オフィスにて謝罪をしに行った二人は、なのはがそこにいないことを聞き現在自室にて待機していた。机の上に座りながら首だけ後ろの方へと向けるスバル、そこにはクロスミラージュをメンテナンスするティアナがいた。スバルは不思議に思っていた、昼間の模擬戦であれだけ取り乱し、最後には砲撃で撃たれ、失意のまま気を失ったというのに、医務室から帰ってきた彼女はどこか吹っ切れたように晴れやかな表情で「ごめんねスバル、あんたには迷惑かけっぱなしで」 思いっきり頭を下げられたのである。余り見たことがない彼女の姿に違和感を覚えながらも聞き出せないでいたのであるが……「ティア?」「ん?なによ」「もしかして、最上隊長と何かあった?」 思い切って質問を投げかけてみた「な、な、な、なんにも無かったわよ?」 思いっきり動揺するティアナ、思わずメンテ中のクロスミラージュを落とすくらいに……これは何かあったなと思いながら「ティア?」「本当になんでも無かったわよ……ただ、最上隊長ってすごいわね」「そうだね。すごい変態だよね」「違うわよ。そういうんじゃなくって」「?」「あたし、強さの意味を履き違えてたみたい。誰かに認められるとか……証明することだけじゃ無いんだって」「うん」「本当の意味で強くならなくっちゃいけないって解った気がする……」「そうなんだ、よかったね」「うん、あんたにも迷惑かけたわね」「ううん、大丈夫だよ。なんたってあたしはティアのパートナーだもん」「ありがと」 にこやかにそう言うスバルに素直にお礼を返すティアナ、なんとも微笑ましい友情がそこにあった。「私は風のランスター……風は何ものにも縛られない……私もいつかあの人と肩を並べる事ができるかしら……ロリコンと肩を……」 まあ若干不安なのは、デバイスを磨きながら余り聞きたく無い単語が聞こえたりしたりとか……「でも、あたしってロリコンの素養無いのよね……エリオにも余り興味無いし……ショタはフェイト隊長だしね」 なんだろか?親友の方向性が変な方へと向いていないだろうか……後今、さらっと凄いことカミングアウトしてなかった?「あ、でもあたしって女の人が好きだったのよね……前々からちょっとフェイト隊長いいかなって思ってたし……それになんだかんだいって、最上隊長の女装好きだし……」「……」 机に向かいながら嫌な汗が背中から流れてくるスバル「うん、決めたあたしは今日からレ『ティア!?』」「ダメだよ!?ティア!?そっちの世界にいっちゃ!もう戻れなくなっちゃうよ!?」「ああ、少し焦りすぎたわ……悪かったわよスバル、もう暴走しないから」「うん、だけど……」「大丈夫よ。あたしがそんなに信用無い?」「そこまでいうならいいけど……」 ジト目で見られて渋々了承するスバル、なにかこう危険信号みたいなものがふつふつと彼女の中で警告を発している「ロリコンか……」 そう遠くを見つめながら呟くティアナの顔はまるで恋する乙女のようであった。想い人があの変態でなければ喜ぶべきなんだろうが……複雑な心境のスバルであった……「ふむ……」 遠くを見つめながら、独りため息をつく千早。「どうも、最近幼女分が足りない……」 そして、どうでもいいことを愚痴るのである。そんな彼に近づく影が一つ「ん?」「こんなところにいたのか、変態」「ああ、なんだBBAか?」 そのまま脱兎のごとく逃げましたよ?だっていきなりレヴァ剣抜いたんですから…… …… ………「はあ、はあ、たく本調子じゃないんだ。走らせるなよ」「誰のせいだ!誰の!」 隊舎を一周くらい走った所で捕まり、殴られた頭を擦りながら避難する千早を窘めるシグナム「……まあいい、貴様今日は散々だったらしいな」「うん?なんだもう話を聞いたのか?」