初めてSSを投稿します。
いろいろと至らない点もあると思いますが、頑張ります!
~注意~
オリジナル主人公男。
チート、ハーレム無し。
ナルトとサスケが孤独を感じた時に共通の友達がいたらこんな感じかなっていう具合に書きます。
主人公は基本的に弱いです。少しずつ強くなります。
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夕暮れ時
木の葉の里にある公園。
今日、初めて遊んだヤツ。
いつも一緒に遊んでいるヤツ。
名前は知らないけどそんなの気にしないで遊べるのは子供ならではだ。
このぐらいの時間になるとみんな帰りだす。
(俺もそろそろ帰ろうかな…。)
雪のように白い髪をした少年も帰ろうと思ってた。
遊んでた仲間にあいさつしているとブランコに一人座っているヤツがいた。
金髪に額にゴーグルの同じ年ぐらいの子供。
さっきまでニコニコしていたのに暗い顔をしている。
(アイツ、いつもみんな帰ると暗くなるな…。)
いつもなら真っ直ぐ家に帰るけど、気になって話しかけてみた。
「お前、帰らないのか!?」と遠目から言ってみる。
「………。」
(無視かよ。)
「オイ、お前に言ってんだよ!」
「う、うるせーってばよ!」
「なんだと!」
(話しかけただけなのに、うるせーは無えだろ。)
腹が立って、近づくとソイツはうつむいてしまった。
その態度にイライラして、ちょっとからかってみた。
「あー!まさか泣いてんの?だから下向いてんだ!」
「泣いてねーってばよ!」
泣いてはいないが怒らせたようだ。
だが、こっちのイライラは止まらない。
「泣くなら家に帰って泣けよ。」
「泣いてねーってばよ!さっきからお前、お前ってうるせーってばよ
この、白髪ジジイ!」
「てめぇ…。人が一番気にしていることを…。
俺は白髪ジジイじゃねぇ、“竹取オウギ”って
名前があんだよ!泣き虫野郎!」
「泣き虫野郎じゃねー!“うずまきナルト”だってばよ!」
「泣き虫の間違いじゃねぇの。調子乗んな!」
「上等だ。ボコボコにしてやるってばよ!」
……………。
…………。
……。
…。
ボロボロのオウギ。
「明日もこの公園に来いよ!また来るからな!
もう遅いから帰るだけだからな!
俺は負けてねぇからな!」
かすり傷程度のナルト。
「なんだってばよ……。」