滝の中に入り勿論、危機は起きた。大きな山が丸ごと落ちてくる。それを
一人で破壊するのは難しいがトリコとサニー、二人の合体技でどうにか
切り抜けた。洞窟に入ることは出来たがそこで二人はダウン、小松と心音で
奥に進んでいくことにする。
「そうだ…迷子にならないためにも印をつけておくね」
「はい、お願いします」
時は遡る。
「心音、幾つかの香水と鍵を渡しておく。そのうち役立つだろうから
しっかり使ってくれよ」
ということで今回は一つの鍵を取り出す。
「マーキングペン、これで印をつけておくよ」
印をつけながら二人は奥に進む。黄金色に輝く湖を見つけ進んでみる。
「私は見守ることにするよ。ここからは小松君のターンだよ」
小松は頷く。格闘の末、二匹を犠牲に。しかし、湖に溢れる油が良いと
感じて油と共にサンサングラミーを入れる。印を見つけながら二人の元へ
戻る。素揚げでの料理、しかしかなり美味だった。
「いつか四天王も全員揃って食べられたらいいのにね?サニーさんだって
そんな態度取ってるけど心の奥底ではみんなで食べたいなぁって
思ってるんじゃないんですか?」
「あ、心音!この野郎!」