ここでは、本篇の時系列紹介。登場人物の性格などの設定。両作品の強さの擦り合わせに対しての紹介。使えなかった没ネタなどを紹介しています。
別に読まなくても大丈夫ですが、気が向いた時はご覧ください
【目次】
1.時系列
2.登場人物紹介
3.本作品における強さに関しての説明
4.没ネタ
【1.時系列】
この作品は、物語の進み方がとびとびなため、簡単な時系列を載せました。見にくいでしょうが、よければ参考にしてください。
・機動六課が本格的に機動→訓練開始
(2週間程度経過)
・ティアナ、スバルが高町なのはに徹底的に叩きのめされる→ヘリで、なのは達出陣の見送りの際、ティアナがシグナムにぶたれる→なのは達の過去の映像をシャーリーに見せられる。
⇒本作プロローグ、第01話、第02話、番外編01話、第03話(内容:なのは墜落、ティアナ脱走、なのは別部隊へ、士郎とティアナのデート(?)、ニブルヘルムでの戦闘)
(4ヶ月程度経過←アニメでは2週間後ですが改変しました)*この間特に大きな事件は無し。ティアナは士郎についていき様々な事件に関わる。
⇒番外編02話(フェイトと士郎の出会い、鎧衣と士郎の会話)
(数日経過)
・新人達の休日時、ヴィヴィオ&レリックの発見。ナンバーズとの戦闘。この時、高町なのはは別部隊所属のため、ティアナは脱走のため不在
⇒第04話(士郎vsヴィータ)、第05話(士郎vsランス)、第06話(ティアナvsなのは)、第07話(ティアナvsなのは)
(2週間経過)
番外編03話(作戦会議、ティアナ・士郎の語り)、番外編04話(ティアナの病院での出来事)番外編05話(はやてが士郎の居酒屋へ)、
(1週間経過)
番外編06話(なのはとヴィヴィオ、桜とキャスター)
(1ヶ月経過)
本編08,09話(シグナムVSティアナ、六課崩壊)
(1週間経過)
本編10話
【2.主な登場人物設定】
この作品特有の登場人物設定などを載せています。
“衛宮士郎“
凛だかゼルレッチだかにこの世界に飛ばされてプロローグから半年ほど前にやってきた(書くのがめんど………もとい、テンプレ過ぎて皆さん飽きているだろうから省略)
アーチャー化、というよりは切嗣化している。
スペックとしてはかなり強い設定。とりあえずその経緯は以下の通りです。
⇒プロローグの一年と少し前までは、彼の義父と同レベルの魔術師としての強さを持っていた。
だが、第6次聖杯戦争時に、HFルートのように凛が呼びだしたアーチャーの腕を自分の腕をつけて、スペックが上昇(ただし、HF同様に腕から固有結界に侵食されていった)
それでも桜達を倒しきれなかったため、世界と契約することとなり、それにより腕が完全に自身に同化し、ペナルティが無くなったという本当にご都合設定(すいません(>_<)。)この時のスペックは、サーヴァントとガチでやりあえるかそれ以上。
リリカル世界に来てからは、世界からの魔力供給が無くなったが、腕による恩恵でシエルと同レベルぐらいかやや下ぐらいのスペックが残った
現状の性格は、切嗣がアイリやイリヤによって変わったように、士郎もティアナのよって一時期よりも大分雰囲気は丸くなった。
ただ、魔術師殺しとしての自分を忘れておらず、ティアナと行動を共にしない時は性格が残忍になるケースが多い。
反面、ティアナに対してはかなり心を許していて、睡眠中に彼女が横を普通に歩いても起きないほどに。
ちなみに、ティアナとは同棲しており、ティアナをベットに眠らせ、士郎はソファーで眠っている。
ティアナのことは、最近、女性として意識しつつある。しかし、自分など好かれるわけないという思いと、自分は幸せになってはいけないという思い、また年の差などの問題から、現実的に考えてはいない。
セイバーと別れてからは、特定の彼女はいない。ただ長い間、カレンがそれに近い関係だった。
他のことは、本篇の通りである。
“高町なのは“
他の二次創作家の方よりも、精神面で弱めの設定。
スペックはそんなにいじってなく、特筆することはない。(なのはが弱く見えるかもしれませんが、それは型月側のスペックを高く設定しているため)
この作品において、これでもかというぐらい、作者にいじめられ続ける可哀そうなヒロイン。
でも、誰が主人公だかよく分からないこの作品の中で、一番主役に近い存在かもしれないという事実も。
現在は、連続失踪、及び殺人事件の対策チームに入り、戦術面での考案や指南、失踪者の捜索、対外的な人気稼ぎのため空の顔として代表等に借り出されたりもしており(実はこれが一番忙しい)、寝る暇もなかなかないほどの忙しい日々を送り、あの日から一度も六課には帰れていない。連絡は主にはやてを通じて行っている。
