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No.38472の一覧
[0] 時空管理局があの作品の世界を発見したら・・・・・[クラララ](2013/09/13 14:44)
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[38472] 時空管理局があの作品の世界を発見したら・・・・・
Name: クラララ◆94f6194f ID:409a627f
Date: 2013/09/13 14:44
魔法少女リリカルなのはの時空管理局が、様々な作品の世界を発見したらその世界についてどう考えるかを報告書という形で、記してみたという形の小説です。
原作ファンの人間には気に入らないことや独自解釈もありますが、ご容赦ください。
例え正義の味方集団であっても、合法的な組織である時空管理局からすれば国家の管理にないならば非合法組織であるなどといった形になります。
今回は、ゼロの使い魔です。





時空管理局極秘報告書 第07秘匿管理外世界について

前略 我々時空管理局は、多次元に跨る次元間組織であり多次元への移動進出技術を有する次元世界の加盟制度に基づく組織であり、その目的は多数の次元世界を束ね単一の統合政体の元次元世界の存続をもくろむものである。横暴のように聞こえるかもしれないが、かつて我々時空管理局が存在する以前の超古代文明で次元進出技術を有する者は、高度なオーバーテクノロジーに裏付けされた現行の技術を上回る超兵器群を用いた大規模戦争によってほろんだことが歴史的調査によって確認されている。
我々は、この悲劇を再びひきこしてはならない。そのためには、単一の統合的な政体による平和が必要であり、時空管理局はその平和のためにその力を行使するものである。
(省略)しかし、管理世界とする上では技術的発達が不十分かつまた現地世界で我々の有する魔法―少なくとも類似したもの―もしくはっそれらともと異なるいわゆる超能力や霊能力と呼ばれる別系統能力を有する世界が確認されており、これらは軍事力を用いての侵攻は野蛮であり実施しはしないが、極めて危険思想に基づいた世界が存在している。
基本的に我々は、特殊能力を有しているが法律で管理されているのに対し、それらの世界では法律に基づいて特殊能力行使を管轄する行政機関が司法活動として特殊能力者による犯罪を裁いていないことが多く確認されている。
純粋な正義ではなくその特殊能力者グループで良心的なものが個人的な憎悪から危険なテログループないし侵略的勢力に動いていたり、はたまた純粋な正義で動いているものがあるものの特殊能力について社会貢献するために公開することなく暗殺部隊といった不都合な存在を排除するためのものを有していたり、人類にとって危険な敵勢生命体を倒すということで動いていながら特殊能力を有する一グループが一族単位として討伐に動き、敵勢生命体を倒すことを目的としていながら甚大な犠牲を出すことを容認せざるを得ないといったあくまで裏で処理すると危険性は極めて大きい。
一部世界では、あの第一級テロリストのジェイル・スカリエッティ博士をも上回るだろう非人道的な人体・生体実験を行いながら、特殊能力を絶対視するために社会貢献を考える特殊能力研究のために動くカルトグループといって差し支えないグループが行動している。
これれの世界は、時空管理局に対しても純粋な戦闘能力では劣るものの極めて厄介な呪いとされる遠隔攻撃などを有しており、我々が強制的に管轄下に置こうとすれば武力行使さえ辞さないものも多いだろう。
そのため、これらの世界については極秘事項とし、一部の人間を除いて閲覧を非とする。閲覧を許可されるのは、提督等の将官クラス以上であり、これらをその資格によらず見たもの有資格者であっても一般公開をもくろんだ人間については最低でも懲役50年あるいは罰金として管理局発行の次元統一紙幣で一億が要求される。
以下に記されるのは、SSSクラス機密の中での第07秘匿管理外世界に対するものである。

第07秘匿管理外世界

惑星型番ミッドチルダ型惑星(生存可能な天体。第97管理外世界と惑星の地形が極めて類似していることから、他にも多数確認されている第97管理外世界の歴史的認識のことなりの違いによって生じたものであると思われる。)

衛生の有無ミッドチルダ同様複数の衛星を有しており、2つの衛星が存在する。

現地における惑星名なし(惑星などにおける天文に関連した概念は、極めて限定的ないしはまったく存在しないとされており、統一的な惑星名を持ってはいないため。)

技術レベル 極めて低い(一部の地域では、かつて我々が高度文明に達する前にどの次元世界でも通過している中世とされる時代程度あるいはそれ以下にとどまり、一部では未開といっていい暮らしが行われている。)

