空白期5
自分たちの銀河をNEUEと称する者達。それが、この平行世界の住人達であった。『エルシオール』が出現したクロノゲートの出口は、セルダールと呼ばれる比較的発展レベルの高い星の衛星軌道上にある。
セルダールの伝承では、天に浮かぶあの円環は、開くことがあるとされていたそうだが、CQ以後1度も開かれたこともなく、先文明の与太話とされてきたのだ。しかし今二つの文明が出会う運びになった。
セルダールはセルダール連合と呼ばれる、このNEUEにおける最も栄える集合体の盟主を務めている星であり、扱いとしては首都星に近く、『エルシオール』への対応も混乱のわりにまともなものであった。『エルシオール』に搭乗していた外交官を中心に、この歴史的出会いを発端とする会合は開かれた。
全くの余談だが、外交官はようやっと自分の仕事ができると満足気な様子であった。エルシオールで半年間のんびりするだけだったのだ。タクトが偶に羨む仕事だったと言えば通じるであろうか。
会合で得られたものは多く、このNEUEと呼ばれる平行世界は、すでにクロノストリングエンジンを兵器に転用するレベルの技術は持っていること。しかし圧倒的にそれを扱える人物が少なく、しかも多くの星が過疎や衰退により人口を減らしており、緩やかな滅びに向かっている。
セルダール連合は、3つの星を中心とした集まりであること。その3つはセルダール、マジーク、ピコであること。
セルダールは剣の星。王族が存在し、近隣のいくつかの星系を領域としている。
マジークは魔法の星。魔女が統治する星系である。
ピコはナノマシンの星 防衛衛星に守られているが幾つもの研究衛星がある。
また、セルダール連合に対抗する勢力『アームズ・アライアンス』があること。まだ戦争直前といった雰囲気ではないものの、いずれぶつかり、お互いが損耗し合い人類が亡ぶといった終末論が実しやかに噂されていること。そういった社会情勢を多く知ることができたのは大きい。
そうして、セルダールの王や重役たちとの情報交換を終え、後日本格的に、セルダール連合の首脳とEDENの首脳陣が話し合う場を設ける事、その際今後の方針をどうするかを決めるなどが決定したのであった。
『ラクレットさんへ
この前、久しぶりにお姉ちゃんが帰ってきました!! なんでも「調査から支援に方針が変わったの」って言っていました、女皇様と一緒にNEUEまで行くそうです。なんとなくしかわからなかったけれど、数日だけでもお姉ちゃんと会えて、すごい嬉しかったです。
でもこれからもっと忙しくなるから、もっと会えなくなっちゃうみたいです。少し悲しいけど、私が軍人になったなら、お姉ちゃんと同じ場所でお仕事できるかもしれないから、頑張ります
追伸 ラクレットさんは、苦手なことを克服したことってありますか? 私にできることがあれば教えてほしいです』
新暦初の平行世界間の首脳会談はつつがなく行われた。トランスバール皇国からはシヴァ女皇とルフト宰相のトップ2が、EDENからも代表議員が参加。ヴァル・ファスクもダイゴが参加する形になった。
セルダール連合からも、セルダール国王ソルダム・セルダールと、彼が王族の戒律で親族以外と会話ができない為に彼の言葉をテレパシーで伝える『妖精』ケルシーとサンタローザ。マジークの代表にしてNEUE随一の魔女キャラウェイの二人を筆頭にその側近が固めてきた。
会談では特に問題はなく、先に提出しておいたお互いの状況について質問し合い、相互理解を示した。その後ヴァル・ファスク代表ダイゴによる謝罪と詳しい説明も行われたが、セルダール連合からすれば、600年前の出来事など、歴史書にもほとんど残っていない上に、原因も不明だった位だ。今後足場が固まり対等な関係になった後改めて、ヴァル・ファスク側からの保証をするという約束を結び付けただけにとどまった。
これは、NEUEにおいて、ヴァル・ファスクが直接的な侵略を行っていないことが大きいであろう。EDENからすれば、脅威となる敵であったが、NEUEからすれば600年前の謎の大きな災害の原因であり、文明を衰退させた伝説の存在にすぎないのだ。過去の事など経験すらしてないのなら、追及するという概念が出るのがおかしいといった所か。現代日本において応仁の乱をおこして戦国時代に突入したことを責める人物などいない。それと同じである。
その後、シヴァ女皇は今後の理想とする平行世界間交流を復活させ、人類に再びの黄金の時代を取り戻すといった計画を伝えた。
これは平行世界の存在が示唆されたころから考えられていたもので、彼女が自分の代の女皇として人生をかけて取り組むつもりの一大プロジェクトだ。
