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No.36739の一覧
[0] ジェダイ×ジェダイ(HUNTER×HUNTER オリ主)[メソ…](2020/08/05 04:44)
[1] 1話 転生×始まり[メソ…](2013/10/08 18:40)
[2] 2話 修行×無の境地[メソ…](2013/02/21 19:35)
[3] 3話 フォースと×共にあれ[メソ…](2013/02/25 10:04)
[4] 4話 能力説明×これから[メソ…](2013/02/27 18:55)
[5] 5話 試しの門×ゼノ・ゾルディックとの邂逅[メソ…](2013/02/24 16:14)
[6] 6話 ゼノ×見習い執事[メソ…](2013/03/05 13:48)
[7] 7話 やれば出来るマインドトリック講座×いざ天空闘技場へ[メソ…](2013/02/25 14:38)
[8] 8話 天空闘技場×パダワン[メソ…](2013/03/07 23:31)
[9] 9話 カストロの能力!×マラソン×まさかのアレ[メソ…](2013/10/08 18:41)
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[36739] 1話 転生×始まり
Name: メソ…◆b8a34349 ID:a2d0dc53 前を表示する / 次を表示する
Date: 2013/10/08 18:40
その日は最高の日になるはずだった。
映画館でスターウォーズ全エピソード3D連続放映を行う先行プレミアに当選したのだ。
小説を除き基本エピソード6に加えアニメ映画「クローンウォーズ」、アニメシリーズ「クローンウォーズ」と全てを見てきた俺にとっては正月と誕生日とクリスマスが同時にやってきた気分だった。
ついに放映が始まり、大迫力のポッドレース、美しいナブーの風景を背後にしたアナキンとパドメの禁断の愛、闘技場でのドロイドとジェダイの白熱した戦い、そしてアナキン衝撃の変貌と虐殺を3Dの大画面で堪能した。
エピソード3が終わると30分の休憩時間となったので興奮冷め止まぬ中喫煙所に入りタバコを吸っていると映画館の隣に座ってた中年デブのおっさんがおっさん仲間が入ってきて駄弁り出した。

「ついにあの美しい姫が3Dで見れますな」
「いやぁ長生きはするものですねぇ」

正直色々と突っ込みたかったが、大人な俺は華麗にスルーして、言葉の代わりに紫煙を吐き出し喫煙所を後にした。
休憩をはさみエピソード4が始まりあの姫が登場した。そしてR2-D2にディスクを挿入する姫を見て俺は思わず

「レ○ア姫3Dで飛び出すブス過ぎワロタww」

と口走り、隣に居たおっさんに(ハンド)フォースグリップを掛けられ意識を失った。


中沢俊太郎 享年24歳 死因 絞殺


1話 転生×始まり


気が付くと俺は馬鹿みたいにでかく、また荘厳な門の前の籠の中で泣き叫んでいた。

「おぎゃーおぎゃーおぎゃー(ここどこ?なんで赤ん坊?てかまだエピソード5と6の3Dみてないんだけども!)」

籠の中でほとんど身動きを取る事が出来ず、ただでかい門を見ながら泣き叫ぶこと小一時間。
泣きながらも俺は自分の立ち位置を徐々に理解し始めていた。どうやら俺はブス専のおっさんに殺されて転生しさらに捨てられたらしいと。
さらに小一時間が過ぎ、そろそろ次の転生にいきますか!と諦めかけた頃、軋む様な音と共にでかい門が開いた。

「おや?この赤子は?ふむ可哀想に捨て子のようじゃな。ふむ、イニシャルはA.Aか、顔立ちからしてジャポン人では無さそうだな」
「おぎゃーおぎゃーおぎゃー(うわっ、なんかすげー悟ってる雰囲気のおじいさんだ。頭つるつるしてて坊主っぽいな)」

そのなにやら貫禄のある爺さんは、しばらくの間思慮に耽ると、俺の顔を覗き込み微笑みながら

「ここで出会ったのも何かの縁、ご両親に何があったのかは定かではないが、とりあえずうちの寺で預かるとしよう」

と言って、俺を抱きかかえて歩き出した。

「おぎゃーおぎゃーおぎゃー(AZUKARU?ああ、預かるか。おおなんてやさしい人なんだ、俺ラッキー)」



5年も暮らせばこの世界が俺が暮らしていた世界でない事に気づくのも当然だ。
とは言え最初のうち俺の暮らしているこの禅宗の寺があまりにも日本っぽいのでてっきり同じ国、同じ時代に転生したのだと思っていたのだが、ある時一人の青年修行僧が俺が見ていないと思ったのか木に引っかかったボールを取ろうと凄まじい高さまでジャンプしたのを目撃してしまった

「あれはまさか※フォース・ジャンプ!?」(※フォースの力で筋力を高める技のこと。よぼよぼヨーダはこれにより俊敏ヨーダにクラスチェンジする)

もしやと思い、俺をひろってくれた住職の富田爺ちゃんを探した。富田爺ちゃんはこの寺禅宗寺の住職で100人の修行僧たちの教師でもある。
禅宗寺では武術にも力を入れてて居て、その師匠でもあるじいちゃんは60歳という高齢でありながらその体は研ぎ澄まされていてはっきりって40歳位にしか見えない。
じいちゃんは俺のことを養子として役所に届けくれたのだが、とうちゃんと呼ばれるには年が行き過ぎてるわ、じいちゃんと呼べ、と言われている。

じいちゃんに世界地図が見たいと言うとすぐに持ってきてくれた。
そこには俺の知ってる大陸の位置ををだれかが福笑いで滅茶苦茶にしたような世界が広がっていた。
そして俺はこの世界が俺の暮らしていた世界ではなくスターウォーズの世界だと確信したのだった。
そもそも俺の名前がアキン・アースウォーカーだった時点で予測しておくべきだった!

「じいちゃん、ジェダイって知ってる?」
「なんじゃそら?わしは聞いた事ないのう」
「ジェダイって言うのはフォースって言う目に見えないエネルギーを操って戦う高潔な戦士の事だよ!」
「!?…知らんのう」

すぐじいちゃんにジェダイの事やフォースの事を聞くが、どうも知らない様子、ただなんとなく怪しい感じがしない事も無い。
そもそもフォース・ジャンプを弟子が使っていたのにその師匠のじいちゃんが知らないなんて有り得ない。
もしかしたらジェダイ評議会があるコルサントから遠く離れた惑星なのかもしれないなここは。場所によってはフォースという名前以外で
フォースが扱われているところがあっても不思議じゃない。むしろ広い宇宙ならそれは必然だ。
やはりこの寺はフォースを扱う僧侶が修行する場所なんだろう。ただフォースは別の名前として認知されているだけだ。
ならば俺がやる事は一つ。

「じいちゃん!俺も修行僧になって修行する!」

「ひょ!?」


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