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No.43092の一覧
[0] 少女「ねえ、わたし女に見える、男に見える?」[shintaro](2019/06/03 07:15)
[1] その1:ねえ、わたし女に見える、男に見える?[shintaro](2018/06/02 21:25)
[2] その2:カミングアウトするならおまえだと思ってたんだよ[shintaro](2018/06/02 21:28)
[3] その3:自分の裸見たらいいんじゃないの?[shintaro](2018/06/02 21:29)
[4] その4:オレの身体で…ってのはナシで ブルブル[shintaro](2018/06/02 21:31)
[5] その5:モブどもの嫉妬の視線も心地いいぜ![shintaro](2018/06/04 07:33)
[6] その6:こんなオレでも彼女がいたことあんだよ[shintaro](2018/06/04 07:34)
[7] その7:パンツの色以外だったら答えるぜ[shintaro](2018/06/12 17:59)
[8] おまけ1:地味っ娘! 少年ちゃん[shintaro](2018/06/12 18:43)
[9] おまけ2:少女、アイドルやるってよ[shintaro](2018/06/28 08:03)
[10] その8①:オレはイケメンを一切信用してない[shintaro](2018/06/25 17:33)
[11] その8②:僕にとってはあの頃が一番楽しかったんだ[shintaro](2018/06/27 17:35)
[12] その8③:ボクは二人を応援してるよ![shintaro](2018/06/30 14:17)
[13] その8④:もしかして少女のこと好きなの?[shintaro](2018/07/03 10:14)
[14] その8⑤:良いこと尽くめじゃないのか、これ[shintaro](2018/07/07 13:33)
[15] その8⑥:このままだと転校生くんに取られちゃうよ[shintaro](2018/07/11 10:07)
[16] その8⑦:本当は嫌に決まってるじゃないか…[shintaro](2018/07/17 09:32)
[17] その8⑧:おまえのこと殴ってやりたかったよ[shintaro](2018/07/18 22:05)
[18] その8⑨:全部転校生の言ったとおりじゃねえか!![shintaro](2018/07/18 22:20)
[19] その9①:僕はもう我慢ができない[shintaro](2018/07/27 07:08)
[20] その9②:オレはオレの喧嘩をするぜ[shintaro](2018/07/28 18:28)
[21] その9③:その想いにオレは応えることはできないんだよ[shintaro](2018/07/30 15:55)
[22] その9④:裸になったくらいでやめる友達ならオレもいらねえ[shintaro](2018/08/02 20:42)
[23] おまけ3:少女とノーパンツデー[shintaro](2018/08/05 09:44)
[24] その10:親ってのはありがたいものだな[shintaro](2018/08/05 23:38)
[25] その11①:ボクの家なんだけど、いいかな[shintaro](2018/08/13 07:39)
[26] その11②:これでも自分は乙女なつもりだよ[shintaro](2018/08/14 20:52)
[27] その11③:ボクのことをすべて知ってもらいたいと思ったんだよ[shintaro](2018/08/17 10:47)
[28] その11④:変態の人はちょっと…[shintaro](2018/08/19 17:53)
[29] その12:少女さんはハグが好きだなあ[shintaro](2018/08/27 23:49)
[34] その13:合宿とか修学旅行みたいな感じで![shintaro](2019/06/03 07:14)
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[43092] その12:少女さんはハグが好きだなあ
Name: shintaro◆39a57d7f ID:1863df47 前を表示する / 次を表示する
Date: 2018/08/27 23:49
〜1週間後・朝の教室〜

ワイワイ ガヤガヤ

ガラッ

転校生「おはよう!」ズカズカ

少年(転校生、1週間ぶりに出てきたな…)

転校生「おはよう少女。やっと登校できるようになったよ」

少女「おはよう、転校生くん。からだの方は大丈夫なの?」

転校生「ああ、心配をかけたよ。医者のOKがやっと出たのでね」

少女「その割には前より太ってない?」

転校生「ははは、ずっと寝てばかりだったから」

少年(思うところはあるが…転校生、本当にいつもどおりだな)

転校生「まず出てこられるようになったことを知らせないとと思ってね」

少女「昨日LINEで連絡してくれたじゃない。それより…あなたに返すものがあるわ」ヒソヒソ

転校生「! 限定盤のあれか…別に少女が持っててくれていいけど…」ヒソヒソ

少女「そうはいかないでしょう。もちろん今は渡せないけど、少年くん経由で渡すわ」ヒソヒソ

転校生「…わかった」ヒソヒソ

クラスメイト「少女さん!」ワリコミ

少女(ゾクッ)「ク、クラスメイトさん、なにかしら」

クラスメイト(転校生くんが久々に出てきたと思ったらさっそく少女さんのところで何やらヒソヒソと…本当になにもないのかな)
      「あ、転校生くんも久しぶりだね!」

転校生「うん、おはよう、クラスメイトさん」

クラスメイト「そうそう、今日のお昼もボクと一緒に食べない?」

少女「えっ?」


〜その前日、昼休み・準備室〜

クラスメイト「今日はお昼を付き合ってくれてありがとう!」

少女「え、ええ。わ、私も誘ってもらって嬉しいわ。中庭に行くかと思ったけど、なんでここに…?」ガタガタ

クラスメイト「だって二人きりになりたかったから…」///

少女(つい、ここまでついてきちゃったけど…大丈夫だったかな…)