彼女はそのための第一歩として必要な技術や物資の支援は惜しまないという主張した。連合側もこれを快諾。彼らからしても、技術力で100年ほど先に行かれており、勢力としてもまとまりがあり規模の大きいEDENと戦争するなどナンセンスであり、協力的であるのならば、有難く受け入れるのが得策だとわかっていたためだ。
また、トランスバール皇国、EDEN、ヴァル・ファスクは今後、統括しEDENという集合体を作っていくことを正式に表明。EDENとNEUE(の大多数)間の最初の取り決めとなったのである。
今回の取り決めで、多くの人員が第一次交換留学生という形で相互に動くことが決定した。特に造船技術に関しては、NEUE側に大きな関心があった。『エルシオール』という儀礼艦は600年前の遺物であるのだがそれでも彼らからすればオバーテクノロジーであった。
連合側の『船』がクロノドライブをすることができない艦が多く存在するような技術水準だったのも大きい。それ自体は、EDEN銀河に比べ、アステロイド帯が多く、高度な軌道計算が必要であるという事も関連しており、莫大なコストをかけるほど重要視されていないのが背景にあったわけだが。
ともかく、EDENに設立した大学でクロノストリング技術を学ぶ体制を迅速に整えた。これにより、NEUEの現職の技術者から、技術者志望の学生まで凡そ200人がこの留学という形でEDENに来たのである。
実際の所、魔法や剣といった独自の技術体系を持っており、単純な生活レベルに関してはNEUEとEDENの間に、そこまで大きい差はなかった。EDEN内においても首都星に住んでいる人と辺境に住んでいる人では大きな生活のレベル差はあった。EDENにおける上の下から中の下程度の水準にセルダール連合の星々はあったくらいである。故に重大かつ、焦点であるクロノストリングに関する技術が優先された。
食やファッションといった文化はゆっくりと取り込んでいけばよい。細々とした人員のやり取りから彼らの興味の持ったことを少しずつ取り入れていけばよい。NEUEにも良い所は沢山あるのだから。それがセルダール連合の考えであった。
「さて、皆。今日から各自特別任務だ」
「わかってるわよ。アタシはマジークで親善大使をする」
「あたしはセルダールで軍事顧問の準備」
「私はピコでナノマシンの技術支援及び研究」
「私とちとせさんは『エルシオール』にて必要な時に支援ですわね」
「そしてミルフィーはゲートキーパー……皆、バラバラだ」
タクトは、全員を見つめながらそう溢す。この場にいるのはエンジェル隊からミルフィーを引いたメンバーだ。場所はAbsoluteのNEUE行きのクロノゲート近辺。これからの予定を再確認しているのだ。
ワープアウト後、セルダールの宇宙港に寄港。そこでフォルテとランファは下艦する。ランファはそこからマジークに向かう船に乗り込み正式に招待されるのだ。彼女は魔法という文化いや、技術をこの目で見るというのが任務である。
逆にフォルテは軍事顧問として就任する準備の為セルダールの近衛軍との会談があるのだ。彼女は愛機ハッピートリガーと一緒にこの艦を降りる。
ミントちとせヴァニラはそのまま『エルシオール』に乗り惑星ピコまで向かう。そこには多くの研究用の宇宙ステーションが残っているが、防衛衛星もまだ動いている。彼女たち3人でそれを無力化した後、ヴァニラはピコで研究及び技術支援をするのだ。
ミントとちとせはしばらく残るものの、ミントは彼女の父親から、EDENにおけるブラマンシュ商会の支部長をやらないかという話が出ており、彼女はこれを受諾、近いうちに軍を抜け(立場上予備役という扱いになる)その任に就く予定だ。
そう、エンジェル隊の解散の時期が迫ってきた。
既に白き月の聖母近衛隊という任務は形骸化している。各自が自分に適した仕事を見つけて、それをこなす方向に動いている。
ミルフィーはシヴァ女皇の平行世界交流をする上で必須なゲートキーパーだ。ヴェレルがふらふらと余生を過ごしているセントラルグロウブに、ずっと詰める仕事なのだ。全員で戦闘をする必要もなければ機会もなかった。
「なんか、不謹慎だけど、戦争をしていたころの方がまとまりあったね」
「それは言わない約束でしょ? まあ、このメンバーにミルフィーとあのバカを入れれば、宇宙広しって言っても敵なしだったわね」
彼女たちはラクレットの事を思い出す。17歳になった彼は、教官任務に追われている。1年という期間を終え、一定の形に仕上がってきた訓練兵たちを彼は今必死に指導しているであろう。
「まあ、あと数か月はみんな、ここを拠点にするんだ。解散まで近いけど、それまでがんばろう!! 」
────了解!!