「まあな」 そう言うと千早の横に並びながら遠くを見つめるシグナム、珍しく歯切れが悪い「なんだ?気持ちが悪い」「お前、なんでティアナを庇った?」「ん?」「今回の件、確かに高町がやり過ぎた事は解るが、お前が幼女以外を庇った事が気になったものでな」「なんだ、俺が幼女以外を庇うのがそんなに変か?」「ああ、変だ。私からすれば天地がひっくり返るくらいにな」「そんなにか!?」 コイツは一体日頃自分の事をなんだと思っているんだ……「ロリコンだろ?変態」「まあ、否定はしないけど」「で、何故だ?」「どこまで痛みを……」「快楽に変換できるか試したいのなら、今、私がとことん試してやるぞ?」「……いえ、いいです」 獰猛な獣のような笑みでレヴァ剣を構えながら言うシグナムを見て、苦笑する千早「何、ただの気まぐれだ」「気まぐれで他人の教導に口を出すのは、感心せんな」「なんだ、えらく絡んでくるな」「お前が本当の事を言わんのが悪い」「ふむ……」 どうやら納得のいく説明をしないと、立ち去る気が無いらしい……「ティアナは16歳だな」「そうだが?」「16歳といえば、まあ、俺からすれば年増だが、BBAでも無い」「お前……今の発言で六課の女性局員大半を敵に回したな」「いや、真面目な話」「どこが、真面目だ。どこが」「まあ聞けって、ということはだ。体は年増、心はロリではないのか?」「そこは『体は大人、心は未熟』ではないのか?」「だから真面目な話だと」「どこをどう捉えれば真面目な話のか説明してくれ」「ふむ、簡単に言えば、ただぶちのめすだけでは遺恨が残ると思った。ただそれだけに過ぎん」「しかし、それでは甘いのではないのか?」「まあ、お前からすればそうだろうが……ただぶちのめすだけでは駄目な時もあるもんだ。大事に思っているなら尚更の事」「ほう……」「というわけで、親身になって説明したのだよ」「なんと?」「なのはは、コミュ障だって」「はあ!?」「ふむ、彼女の中では『説得=ズドン』だとな」「お前死んだな……」「言うな……ちょっと後悔しているのだから……仕方無いので俺は今から幼女達が戯れる姿を見なおそうと思う」「仕方が無い、付き合ってやる」 本人にバレたら必ず千早の身にズドンが振りかかるであろうことを想像して慰めるシグナム、まあ、自業自得なので毛ほども心配はしていないのであったが…… そうして、各自の思いが交差する夜が更けていく…… はずが、空気を読まない敵襲を知れせる警報が鳴り響く…… 機動六課司令室「すまない、遅れた」「むう、後少しでベッキーがエスカレーターを攻略する所だったのに……」 シグナムと千早が司令室に到着すると、既に高町、フェイト、ヴィータが揃っていた「千早が遅れるのはいつもの事だけど、シグナムがってのは珍しいな」「ああ、すまない。少しこいつと話をしていたものでな」「へえ、千早君?シグナムさんと何を話してたの?」「いやなに、子供は男の子か女の子かどっちがいいかで盛り上がっていた」「はあ!?」「お前……」「シグナムさん……」「いやあ、まさかと思ってたけどシグナムやとは……とりあえずうちの敷居もうまたがんといてくれる?」 千早の一言に引くなのはとヴィータ、からかうような笑みを浮かべながら言うはやて「ちょ、待てっ!主語が抜けてるぞお前!違うんだ!というか主も変な事言わないでください」 違うんだと言いながら、オロオロと取り乱すシグナム。緊急事態だと言うのに相変わらずこの男がいると現場が緩くなる……しかし、その空気を一瞬にして張り詰めさせた人物がいた「へえ……そうなんだ……シグナム?」 ピシリとガラスが割れたような音が聞こえたような気がした……恐る恐る振り返ると、そこには恐ろしいほど暗い笑みを浮かべたフェイトがいた「テスタロッサ……?」