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No.43531の一覧
[0] 13歳の夏、僕の初めては[はじめ](2020/04/04 21:23)
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[43531] 13歳の夏、僕の初めては
Name: はじめ◆4f8f1cf3 ID:dba1c721
Date: 2020/04/04 21:23
これは僕がまだ女の子の手すら握ったこともない純粋な少年だったころの話だ

僕が弱冠13歳、中学2年生の頃だ
当時の僕は容姿、性格ともに自信がなく、これといった才能もない普通の男子だった
登下校する中学校は徒歩15分程度の距離

その日は少し教室に残っていて、帰るのが10分程度遅かった。
昇降口で下足に履き替え、家路に着こうと正門を抜ける

僕は、基本誰かと一緒に登下校なんてしない
友人こそいれど、同じ方面に変える友人はおらず、しかも基本皆自転車通学だ
その日は僕がいつもより帰る時刻が遅いせいか、正門にたくさんの生徒がいた

これは別に珍しいことではなく、僕がいつ帰るのが早いことで、見ることのない景色なのだろうと、
勝手に俯瞰していた

しかし僕はこの日、ただの一瞬の出来事が人生を変えるとは思いもしなかった。

正門のど真ん中で女子生徒3~4人が何やら騒いでいる
そこは僕の通り道で、避けて通ることはできない
その女子たちは校内でも有名ないわば悪ガキたちだ
どうやら一人の女の子をいじめているようだった

その女の子はとなりのクラスの同級生、まなみ(仮称)だった
僕とまなみは面識はない
関係のないトラブルには巻き込まれたくはなかったが、いじめを無視するのはなんだか腑に落ちない


まなみは、日記と思われるノートをいじめっ子たちに取られてしまったようだ
僕はいじめっ子たちの背後からノートを奪った
当然だが、このいじめっ子たちとは面識などない

奪ったノートをまなみへと渡す
場にいる人らは全員唖然
それもそうだろう
僕ですら自分の行動に驚いていた

僕「君のなんでしょう」
まなみ「え、、うん、、」
僕「じゃぁ大事に持っていなきゃ」

この時僕に見えているのは彼女の顔だけだ
今もなお鮮明に覚えている

今にも泣きだしそうな弱弱しい表情だった

内心早く帰りたい僕はすぐその場を去った
いじめっ子たちはその後僕らに付きまとう様子はなかった

後日、まなみと二人で話す機会ができた
僕としては特に話すことはないのだが、彼女はゆっくり話したいという

お互いの家はそこまで遠い訳ではなく、自転車で10分程度の距離だ
とりあえずその日は、自宅へ招いた
たまたま親が留守にしており、変に気を使う必要もなかった

まなみ「はじめくん、なんで助けてくれたの?」
僕「助けたなんて大層なことじゃない。あいつらが邪魔だっただけ」
まなみ「そっか、ありがとね」

『はじめ』は実名じゃない、ここで使う僕の仮の名前

(ちゃんとありがとうを伝えたかったんだろうな)
そう思いながら小一時間程度話した

僕「暗くなってきたし、家まで送ろうか」
まなみ「…はじめくん」
僕「ん?」

中腰だった僕を床に押し倒し、彼女は僕に覆いかぶさる

僕「うわっ!、、いって…えっ…」

彼女は間を置かず僕に口づけをした
冒頭に言ったが僕は女の子の手を握ったこともないスーパーチェリーボーイだ

僕、まなみ「んっ…あっ…」

彼女はどこか手慣れた様子で、数秒口づけを交わした後、一度放し、
すかさず舌を入れてきた
僕は何が起こっているのか訳もわからずただ自分の体が熱くなっているのを感じていた


まなみ「はぁ…っ…」
僕「んっ…だっ…め…!」

何秒、何分くらい舌を絡ませていただろう
ただ、僕も思春期の男の子のようで、下半身は痛いほど膨らんでいた。
また、彼女の太ももに当たるたびにまなみも甘い声をだす
頭が真っ白になりかけていた矢先、何故か彼女を引き離す