そうしてエルシオールはクロノゲートを通過したのであった。
『リコちゃんへ
ミルフィーさんは忙しいみたいだからね。同じ場所でお仕事っていうのは難しいかもしれない。厳しいことを言うと、彼女はすごい特別な才能があってそれを生かす仕事をしているからね。
でも君ががんばることで、それがミルフィーさんの助けになるっていうのは本当だ。だからこれからも続けるのが大事だよ。
苦手の克服というと、男性恐怖症かな? それについては専門家じゃないから何も言えない。でも、苦手をなくすために僕もいろいろなことに挑戦したよ。まずは長い目で見て一歩ずつ始めることが大事だね。今日は意味なくても100日続ければ変わるかもしれない。そうやって少しずつ頑張ることが大事。でも、無理をしないで自分のペースで頑張ってね』
「ほらほら!! かかってきなよ!! コーク、ビオレ!! 」
「っくっそー!! くらえぇ!! 」
「馬鹿!! コーク突っ込むな!! 仕方ない!! ビオレ、フォローを頼む!!」
「あいよ!」
ラクレットの挑発的な攻撃を紙一重で躱すことに成功したコークはここぞとばかりにスラスターを全開に吹かして接近を試みる。当然彼らの畏怖する優秀すぎる教官がそのことを読んでいないはずがなく、指揮官であるジンジャーは同じく前衛を務めるビオレを僚機に着けさせた。言葉で言ってももう止まらないであろうと一瞬で判断しベターな策をとったのだ。遅れてスタートしたビオレは巧みに機体を操り、コーク機に追従する。よどみない連携を見せる彼らにラクレットは内心舌を巻いていた。
シミュレーションの空間、しかしいつものランダム形成とは違うこのマップ。この空間は、NEUEのセルダール近郊の宇宙空間が再現されていた。若干セルダールの引力に引っ張られる程度だが、それ自体は問題ではない。
訓練兵5人は既にスペックを100%余すことなく再現されたホーリーブラッド試作機に搭乗していた。機体カタログ的にスペックは驚異の一言であり、攻撃、防御、機動ともに高い水準でまとまっており、標準装備しようであるのならば。
速度A+ 加速A 旋回A 燃費B- 射程C 攻撃A 装甲B 回避A-
といったところか。ラッキースターのいいところを残しつつカンフーファイターに近づけたようなスペックと言えばわかるであろう。武装は近距離用のビームファランクスと遠距離誘導レーザーネットが主となっている。
H.A.L.Oシステムは搭載されておらず、量子コンピューターを用いた疑似的なAIがその代用として機能しているのだが、操作性が非常にシビアであり、非常に玄人向けの機体になっている。
それを、息を切らしながらも十分乗りこなしている訓練兵たちは十分化け物だ。ラクレットが言える事でないが、平均年齢が17歳強の彼等は皇国基準でいえば十分化け物だ。現に今も残りのロゼルとラムネの二人は天頂方向から威嚇射撃を続けて、ラクレットを妨害し、コークとビオレの接近を支援している。
そんな彼らは現在絶望的な状況であった。このシミュレーターの状況は前述のとおりNEUEでの戦闘を想定されている。味方戦力は無し。5機のホーリーブラッドのみだ。優しいことにテンションゲージが最初から半分ほどチャージされている。条件としては十分破格だ。最近は無人機による支援はないので、いつもより優しい位だ。
勝利条件もシンプル。15分生き残るか仮想敵の殲滅だ。空間の広さも一般的な40万km四方であり、極端に狭いわけではない。では何が問題なのか、それは仮想敵だ。
エタニティーソード 出力リミッターなし、機体疲労なしの理論上最強の状態である。
EDEN防衛戦で見せた、片腕の速度を2倍で動かすといったことを両腕でやってくることも可能だ。剣の長さは通常時で10kmほどであり、(宇宙空間の戦闘においては)非常に短い射程なのだが、問題なのはその射程に入ると即ち死に間違いないという事だ。先ほどコークが避けられたのはラクレットに当てる気がない挑発に過ぎなかったからだ。
