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No.37147の一覧
[0] 運命に導かれし者(鋼殻のレギオスif・再構成)[銀狼](2013/03/31 23:59)
[1] 1章―1話[銀狼](2013/04/01 00:09)
[2] 1章―2話[銀狼](2013/04/01 00:24)
[3] 1章―3話[銀狼](2013/04/01 00:39)
[4] 1章―4話[銀狼](2013/04/01 00:58)
[5] 2章 グレンダンからの封書[銀狼](2013/04/07 23:32)
[6] 3章 かつての敵は廃都と成り果て[銀狼](2013/04/14 02:26)
[8] 4章 サリンバン教導傭兵団[銀狼](2013/04/21 03:45)
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[37147] 1章―1話
Name: 銀狼◆b839ca2c ID:52d39333 前を表示する / 次を表示する
Date: 2013/04/01 00:09
運命に導かれし者(鋼殻のレギオスif・再構成)



1章-1話



それは一瞬の閃光。
一条の光が走り、汚染獣が上下二つに両断される。
金色の剄に包まれた白い巨剣をふるって、放浪バスにせまらんとしていた汚染獣を一閃のもとに切り落としたのは小さな人影だった。そう小さい。放浪バスの中から見ていても判る、汚染獣を切り倒した人物はまだほんの子供だった。茶色の髪に藍色の瞳をした少年は、その身の丈に似合わぬ巨剣を慣れた動作で一振りすると次の汚染獣に向かっていった。
それを放浪バスの中から見ていたカリアン・ロスの瞳はいまだ恐怖に見開かれている。どんなに頭脳明晰でもカリアンは若干15歳の少年であり、ただの一般人である。故郷サントブルグが汚染獣に襲われた時彼はただシェルターに避難していただけで、本物の汚染獣の姿を見たのは初めてなのである。映像記録などとはまったく違う、汚染獣の発する殺意や威圧感は死を覚悟するほど恐ろしいものだった。
不幸中の幸いは汚染獣の襲撃が、放浪バスが次の停車予定都市グレンダンに収容された直後だったことだろうか。
ほっとしたのは束の間だった。大型の空飛ぶ汚染獣が放浪バス目指して向かってくるのが分かってしまったからだ。バス中に悲鳴と怒声が満ち溢れた。
しかし、バスにせまっていた汚染獣はあっけないと言ってもいい程簡単に切断されて落ちていった。
一瞬の沈黙の後、誰ともなく歓声があがる。そこにグレンダンの武芸者らしき人物から声がかかる。
「乗客の皆さん。落ち着いて誘導に従って避難してください。現在グレンダンは老性体3期が1匹と雄性体3期が1匹2期が2匹に襲われています。ですが、ご安心下さい。既に天剣授受者レイフォン・ヴォルフシュテイン・アルセイフ様が出撃しております。」
「たった一人が出撃したからって安心出来るわけないだろう!」
乗客達の疑問を誰かが代弁するように叫ぶ。
グレンダンの武芸者は、微塵の不安も感じさせぬ笑みを浮かべてそれに答えた。
「天剣授受者とは、我が槍殻都市グレンダンで最も武芸に秀でた最強の12人に授けられる称号であり、一般武芸者を遥かに凌駕した超上の力を持った武芸者です。老性体と1対1で戦い勝つことの出来る存在です。ですから心配はいりません。」
「でも戦っているのは明らかに子供じゃないか!」
「ご安心を。ヴォルフシュテイン卿は最年少で天剣授受者となられたほどの実力者です。これまでも戦場で数々の功績を残しておられます。」
話している間に雄性体は始末されてしまっており、小さな人影は大きな汚染獣に攻撃をしかけている。
カリアンはその人影のあまりな小ささにふと、誘導係りの武芸者に質問してみた。
「今、戦っているヴォルフシュテイン卿はおいくつなのですか?」
「今年10歳になられます。」
驚愕と共に戦場を振り返る。武芸の本場と言われるグレンダンのこんな大人の武芸者が、たかだか10歳の子供に並々ならぬ敬意と信頼を向けているのだ。
避難は必要無いかもしれない。老性体と思しき汚染獣は既に縦二つに切り裂かれていた。
「レイフォン・ヴォルフシュテイン・アルセイフ」
小さく呟いた。忘れられない名前になりそうだ。