“ティアナ・ランスター”
この人も、精神面で弱めの設定。
スペックとしては、士郎の所にいた4ヶ月で能力が上昇したが、士郎を参考にしているため管理局ではあまり意味が無かったり使えなかったりするスキルも結構多い。
上がったスキルは、戦闘時における状況判断や、間の取り方などが中心。
最近では威力や命中率よりも、タイムラグが極力少なくなることを重視し、成果が出つつある。
相手を、自分の勝っている部分での勝負に誘い出す技術については飛躍的に上昇した。相手に勝っている部分で勝負するというのは、聞けば当たり前だが、当然相手も同じことを考えるわけで、結構難しいのである。
格上と戦い続けてきた士郎はこれが絶妙にうまい(独自設定ですけど)ため、士郎の動きを参考にしたり、また実践の中などから身に付けていった。
オールランダーで魔力が少ないといった共通点を持つ士郎の動きはティアナにとって、貴重な参考となり、また幾度となくあった命がけの実践を潜り抜けたことで、ティアナは格段と成長していった。
剣技も教わり、その実力は上がっているが、ベルカ式の人たちに勝てるほどでは無く、中途半端な状態。
で、目下取り組んでいることは、士郎の魔術、特に身体を強化する魔術の習得。
士郎のような剣技を習得するには、現状では無理だからだ。
魔導士はBJの中は普通の人間で、つまずくだけで足も挫いてしまうほど。
そんな状態で、士郎の動きなど無理やりマネしようものなら、間接が外れて、筋肉がズタズタに引きちぎられてしまう。
また、動体視力や、反射神経もこのままでは足りない。
だから士郎を真似するためにも、魔術の習得は必須だが、現状では、士郎が魔術回路無しにどうやって教えればいいか分からず、色々試している状態で、まだティアナは習得していない。
魔術を使えている以上、この世界に魔術基盤はあり、魔力を扱えるならできると思うんだが……というのが士郎の話であるが、真偽のほどは分かっていない。
また、反対にティアナも士郎に魔法を教えようとしていたのだが、こちらは士郎が才能なく魔力運用が下手で、とてもではないが実践では使えない出来である。
また、他には火力不足を補うために、デバイスのリミッターを外し、なのはのフルドライブに似たものを取り付けたり、収束系の魔法に挑戦するなど、かなり体に負担がかかることに取り組んでいる。
また、最悪の場面に備えての、完全に違法している魔法もこっそり練習していたりする。
ちなみに、魔法に関しては基本的に管理局が最先端を走っているが、フルドライブ系の体に過剰に負担をかける危険な魔法に関しては、法の外で生きる者たちの方が進んでいるのである(これも独自設定)
ちなみに、士郎はティアナのやることにいちいち詮索したりはしていない。
士郎のことを心から尊敬している。
士郎の実力の高さは知ってても、自分と同じ果たせぬ夢を追い求めている人だと分かっているので、実力や魔術の存在を知っても嫉妬したりしていない。
また、年が大分離れていることや、異性だということも、嫉妬をしない要素になっているのだろう。
士郎が人を殺すことも見ている。
死体を目にしたティアナは、士郎に、畏怖と恐怖の念を感じたが、一瞬だけ見せた泣きそうな、悔しそうな何とも言えない表情を見てしまい、士郎の弱さも知り、逆に士郎から離れることができなくなってしまった。
4ヶ月過ぎた2人の関係は、始めのころからほとんど変わっていないが、ティアナは士郎に恋愛感情を持っていることは既に自覚している。
ただ、4ヶ月も同棲しているのに、士郎からなんのアプローチも無いため自分は魅力が無いのかもと、少し落ち込み気味。
4ヶ月も一緒に住んでいればお互い恥ずかしい場面も見てしまうことがあるわけで、士郎がソファーで寝ているとき、ふと見てみると男性特有の生理現象が起こっているのを見てしまい、赤面しつつも士郎も普通の男なんだなということを感じてしまったのだった。
それからは、士郎はああいうのをどうしているんだろうかとか、ああいうのを発散させる相手……恋人とかはいるのかなとか、気が気じゃないティアナなのであった。
反面、高町なのはに関しては複雑で、嫉妬などの思いも強いが、黙って管理局から離れてしまっていることを申し訳なく思っていたりもする。
“鎧衣左近”
出典は“マブラヴ”
作者がオリキャラを作るのを断念したため、他作品から出演した人物。
政府機関の情報局の人間。スパイっぽいことをしている。
必要なキャラだが、重要なキャラでは無い。
“サー・ランスロット”
クラスはセイバー。マスターは5次キャスター。
臓硯がマスターだったのだが、桜が彼を殺した際に、桜のサーヴァントであるキャスターが頂戴した。
