時は近未来。市街地、廃墟群、山岳地帯を踏破し、柔軟な対応能力と幅広い携行火器によって既存の戦闘兵器を圧倒する全長八メートルほどのロボット「AMW」と呼ばれる人型機動兵器が戦場の主役となった時代。日本においてそれらを運用し、警察では手に負えない重武装テロリストを撃退する国土防衛組織、陸上自衛隊。その中でも屈指の精鋭部隊――国と仲間のためならば、情け無用、残虐非道の殺人マシーンと化す者達が集められた師団、通称「狂ってる師団」に所属する、ちょっと訳有りの未成年自衛官、日々野 比之(ひびの ひの)陸曹は語る。「機士科っていつからびっくり人間の巣窟になったんでしょう」 ※人型ロボットが活躍する話です。実在する団体・企業・自衛隊・軍事・政治・世界情勢その他もろもろとはまったく関係ありません、御了承下さい。「小説家になろう」との多重投稿になります。更新はこちらが後になります。小説家になろう版で改稿が行われた場合はこちらにも反映される予定ですが、根本的な設定などの変更に関する改稿は行いません。ご了承ください。感想、指摘、アドバイス当お待ちしております。