僕「はぁ、はぁ…なん…でっ…」
まなみ「…はぁ…いや…?」
僕「…嫌じゃ…ないけど…初めてで…わかんない…」
まなみ「ふふっ…意外だね」

後に知ったが、僕のことをあまり知らない彼女は、僕は肉食だと思っていたらしい
…まぁ、今思えば誰だってそう思うかもしれない


まなみ「家まで送ってくれる…?」
僕「…うん」

家を出ると、夏の鋭い夕日が突き刺さる
彼女の家まで送ったが、何を話したか覚えていない

僕「(…帰ったら処理しよ…)」

思春期の男の子だからね

~次の日~

父「はじめ、迎えが来てるぞ」
僕「?」
父「…気を付けて送るんだぞ」

僕の家庭は、僕が小学5年生、当時約3年前に離婚していて、母親はいない
父が長男の僕を含めて、3人兄弟の世話をしてくれていた

僕「…えっ」
まなみ「おはよっ」
僕「…あ、うん」
まなみ「一緒に行こっ!」

学校へ行くのに通り道ではない
ただ、朝から遠回りしてきたみたいだ

僕「…明日からは僕が行くよ」
まなみ「え?」
僕「きみの家に行くから待っててよ」
まなみ「…分かった!でも火曜日と水曜日しか一緒に行けないんだ…」

部活の関係で、一緒に行けない日もあるのだという
毎日一緒に行くなんて意味ではなかったが、
女の子から来てしまったら、顔が立たない気がしてつい言ってしまった

まなみ「じゃあまた帰りにねっ」
僕「うん。……?!」

(また帰りに…?)
こんな時、いつも通り生活できる人はいるのだろうか
その日、僕は心ここにあらずといわんばかりにぼーっとしていた

帰り道、今日は彼女の家に送る事にした
…思春期の男の子だからね

まなみ「散らかってるけど、楽にしていいよっ」
僕「え…えっと…」

誤算だった
家に送るだけのつもりだったが、家の前についた時、たまたまお母さんと出会ってしまい、
何故か家に上がる流れに…

僕「すぐ帰るよ今日は」
まなみ「なんで?何か用事でもある?…まさか女の子?」
僕「はっ?!ち、違うよ落ち着かないからっ…」
まなみ「ははっ、わかってるよ、そんな慌てなくても~」

女の子にからかわれるのは、なぜか悪い気分にならないものだ
お母さんがお茶を持って来てくれたが、緊張のあまり手がつかない

まなみ「はじめくん…」
僕「…っ!」
まなみ「…昨日、なんで止めたの…?」

僕の太ももに手を置き、じりじりと詰めてくるまなみに、徐々に離れようとする僕
しかし、少し下がっただけで背中に壁が当たる

まなみ「ねぇ…はじめくん…私…っ」
僕「…まままって!」

何故かまた、自分の中の何かが邪魔をし、彼女の話を遮る

僕「僕…まだ…準備が…」
まなみ「大丈夫…っ…んっ」
僕「…っ!」

またも、彼女からの強引なくちづけに、僕はされるがままに舌を絡めていた

僕「(やばい…頭が真っ白になる…)」
まなみ「んんっ…はじめ…くん…あっ」

視界がぼやけ、頭もぼーっとしていたが、彼女のあえぎ声と甘い表情が、僕の理性を破壊していく
気付けば僕はシャツのボタンを外され、半裸に近い状態で、また覆いかぶされていた

まなみ「…んっ…今日は…逃がさないから…っ」
僕「ぁあっ…ちょ…ま…っ」
まなみ「…下…当たってる」

この時、彼女は、わざと自らの恥部を僕の欲望の象徴、『ペニーくん』に押し付けていた

僕「ま…って…んぁっ…それ…っ」
まなみ「…じっとしなさいっ」

彼女は、ペニーくんをいじめながら、僕の片手を近くタンスの足に縛った
何をされているのか分からずただ頭が真っ白な僕は、下半身の初めての刺激に体を震わせるしかなかった

まなみ「…脱がなくても分かるほど膨らんでるねっ」
僕「なに…するの…っ」

彼女は、ベルトとホックを器用に外して、僕のパンツからペニーくんをぎゅっと握って取り出す
その時点で僕はだいぶギリギリだった
女の子に手を握ってもらう前にペニーくんを握ってもらうことになるとは、小生思ってもいなかったでござる