魔法技術の有無 魔法技術を有する。ただし、限定的な個々の事象並びに伝説の失われた確認されていない魔法を除けば、我々より下である。多様な魔法生物がいるが、いずれも限定的なものを除き脅威度は低い。

知的生命体ヒューマノイドタイプが確認(ただし、知的レベルに差があるものが確認されている。)

政治体制封建制に基づく王政制度(王政制度の中で、後述するが、危険思想と言えるものがある。)

概要 
第07秘匿管理外世界について、前述したとおり多様な魔法生物及び魔法技術が存在すると記したが、それについては誤りがある。第07管理外世界で魔法技術及び魔法生物が存在しているのは、基本的にハルキゲニア大陸(正確には、第97管理外世界におけるユーラシア大陸のヨーロッパという地域に類似したエリアであるのだが、現地の名称に従いハルキゲニア大陸と称する)のみであり、それ以外のほか大陸については存在が確認されていない。
ここ現地世界では、全般として技術レベルが極めて低いのだが、それはひとえに魔法技術のためであるといえる。我々時空管理局は魔法を中心とした科学文明を築いており、基本的に魔法以外の動力はNGである。とはいえ、魔法技術が中心といってもそれ以外の科学分野を完全に否定しているわけではない。

現地世界で、魔法という特殊能力が存在しているが我々も治療魔法や転移魔法その他諸々で魔法を使用しているが、基本的に日常生活における文明基盤におけるファクターとして魔法の比率が多い。魔法を前提とした文明が築かれている。
魔法が生活手段の中心に基盤し、その状態が長く続いており現地世界の住民は魔法による文明維持に対して盲信ともいえる状態になっており、いわば思考硬直状態である。歴史的に見て科学技術の一大躍進において、全ての知的生命体の居住区域で科学技術が均一に進歩するのではなく、特定の地方で科学技術におけるブレイクスルーが起こりそれが元で世界に広がっていくというものである。
第97管理外世界のヨーロッパでの産業革命などが代表的であるが、現地世界で魔法基盤を有し依存しているといっても過言ではない文明がありこれらが科学技術上のブレイクスルーを妨げている要因であると言える(ただし、一概には全体としての原因であるとは言えない。)

現地世界における支配者は、ヒューマノイドタイプであり正確に言えば我々ミッドチルダを中心とした多くの次元世界で確認されている人間と同じであるといって差し支えない。ただし、その世界における支配中心的な存在が人間であることは確かであるもののハルキゲニア大陸やそのほかの大陸において人間と極めて似たものの別種の生物学的カテゴリーに含むべきものが発見されている。
現地世界において亜人種とされるものであるが、第97管理外世界に伝わる伝承が最も多く似通っているが、その他の世界でも確認されている吸血生物とされる吸血鬼、耳が長いという特徴を持つエルフ、極めて好戦的なオークとされる種族である(生命進化の中で枝分かれしたとされるが、なぜこのように生命進化が生じたのは現地世界の生物に対しては非破壊的スキャン及び破壊的なスキャン、ありていにいえば解剖のようなものは実施されていなため不明である。もっとも、知的生命体である以上管理局憲章で認められる人権を持っているとされるため、解剖を行うなどすれば違法である。)
人間の中の一部及び亜人と呼ばれる存在の中では、魔法を使えるものがおり制御形態については異なっている。

亜人とされる存在や人間以外にも魔法生物に該当する存在する存在がおり、ドラゴンやワイバーンといった管理世界でも比較的ポピュラーなものがおおくあるが、精霊とされる存在は極めて興味深い。
精霊とは、現地世界において確認されるエネルギー生命体であり、自然の力をつかさどっている存在であり特定の自然現象を操ることができるとされ、管理局においても危険性のあるものが存在している。
おそらく、ロストロギア闇の書プログラムにおいて魔法による擬似的な体と人格を備えたものがあることからもわかるとおり、魔法の源である魔力そのものが意志を持つことが確認されており、それと同じように自然発生的に意志を備えた魔力の塊が生命としてふるまうようになったとされる。
なお、エネルギー生命体とされるが現地で水の生命とされる存在は実体を伴った存在であり、精霊といっても何らかの魔法生物あるいは形状的に魔力によって突然変異が起きた微生物あるいは微生物の集合体である可能性も否めないが、定かではない。
これについては、第249管理外世界や第01秘匿管理外世界(いずれも地球である)において、第249管理外世界ではイールと名づけられた高度なバイオテクノロジーを有する可能性がある深海底由来のものや火星由来の微生物でありながら、高度な知能を備えたものが確認されているので確証は十分あるものとされる(火星由来の生物は無害であるらしいが、イールという個体は環境破壊による報復として一つの生態系を破壊してでも人類を滅ぼそうとしており、なんとか現地世界で微生物の習性を使用してその破壊行為は阻止されたものの同種の生物が他世界にもいれば我々にも同様の危険性はあるので注意が必要である。)


