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No.43231の一覧
[0] いじめられっ子復讐もの[爆弾岩](2019/01/19 08:58)
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[43231] いじめられっ子復讐もの
Name: 爆弾岩◆7f466ceb ID:fe4e093d
Date: 2019/01/19 08:58
只今小学校のカリキュラムから復習しております。

ここの板のローカルルールについては詳しくないため、

もしかしたら、反感を買ってしまうかもしれません。が、

当方は一切の責任を負いかねます。

なお、感想欄に感想を書く行為は筆者である私のみの特権であり、他のすべての人間に書く権利は存在しません。













「ふう、こんなもんかね」

そう言って無精髭を生やした男 平山悠斗(ひらやま ゆうと)はブラックコーヒーを啜りながら呟く。
仕事が一区切り着いたのだ。

「さあてと、ふ~ふふん、ふふ~ん」

変なリズムを付けた鼻歌を歌いながら、悠斗は仕事用のバックを漁る。
そして、コンビニで買った、おかかのおにぎりを取り出して袋を破く。べりべりと。

そして、悠斗はディスプレイを開き、仕事フォルダを仕舞って彼の趣味全開の
お気に入りを開く。

SS。二次創作。いわゆる『オタク文化』である。
そして、それを見ている悠斗は『オタク』なのだ。

・・・偏見だが。


彼自身はその事実を否定しているが、
その考えをしているのは彼だけだ。


「うわ、まだ更新してないのかよ。もう3ヶ月経ってるぞ」

このアル○ディアは面白いssが沢山あるのだが、ある日突然、ssの更新が止まってしまうのが難点だ。

「またss見てるの?そんな楽しい?」

「ああ、楽しいよ。悪いか?」

「別に~」

悠斗は眉をひそめて貧乏ゆすりをし始めた。キーボードを叩く音も心なしか乱暴に聞こえる。

「まだ『かな入力』なんだ」

「ああそうだよ!悪いか!?」

「別に。ただ子供っぽいな~と」

「っっ!!」

――――まだ言い返す事はできるが、これ以上言い返したら泥沼になりかねないから、ここは引いておくとする。大人らしく。

客観的に見たら、言い負かされているのは悠斗だが、それに気づいていない。
・・・・子供っぽい。


・・コホンさっきまで一方的に悠斗を言い負かしていた女性、鳥遊優子(たかなし ゆうこ)。悠斗の小学生からの幼馴染みだ。
これだけ聞いたら、恋が芽生えたりしそうだが、彼はそんな思いを抱いてない。

「お前ら、そろそろ休み終わるよ」

「うげ!マジですか?」

「うん?また平山はこんな下らないものを。だいたいこんなのは小説とはいえないんだよ。小説っていうのはだね・・・・・」

この延々と説教を述べている人物は山田課長。本名は『ゆうき』なんていう名前だ。本人はこの名前が子供っぽい感じがして嫌っている。

「・・・・・ということだな。あ、そうだ平山、部長がお前を呼んでたぞ」

「え、部長が?」

「ああ第二会議室で話しがあるそうだ」

「ん?」

俺なんかしたっけ?そう思いながら悠斗はオフィスを出た。

「まさかリストラかな~。」

そりゃないだろうと、一人で突っ込む。


・・・・まさか当たるなんて。とは彼が5分後に口にする言葉だ。






「もうその位にしなさい。悠斗」

「ほっとけ」

悠斗は泥酔していた。



あの後、部長からリストラを受けてから、彼は会社を辞める準備をするよう言われた。
しかし、悠斗はそんな事ができる余裕もなく、自問自答していた。

――――俺は頑張ったのに。なんで俺がリストラされたんだ?
素行なのかな?でも、遅刻もしていないし、仕事は一生懸命にやったのに。

そうやって自問自答していたら夜になっていた。いまいち現実感がない。ほっぺをつねったら目が覚めそうな気さえした。

そして、優子に誘われて飲んだのだが・・・・


「緊急事態発生、緊急事態発生、緊急じらいはっせい、きんきゅじらい・・・」

悠斗は酒に弱い。さらに悪酔いするため、質が悪い。

「そろそろ帰りましょうよ。家まで送るから」

普通なら男が女に言うセリフだが、悠斗は気にしなかった。
家に帰って寝て、起きたら、またこんな夢から覚めるんじゃないか。そう悠斗は
思っていた。

そうしてめがさめてまたいつものにちじょうが・・・


そして赤信号に差し掛かった時、





――――そうだ。車に轢かれよう。そしたらきっと、俺はこんな悪夢から抜け出せる。





「ちょ、悠斗!」

ふらふらと覚束無い足取りで悠斗は横断歩道を渡り、








   悠斗はトラックに轢かれた。






どうも、筆者のだるまです。

この作品は憑依モノです。

文章力が無く、更新も不定期になるかもしれませんが、何卒よろしくお願いします 














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