!

ーーーーー
乱馬「よし、行くぞ!!」

回転式機関銃の突破口を見出した乱馬。恵奪還を目的として始まったこの戦いもいよいよ大詰めを迎えた。

観柳(先程から全く動きを見せない…諦めて逃げ帰ったか作戦を練っているのか…)

観柳(ま、どちらにしろこの観柳様に刃向かったんだ、恵はもちろん、神谷道場の面々含めてなぶり殺しにするまで…)

乱馬「」ザッ

観柳「!」

観柳「…ようやく出てきましたか、待ちくたびれましたよ」ニタリ

いやらしい笑みを浮かべ、乱馬に話しかける観柳。

乱馬「…」

観柳「さて、ノコノコと出てきて、何か作戦でも思いつきましたか?」

乱馬「ふぅ…」

観柳「?」

乱馬は攻撃を仕掛けるのか、はたまた動かず静かに待つのか…一息ついた彼の口から出たのは、予想だにしない言葉だった。

乱馬「ダメだ!」

観柳「…はい?」

乱馬「ダメだダメだ。たかが格闘家がそんな兵器に勝てる訳ねーよ。降参だ!」

なんと、あろうことか乱馬は突然の降参宣言をしたのだ。

観柳(…確かに奴らに勝ち目は全くない、降参するか逃げるのがこの場では賢明な判断だ…)

観柳(しかし、何か仕掛けては来ないか?早乙女乱馬以外の面々は扉から出て来ていない、私の油断を誘い襲い掛かってこないとも限らない…)

先程まで反抗的な態度を取っていた乱馬が急に態度を変え降参したためさすがに観柳も裏が無いかと考えを巡らせる。

乱馬「おい、何か裏があるとでも思ってんのか?勘違いすんなよ、マジで降参するだけだ」

観柳「…その根拠は何です?先程まで敵対していた相手が急に態度を変え降参したところでハイそうですか、と受け入れると思いますか?何かしら裏があると考えるのは至極当然の事でしょう」

乱馬「まあ、その言い分は一理あるな。けど考えてもみろよ、まず剣心は逆刃刀はそこに落ちてる上に体力も無くしててまともに戦えねえ」

乱馬「久能は木刀、機関銃に太刀打ちできる訳ねーだろ?ムースはオレと同じ格闘家、同じ事だ。弥彦に至ってはまだガキだしな」

観柳「…確かにあなたの言う通りです。さらに蒼紫は私が脚を撃ち抜きまともに動けない…」

乱馬「…ま、そういう事だ。根拠としては十分だろ?」

観柳「いいでしょう、信じることにします」

乱馬「それはどうも」

観柳「ただ…」

乱馬「?」

観柳「やはり、それなりの誠意を見せてもらわないといけませんねェ」

乱馬「誠意って…何をしろってんだよ?」

観柳「いえいえ、何でもいいんですよ?例えば頭が地面にめり込むくらいの勢いで土下座をしたり私の靴を舐めたり」

乱馬「…」ピキッ

観柳「あ、せっかくなら私の下で働くのはどうです?報酬はありませんけどね。ハーッハッハッ!」

乱馬「………」プルプル

ムース(どうした乱馬…"合図"はまだか?)

乱馬「観柳…」

観柳「?」

乱馬「いい加減にしろっ!!」

観柳「!?」

ムース「!?」

帯刀「おい、どうした?」

ムース「いや、乱馬の奴がいきなり叫んで…」

乱馬「人が下手に出てりゃ調子に乗りやがって!そんなだからてめえは最低だってんだ!」

観柳「な、何を言い出すんです?あなたは抵抗が無駄だと悟り降参を選んだのでしょう?」

乱馬「ごちゃごちゃうるせーな!今すぐ俺がお前を倒してやってもいいんだぜ!」クイッ

ムース("合図"!そうか、これは…)

ムース「久能、今じゃ!突撃するぞ!」ダッ

帯刀「あ…ああ!」ダッ

観柳「そういう事なら仕方ありませんね…今度こそ回転式機関銃で蜂の巣になってもら」

ムース・帯刀「観柳!!」

観柳「あひぃ!?」ビクッ

乱馬(あひぃ?)ダッ

ムース「オラたちがお前を倒すのを諦めたと思ったら大間違いじゃぞ!」

帯刀「貴様の様な外道、この久能帯刀が成敗してくれるわ!」

観柳(一気に3人も走り回りやがって…小癪な…!!)