現地世界の魔法について説明されてもらおう。我々時空管理局の魔法は、リンカーコアという体内にある生体機関を介して、外部にある魔力素を吸収しそれを利用して魔法を行使するものである。このリンカーコアは、例えリンカーコアを両親が持っていないからといってその子供が発言するわけではない。
リンカーコアを発現させる遺伝的プロセスについては、まだ不明であるもののそれが生じるか生じないかだけで遺伝的にリンカーコアを発現させうる要素を秘めている。つまり、自分が魔法を使用できないといってもその子孫までが魔法を使用できないわけではない。
現地世界での魔法について、代表的なものとして人間によるものとエルフによる魔法を紹介するが、人間による魔法が誰しもが発言する要素を持っているかは定かではない。

現地世界の魔法文明は古く、六千年前から魔法文明が生じていると現地の伝承に記されている。ただし、六千年前当時の記録・文献としてろくなものは残されておらず、ブリミルといった魔法の始祖が現在の魔法を生み出したとされているが、それも科学的な実証がなされていない。あくまで現地に伝わる伝承及び、ブリミル教という現地におけるブリミルを神格化する宗教の中でそう説明されているだけだ。
六千年前以前からも魔法は存在したのかもしれないし、ブリミルが魔法を生み出したというのも学術的信憑性及び未確認の伝承によるものであるが彼自身が強大な魔法を使い現行の政治体制を作るに至るきっかけとなったことによるものでしかないのかもしれない。
六千年前前後の政治情勢について依然不透明であるため、定かではないが六千年前ブリミルとその弟子によって国家が作り出されており、国家形成の過程でブリミルの意志に反する行為が行われた可能性はあるが、現在の国家形成にブリミルが例外的に使えるレアスキルのような希少魔法が関与しているならば六千年前当時の伝承が失われる中そうなったとしてもおかしくはない。

現地世界では、メイジという魔導師が存在しているが、これは時空管理局が魔導師による治安維持を実行しているものの非魔導師を要職につけないといった差別を行わいのに対し、差別的なものである。魔導師であるメイジは血統によって伝えられる貴族階級、生まれた時から特権を有する存在であるからだ。
そしてそのメイジ以外に平民という非魔道師階級に魔法を使うものは存在しないとされる。このことから、メイジが遺伝的に異なっている存在であり、魔法を使えるのは彼らが有する先天的な何らかの彼ら特有の因子によるものであると推測され、メイジによる魔法は彼ら以外使えないと考えられる。
だが、平民について魔法について教えたわけではなく、平民が魔法使用できるかについての調査が行われてないため、メイジが魔法を発現しやすい血統を維持してきてだけで、平民も魔法を使えるかもしれないがそれが知られていない可能性もある。
これについては、詳細は不明である。

メイジの使う魔法は、系統魔法というものである。系統魔法とは、火、水、土、風の4つでありこれに加え始祖ブリミルの使いだした虚無の魔法が存在する。
時空管理局においても魔力変換といって、魔力を電気などに変換することが可能であるが魔力編監視室のことでないと推測される。
我々が行使する魔法は、基本的に魔力というエネルギーを使いそれによる砲撃といった形などあくまで魔力をエネルギー体として行使するものである。現地世界では、土魔法による物質編成で金さえも作り出せる(金を生成できる能力であるが、原子編成するのが特に難しいだろう金を生み出しているのになぜか現代文明で使われるような素材を生成することはできない。金を錬成できるため知られていないだけで可能性はあるが、現代文明で使われる素材を生成できるかは不明)と本来ありえないような出来事を残しており、原子や分子に作用するものでないかと推測される。
火属性の魔法による炎攻撃ならば、大気中の水素を操るあるいは炎を燃焼させるのに必要な酸素に影響を与える、水属性であるならば大気中の水蒸気に影響を与えたり水属性で治癒が可能であるが、これも人体の90パーセント以上となる水分が代謝といった身体活動に影響を与えているので体内の水を操る、土属性であるならば対象を構成する原子や分子の組成を組み替えそれによって物質を作り出す、風であるならば大気の流れを制御するといった形であると予想される。
ブリミルという魔法を生み出した始祖の言葉によると「系統魔法は、この世を構成する粒に影響し、虚無はそれより小さい粒に影響を与える」となっており、原子や分子を例えた可能性が高い。
ただし、実証段階の域を出ないので留意が必要である。