◇◇◇




「どうしても、行っちゃうの?」
わざとらしいウルウルした瞳で言われた台詞に脱力ぎみの苦笑いをうかべる。
「外の世界を見てこいと仰ったのは、陛下ですよ?」
放浪バスの停留所には、レイフォン、リーリン、アルシェイラこの三人しかいなかった。他の乗客達は既にバスの中だ。
レイフォンとリーリンの留学が決まってから放浪バスの停留所は天剣授受者と普段は王宮警護にあたっている武芸者達によって厳しく監視・警護されていた。別にレイフォンが危険人物だというわけではない。
レイフォンの留学先に一緒について行って出来ればレイフォンに直接指導を受けたい。そんなふうに思っている十代の若い武芸者が多数いたためだ。留学先の都市を問い合わせに王宮につめかけた若者は、多数等と言う言葉で言い表せないほど多かった。
天剣授受者としてはグレンダンで学べない事を学ぶ為にわざわざ他所の都市に留学させるのに、グレンダンの武芸者がそんなに大挙してついて行っては意味がないのである。
「ツェルニだったっけ?」
「はい。グレンダンからはかなり遠い学園都市です。」
「ふ~ん。まぁ、頑張りなさい。」
「はあ。」
「リーちゃんも身体に気を付けて、頑張るのよ?」
「はい?えーっと頑張るって勉強のことですよね?」
「違いまーす。」
元気よく否定されてリーリンは困惑する。アルシェイラはそれにニッコリ微笑み返して、突然レイフォンの頭をホールドして口付けた。女王の手で固定されているのでレイフォンは逃げられない。アルシェイラは楽しそうに口付けを深くする。それにレイフォンは条件反射的に応えてしまって、アルシェイラをそっと抱きしめていた。
どこから見ても別れを惜しむ恋人達という構図だ。
リーリンはそんな二人を青い顔をして見つめることしか出来なかった。
女王が唇を離して至近距離で囁くように告げる。
「解放してあげる。三王家の婚姻法は王家の人間を縛るけど、天剣授受者は縛られない。だから、誰を選んでもいいのよ。分かった?」
唐突にリーリンの方を向いて声をかける。
「リーちゃんもこれくらい積極的にいかないと、この男はダメよ~」



すっかり機嫌を損ねた様子の幼馴染にどう対応してよいか分からず困ったまま放浪バスのステップに足をかける。何気なくアルシェイラの方を見やると、にこやかに手を振っていた。
これにも条件反射で手を挙げるとリーリンが怒気を含んだ視線でにらんでいたので、苦笑いを残してバスの中に踏み込む。



バスが動き出す。グレンダンが遠ざかる。唇にはまだアルシェイラの感触が残っていた。



レイフォンの荷物は女性のリーリンよりはるかに多かった。なにせ都市外専用装備一式と『ヴォルフシュテイン』の正装でもある戦闘衣が二着トランクケースに詰められていたのだ。わずかばかりの着替え等は、リーリンと二人王宮に缶詰状態だった時に係りの人が何から何まで用意してくれた物だった。
そうレイフォンには『ヴォルフシュテイン卿係』という専用の係があったのだ。
天剣授受者には潤沢な資金を持ち自ら鍛錬場や錬金鋼整備士をそろえられる者もいたが、レイフォンは孤児という極貧の出だった為、錬金鋼整備士や装備士はもちろんのこと、マナー教育係や勉強担当教師まで専任の係を王宮が用意したのだ。公式な場に出ることも多い天剣授受者にマナー講座は必須であったし、幼くして天剣授受者という地位に付いてしまった為、普通の学校に通うことも出来なかったので某有名上級学校の教授をレイフォン一人の為に講師に招いたりもしたのである。教授の講義は幼いレイフォンには少々難しかったが、それなりの効果はあったようで、学園都市の入学試験も全て苦も無く合格していたが、近場の都市では見つかる確率も大きくなるので、あえてグレンダンからは遠い都市を選んだのであった。



出立の挨拶を述べに女王の元へ伺ったレイフォンは、
「しっかりリーちゃんを守るのよ。」
との言葉と共に、ポイっと投げ寄こされたとてもよく見慣れた錬金鋼を手にして固まった。
「あの、陛下。これって天剣ヴォルフシュテインじゃ…いいんですか?」
戸惑いながら質問するも。女王は全く意にかいさない不敵な笑みで言い放った。
「王家の姫君の警護に着くヴォルフシュテイン卿が天剣ヴォルフシュテインを持って無い方がおかしいでしょ。」
レイフォンはリーリンも一緒の留学はこの為でもあったのかと感心するするしかなかった。
そしてレイフォンは慣れ親しんだ天剣ヴォルフシュテインと共に学園都市ツェルニに行くことになったのだった。



蛇足だが、用意してくれた着替えについて係の人は、この服の繊維は戦闘衣に使われている特殊な繊維から開発された物で天剣授受者の全力の戦闘には耐えられないが、並み以上の武芸者の戦闘くらいなら耐えられるし、着心地も申し分無くデザインも控えめで普段着として常時着用可能です。と、自信満々に差し出してきた物だった。ちなみにパジャマも有ります。なんて言うのは全くもって余計なお世話だった。
普段着から戦闘衣。それつまり常時臨戦態勢ということで、自他共に認める戦闘狂サヴァリスに知られでもしたらもう静かに眠れる夜は来ないかもしれないのだった。




