プロローグ
「MA(魔法大戦)10年 ー 20XX年X月X日
戦争は終わった…か…」
パソコンのあるサイトに目を向けたのは一人の少女
彼女は紅茶を飲みながらその文のある一部に目を止めた…
いや、止めざる終えなかった
そこには…
ー巴マミ小尉ー
「[お母さん]まで戦争に…?ボソッ」
少女はバレぬように小声で言った…
「行くしかないか…QB君!」
「やぁ君か」
と言って現れたのはQBと呼ばれる生き物だった
そして少女は…
「私、貴女と契約したい!」
待ってましたとばかりにQBは耳をピクリと動かした
「じゃあ儀式に移ろう…
巴アイ、君はその魂を代価にしどんな事を願う?」
「私は…」
ー母に会いたい!戦争で母を死なせないために…!ー
「君の願いはエントロビーを遥かに凌駕したよ
さぁこれが君の魂の器だ」
「これが私の……
よし、QBいくよ!」
「やれやれ僕もかしょうがない行こうか」
二人は時間の裂け目から過去に旅だった…
ー巴マミ小尉:腎臓破裂により死亡 20XX X月X日
次回
激しき戦乱に身を投じた少女
もう一人未来から来た少女も戦乱に身を投じていた
愛するモノを守るために
第一話「魔法」