「へえ、シグナムと千早って仲がいいんだ……」「な、何を言っている?ち、違うぞテスタロッサ、だから番組の話で、私はただコイツの部屋でテレビを見ていただけ……」 そこまで言って、口を押さえるシグナム。「シグナムさん……」「何火に油注いんでだよ……」「ほうほう、男の子の部屋でしかも二人っきり、そして子供の話……これはもう勘当ものやね」 悲しそうな目でなのはが、呆れた表情でヴィータが、そして一人楽しそうにはやてが発言する「へえ、そうなんだ……千早の部屋で……二人……へえ……」「フェ、フェイトちゃん?」「テ、テスタロッサ?違うんだ。そういう意味じゃないんだ」「まあ、どうでもいいけど、お前ら緊張感無さすぎだろ?」「そうだぞ?ヴィータちゃんの言う通りだ。少しは真面目にしたらどうだ?」「お前が言うなぁあ!!」「ボゲラっ!」「あのー敵が来ているんですが?」 殴られ盛大に吹っ飛ぶ千早、段々と壊れていく友人にどうしようかとオロオロするなのは、ふっ飛ばした後、誤解を解こうとオロオロするシグナム、そんな二人を見て呆れ返るヴィータ。それを楽しそうに眺めるはやて、そんな皆に苦笑しながらグリフィスが現状を説明する「まあ、おふざけはこの辺で、現在東の海上に、今までと比べもんにならん性能のガジェット空戦型が数十、現場にはレリックの反応も無し……どうみる?」 からかう事を止め、真面目な表情で質問をするはやて「そうだね、犯人がスカリエッティなら恐らく、こちらの動きとか航空戦力を探りたいんだと思う……奥の手は見せない方がいいかも知れない。でもなんかイライラするから、私が一撃で無に還して見せるよ?」「フェイトちゃん、まだ引きずってるん?言ってる事、矛盾してるで?高町教導官はどう思う?」「あ、あはは……私も『前半の』フェイトちゃんと同じ考え、目的がこっちの情報収集なら、なるべく新しい情報を与えず、今まで通りのやり方で片付けちゃうかな?」「ふむ、奥の手か……なら」「あんたには聞いてへんから」「むう……」 意見を出そうとした千早を、また碌でもないことでも思いついただけだろうと速攻で斬り捨てるはやて……「酷いではないかはやて、私も一応隊長だぞ?」「あんたが絡むとろくな事にならへん。せやから却下」「むう……一度試してみたいのがあったんだが……まあ、私も本調子では無い。それはとっておこう」「そうしてもらえると助かるかな?」「うん、はっきり言って邪魔だし……変態はおっぱいと仲良く待機してればいいよ」「えらく、機嫌が悪いなフェイト。もしかして今日は生……」「殺Oよ?」「フェイトちゃん……伏せれてないから……隠すとこ間違えてるから……」 狂気に満ちた表情で千早の首を締めながら言うフェイトに戦慄を覚えるなのは、ヴィータは恐怖で涙目だった「……まったく何をそんなに怒っているのかわからん」「やっぱこいつあかんわ。とりあえずこれ以上フェイトちゃんが狂っても困るから教えといたる」 そんな千早にため息をつきながら、これ以上収集がつかなくなってはどうしようもないと思いそっと、耳打ちをするはやて。「ふむ、フェイトよ。これが終わったら私の部屋に来るか?」 それを聞いた後、しばらく考えた千早はフェイトに向かい声をかける「え!?な、なななな……ええ!?えっと……えええ!!?」 千早の発言に急に顔を赤らめながら動揺するフェイト、さっきまで殺害をほのめかしていたとは思えないぐらいの見事な動揺っぷりであった「知らなかった、そんなに君が思いつめていたなんて……」 申し訳なさそうに彼女の肩に手を置く千早「え?ベ、別に、そ、そんなこと、な、、何を言ってるのかな?」