速度で上回られている以上、逃げるのは現実的ではない。5機で散開してもラクレットから一人頭で3分間。速度で劣る機体で逃げ切れなど不可能だ。ラクレットもわかっているのか、訓練兵の作戦を様子見して評価中といったところであろう。
では撃破はどうであろう? 幸いにもテンションゲージが高く設定されており、特殊兵装を全員が使える状態にすぐにでもなるであろう。問題なのはホーリーブラッドの特殊兵装だ。
その名も『フォトンダイバー』機体に高出力のバリアを纏い、機体を流線形に変形させ超高速で体当たりするこの技は、圧倒的な破壊力のもとに、旗艦だろうが母艦だろうが貫通してダメージを与えるものなのだ。エタニティーソードもまともにくらえば一撃で破壊されるのだが。
体当たりという事は、接近する必要があるという事だ。
訓練兵には、闇雲に突っ込んでも、特殊兵装を紙一重で避け一刀両断される未来が容易に想像できた。
事実ラクレットはその位はやってのける技量はあった。だが、さすがに複数の数が別方向から来られると厳しい。ジンジャーは最低でも3機同時発動による撃破が必要であろうと考えていた。そう、彼の作戦としては、上手く牽制攻撃でテンションを高め、一転攻勢に出るといったものだ。
「さて、そろそろこっちからも仕掛けるよ? 」
「────っく、コーク戻れ!! ロゼル!! ラムネ!! コークと合流! 後は頼む!! 」
「任せろ!! 」
「……ん! 」
ラクレットの無慈悲な勧告にジンジャーは作戦を早めること決めた。今テンションの高い、ロゼル、ラムネ、コークの3人を攻撃役に指名した。リーチギリギリのところで削り役に徹していたビオレと合流し3人が攻撃するまでの時間稼ぎをするつもりだ。
こういった自分が前に出るといった作戦を立案できる能力がジンジャーの売りだ。ロゼルは副隊長として二人に声をかける。
「ラムネ、コーク17秒後、4時方向から仕掛けるぞ!! 」
────了解!!
3人が配置につくために移動していると、戦略マップから突如二つのマーカーが消えた。それに気づいた瞬間3人の機体に衝撃が走り周囲が真っ暗になった。
────作戦失敗、デブリーフィングを待て
機械音声が流れて初めて5人はエタニティードの特殊兵装『コネクティッドウィル』に5機同時にたたき切られたことを理解したのであった。
言葉の通り、仕掛けたのだが、彼等にはまだ特殊兵装を耐えうる実力がなかった。
これが彼らの今の実力である。訓練計画と比較すると40%以上高いのだが、まだまだ壁は遠かった。
ここから当SS 3周年記念のおまけ
ひどいネタですのでご注意。
【旗は】ラクレット・ヴァルターについて語るスレpart114【折るもの】
1:名無しのEDEN人:415/XX/YY(木)10:31:04
ここはラクレット・ヴァルターとその周辺の人物および彼自身の伝説について語り合うスレです。
■理由やソースもなしに語るのは止めましょう
■エンジェル隊員の実名を出すのも止めましょう
■あからさまな批難、理由のない中傷は止めましょう
■レイシストは帰ってどうぞ
■作り話だと決めつけるのは止めましょう、生ける伝説です
次スレは>800を踏んだ人が立てる事
誤って踏んだのなら、スレ立て出来ない場合は素直に謝って誰かにお願いしましょう
【旗艦を】ラクレット・ヴァルターについて語るスレpart113【駆逐】
■関連スレ
【解散】ムーンエンジェル隊について語るスレ 459【目前?】
皇国の有名人を愛でるスレ
筋肉自慢が集うスレ
2:名無しのEDEN人:415/XX/YY(木)10:32:14
たて乙
3:名無しのEDEN人:415/XX/YY(木)10:34:29
1乙
4:名無しのEDEN人:415/XX/YY(木)10:35:58
1乙
いやーまさか、訓練学校の教官をやっていたなんて
5:名無しのEDEN人:415/XX/YY(木)10:37:27
1乙
まあ、フラブレさんならなんでもありだろ。
旗艦殺しの異名を持ち10kmの剣を自在に操る孤高なる神速騎士だもんな
6:名無しのEDEN人:415/XX/YY(木)10:44:59
>5 フラブレさん、主人公説とな
それともしまむらで服をそろえる独身青年の?