◇◇◇




それはまだ14歳になる前のある夜のことだった。
その夜レイフォンは王宮警護の宿直当番だった。
宿直は夜勤手当がつくのでレイフォンはなるべく多く自分に当番が当たるようにシフトを組んでもらっていた。なのでその夜がいつだったかはもうはっきり思い出せない。
最初の頃は警備の必要上と王宮内がもの珍しくてあちこち見て回っていたものだったが、慣れきってしまい、やることもないので宿直室で天剣を鋼糸に復元して部屋全体を使って巨大な綾取りをしていた。
「レイフォ~ン。あんた仮にも仕事中になぁに遊んでるのよ。」
突然かけられた声に硬直しつつも振り返るとそこには、我らが麗しの女王陛下がその美貌に素敵な笑みをうかべて佇んでいた。
「うわぁ。陛下に言われたくないですね。」
「あんたも言うようになったわねぇ~。でもダメェ許しません。罰として私のベッドにきなさい。」
一瞬言われたことが理解出来なかった。
「あの。ベッドって?」
「大丈夫ぅ。お姉さんが優しく教えてあげるからぁ。」
「ちょっ。陛下!ベッドで何を教えてくれるつもりなんですかっ!」
むんずとつかまれ、問答無用でひきずっていかれる。
「男と女がベッドですることなんて決まってるでしょ。これは命令よ。天国に連れて行ってあげる。」



それからしばらくして、グレンダン城下に女王陛下は意外にもショタコンだったという噂が流れた。噂の出所がユートノール家だったりリヴァネス武門だったりしたので信憑性は抜群だった。
それまでもレイフォンは史上最年少の天剣授受者として人気があった。
天剣授受者であっても平民出身で物腰は柔らかく年少者として腰も低く、そのうえ顔も整っているので同年代の異性にはよくもてた。もっとも天剣授受者という立場に遠慮して直接行動に出るような大胆な少女などいなかったが。
けれど、レイフォンより年上の武芸者の中には、悪意や見下し嫉妬という負の感情を向けてくる者も少なからずいた。そんな武芸者には思いっきり力を見せ付けて叩き潰した。
しかし噂が流れてからは別の人種がレイフォンに近づいてきた。権力におもねろうという人々だ。王家の婚姻法について詳しく教えてくれたのもそんな人々だった。
「王族の結婚相手は三王家の中からか、もしくは天剣授受者の中から選ばなければならないのです。ですから陛下は貴方を未来の夫にと考えているに違いありませんよ。」
レイフォンにすれば迷惑な話でしかなかったが、はっきり言って女王の命令は絶対であるレイフォンが成長して結婚可能な年齢になって結婚しろと命令されれば、お断りする自信は無かった。
少々若すぎる女王の恋人。それが世間の認識となりつつあった。レイフォンとしては女王に愛だの恋だの感じているわけではなかったが、自分の置かれている状況には誠実に対応しようと半ば諦めの境地で覚悟を決めていた。
そんな噂はレイフォンの幼馴染、同じ孤児院で育ったリーリンの耳にも入ってきた。
でもリーリンはレイフォンのいつもと変わらない様子と、彼の年齢、女王の夫となるにはあまりにも幼すぎる年齢に、噂は所詮噂に過ぎないとあえて思考の外に追い出すことにして、精神の均衡を保ったのだった。




◇◇◇




アルシェイラの前には片膝をつき俯いた、可愛い自分の剣、レイフォン・ヴォルフシュテイン・アルセイフがいた。
10歳になる前から天剣授受者となり、もうすぐ15歳になろうとしている今までその成長を見守ってきた。しかもこの剣はまだまだ成長途中なのだ。どこまで強くなるのか密かに楽しみにしている。
「レイフォン。おねだりならベッドの中でしなさい。そしたら何でも聞いてあげるから。」
冗談めかして言うが反応が無い。てっきり、とうとう孤児院のことをお願いしに来たのだと思っていたが違うようだ。
訝しんで様子を見ると、レイフォンはおもむろに剣帯から錬金鋼を引き抜き自分の前に置き、硬い声で言った。
「陛下にささげた忠誠に変わりはありませんが、この天剣は返上させていただきます。」
「え?ちょっとちょっと待って!カナリス!これはどういうことなの!?」
女王アルシェイラ・アルモニスの驚愕の声が王宮に響いた。



