<このWebサイトはアフィリエイト広告を使用しています。> SS投稿掲示板

SS投稿掲示板


[広告]


No.38937の一覧
[0] 【東方Project】ただ掃除をしていたいだけ第1話【オリ主】[東雲のノシ](2013/11/25 15:24)
感想掲示板 全件表示 作者メニュー サイトTOP 掲示板TOP 捜索掲示板 メイン掲示板

[38937] 【東方Project】ただ掃除をしていたいだけ第1話【オリ主】
Name: 東雲のノシ◆8751fb32 ID:ab709e24
Date: 2013/11/25 15:24
博麗霊夢は起きてすぐに今日は面倒なことが起こる予感がした。
「おい!霊夢!」
そう言って飛んできたのは黒白の魔法使い、霧雨魔理沙であった。
「なによ、朝からうるさいわねぇ…」
こんな朝早くからよくそんな元気が出るかいつも私は疑問に思う。
「いやな、面白いことがあったんだ。」
「面白いこと?」
いつも異常に目を輝かせている、どんなことがあったのだろうか。
「実はな、今日朝起きて散歩に行ったんだ。」
「その散歩で何かあったの?」
「いや、散歩では何もなかったぜ。」
もったいぶってないで早く教えてくれればいいのに。
「本題は散歩から戻ってきた時だ、家に入ってみると部屋が綺麗に片付いていたんだ!」
「それがどうしたの?」
「どうしたの?じゃないぜ!家には鍵をかけておいたんだ!」
「片付いているならいいじゃない。」
「いや、なんで片付いているのかってことだぜ、片付いてるってことは誰かが私の居ない間に入ったってことだぜ!」
「ふーん…泥棒にでも入られたんじゃない?」
「いや、被害はなかった。」
「あっそ。」
「でも不思議だろ?入るだけ入って片付けるだけなんだぜ?」
「いいじゃない。」
「でも、どんなに温厚な私でも無断で家に入られて黙ってるわけにはいかないぜ。」
どの口が言うのか。
「だから部屋を思いっきり散らかしておいて罠を仕掛けておいたぜ!私の考えだとまたそいつは片付けに来るはずだ!捕まえたら霊夢にも犯人を教えてやるぜ。」
「それだけ?」
「…ああ。」
呆れた…なにが面白い話なのか。
「で、それを私に教える必要はないんじゃない?」
「とりあえず誰かに伝えたかったからな、別にお前じゃなくても良かったんだが。」
やっぱりこいつの考えていることはよくわからないな…。
「まぁいいや、そろそろかかってると思うし見てくるぜー!じゃあな!」
…行ってしまった。ホントに伝えに来ただけだった…。

そして昼ごろ、また奴は来た……誰かをかついで。
「だれよ、それ。」
「朝話した奴の犯人だぜ。」
まさか本当に捕まえるとは…。
「…見たところ妖怪っぽいわね。」
「ああ、とりあえずどっかに捨てようとは思ったんだけど、掃除してくれる妖怪なら捕まえといたほうが便利かなーって思ってさ。」
「……そんな妖怪居たっけな…。」
っと、妖怪が目を覚ました。しかし縛られてるので動けない。
「っちょ!ここはどこぉ!?って博麗の巫女じゃない!私をどうするの!?」
やかましいなぁ…。どんだけ慌ててんの…。
「ねぇ、あんた。」
「ひっ!?」
「あんたの種族って何?」
「え?私の種族…ですか?」
「そうよ、ほら、さっさと言う!」
掃除する妖怪ってはっきり言って思いつかないわ。
「えぇと……私はあかなめです…。」
「あかなめ?」
…いたわね…そんなの…。
魔理沙が問う。
「あかなめがなんで部屋の掃除してんだ?風呂とかじゃないのか?」
「いえ、私達は別に風呂限定じゃないですよ?」
「そうなのか?」
「知らなかったわ…というよりあかなめって初めて見たわね…」
「あんまり人前に出ませんからね。私達。」
でも、人見知りってわけではなさそうだ。
「それに、掃除じゃなくて家事全般ならほとんどできますよ?
「もう種族名変えてよくね?」
「そう簡単にはかえられませんよ。」
「あと、結構いるんですが私達は別に垢を糧にしてるわけでも無いですし、なめてもいません!風呂掃除が一番好きなだけです!」
ここまで来ると名に偽りありね…。
「じゃあなにを糧にしてんだ?」
「えーっと…人の驚きと感謝です。」
「感謝?」
「ええ、掃除してくれてありがとうっていう感謝の気持ちですよ!あなたからもいっぱいもらいましたよ。」
と魔理沙を指さす。
「な!?感謝なんてしてないぜ!?」
「いいえ、してましたよー…ってそんなことより聞きたいんですけども…。」
「ん?」
「なんで私縛られているんですか?」
いまさら!?
「そりゃ、妖怪だし何かに使えるかもしれないからだ。」
「魔理沙はどうするつもりなの?」
「んーとりあえず…どうしようか?」
考えてなかったのか…。
「じゃあさ、あんた神社に住まない?」
「霊夢…お前はそれでいいのか?これ以上妖怪が増えたら完全に妖怪神社となるぜ…。」
「今更。」
鬼に火車、妖精だっているのよ?
「それにあんたは色々便利そうじゃない♪」
他の連中とは違って。
「別にいいでしょ?」
「…まあいいですけど。」
「じゃあ決まりね。」
「そういえば名前はなんて言うんだ?」
そういや聞いてなかったわね。
     すいれんせいか
「えっと、 水連 整香って言います。」


こうしてまた博麗神社に新たな仲間が増え(仲間と書いて奴隷と読む)少しだけさわがしくなったとさ。






感想掲示板 全件表示 作者メニュー サイトTOP 掲示板TOP 捜索掲示板 メイン掲示板

SS-BBS SCRIPT for CONTRIBUTION --- Scratched by MAI
0.023772001266479