コナン「おお~すげぇ桜!おい見ろよ!服部!」
服部「おお~!ホンマやぁああ!」
そう、今日は俺、蘭、おっちゃん、服部、和葉で京都へ旅行しに来た。
予想以上に桜がきれいなので俺はつい興奮してしまった。
コナン「わぁ~!」
服部「きれいやなぁ~!」
和葉「お~い二人とも!次行くでぇ!」
蘭「早く早く~!」
どうやら二人も楽しんでるようだ。今日は俺も事件のことなんて考えないで楽しんでやる!!
警察「ええ~被害者は~。」
コナン「…。」
服部「…。」
お決まりのパターン。もう慣れてるが…。俺たちが京都を観光してる途中、山奥で
死体を見つけてしまった。
コナン「なぁ服部。」
服部「ん?なんや工藤ォ。」
コナン「俺らってもしかしたら死神なんじゃね?」
服部「おいおい工藤ォ。何言うてんや。」
コナン「いやマジで。服部、よく考えろ…。」
服部「…せやな…。」
コナン「俺、ちょっとトイレ行ってくる。」
そう言うと、俺はトイレへ向かった。にしても俺、マジで不運かもしんねぇ…。
男子トイレ
ふぅ~。じゃ~そろそろ出るか…。俺がトイレをでかけた、まさにその瞬間
ドクンッ。
コナン「うっ…!」
なんだ?急に体が熱く…。ま、まさか…こんなときに!?俺なんも変なの食ってねぇぞ?いや…何かの間違えか…。
どくん。どくん。どくん。どくん。
いや…間違えじゃねぇ…。や…べ…くる!!!
俺はなんとか必死になって森へと走った。しかしもう限界を超えていた。
森へ入った瞬間、俺は歩けなくなりその場に倒れた。
しかし、本当はもっと森の奥へ行かなくちゃ俺の悲鳴で誰か来る…。
俺は必至で立ち上がり、森の奥へと走った。でももう限界は超えていて、
気が緩んだら俺は間違いなく元に戻ってしまう。もっと…!もっと奥へ…。
しかし長くは続かず、俺は森の奥へ入る前についに…!
うぁああああああああああああああああああああああああああああああ!!
服部「!?」(ま、まさか工藤!)
蘭「い、今の声って…!新一!?」たったったっ。
和葉「あ、蘭ちゃん待って!」
服部「!」(アカン!)
森
新一「はぁ…はぁ…戻ってしまった…。いや嬉しいんだけど…。」
蘭「新一!?」
新一「あ、やべ!」
蘭「ちょ///どうしたのよその格好。てかなんでここに!」
新一「いや…。えっと…。事件で頭がいっぱいになって鬱になって…!それで気分転換に観光へ。」
いや…。俺…何言ってるんだ?絶対嘘ってばれるだろ。
蘭「も~う!推理ばっかしてるからよ!それよりなんでそんな格好なの。」
新一「あ、いや…。なんか…。木登りしてたら落ちて、服…。」
蘭「まぁ…いいわ。とりあえず私達が予約してる旅館へ。」
新一「…おぅ。」
旅館
蘭「ちょっと~?コナン君はどこ?」
服部「せ、せやな~。どこいったんやろ。」
新一「…。」
俺が新一に戻ったってことはコナンは存在しなくなる。だから服部がコナンは先に旅館へ行ったと嘘ついてくれた。
まぁ、その場しのぎのなんだが…。
服部「あ、多分、遊びに行ったんやな!ったく!ま、あのぼうずなら大丈夫やろ。」
蘭「でも…。新一、知らない?」
新一「ああ。しらねぇな…。あ、じゃ俺探してくる。」たったったっ。
蘭「あ、ちょっと待ってよ!新一!」たったったっ。
服部「……今回は二人きりにさせとかなアカンな!」ニヤっ。
森
新一「いねぇな~。」そりゃいないよな。
蘭「うん。って、アレ?わぁ!きれいな桜。」
新一「へ?」
そこには桜並木が広がっていた。
蘭「ねぇ、新一。」
新一「なんだ。」
蘭「…その…前にロンドンで…。」
新一「////あ。」
そうだった。やべぇ…。前に俺、ロンドンで蘭にこくったんだ。
蘭「その…あの返事…。」
新一「あぁあぁああぁああああ。」
蘭「何よ?」
新一「い、いや…それで?へ、返事は?」ドキドキドキドキ。
蘭「わ…//」ドキドキドキ。
新一「////」
蘭「私も、新一のこと大好き!!」
新一「あわ//」
次の瞬間、桜が舞った。まるで、俺らを祝うように。
最後に
すみません。なんか変なことになってしまって。
まぁなぜ書こうと思ったのかは、倉木麻衣さんのtime after time を聞いて書きたくなったからです。
ありがと~ございました。