「あっきれた!脅して天剣を手に入れようだなんて、そのガハルトって男、馬っ鹿じゃない。」
アルシェイラが吐き捨てる。
「いえ、そもそも陛下が福祉政策をきちんと行って孤児院に対して援助金なり出していれば、レイフォンが一人で金策に駆けずり回って『v先生の剄技教室』なんてあやしい商売に手を出すこともなかったと思いますが?」
カナリスが切って捨てる。
「いや『v先生の剄技教室』は最初こそ闇商売だったけど、すぐ税務調査が入って興行者も認可とって、税金も納めて闇じゃなくなってたのよ?それにぃ、ベッドの中で可愛くおねだりされてみたかったのよぅ。」
アルシェイラがふざけながら言い訳する。
「大体グレンダン都民ならほとんどが知ってたんじゃないの?」
「そうですね。レイフォンは人気があって、目立ちますから噂もすぐに広まっていましたね。『剄技お披露目』は一般市民なら一度は見に行ったことがあるんじゃないでしょうか。その後の『剄技解説』と『剄技教室』はぼったくり料金にもかかわらず、何度も通う武芸者もいましたね。」
アルシェイラとカナリスの会話にレイフォンは気の抜けた声でつぶやく。
「それじゃあ脅しのネタになりませんね。」
その声に気付いてアルシェイラが
「明日試合前に全てを公表するから、あんたはいつも通りの試合をしなさい。それとあんた少しグレンダンを離れて勉強してきなさい。放置してた私も悪いけど、あんたも悪いのよ。判る?あんたは私にそれを言える立場にいながらそうしなかった。あんた一人が頑張ってなんとかなる問題じゃなかった。そうでしょ?あんたはグレンダン中の孤児院をなんとかしたかったんだから。もっと広い視野を持ちなさい。だから他都市に留学決定ね。」



翌日の天剣授受者決定戦は結局試合にならなかった。
試合前に王宮から全てが公表されて誰もがレイフォンを支持した。ガハルト・バレーンは最低の卑怯者と罵られ蔑まれる存在になり、戦意を失い去った。



今回の騒動の一端はレイフォンにも責任があるとして、他都市への留学を発表すると、市民から大ブーイングが巻き起こったが、教育の必要性とグレンダンではそれが難しいことを説明して納得させるしかなかった。
また同時に、リーリンをヘルダー・ユートノールの娘と認め、ユートノール家に迎え入れること、レイフォンの監督役として一緒に留学することなどが発表された。
発表後の混乱でレイフォンとリーリンは孤児院に帰ることができなくなってしまった。せめて養父デルクに挨拶をしていきたかったが、それは後日デルクの方が王宮まで来てくれるとのことだったので一安心だった。
こうして二人は学園都市に出発するまでの数か月を王宮で過ごすことになった。
ということで、リーリンは何故か身体のあちこちを採寸されている最中だった。
「へ、陛下。これは何なんですか?」
「え~。りーちゃんはユートノール家のお姫様になったんだから、それなりの服装は必要なの。活動的なズボンもよく似合ってると思うけど、女の子はスカートを穿くべきだと思うわ!時間があったら、あ~んな服やこ~んな服をオーダーメイドしちゃうのに。ああん、残念。」
「いえ、陛下。あーんな服やこーんな服はいりませんから。普通の服にして下さい。」
「分かってる分かってるって。ちゃんと学園都市で着られるようなもの用意させるから。だからお胸を測りましょう。」
「陛下。胸を揉むのは測るって言いません。やめて下さい。」



レイフォンと女王の関係に複雑なものを感じていたリーリンだったが、女王アルシェイラの意外な人好きのする性格に好感を持たずにはいられなかった。噂で人を判断してはいけないと、改めて自戒していた。
『あの女王陛下がレイフォンみたいな子供を相手にするわけないわ。』
それは自分に言い聞かせる言葉だった。




◇◇◇




学園都市ツェルニ生徒会に2枚の入学願書と共に送られてきたのは、槍殻都市グレンダン王家からの親書であった。内容は『グレンダン王家の姫リーリン・ユートノルを貴都市へ留学させたい。特段の取り計らいは不要、一学生として扱っていただきたい。が、セキュリティのしっかりした住まいを用意していただきたい。護衛を一名つけるのでその者の住まいも近くに用意していただきたい』とのことだった。
生徒会長カリアン・ロスは、手紙と共にあった入学願書を見て踊り出したい衝動に駆られた。もしかすると神なるモノが本当にいるのかもしれないとまで思った。
しかしすぐに思考を切り替える。この幸運を最大限に生かすための努力を、ただの人間はしなければいけないからだ。





あとがき
1章最終幼生体戦前まで書いたところで、姉に添削をお願いしたら。「あんたとは男の趣味が合わん!」だそうです。感想が聞きたかったわけじゃなかったのですが…。いえ、構成についても的確なアドバイスをもらいました。ありがとう、お姉さん!


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