「うむ、すまなんだ、そんなに思いつめているとは」「え?う、うん、ごめんね。千早は悪くないのに、私どうかしてたよ」「ああ、だから俺の部屋で一緒に……」「え?そんな……私まだ心の準備が……」 そう言うと真面目な表情で顔を近づけてくる千早、顔を赤らめながら返答に困るフェイト「……一緒に、幼女達が頑張る姿を見ようではないか」「そんな、二人っきりで幼女を……え?」 体をくねらせながら、しどろもどろになっていたフェイトだったが、千早の言葉に素に戻る「しかし、言ってくれればよいものを、そんなに幼女達が戯れる姿が見たいならいくらでもある」「え?え?」「まあ、そこまで愛しているとは、お前の成長を嬉しく思うぞ」「う、うん……あ、ありがとう……」 そう言うと満足気に笑う千早、その光景を見ていた他のメンバーは思う。鈍感は心底むかつくんだなと、そして、何よりフェイトちゃん帰ってきてと……切実に…… さて、何も問題無く出動の為に屋上に集まるフォワードメンバー達「今回は、空戦だから、私とフェイト隊長、ヴィータ副隊長の三人で出るけど、皆もロピーで待機していてね」「こちらの指揮は最上隊長と私だ」 そこまで説明をすると、ティアナの方へ視線を向けるなのは、やはり模擬戦での一件が尾を引いているのか少し表情は暗い……しかしそこまで落ち込んではなさそうな表情で説明を聞いている。そのことに少し違和感を覚えながらも「……ティアナは今回は待機任務から外れとこっか?」 その言葉に俯くティアナ、スバル達は驚いた表情で彼女を心配そうに見つめる…… 我ながら酷なことを言えるなと思うなのは。でも、仕方が無い、彼女は部隊を預かる隊長、ただの仲良し部隊ではない。隊員の管理もきっちりしなければいけない。そう思いながらティアナの方へもう一度視線を送ると「……はい」 俯きながらも返事を返すティアナ、何か言いたいことがあるであろう。しかし、それをぐっと堪えていた。そんな彼女の様子を黙って見つめる他のメンバー達「ふむ、言葉が足らんぞ高町隊長。こういう場合はだな……『私の砲撃を受けて身も心もボロボロ、完膚なきまで叩き伏せて五体も満足に動かせまい?だから休むがいいなの』が正解だ」 …… ……… ――なんでろう?気づいたら千早君を殴っていたの「私は一体どこのラスボスなの!それから最後に取ってつけたように『なの』って入れないで!」「いたた……そんなことは無いなの」「だからそれ止めるの!」 怒鳴りつけるなのは、だから真面目な話をしているのになんでこの男はふざけるんだろうか……ていうかフェイトちゃんこの状況で「千早ってほんと、おちゃめさん」ってどういうこと!?「まあ、なんだ……ヴァイス、もう出られるな」「乗り込んでさえくれればいつでも!」 複雑な表情で、ヘリに乗り込むように指示するシグナム。まだ何か言いたそうななのはを押しこむ形でヴィータが乗り込む。残されたメンバーには微妙な空気が漂っていた……「さて、ティアナ。お前は部屋で休んでおけ。他はロビーに待機だ」 ティアナにそう声をかけると、歩き出すシグナム。俯いたまま返事をする彼女の姿を見ていたスバルは「シグナム副隊長!」「なんだ?」「強くなることってそんなに駄目なんですか!確かに命令違反は絶対駄目だと思います。でも自分なりに強くなろうとか、キツイ状況でも何とかしようと頑張るのって、そんなにいけないことなんでしょうか!?自分なりの努力とか、そういうのもしては駄目なんですか!?」 流石に納得がいかないのか、ティアナに変わりスバルが叫ぶように訴える。横ではティアナが驚いた表情で見つめていた。そして、口にこそ出さないがキャロやエリオをも納得していない表情であった「自主訓練はいいことだし、強くなろうと頑張るのも、それはとってもいいことだよ」 それに答えたのは、いつの間にか皆の所へと来ていたシャーリーであった。