観柳(どいつだ…今度はどいつを狙えば?)

観柳(早乙女乱馬はある程度距離を取っている、すぐに撃ち殺せるかは微妙だ…)

観柳(久能帯刀は…木刀を持っているとはいえ距離がある、危険視するほどでもない…)

観柳(ならば!)

観柳(一番距離が近く丸腰な沐絲を狙う!)ジャキッ

ーーーーー
乱馬「…って、観柳に思わせるんだ」

ムース「なるほど、蒼紫の言う事が本当なら…」

乱馬「ああ、あいつはお前が暗器使いって事を知らねーはずだ。俺と同じ格闘家だと思っているだろうな」

剣心「そこの隙を突くというわけでござるな」

乱馬「ああ。めっちゃくちゃやりたかねーけど、俺が観柳に降参して油断を誘う。そしてあいつが油断している隙にこっそり合図を送るからそしたらムースと久能は突撃してきてくれ」

帯刀「しかし…僕は撹乱の為だけに行くという事か?」

乱馬「別にいいだろーよ…人の命も掛かってんだからプライドくらい捨ててくださいよ、パイセン」

帯刀「むう…それを言われると何も言えないが」

弥彦「乱馬…」

乱馬「何だ?」

弥彦「お前って意外と頭いいんだな」

乱馬「余計なお世話だ」ボカッ

弥彦「いってーな、殴ることねーだろ!」

乱馬「そうだ、剣心、蒼紫」

剣心・蒼紫「?」

乱馬「この騒ぎを聞きつけていつ警察が来るとも限らねー。署長さんがいればとりあえず俺たちは大丈夫だけど、蒼紫たちは見つかると色々と面倒だろうからな、動けるようになったらすぐに逃げれる様にしといた方がいいと思うぜ」

蒼紫「…早乙女乱馬」

乱馬「?」

蒼紫「お前は戦いの事となると急に頭が回るんだな」

乱馬「戦いの事となるとって何だよ!?」

蒼紫「…俺達に気を掛けた事、礼を言う」

乱馬「…礼なんていらねーよ」

ムース『なあ、乱馬ってあんなに頭が良かったか?オラの知る乱馬はもっと馬鹿だと思ったが』ボソボソ

帯刀『いや、実際あいつはあそこまで良くないはずだ。こちらに来て何か脳に影響があったのかもしれん』ボソボソ

乱馬「おーい、お前ら。さっきから何ボソボソと話してんだ?」

ムース「いや、何でもない」

乱馬「本当か?」

蒼紫「早乙女乱馬」

乱馬「?」

蒼紫「お前達の生い立ちなど…聞きそびれていたがそれを聞くのはまた次に会う時にしよう」

乱馬「何だよ、いきなり?」

蒼紫「お前の助言通り…俺達は一足先に身を隠す」

乱馬「そうか、気を付けろよ」

蒼紫「…ああ」

乱馬「そうだ、突撃した後の事だけど…」

ーーーーー
ムース(乱馬の作戦というのは気に食わんが、オラが前線に出るというのは中々気に入ったぞ!)