対魔力Aを持っており、フェイトのザンバーですら効かないというチートなうえ、もともとのスペック自体が圧倒的で、デバイスにより空も飛べてしまうという理不尽極まりない人物。
“フェイト・T・ハラオウン”
中心人物の3人以外は、鯖だろうが六課だろうが不遇の扱い(空気的な意味で)を受ける傾向が強いこの作品の中で、比較的しっかりした立場がある。
士郎のことは、いい人だな、とは思っているが、別に惚れたわけではない。また、立場上のこともあり、もう会うことも無いだろうとも思っている。
【3.強さに関しての設定】
以下、サーヴァント、リリカル隊長陣、士郎に関しての強さ設定の解説です。
あくまで、私がこう設定したという解説です。矛盾もあるかもしれませんがご了承ください。
前衛系 (サーヴァントはランスロットを、リリカルメンバーはシグナムを考える)
パワー リリカル隊長陣≧サーヴァント>>>>>士郎
速さ(移動) リリカル隊長陣>>サーヴァント>>>士郎
速さ (剣速) サーヴァント>>>リリカル隊長陣>>士郎
速さ(手数) サーヴァント>>士郎>>>リリカル隊長陣
経験 士郎>>>サーヴァント>>リリカル隊長陣
(*単純に戦闘回数を示すのではなく、いかに命がけの戦いをしてきたかも吟味される。つまり、同じ戦闘回数でも、弱いのに戦い続けた方が経験は上と考えるということ)
反応速度 サーヴァント>士郎>>>>リリカル隊長陣
魔力量 リリカル隊長陣≧サーヴァント>>>>>士郎
その他、士郎のスペック
弓の速度:マッハ2~3
矢の種類:夜に、漆黒の矢を使うなど、状況に合わせたものを使う。
魔力量:通常戦闘中に、なんとか真名解放が一回できるぐらい。ただし、エクスカリバーなど、大量に魔力を消費するのは不可能。固有結界、完全なアイアス(7枚)は、全く魔力消費をしていない状態でぎりぎり成功。
アヴァロン:本作の士郎は鞘の投影はできない。これは数々の後悔の念などの負の感情から、『自分はセイバーの横に立つに相応しくない人間だ』という想いが日に日に強くなり、彼女との一番の絆であるアヴァロンを投影することが、セイバーに対する冒涜に思え、心が拒否してしまったからである。簡単に言えば、チートはあかんよー。ってこと。
【4.没ネタ】
本当にどうでもいいことを載せました。
暇な方だけ、気が向いたらご覧ください。価値は無いですけど。
【没設定その1】
『当初は、はやてがメインヒロイン』
だったんです。1番好きなキャラだったので。
はやての立場は、今の鎧衣的な位置で士郎の裏の仕事を頼んだりするという感じでした。
今となっては、準ヒロインすら考えられない位置になってしまった(泣)
プロット立てていくうちに、どんどん出番が無くなってきて………なんでだろう?
で、その対抗馬としてフェイトがいました。出会いは本作とあんまり変わりません。その後、はやてとちょっとしたライバル関係になって、微笑ましい士郎の取りあい(このころの設定では士郎は結構原作のままで唐変朴な性格だった)みたいな話にしようと………もう、かけらも無いですけどね。そんな展開。
*反面、なのは、ティアナには殆ど興味無かったんです。登場予定もあんまり無かったという。でも、創作していくうちに何故かどんどん出番が増えてきて、この2人中心の物語になってしまったんです。今では、愛着が湧いてきて、この2人が1、2位を自分の中で争うほど好きなキャラになってきました。世の中、不思議なものですね(笑)
【没設定その2】
“SHIROU”
でした。いや、めちゃくちゃ強かったんですよ。初期のはやて、フェイトがヒロインの頃は。アルクとガチンコできるぐらいに、無茶苦茶設定でした。
『斬撃皇帝』持ってたり、アチャの腕があったりとか。
いや、最強ものの方が妄想している分には楽しいんです。絶対に作者善がりな作品になると思いますけど………
【没設定その3】
『過去編』
“SHIROU”になるための過程の、過去編(士郎がこの世界に来る前)があり、月姫とD.C.とのクロスだったという。
簡単にどんなストーリーだったかと言うと、芳野さくらヒロイン?の話でした。
(以下プロットをさらに短くしたもの)
さくらの家系は、代々魔術刻印を桜の木に宿し、それを枯らすことで受け継いでいくという、特殊な魔術刻印の受け渡しをする家系でした。
それが島全体を覆った浸透固有結界*1『枯れない桜』。人の心(願い)を具現化させるという能力を持つ固有結界です。
(*1:世界を侵食するというよりも、世界に浸透していく作者が勝手に作った固有結界。それにより、世界にも、人にも異常を異常と感じさせないことに成功している)