7:名無しのEDEN人:415/XX/YY(木)10:49:47
あの人は主人公だろ、設定が面白すぎる
8:名無しのEDEN人:415/XX/YY(木)10:50:49
>7 設定とか言ってやるなよ!!
確かに作り話みたいな境遇だが
9:名無しのEDEN人:415/XX/YY(木)10:52:54
いつもの
・5歳で戦闘機を動かす。小学校に通いながら自己流の特訓を200時間以上こなす
・ミドルスクールをスキップして、ハイスクールに飛び級。その後1年半でハイスクールを卒業して従軍
・14歳にして戦闘空域に突然単騎で乱入、劣勢の状況で旗艦を落とすことによってひっくり返した。
・戦闘機にリミッターをかけたまま、紋章機と同等の戦闘をこなし、撃墜数こそ劣るものの数多の艦を沈める。
・数多の紋章機が沈んでいく戦場で他の機体を庇い撃墜される。その後庇った機体が覚醒し勝利
・旗艦のみで計算すれば、皇国の歴史上最も多くの旗艦を撃沈している。
・常人ならば3日で根を上げるカトフェル式ブートキャンプを2週間やって生き生きしていた。
・しかもその後それよりハードな訓練を自分に課す。
・全長数10kmの剣で敵の艦を切り裂いた。
・味方の機体が敵の手に落ちたとき、迷わず斬撃で沈める。しかも操縦士は無傷で。
・実は亡命して来た敵対種族の末裔であり、限定的ながらその能力を使用できる。
・その際体に紅く光るラインが走りなんか格好良い。
・上の兄は皇国でも有数の商会のトップ、下の兄は月の管理者クラスの科学者。実家は代々総督の家系。
・1対100は当然、多いときは1対150も。
・皇国の決戦兵器を一人で撃つことができる。
・新型機に搭乗した訓練兵を初日から旧式の戦闘機でフルボッコ
・100kgの重りをもって時速50kmで1時間走れる
・これだけすごいのに彼女がいたことがない
・というか、人妻に恋して失恋したらしい(未確定)
10:名無しのEDEN人:415/XX/YY(木)10:54:21
>9 俺の知っているのより進化してるwww
11:名無しのEDEN人:415/XX/YY(木)10:55:34
>9 人妻wwwまじか、彼女がいないってそういう……
12:名無しのEDEN人:415/XX/YY(木)11:01:05
>11 人妻とか、お前ノンケかよぉ!(驚愕)
13:名無しのEDEN人:415/XX/YY(木)11:05:13
相変わらずの伝説。まるで「ぼくのかんがえたさいきょうのしゅじんこう」だな
14:名無しのEDEN人:415/XX/YY(木)11:07:01
>13 それなら、彼女どころか、ハーレムがあって然るべきだろ
なので、俺はエンジェル隊フラブレさんのハーレム要因説を……ん? こんな時間に郵便か?
15:名無しのEDEN人:415/XX/YY(木)11:13:37
>14 まだ昼だが
16:名無しのEDEN人:415/XX/YY(木)11:15:08
この時間は、標準時だからね
星によって誤差あるし、ま、多少はね?
17:名無しのEDEN人:415/XX/YY(木)11:23:12
フラブレさん今年で17歳か、まだ若いな……
俺の半分以下とか
18:名無しのEDEN人:415/XX/YY(木)11:23:54
>17 ようおっさん
たぶん稼ぎでも負けてるんだろうな
19:名無しのEDEN人:415/XX/YY(木)11:24:42
長者番付の端っこに乗る人と比べてやるなよ
この人が出てた玩具のCM、ギャラいくらだったんだろうな?