乱馬『まず、さっきも言った通りムースを丸腰だと思わせるんだ』

観柳「死ねェ!!」

乱馬『そしたらあいつは至近距離にいるムースを狙う』

ムース「…かかったな」ジャラッ

観柳「は?」

乱馬『そこでお前の鎖だ』

ムース「はあっ!」ジャラララッ

観柳「!?」

乱馬『鎖を回転式機関銃に巻き付けて絡ませれば』

ムース「もう動かないはずじゃ!」

観柳「な…な…!」ブルブル

観柳「クソッ!動け!動け動け動け!!」ガチャガチャ

ムース「オラ達の事をしっかり調べておかなかったのがいけなかったの」

乱馬「さ〜て…」

観柳「ヒッ!」

乱馬「さっきまで散々コケにされた恨み…」スタスタ

乱馬「今ここで晴らしても誰も文句はねえよな!?」

観柳「あ…あ…」

観柳「あひぃ」ズルッ

乱馬「…何でえ、泡吹いて気絶しちまった。にしても結局あひぃって何なんだ?」

剣心「強い力を手に入れて虚勢を張っている者ほど、根は小心者でござるよ」

乱馬「剣心、動けたのか」

剣心「もう大丈夫でござるよ」

剣心「それよりも、乱馬の読み通り警官隊が来てしまっている様子でござる。早く恵殿と良牙を探すでござるよ」

乱馬「ああ!…と、その前に」

乱馬「やっぱ一発殴らねーと気が済まねえ」ボカッ

ムース「ならオラも」ガンッ

帯刀「なら僕も」バキッ

弥彦「(あまり関係ないけど)俺も」バシッ

剣心「………」

ーーーーー
警官「こっちにも居るぞー!」

警官「一人も逃すな、隅から隅まで探し尽くせ!」

乱馬「すげえな、私兵団はあらかた捕まえられてんじゃねーか」

弥彦「左之助、先に行かせて大丈夫だったのか?あいつ方向音痴だからうっかり捕まったりしてねーよな」

ムース「あ、居ないと思ったら先に行ってたんじゃな」

乱馬「待てよ、良牙なんかヤベーんじゃねえか?方向音痴どころの話じゃないぜあいつ」

剣心「ひとまず身を隠しながら拙者達も館内を探すでござる」

「その必要はねーぜ」

一同「!」

剣心「左之!」

乱馬「お前見つからなかったんだな!」

左之助「なんとかな。それよりもほれ、良牙の野郎伸びちまってるぞ」

良牙「………」

乱馬「はぁ?あの体力バカが伸びちまうわけ…本当だ、伸びてらあ」

剣心「………」

帯刀「どうした、剣心?」

剣心「いや、何でもない。ただの考え事でござるよ」

左之助「それから…」

恵「………」スッ…

剣心「恵殿」

乱馬「良牙と左之助はともかくとして恵さんは無事だったんだな、よかった」

左之助「ともかくって何だよ」

恵「剣さん…みんな…私」

弥彦「おいおい、なんて顔してんだよ」

恵「?」

弥彦「助けに来てもらったんならもっと嬉しそうな顔でいるもんだぜ」

恵「…!」

剣心「恵殿、帰ろう」

剣心「薫殿たちが待っている」

恵「…はい!」

左之助「しかし弥彦、お前意外とクセー事言うんだな」

弥彦「うるせー」

ーーーーー
どうもみなさん、キャキャロットです。
まず、半年(以上)振りの更新になってしまい申し訳ありませんでした!!
久々の更新なので(全く何も書いてなかったわけじゃないけど)少し書き方が変わったりしてると思います。特に状況描写を端折…書いてなかったり。

今回の話は恵さん周りの所とか結構原作の会話を省いたりしてますね…あの辺りのやり取り好きなのでどこかしらで入れたいです。

さて、次は番外編を一本挟んで新章に突入します。2、3回の更新で終わるかな?
とりあえず、次は11月中に更新します。最低でも2回くらい更新したい…

今回の後書きは短い(当社比)ですがここまでです。
それでは次の更新時にまた!



…やっぱブランクを感じる本編と後書きだなぁ…

ーーーーー
観柳の野望を打ち砕きいつもの日常へと戻った剣心たち。ただ、弥彦は稽古をサボりこっそりどこかへと出かけている様子。あの子食い意地だけは一人前なのよね、どうせ買い食いなり拾い食いなりしてるのよ!
次回「番外編・弥彦の戦い(前編)」お楽しみに!


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