クラスメイト「ああ、少女さんと学校で二人きりだね。ふふふ」

少女「そ、そうね」(クラスメイトさんと二人きりは嬉しいような怖いような…やっぱり少年も誘えばよかったか)

クラスメイト「準備室の少女さんも素敵だよ…写真撮ってもいいかな」サッ

少女「なにその大きな一眼レフ…やめてもらえるかしら」

一眼レフ『カシャ カシャ カシャ』

少女「ちょ、ちょっと、やめてって言ったでしょ!」

クラスメイト「ああ、その怒った顔…」ゾクゾク

一眼レフ『カシャ カシャ カシャ カシャ カシャ カシャ カシャ カシャ カシャ カシャ カシャ カシャ』

少女「うお、や、やめーー!」カオカクシ

クラスメイト「素敵だよ、少女さん…」ゾクゾク

少女「ねえ、ちょっと!!(怒)」

クラスメイト「少女さん!」ギュッ

少女(うお、また抱きついてきた…柔らかくていい匂いだ…)ニヤケー

クラスメイト(ふふふ、少女さんはハグが好きだなあ。ボクも気持ちいいし…)ギュッ

すっかりクラスメイトに見抜かれているのだった。

少女「…」ヒキハガシ「と、とにかくもう撮らないでね?」

クラスメイト(可愛いなあ)「うん、じゃあご飯食べようか」

少女「そうね」


クラスメイト「ああ、お弁当を食べてる少女さん!」

一眼レフ『カシャ カシャ カシャ』

少女「ちょっっ!」


〜朝の教室に話は戻る〜

少女(もうあれはコリゴリだけど、断ったらクラスメイトさん悲しむよなあ)
  「それなら、転校生くんも一緒にどうかしら」

クラスメイト「え…も、もちろんだよ! 転校生くんはいいのかな?」(断ってくれないかな…)

転校生「もちろんだよ」(僕は少女に従うだけだ)

クラスメイト「チッ」

少女「え?」

クラスメイト「ん、なにかな?」ニコニコ

少女(なにか今不穏な音が聞こえたが…でもクラスメイトさんと転校生と一緒っていうのも…
   転校生はもうああならないとは思うけど、もし同時に襲われたら…)
  「そ、そうだ、少年くんも一緒でいいかしら」

クラスメイト「えっ、そr」
少女「少年くん!」

少年「え、少女さん、なにかな」(また濃いメンバーが揃ったな…)

少女(タスケテクレ)アイコンタクト

少年(どう助けんだよ…)

少女「少年くん、今日のお昼ご飯みんなで一緒に食べない?」

少年「え、いいのかな?」

クラスメイト「いや、無理にとは言わないよ! 少年くんも忙しいよね!」

少女(タノムカラ)ヘルプミー

少年「あー、ぜ、ぜひ一緒したいなあ!」

少女「ありがとう!」

クラスメイト「チッ」

少女「…」

少年「…」(少年友は相変わらずまだ来てないけど、このことは黙っておこう…)


〜昼休み・準備室〜

少女(またここか…少年の希望でもあるから仕方ないが…)

少年(この組み合わせで中庭とかで食ってたらひと悶着ありそうだからな…とくに俺に対して…少年友に見られても面倒だし)

少女「さあ、食べましょうか」

クラスメイト「いただきます!」サッ

転校生「え、クラスメイトさん、なんでカメラを取り出したのかな…? 食べないの…?」

少年(盗撮じゃなく堂々と?!)

少女(まさかみんなの前でも堂々と盗りにくるとは…)

クラスメイト「あ、ボクのことは気にしないで」

一眼レフ『カシャ カシャ カシャ』

転校生「ええ、少女の写真撮りだした!」

少女「ね、ねえ、やめましょう」ヒクヒク
  (くう、みんなの前だし怒れない…っていうか、怒ったらクラスメイトさんを喜ばせてヒートアップさせるだけだし…)

クラスメイト「引きつってる少女さんの笑顔、可愛い!」

一眼レフ『カシャ カシャ カシャ』


転校生「少年くん、なんだいこれ?」ヒソヒソ

少年(いきさつ話すわけにもいかないしな…)
  「知るか」ヒソヒソ

転校生「冷たいね」ヒソヒソ

少年「あたりまえだろ!」ヒソヒソ


少女「ねえ、怒るわよ」

クラスメイト「あああ…もっとボクを叱って!」ゾクゾク


転校生(何か少年はわかってるみたいだし、僕の知っているクラスメイトさんじゃないし…)
   「ねえ、僕のいない1週間で一体なにがあったのか教えてくれないかい」ヒソヒソ

少年「だから知るかっ」ヒソヒソ


少女「と、とにかくカメラをしまって、ね?」

クラスメイト「ああ、少女さん…」ゾクゾク

一眼レフ『カシャ カシャ カシャ』


この事態が収拾しないまま昼休みが終わり、4人はほとんどお昼を食べられないのであった。


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