虚無魔法については詳細が不明であるが、これは場合によっては第2級のロストロギア(次元震動を引き起こし、空間ごと破壊する規模ではないものの一惑星の生態系への致命的な打撃あるいは大規模な人口密集地帯を破壊できる)に匹敵する魔法である可能性がある。もし、系統魔法が原子や分子に作用するものであるならば、それよりも小さい粒となれば素粒子でしかない。
つまり、素粒子を操れるとなれば対象を瞬時に消滅することもできたり、この世すべての物質と触れ合っただけでも素粒子の性質が違うために大爆発を引き起こす反物質の精製やあるいは核分裂や核融合といった核反応でさえ引き起こせる可能性がある。
現地世界の技術レベルが低いが、それよりもさらに低い段階であったと思われる六千年前とはいえ少なくとも既存の国家を置き換え現在の国家形態を作り出した原動力が虚無の魔法であるならばそれは十分以上に脅威であると考えられる。
前述したように現地世界の魔法については原理が詳細に調査されていないので、不明であるが現地世界で警戒すべき第一級の脅威である。SSSクラスの魔導師あるいはそれを上回る潜在的可能性を持っている。

ただし、メイジは血統によって魔法の才能を保持しその保持している魔法の才能にはそれぞれが司っている魔法属性も含まれている。虚無についても血統によって伝わる可能性があるが、虚無魔法は死滅した魔法であるとされており、現地世界で虚無の魔法を宿した血統はない。
そのため、これを警戒するべきでないかもしれない。しかし、ブリミルと他のものが使う魔法の性質が違っていたならば何らかの突然変異によって生まれた可能性もあるため同様のことがおこり、再び虚無魔法の使い手が現れることも考えられる。
なお、現地世界の魔法を原子や分子に魔力を使って操るだけとしたが、現地世界でも限定的な空間転移魔法による使い魔召還(我々の使い魔は、生物に対し後天的に肉体操作を施したものであるが、自然界に存在する動物をルーンといったもので操るものと推測される)といったものがおり、純粋なエネルギーを直接働かせる類がないわけではない。

次は、先住の魔法というものがある。亜人と呼ばれるものの中に属するエルフが使うものであり、系統魔法よりも一般的に現地世界では強力であると言われている。精霊と呼ばれるものを使用することで、自然を操る能力である。
先住魔法については、精霊と呼ばれる存在がおりそれは魔力によるエネルギー生命体であるが、その精霊そのものが自然現象に対して何らかの影響を与えている。これを使っての気象操作などを行う野が先住魔法とされるものだ
おそらくは、魔力を使って無理やりに自然現象を操るのではなく魔力を備えるエネルギー生命体である精霊が自然現象をつかさどると精霊そのものが自然現象のファクターに組み込まれているからできることである。
先住魔法については、我々が用いる空間歪曲型の防御魔法ではないが、エネルギーシールドを張り巡らせるタイプの防御魔法があり、エネルギーを働かせるタイプの魔法も備えている。


いずれにせよ、一部の魔法や伝説の魔法である虚無を除いて、我々時空管理局には脅威たりえない。虚無魔法が復活したとしても、衛星軌道上から砲撃が空間消滅型魔導砲アルカンシェルによって攻撃が可能であり、かつ広大な管理世界を持つ我々が有する物量と次元間航行能力の有無を考えると脅威にはいずれにせよなりえない。
が、警戒すべきものがある。それは、聖地と呼ばれる場所である。聖地とは、人間側からの名称でありかつてブリミルにゆかりする都市あるいはなんらかの施設があった場所である。現在、この場所は他の亜人とも人間は敵対しているが、人間側が悪魔と言って憚らず恐れているエルフという存在の占領下にある。
亜人種は人間に対して、総じて敵対的であるがエルフ側は人間と同等の知能を備えており、明確な支配体系に基づいて人間を敵と定めている。人間側もブリミルという存在の聖地をブリミルを崇拝している支配的な宗教ブリミル教があるため、宗教上理由によって敵としている。
エルフ側は敵対している理由は不明だが、かつてブリミル率いる人間との間にあった対立やどのような理由でるかは不明だが、ブリミルが行使したとされる虚無魔法への警戒心であると言われている。