「シャーリーか……持ち場はどうした?」「それはリイン曹長がいてくれてますから……なんか、皆不器用で見ていられなくて」 そう言うと皆をロビーへと集まるように言うシャーリー。何故あそこで彼女がティアナを撃墜まで追い込んだのか、それから彼女の過去を語る為に……ちなみにその頃千早は虫の息であった …… ………… ……………… 沿岸場に佇むティアナへ静かに近づくなのは、彼女の姿に気づき頭を下げる。その姿に少し苦笑しながらその隣に座り一緒に海の方を眺める「シャーリさんやシグナム副隊長から色々聞きました」「なのはさんの失敗の記録?」「!?じゃなくて……」「無茶すると危ないんだよねって?」「はい……すみませんでした」「でも、ティアナ実は気づいてたんじゃないかな?」「え?」「なんとなくなんだけど、出撃前の事覚えてる?」「はい、最上隊長がフルボッコにされてました」「う”……そうじゃなくて……あの時、ティアナの表情、納得出来ないってのもあるんだろうけど……少しすっきりした感じだったから」「それは……」「それは?」「最上隊長に言われたんです」「千早君に?なんて?」「……なのはさんは『コミュ障』……」「……えっと……ティアナ?」「!?ち、違うんです!?そうじゃなくって!なのはさんは口より先に手が出るとか、肉体言語で喋る種族だとかそんな事じゃなくて!とにかくあたし達の事大切に思っているって!」「……あ、あはは、とりあえず落ち着こうティアナ?全然フォローになってないからね?最後良い事言ってるのに前半のせいでめちゃくちゃだから」「……すみません」「それで他には?」「はい、なのはさんが真剣に心配して怒ってくれてるとか、あたし達が怪我をしないように過保護なくらい大切に教導してくれてるって」「そうなんだ。できればそっちを最初に言ってもらいたかったかな?」「すみません」「ティアナは千早君の事どう思う?」「すごい人だと思います。強くて、才能があって、自由なんだと思います。あたしはロリコンを勘違いしてたようで、本当はすごいですね」「そ、そっか……ティアナもそっちの方へ逝ってしまうんだ」「え?」「ううん、なんでも無いよ。でもティアナの考えてことも間違ってないの」 そう言うとティアナのクロスミラージュを手に持ち「クロスミラージュ、システムリミッター、テストモードリリース」<Yes,Sir> クロスミラージュの返事を確認すると、そのままティアナに渡すなのは「命令してごらん?モード2って」「……モード2」<Set UP.Tagger mode> 少し大きめの魔力の刃が放出される「これ……」「ティアナは執務官志望だもんね。ここを出た時のことを考えて用意はしてたんだ。執務官になればどうしても個人戦が多くなるから」「……っ!」「クロスもロングも、もう少ししたら教えようと思ってた。だけど、出勤は今すぐにでもあると思うから使いこなせる事をもっと確実なものにしてあげたかった。だけど私の教導は地味だから余り成果が出てないように見えて苦しかったんだよね……ごめんねティアナ」 少し自嘲気味な笑顔をティアナへと向けるなのは、その笑顔を見てティアナは「う……うぅう……ごめんなさい……ごめんなさい」 涙ながらに謝罪するのであった、そうして彼女を優しく慰めるなのは。この試練は彼女を強くしてくれると思いながら……まだこの子なら大丈夫、親友と同じ道を歩ませるものかと……そうして夜が更けていくのであった とりあえずありきたりな感じにしました。オリ主が諭す、ナデポはかかせません。多分…… 20130416修正しました