20:名無しのEDEN人:415/XX/YY(木)11:25:53
ああ、光る剣の奴な。俺も持ってるわ
この前出荷本数が300億本超えたんだっけ?
21:名無しのEDEN人:415/XX/YY(木)11:26:30
>20 俺の星の人口の10倍なんですが、それは
22:名無しのEDEN人:415/XX/YY(木)11:27:26
30億とか、田舎かよ
まあEDENも含めればおかしい位人いるからな
23:名無しのEDEN人:415/XX/YY(木)11:29:16
>19 CMでも本人も二刀流なのに
販売しているのは1本なのがあくどいよな
24:名無しのEDEN人:415/XX/YY(木)11:29:29
>19 そのCMの関係者だが、あれノーギャラだぞ
本人が「この剣くれるならタダでいいです」って言ってた
25:名無しのEDEN人:415/XX/YY(木)11:30:29
>24 まじかよ、本当かどうか疑わしいけどフラブレさんだからな
叙勲式の時も腰に模造刀さしてたし、そういうの好きなのかも
CMでもノリノリで戦ってたしな。
26:名無しのEDEN人:415/XX/YY(木)11:42:30
なあ、ここ初めてなんだが、なんでフラブレさんなんだ?
というか、さすがにネタだろ? もしくはプロパガンダ
なんで、ブレオン機体で戦えるんだよ。常識的にないだろ。
27:名無しのEDEN人:415/XX/YY(木)11:56:43
>26 旗艦殺し(フラグブレイカー)だからな
今の中将閣下が大佐の頃に名付けたらしいぞ。その中将は本星でルフト派のN0.2やってる
それが事実なんですよ、ええ。
28:名無しのEDEN人:415/XX/YY(木)11:57:59
>26 信じられないのはわかる。だがこの英雄に救われたのは事実だ。
俺も戦場でクロノドライブしてきた母艦に挟まれたときは死を覚悟したが
この人が一刀両断したときは乾いた笑いしか出てこなかったね
29:名無しのEDEN人:415/XX/YY(木)12:02:42
>26 俺も>28と同じで戦場であったことがある。
戦略マップで見ると敵艦と完全に重なるほど接近して戦っていた。
それで殆ど被弾しないで銃器を黙らせる腕があるんだよあの人には
そうして無力化した艦を俺たちが沈める。税金泥棒と言われても仕方ないな
30:名無しのEDEN人:415/XX/YY(木)12:03:31
こんなすごい人なのに、エンジェル隊とか『英雄』と比べると見劣りするんだよな
31:名無しのEDEN人:415/XX/YY(木)12:04:17
>30 そりゃ指揮官のほうが偉いしな。紋章機は奇跡を起こすシステムがついているって噂だし
スペックが紋章機の方が上なのを、Vチップでブーストかけて同じ土俵に立っている。
その代り火器管制システムがついてないし、武装も足りない。エネルギーが足りないからな。
それを予知能力を使いながら、敵と0距離まで接近して戦うとか マジでロマンの塊
32:名無しのEDEN人:415/XX/YY(木)12:04:23
噂だけど、エタニティーソードのスペックが公開されたのは
改修が終わって新型機になるかららしいぞ。
これでスペックでも紋章機並になるらしい
33:名無しのEDEN人:415/XX/YY(木)12:05:44
>32 ソースもなしに(ry
まあ、本当なら楽しみだが
今度のギャラクシーエンジェルズで使える機体が増えるってことだし
34:名無しのEDEN人:415/XX/YY(木)12:08:01
>33 GAは神ゲー。ストーリーパートは指揮官としても動けるし、整備兵やパイロットにもなれる。
靴下を集めることだってできるしな。
対戦だと、タイマンならラッキースター最強、チーム戦だとハーヴェスターとトリックマスターの二強だよなぁ
エタニティーソードぇ……
35:名無しのEDEN人:415/XX/YY(木)12:08:33
>34 ハーベスターな
ストーリーで主人公機をハーベスターにした時は鬼のような難易度だが。
それとESは弱いわけじゃない。忠実に再現されているだけだ!!
