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No.388の一覧
[0] サモンナイト2~楽園の修羅~[MU-1321](2004/11/15 15:07)
[1] 序章  出会い~Are you Damon?~[MU-1321](2004/11/16 05:46)
[2] あとがき[MU-1321](2004/11/16 05:50)
[3] 閑話 自己紹介 ~What''s your name~[MU-1321](2004/11/17 07:51)
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[388] サモンナイト2~楽園の修羅~
Name: MU-1321 次を表示する
Date: 2004/11/15 15:07
始めに
このSSの人修羅、永瀬克己は私のオリジナルのストーリーとエンディングをたどっています
苦手な方はご遠慮ください
はじめまして、俺の名前はマグナ、蒼の派閥の召喚師見習いなんだ
見習いといっても、今やっている試験に合格すれば晴れて妹と一緒に一人前の召喚師として派閥に認められるんだけど
今現在の心境を一言で表すなら

「勘弁してよ・・・」

目の前には20体を超える召喚獣がこちらを睨んでいる

「さて、二人とも召喚には成功したようだな、最後に二人とその護衛獣には私の下僕達と戦ってもらう」
と、試験管のフィリップ師範がのたまった

おい!!
ちょっと待て、ツッコミどころ満載だぞ、主に数とか、数とか、数とか

「フィリップ殿!これはいくらなんでも」
と、もう一人の試験管のラウル師範が抗議するも

「それぞれ二匹ずつ召喚に成功しておるのだ、この程度は問題あるまい」
と、とりつくしまがない

「・・・ねぇ、どうするマグナ兄?」
妹のトリスが引きつった笑みで俺に問いかける

「お兄ちゃん、怖い・・・」
「主殿、現在ノ戦力デハ勝率ハマズナイモノトオモワレマス」
俺の護衛獣、それぞれ鬼妖界シルターンの妖狐ハサハと機界ロレイラルの機械兵士レオルドが俺に話しかける

「おもしれぇじゃねえか、テメェ等調子に乗るなよ!!」
「ひぇぇぇぇぇ!!僕どうなっちゃうんですか!!」
トリスの護衛獣、霊界サプレスの悪魔バルレルと幻獣界メイトルパの獣人レシィが対照的な叫びを上げる

「だぁぁぁぁ!!こうなりゃ自棄だ!!俺、レオルド、バルレル、レシィはとりあえず前に出るからトリスとハサハは援護してくれ」
「了解シマシタ」
「ちっ!指図すんじゃねぇ」
「はっ、はい!がんばります」
「大丈夫、頑張ろうねハサハちゃん」
「コクリ」

こうして俺達の初めての戦闘が幕を上げた
現状はジリ貧の一言に尽きるだろう
残り10数対まで倒したものの前衛の俺、レオルド、バルレル、レシィはもう限界、あと数対は倒せるだろうがそれが限度だろう
援護にまわっているトリスとハサハはダメージは少ないが俺達がやられた後、持ち堪えられるとは思えない

「くっ」

そうしている間にも召喚獣は群れを為してこちらに迫ってくる
どうすれば、何か無いのか?
ふと、護衛獣を喚ぶ時に余った透明なサモナイト石のことを思い出した
俺は機械と鬼妖界、トリスは霊界と幻獣界から護衛獣を喚ぶことにしたため、たまたま余ったこのサモナイト石をもらっていたのだ

・・・閃いた!!

「トリス!!」

誓約のされていないサモナイト石を手に妹を呼ぶ、俺のしようとしている事に気付いたようだ

現状を打破する方法、単純なことである、現状を打破できる存在を喚べばよいのだ


「「古き英知の術と 我が声によって 
  今ここに召喚の門を開かん・・・

  我が魔力に応えて 異界より来たれ・・・

  新たなる誓約の名の下に マグナ(トリス)が 命じる」」
 同時に呪文を詠唱し、一つ大きく息を吸い込む―――
「「呼びかけに応えよ・・・異界のものよ!!」」
部屋に光が満ちる

光が消えると、そこには
絶大な魔力を放つ少年の姿をしたモノが立っていた


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