まなみ「えっ…おっき…っ」
僕「んっ…あぁっ…え…っ」

そこで初めて片手が動かせないことに気づき、何とか彼女を止めようとするが、思いもむなしく、
初めての快感に全身の力が抜ける
彼女は、ペニーくんを口に含んでいた

まなみ「じゅるっ…んっ…ふぅっ…っ」
僕「んぅっ…?!へ…あっ…っ!」
まなみ「…っ!」

僕は10秒ももたずにイってしまった
彼女の口の中で余韻に浸りながらしばらく動けないでいると
再び彼女は僕に覆いかぶさっていた

まなみ「…んっ…飲んじゃったっ…」
僕「ご、ごめん…我慢できなくて…っ」
まなみ「ううん、良いの…だから…」

そう言うと、ペニーくんからまた初めての触感が伝わってくる

僕「あっ…!えっ…これ…はい…って…」
まなみ「あぁ…っ!やば…はじめくん…おっきぃ…っ」

スーパーチェリーボーイの僕は避妊具なるものを知らず、ただ、中でイくことがまずい程度の知識であった

僕「まっ…て…今イっ…たところっ…」
まなみ「んんっ…気持ちっ…いいっ…」
僕「これっ…やば…んぁっ…はぁっ…っ」

この時のことはあまり覚えていない
何せイった直後の挿入に加え、ほぼ断続的なキス
体の上も下も激しく絡まっていた

しかし、自分の限界が近づいてきたのが分かると、理性も戻ってくるのを感じた

僕「まなっ…みっ…僕もうっ…だっ…ぁあっ…」
まなみ「ぁんっ…ふぅっ…いいよっ…」
僕「えっ…まっ…抜かなきゃっ…だっめっ…んん…っ!」

彼女は、僕の抵抗する片手を押さえつけ、口を塞ぐように舌を激しく入れてくる
僕には体をよじらせるしか出来ないが、上半身がほとんど動かせない

僕「んん…ぷぁっ…まっなっ…だっ…い…イっくぅ…っんっっ…!」
まなみ「んぁあ…っ、はぁっ…いっ…ぁあ…はじめくん…」

抵抗も虚しく、彼女の中で果ててしまった僕は、脈打つ感覚を感じながら、自分への嫌悪感が否めなかった

僕「あぁ…僕…んっ…ごめんなさい…」
まなみ「ふふっ…中…良かったの…?」
僕「ぅう…っ」

彼女はゆっくり挿入部を動かした後、ぺにーを抜いた
すると、中から白い液体が出てくるのが見えた
その時、彼女が僕の写真を撮ったことは気づいていたが、その時はそんなことは気にならなかった

僕「それじゃあ、お邪魔しました」
まなみ「バイバーイ、また明日ねっ」
まなみ母「またおいでね」

気付けば辺りは暗くなっており、こんな時間に家に帰るのは久々だ
今日一日がとても長かったように感じる
帰宅すると、すぐ風呂に入り、意外と普通に過ごした

夜になり、ベッドに入る

(僕は今日、卒業したんだ…)

特に家族に言うことでもないと思っていた
いわばあれは逆レイプというやつだろう
そして、心残りなのは、僕らの関係
今後も関係は続くのだろうか
順序があるものではないのだろうか

女の子との関わり方が分からない以上、僕は流れに従うしかなかったが、これがおかしな状況なのは分かっていた

(明日、関係を経つようにお願いしなきゃ)

次の日

この日、登校は一人だ
まなみは隣のクラスだ
彼女に言えるタイミングは伺わないと、他の生徒にからかわれるに違いない

この年齢の男女関係は難しい
何故か他の視線を気にしてしまう

結局その日は彼女に話しかけることは出来ないでいた
下校になり、彼女がいないか、辺りを見渡す

(あれ…別にお願いしなくてもこのまま関係が自然となくなる流れもあるよな…)

そうだ、1週間のうち2日間だけの関係なら、自然消滅もあり得る

その考えはあながち間違いでもなく、休日まで特に何もなかった

今更だが、当時ガラケーの僕らは、やりとりはメールだったが、あまり好かないのでやりとりは少なかった

土曜日の夜

風呂上りの僕は、点滅する携帯に気付き、内容を確認する
相手はまなみだ

まなみ「何してる?」
僕「(えっ…風呂上りなんだけどな…)」

僕「部屋でこれから宿題やるところ」
まなみ「そっか…会いたいな」

僕は返答に困った
何しろ、友人が夜に僕の家に入るのは困難ではない
片親であり寝室は別、また、長男の特権として弟たちを黙らせておくことも容易

僕「…僕も話があるから会いたい」

送るとすぐ行くと言い、15分後には僕の部屋にいた
準備が早いなぁと思いつつ迎え入れ、早速話に入る

僕「あの…まなみは僕のこと…どう思ってっ…!」

まなみは、僕のあごを自分の方へ引き寄せいきなりキスをした

僕「ちょ…っ、今日は違うの…っ!」
まなみ「…何で嫌がるの…?」
僕「えっ…あ、ごめん…違うの、嫌じゃ…ないんだけど…」
まなみ「はじめくん…私に反抗できる立場だと思ってる?」