戦闘速度を10%にすると、むちゃくちゃ強いぞ。誰でも旗艦に張り付いて削ぎまくれるからな
1ミッションに1時間半かかるが
36:名無しのEDEN人:415/XX/YY(木)12:14:38
>34 同意。
搭乗員たちは全員オリジナルだそうだけど、DLCのラクレットパッチは最高だった。
フラブレさんの追体験とか、軍事機密すれすれだったらしいし。難易度は鬼だったが
開発者インタビューに宰相とフラブレさん出てきて笑ったな
37:名無しのEDEN人:415/XX/YY(木)12:16:08
>36 まあ、戦意向上と、人集めだろうな。
NEUEも発見されて軍の増員は必須だし。最終決戦のCQボムへの対策以外はおおむね真実なんだろ?
ああ、『英雄』の恋路は再現してないみたいだが。エンジェル隊の一人と結婚したのは有名なのにな。
38:名無しのEDEN人:415/XX/YY(木)12:17:49
『英雄』は貴族だけど、エンジェル隊はプロフィール極秘だし一軍人だからね。
最近は公然の秘密になってきたけどね。解散が近いのかな?
39:チーズ長兄:415/XX/YY(木)12:29:50
おい! クリオム星の文部省のジュニアスクール作文コンクール405年度見てみろwww
優秀賞にラクレット・ヴァルターのが載ってるぞwwwww
40:名無しのEDEN人:415/XX/YY(木)12:37:28
>39 まじだwwwやべぇww
41:名無しのEDEN人:415/XX/YY(木)12:37:43
>39 本当だwwぱねぇwww
流石フラブレさんwww内容もやべぇぇwww
42:名無しのEDEN人:415/XX/YY(木)12:40:00
くそ!! 見れん
43:名無しのEDEN人:415/XX/YY(木)12:45:28
重いー。お前らが凸しすぎるからだろ、普段のアクセス数の何倍だろ
44:名無しのEDEN人:415/XX/YY(木)12:46:35
>将来の夢 2年1組 ラクレット・ヴァルター
>僕の将来の夢は全てを救う英雄だ。その為には今の腐敗しきった政治体制を変える必要がある。
>しかしながら、そのようなことは大きな内乱でも起きない限り不可能だ。それでも僕は力を求めたいと思う。
>いつの日かそういった血が流される時が来た時に後悔しないように。
序文からすでに漂う英雄臭
45:名無しのEDEN人:415/XX/YY(木)12:51:15
>44 やべぇww見れなかったらどうしようかと思ったが出だしでこれとかぱねー
やっぱ本物なんだな。未来予知持っているらしいし、小さいころから何か見えてたんだろうな。
46:名無しのEDEN人:415/XX/YY(木)12:52:57
俺らがやると、黒歴史だが
フラブレさん、本当に英雄になっちゃった人だからな
ネタになってない
47:名無しのEDEN人:415/XX/YY(木)12:59:44
>『人生は死ぬまでの暇つぶしだ』
>というが、僕はそう思わない
>人の人生は短い、1秒も無駄にできない
>歴史への介入の時は近い
いや、これマジで洒落になってないだろ。完全に分かっていたんだな。
あの頃は貴族が腐った国を牛耳っていたし、いずれ不満が爆発すると言われてたけど。
48:名無しのEDEN人:415/XX/YY(木)13:00:26
>45,47 未来予知っていうのは基本的に集中したとき0,5秒位自分の認識が進んじゃうっていうのだから。
たまにフラッシュバック的に過去じゃなくて未来が見えたりするけど、夢みたいにすぐ忘れちゃうものだ
まあ、中には覚えてる人もいるみたいだが、それがフラブレさんなんだろうな
49:名無しのEDEN人:415/XX/YY(木)13:05:25
>39 どうしてそんなところを見ようと思ったんだよww
50:名無しのEDEN人:415/XX/YY(木)13:12:44
>49 コテハン
「教官!! 」
「なんだいロゼル? 」
「まとめサイトを巡っていた友人から聞いたのですが、教官は7歳の時から政治体制を変える目標があったんですね? 素晴らしいです!! 」
「え? え? 」
そんな日常の一コマ