さくらは、(音夢編で)桜を枯らすことによって、魔術刻印を受け継ぐこととなります。
しかし、純一に振られたことにより、心のバランスが取れなくなっており、しばらくして固有結界が暴走。
真摯な人の願いを叶えるという魔法だったはずが、心のもっと別な部分、悪しき願いまで叶えるようになり、遂には人まで死んでいきます。
それを『正義の味方』として止めようとしたのが、士郎(未熟)だったとうわけです。
その後、なんやかんやあり、士郎はさくらを救いだし、2人は子弟関係になっていきます。
で、数年後、アルクが限界を超え、赤い月が降臨し暴走するという大惨事が発生。
アーチャーを始めとした守護者が呼ばれますが敗退。
その時、士郎にアーチャーの腕が付くこととなります。
暴走し続ける、アルク。
何とか食い止めようとする、さくらと士郎は、お互いの固有結界『枯れない桜』『無限の剣製』を融合させ、
『人の心の在り方を具現化させた剣』、もっと言えば“人間を守るために世界を滅ぼすという、人間種の在り方そのものを具現化した剣”を作り出す。
『斬撃皇帝』
能力は鋼の大地の『魔剣・斬撃皇帝』と同一だが、別モノ。
(*以下、この剣を知らない方に簡単に説明:character materialより抜粋)
星を食うもの。
対象の大きさに合わせて刀身を増大させるだけの単純な剣(剣構成前は種子状態で待機している。持つ時は手の中に収まってる。使う時に、種が成長して草木になるが如く、剣の形ににょきにょきと成長する)
その反動として、魔剣は増大すれば増大するほど大地を削っていく。
アド・エデムという人物が所有し、“黒いアリストテレス”を一撃のもとに両断した剣(*出典・鋼の大地。今から何千年後ぐらいの新人類の話)
その荒廃した世界の“赤い空“を切り裂いて真実(青い空)を垣間見せる。
(説明終了)
その剣を持って、“月落し”をアルクごと切り裂き勝利します
しかし、真・エーテルも無い世界で使ったため、その反動は果てしなく、国が丸ごと一つなくなるほどの大地が削られることに。
あまりの危険性ゆえに、それを厳重に封印し二度と表の部隊に出てこれないように、地下深くに埋める。
はずだったのが、どんな因果かその前に、気まぐれ爺さんにリリカル世界へ士郎だけ飛ばされてしまった。魔剣を持ったまま。
という話でした。
キャラマテのみの情報で、青本を見てない時期だったので、魔剣の製造過程を知らなかったために起った妄想。
(ちなみに、D.C.Ⅱからの設定は完全に無視してます)
リリカル世界じゃ士郎強くできないなー。どうにかして強くしたいなー。斬撃皇帝とか持たしちゃおっか。
という動機で作ったんですが、ノリノリでプロットを書いていたら、もはやリリカルが関係なくなってしまいそうな気がして封印。
後に、魔剣の製造過程を知って、完全に無理があると気がついた。
しかも、30話は必要だったので。これは過去編で、当時の本篇を越してしまうだろう大惨事。
余談ですが、この話の前半部分を考えたのはダカーポ2が出る以前。予備校時代にノートにこっそりとコツコツ書いていました。2をやった時に、魔法が暴走するっていう設定を見て、似たような設定で驚いたのを覚えています。いや、考えることってみんな似てくるんですね。
【没設定その4】
『士郎が2人』
桜の使役する鯖でアーチャー(エミヤ)を登場さして、それを士郎と交代で出していくっていうトリックを使うつもりでした。
この話は基本的にリリカルのキャラ視点なので、なのは達は交代で出てくる士郎の性格の違いに違和感を覚えていくって展開です。
例えば、上記の今回の話の士郎の魔導士殺しとしての行動が、アーチャー。前話でフェイトと会談したところとかが士郎って感じになる予定でした。
読者には、その違和感を、士郎が切継的な感情の切り替えをしてるんだろうと勘違いしてもらって。
で、話が進んでアーチャーになのは達が敗れそう(殺されそう?)になる所に士郎が登場するという展開になり、そこでネタばれという感じでした。
また最後にラスボスの黒桜に対し、なのはが
『まだ気がつかないんですか?士郎さん(アーチャーの方だけど)はいつもあなたのそばで見ててくれたんですよ?』
ってセリフを言うラストになる筈でした。
昨年の9月に投降した時点ではこの設定は生かされていました。
ただ、この設定を出すと、物語としての質が落ちるってことがプロットをさらに細かく練っているうちに分かってきて、結局泣く泣くボツにしました。
ああ、一番悩んだんですよ、本当に。使いたかったな、このネタ。
伏線とラストの終わり方っていう点だけでいくと、この設定の方が今よりいいんですよ。ああ、世の中うまくいかないものです。