僕はまだ意味を理解しておらず、どういうことか聞くと

まなみ「この写真…皆に見せられたくないでしょ?」
僕「あっ…えっ…それ…っ!?」

この間、事後の直後に彼女に盗撮された写真でゆすられているのだ
僕が反抗的な態度を取ると、この先この写真をバラまくと言われ、いつの間にか主従の関係が出来ていた

僕「そん…な…僕…うぅ」
まなみ「大丈夫、私のものになればいいの…ほら」

そう言うと、彼女は僕のパジャマの隙間からペニーを触り始め、上手に脱がしてゆく

僕は抵抗することもできず、絡めてくる舌を受け入れるしかなかった

僕「まっ…だめ…今日は…んんっ…」
まなみ「はじめ…くんっ…もう入れるね…」
僕「へっ…!?やっ…」
まなみ「…ん?」

彼女の体を掴んだが、視線が僕の目に来たときに、僕は掴んだ手を離していた

僕「…ご、ごめんなさい…」
まなみ「はじめくん…今日ははじめくんがきて…?」

彼女が少し入れかけた時、思い付いたかのように僕の耳元でそう囁いた
彼女は、僕で遊んでいる

どうやら彼女が耳元で囁いてくるのは、僕にはかなり弱いようだ
これは主従関係も起因しているだろう

僕「…ん…ここ…?」
まなみ「うん…そっ…あっ…きて…っ」
僕「あ…ぁあっ…ふぅっ…んっ…!」

逆レイプの時は、正直一回出し切っていたため、数分間出し入れしていたが、今日は話が別だ
3.4日程度処理していない上に、僕のペースで動けてしまうこの姿勢はまずい

体感5分程度だろうか、激しくなってきた頃、僕の限界が近づいてきた

僕「そろそろ…だめ…かもっ」
まなみ「また…中に…」
僕「んっ…だ…めっ…」

体を強く抱かれ、足で離れられないことで、僕はまた彼女の中に出す流れになっていた
しかし僕はこないだとは違い、自分の精子の濃さに危機感を感じており、ギリギリのところで抜くことが出来た

僕「はぁ…はぁ…んっ…はっ…!」
まなみ「はじめくん…抜いたね…」
僕「あっ…うっ…あの…っ」
まなみ「…バラしていいんだね?」

抜くことが出来、安心したのもつかの間、彼女は僕の弱みを握っている
もう家族にも何も言い訳できない

こう言う場面では、女性が有利なのは不条理
男性の意見は世間では弱い、子供の僕でも知っている

まなみ「…中に出した写真…学校の皆に見せるからね…?」
僕「…や…やぁ…」

僕は気付けば涙を流していた
僕が何か悪いことをしたのだろうか
こんなのはあんまりだ
そう思いつつ彼女には反論できずにいた

まなみ「じゃあ…これからは私の言いなりになるんだよ…?」
僕「…はい…ごめんなさい…」
まなみ「ほら…もっかいするから…」

それから1時間ほど彼女と僕はつながっていた

もう深夜という時間帯
彼女は家を抜け出しているため、そろそろ帰らなければならないと言う

まなみ「またくるねっ」
僕「う…うん…」
まなみ「…明日来ようかな〜?」
僕「…」

明日は父親が1日家に居ないことを伝えてしまっていたため、彼女が来るとしたらおそらく午前中からだ

今から数時間後にまた来ることが分かった僕は頭が真っ白になっていた

彼女が帰った後も、僕は外で泣いていた
夏の夜は風が心地よく、虫のさえずりが気持ちを落ち着かせてくれる

当時、野外で飼育していた犬がいるが、僕が泣いているのに気付いたのか、寄ってきてくれた
この子は、僕が2歳の頃から飼っているいわば初めての友達だ

その友達に励ましてもらったこともあり、僕はとりあえず今日は休むことにした

次の日

朝、起きた同時にと目の周りの違和感が気になった

僕(そうか、泣いたからか)

昨日の夜のことは夢ではなかったようだ
その日は父親も朝から出かけているため、僕は昼前まで寝てしまっていた

僕(あぁ…もうすぐしたら彼女がくるのかな…)