六千年前、当時の情勢は不明だが現在この聖地には空間転移魔法が確認されている。いわゆるテレポーテショーンの様に個人を移動させるものではなく、常時空間と空間をつなげるタイプの空間転移魔法である。
この空間転移魔法を行使したのは、誰かは定かではないがエルフの占領地である聖地にあることや、伝説とされるブリミルと関わりあることから、ブリミル本人であると考えられる。
どのような意図をもってしたのか、あるいは本来の意図によらず空間転移魔法を維持できているだけでそれが本来の意図でないかは不明だが、これは繋がっている先の第104管理外世界(これも地球である)から現地の兵器を強奪することを目的に現在作動している。

空間転移魔法で本来の意図が不明なのでわからないが、移動を目的にしたものなら移動先は固定される。しかし、この空間転移魔法は移動先が固定されておらず兵器の強奪を行うため現地の兵器の存在するあらゆる箇所、戦場地帯や軍事施設、銃砲店(銃という質量兵器を民間人に売り渡すための店)、軍需企業の施設といったものへ空間転移魔法は現れ、兵器をさらっていく。
ハルキゲニア大陸には、存在しない兵器をさらっていくことから空間転移魔法の魔法制御プログラムには兵器を自動的に探査・収集し、それらの情報をもとに自己学習しながら未知の兵器であってもその存在を学習することで奪っていくという兵器を機能があると思われる。また、これは外部からのスキャンであるのだが魔法プログラムには幻術に近い性質、つまり脳に作用する魔法があると考えられ、その成果は不明だがおそらく言語に対する翻訳機能を脳に埋め込むといった相互の意思疎通を図るものであると思われる。
未知の兵器であるならば、その使用法は分からずまた兵器召還の際に人間が関わっている場合であっても召喚される。
兵器本来の使い方を知るには、人間の存在は必要不可欠であり兵器強奪先の人間と意思疎通を可能にするため組み込まれている可能性がある。事実、管理外世界の人間であるため救出については見送られたもののこの世界に空間転移魔法を介して第98管理外世界の人間が迷いこんだことがあるのだが、その人物は意思疎通に不自由はしていない。
ただし、本来の意図が不明であるためその目的が本来の目的なのかは分からない。エルフという存在に聖地が占拠されていることから、空間転移魔法を行使中にユーザーであるブリミルが死亡してしまい、魔法だけが残ったという可能性もある。

ブリミルという本来の魔法の使用者が死亡し、それ以来虚無魔法の使い手は現れていない。それに加え、聖地はエルフによって支配されておりミリタリーバランスでいうならば人間よりも勝っている。
しかし、空間転移魔法があるということは多次元への移動が可能であるということでもある。空間転移魔法は、現在は空間の一点と一点をつなげているものではないがこれが制御され空間の一点と一点とが安定的に結び付けば、他世界への軍事侵攻を行うことも可能になりうる。
空間転移魔法は、位相的に現地世界と近い次元世界に進出しているため極めて位相的に近いものでしか使用できない可能性もあるし、そもそも軍事的に現地世界の人間が他世界へ進出したといってもある特定のレベルまで進歩した非魔法文明あるいは魔法文明であるならば撃退は可能だろう。

だが、現地世界の政治体制で人間側は王政制度でメイジといった存在を絶対視し、非魔導師については個々人の差があれ差別的な感情が大勢をしめている。特殊能力を有するものが他社よりも上位で支配してもいいという考えだ。
それは、長年の間の構造的な問題であるかもしれないし、個々の世界の文化尊重するが、我々としては危険思想と言わざるを得ない。
また、聖地を支配するエルフも排人的な要素を備えている。最も、六千間以上も介入していないのであり彼らの嫌う虚無魔法であるなら手を出すことはしないだろう。
現地世界で、他世界へ軍事侵攻を行うことを可能にするものがあり、また危険と言える思想も散見される。
時空管理局管理世界になるを魔法文明こそあっても、現地の魔法文明度からは当然ながら加盟するに値しはしない。
管理世界に値しない存在で軍事衝突したとしても脅威度も低いが、他世界への軍事侵攻を行いかねない危険性をはらんでおり第07秘匿管理外世界は現在無人の偵察衛星による厳重監視下及び同衛星による現地魔法への収集が現在行われている。
第07秘匿管理外世界は、発見された次元世界であるのだがその存在は発見されていても抹消するという扱いからもわかるとおり、時空管理局並びに民間のあらゆる艦船及び人員の立ち入りは厳禁である。

            以上をもって報告を終了する。

            時空管理局情報部二課編纂 


途中で出てきた微生物でありながら、知性を備えた存在というのはフランク・シュエツッィングさんの深海のyrrと鎌地和馬さんのとある魔術の禁書目録です。






















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