今日は何をさせられるのか、恐怖に近い感情すらある
ベッドから起きようとしたその時、右手が縛られていることに気付く
既視感のあるこの状況に、まさかと目が覚める

まなみ「おはよっ、返事がないからあがっちゃったっ」
僕「あれっ…でもっ…これはっ!?」
まなみ「今日はいっぱいするから…逃げられないようにしたのっ…」

彼女は耳元でそう囁き、そのまま耳を甘噛みする
僕はそれだけで下半身が反応し、甘く喘いでしまっていた

なぜ彼女は僕にこんな事をするのか
なぜ僕の体はこんな事をされて喜んでしまっているのか
聞きたくてもすぐに彼女のペースに乱されてしまう

その日は文字通り、絶え間なくまなみのおもちゃになった
行為の合間に話せる機会はあったが、変に刺激すると何をされるか分からない
僕はされるがまま、彼女の中でペニーくんを慰めるしかなかった

二日間のレイプによる、体力の衰弱は予想以上だった
その日の夜はいつもより2時間以上早く寝てしまった

次の日

昨日晩ご飯も食べずに寝てしまっていたため、父親に心配された

父「今日は学校休むか?」
僕「…うん」

父はそれだけ聞くと仕事へ向かい、僕はまた眠りについた
明日、親あるいは先生に相談しようかと思っていた

次の日

教室に着き、席に座る
仲の良い友人が心配そうに話を聞いてくれた
僕は弱みを握られていること、逆レイプをされていることを打ち明けた

すると友人からは信じられない事を言われた

友人A「…え…まじかよ…。あいつ…彼氏いるよ…?」
僕「…は?」

僕はその友人が言っている意味を理解するのに数秒かかった
しかもその彼氏というのは僕と友人Aとの共通の友人、あらた(仮)だった

友人Aの話によると、部活はやっておらず、どうやら部活を口実に彼氏と帰宅していたようだ

僕は嘘をついていたことより、何故彼氏がいる事を黙っていて、しかもおそらく僕がその友人だと知っていてこんな事をされているのか、虚しさと憤りを感じていた

僕はその日、まなみへ真実を聞こうと、彼女の家の前で待ち伏せした

友人Aの言う通り、あらたの自転車に、二人乗りで帰宅するまなみと鉢合わせした

まなみ「えっ…!はじめくん…!?」
あらた「ん?何でここにいんの?」
僕「あらた…僕…」

ここで告白すれば、全てが解決する
そう考えていたが、僕の脳裏に彼女が持つ僕の弱み
これは、明らかに彼女の味方であって、それを見た者はおそらく僕を悪者だと判断するだろう

あらた「…はじめ、何かあったのか?」
まなみ「大丈夫、先に家に入ってて」

そう言われて、あらただけまなみの家へ入っていく
その躊躇の無さは、手慣れていて、いつも通りといった様子だ

僕「…友人Aに聞いたんだ…彼氏…しかもあらたなんだ…」
まなみ「…うん…でも2人とも好きなの」
僕「そういうことが聞きたいんじゃなくて、何で黙ってたの」
まなみ「…はじめくん、私に反抗するの?」
僕「もう僕には構わないでほしい!あの写真も好きにすればいい、僕は悪くない!」

そう言うと、彼女は黙って家へ入っていった
僕はしばらく立ち尽くした後、家路についた

それからというもの、僕は彼女に出会う前と変わらない日々を過ごし、高校生となった

高校1年生の夏前、最寄りの駅でまなみと鉢合わせをした

まなみ「あっ…」
僕「えっ…まなみ…」
まなみ「…なんか、雰囲気変わったね」

僕は高校生に入って、校内1.2位の成績優秀で若干のモテ男になっていた
それ故か、見た目も自然と整った様子になっていた

まなみ「…はじめくん、私、前の方が好きだったなぁ…?」
僕「…僕は…今も昔も君のことは好きじゃない」
まなみ「…」

僕と彼女の話はここでおしまい
中間の出来事をだいぶ切り取ったけれども、大きな出来事はこんな感じ
勝手に部屋に入ったり、外でいきなり犯されたり、今思えばかなり狂った少女だった

ちなみに彼女は中学生にしては良いスタイルで、感性豊かな笑顔の少女だった
彼女が彼氏持ちでなかったら違う未来があっただろうか

今となってはもはや過去の恥話





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